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草原
02.ぽやぽやの赤ちゃん
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「まさかお前がオメガを探してたとはなぁ」
「……そういうわけでは」
「まあな、気持ちはわかるぞ、運命ってロマンチックだよな」
「……人の話を聞け」
「しかもあんなに綺麗な子だもんなぁ、例え運命じゃなくてもぐらっと来る」
「聞いちゃいねぇ……」
目の前で機嫌よく口を動かしている男に見切りをつけて、ユクガは杯を呷った。祝勝会として開かれた宴の席、皆程よく酒が進み、ユクガと飲み交わしている男もすっかり陽気になっている。
ユクガの仕える王、ククィツァ・ヒェカインその人だ。
「まあ俺はすでに美人な嫁さんいるし? お前が所帯を持つのは大いに歓迎よ、歓迎」
「はいはい、ありがとな」
王とただの将兵にしては気安い会話だが、ククィツァはユクガにそれを許していた。彼らは兄弟のように育った間柄だったし、そもそも、彼らの興した国ヨラガンとその元になった部族には、大陸にある古い国々ほど格式張った作法がない。
なお、王からしてこれなので、末端は言わずもがなである。
「で、かわいこちゃんは?」
「家で休ませている。移動で疲れたんだろう」
「いよっ、愛妻家っ、いいねぇ隅に置けないねぇ」
「……やめろ」
実際オメガの少年は、あの部屋からほとんど出たこともなければ歩き回ったこともなかったようで、ヨラガンの中心部に戻るまでの間もほとんど眠っていた。
捕虜なら荷車に放り込んでもいいが、オメガの少年はどちらかというと戦利品だ。他国に攻め入った軍隊に人を乗せる馬車など用意されているはずもなく、ユクガはずっと彼を抱えて馬に乗る羽目になった。
おかげでユクガが美人の少年に執心しているという噂が立ち、ククィツァに褒美として貰い受けたいという話を出したときも、何だかんだ円滑に話が進んだのでよかったのかもしれないが。
「けどいいのか? 向こうはよくわかってないんだろ?」
「……だからだ」
彼があまりにもものを知らないというのは、今のところユクガとジュアンしか把握していない。ククィツァには軽く事情を説明してあるが、聞いただけでわかるような程度ではないと思う。
だからこそ、ユクガの下に保護しておきたかった。
「別に将来どこかに行ってもいい。あのままにはしておけなかっただけだ」
運命というものを感じたわけでも、オメガだから心惹かれたというわけでもない。
ただ、あのときユクガが手を離せば彼はあのまま死んでしまうか、もっと酷い目に遭うかもしれないと思った。おそらく、酷い目に遭っているという自覚もできないままに。
「もはや愛だろ」
「お前だったら放っておく」
「うわひっでぇ!」
げらげら笑い出した男があんなところに大人しく閉じ込められるか疑問だが、例え閉じ込められたとしても自力で壁をぶち破ってくるだろう。
それが性格の違いなのか、アルファとオメガの違いなのか、他のオメガを知らないユクガには判断がつかなかった。
「それであの子に関して、相談があるんだが」
「相談? 何よ」
ぐい、と杯を呷って、ククィツァが平然とした顔で返してくる。酔っ払って陽気にはなるのだが、ククィツァが酒で潰れたところをユクガは見たことがなかった。
「名前がないんだ」
「ハァ……?」
名前、というのが特定の何かを示す言葉であることすら知らなかったわけだが、それをどうにかこうにか説明して、改めて問うても、少年には名前がなかった。お前、あなた、貴様、などは聞いたことがあると言っていたが、自分を示していそうな特定の音の羅列には覚えがないらしい。
一番顔を合わせていただろう、水と食事をお恵みくださる方、とやらにも、特に名前で呼ばれたことはなさそうだった。
「だから、その、名前をつけてやりたいんだか……」
「お前ネーミングセンス死んでるもんな」
ククィツァの容赦のない物言いに、ユクガは口を引き結んだ。
ヨラガンの民はほとんどが自分の馬を持ち、名前をつけて可愛がるものだが、ユクガの馬の名をつけたのはククィツァだ。ユクガからはどう絞っても「ハイイロ」やら「ウマ」やらしか出てこなかったため、ククィツァがルイドと名付けてくれたという経緯がある。
目の前に置いてあった肉の塊を皿に取って、ククィツァは豪快にかぶりついた。
「俺でいいのか」
「国王が名付け親ならどこからも文句は出ないだろう」
「本人は?」
「……わからん」
あの少年が何を考えているのか、何が好きで何が嫌いなのかさっぱりわからない。こちらの問いには答えるし、話しかければ返事はするが、向こうから話しかけてくることはほとんどないし、ぼんやりと遠くを見ていることが多い。それか眠っている。
「まあいっか、嫌なら嫌って言うだろ。そうだな……キアラでどうだ」
キアラ、と口の中で転がして、ユクガはククィツァに頷いた。手に持っていた杯を飲み干して傍らの剣に手を伸ばすと、ククィツァが面白そうに口角を上げる。
「帰るのか」
「早く教えてやったほうがいいだろう」
「まだ寝てるんじゃないか?」
確かに。
一人で寝かせておくのは心配だったのだが、ヨラガンには傍仕えを置くような習慣がないし、ユクガは独り身で父母もすでにいない。戦果の報告のためククィツァの前に出したあと、移動で疲れたらしい少年をユルトに寝かせ、ユクガだけ宴に出てきたのだ。
そういえば、食事も取らせてやらなければいけない。ヨラガンの料理は食べられるだろうか。少なくともあの少年が、ククィツァのように肉の塊に噛り付くというのはちょっと想像ができない。
「……酒……は飲めないだろうし、水と……そもそも肉を食えるのか……?」
前に並んでいる料理はどれもこれも美味そうなのに、彼が口に運んでいるところはまったく思い浮かばない。
どれなら食べられるんだと思案し始めたユクガを肴に、ククィツァはまた杯を空けた。
「そんなんで明日からどうすんだよ、家に一人で置いとくんだぞ」
オメガの少年を連れ帰ったカガルトゥラードとの戦は終わっているが、結局二人目の王子は見つかっていないし、ヨラガンの外敵はカガルトゥラードだけではない。ユクガは明日からも外に出なければならず、日中はユルトに戻ることはない。
しかし、一人で放っておいてもあの少年は自分の面倒すら見られないのではないか。
「……一人にしたら死ぬんじゃないか?」
「過保護かよ」
ククィツァが鼻で笑ったが、ユクガは真剣な表情を崩さなかった。
あの少年にとって、水や食事は恵んでもらうもので、自分で得るものという発想はおそらくない。娼婦のような服を着せられていたのに、体を隠そうという羞恥心すら育っていなかった。
「……喉が渇いたら水を飲むということすらわかっていない気がする」
「いやさすがに……えぇ……?」
真面目な顔のままのユクガに困惑した声を上げ、ククィツァはがりがりと頭をかいた。ユクガは過ぎた冗談など言わない男だ。
「……昼間はうちに連れてくるか? イェノアならまあ……面倒見てくれるだろ」
普通は、夫婦で暮らしているユルトに、夫が不在の間に他の男を入れたりなどしない。オメガといえどあの少年は男のはずで、ククィツァがいいと言っても妻のイェノアが嫌がることもあるだろう。
「イェノアに聞かなくていいのか」
「そんな生きる力のなさそうなぽやぽやの赤ちゃん放り出すほうが寝覚めが悪いだろ」
ククィツァと妻のイェノアの間には、まだ子どもはいない。子育ての練習代わりにいいだろうと勝手なことを言うククィツァに苦笑して、ユクガは酒を注いでやった。
「あとでお前のユルトに寄らせてくれ。俺からもイェノアに頼みたい」
「そうだな、あいつお前のこと妙に気に入ってるし……くそ、俺が夫なのに」
ぐい、と一気に杯を空けたククィツァに、続けて酒を注いでやる。
「日頃の行いじゃないか」
「俺はイェノア一筋だぞ!」
そろそろ惚気始める頃合いか、とククィツァの酒を増やして、ユクガはイェノアに食事についても尋ねることに決めた。
「……そういうわけでは」
「まあな、気持ちはわかるぞ、運命ってロマンチックだよな」
「……人の話を聞け」
「しかもあんなに綺麗な子だもんなぁ、例え運命じゃなくてもぐらっと来る」
「聞いちゃいねぇ……」
目の前で機嫌よく口を動かしている男に見切りをつけて、ユクガは杯を呷った。祝勝会として開かれた宴の席、皆程よく酒が進み、ユクガと飲み交わしている男もすっかり陽気になっている。
ユクガの仕える王、ククィツァ・ヒェカインその人だ。
「まあ俺はすでに美人な嫁さんいるし? お前が所帯を持つのは大いに歓迎よ、歓迎」
「はいはい、ありがとな」
王とただの将兵にしては気安い会話だが、ククィツァはユクガにそれを許していた。彼らは兄弟のように育った間柄だったし、そもそも、彼らの興した国ヨラガンとその元になった部族には、大陸にある古い国々ほど格式張った作法がない。
なお、王からしてこれなので、末端は言わずもがなである。
「で、かわいこちゃんは?」
「家で休ませている。移動で疲れたんだろう」
「いよっ、愛妻家っ、いいねぇ隅に置けないねぇ」
「……やめろ」
実際オメガの少年は、あの部屋からほとんど出たこともなければ歩き回ったこともなかったようで、ヨラガンの中心部に戻るまでの間もほとんど眠っていた。
捕虜なら荷車に放り込んでもいいが、オメガの少年はどちらかというと戦利品だ。他国に攻め入った軍隊に人を乗せる馬車など用意されているはずもなく、ユクガはずっと彼を抱えて馬に乗る羽目になった。
おかげでユクガが美人の少年に執心しているという噂が立ち、ククィツァに褒美として貰い受けたいという話を出したときも、何だかんだ円滑に話が進んだのでよかったのかもしれないが。
「けどいいのか? 向こうはよくわかってないんだろ?」
「……だからだ」
彼があまりにもものを知らないというのは、今のところユクガとジュアンしか把握していない。ククィツァには軽く事情を説明してあるが、聞いただけでわかるような程度ではないと思う。
だからこそ、ユクガの下に保護しておきたかった。
「別に将来どこかに行ってもいい。あのままにはしておけなかっただけだ」
運命というものを感じたわけでも、オメガだから心惹かれたというわけでもない。
ただ、あのときユクガが手を離せば彼はあのまま死んでしまうか、もっと酷い目に遭うかもしれないと思った。おそらく、酷い目に遭っているという自覚もできないままに。
「もはや愛だろ」
「お前だったら放っておく」
「うわひっでぇ!」
げらげら笑い出した男があんなところに大人しく閉じ込められるか疑問だが、例え閉じ込められたとしても自力で壁をぶち破ってくるだろう。
それが性格の違いなのか、アルファとオメガの違いなのか、他のオメガを知らないユクガには判断がつかなかった。
「それであの子に関して、相談があるんだが」
「相談? 何よ」
ぐい、と杯を呷って、ククィツァが平然とした顔で返してくる。酔っ払って陽気にはなるのだが、ククィツァが酒で潰れたところをユクガは見たことがなかった。
「名前がないんだ」
「ハァ……?」
名前、というのが特定の何かを示す言葉であることすら知らなかったわけだが、それをどうにかこうにか説明して、改めて問うても、少年には名前がなかった。お前、あなた、貴様、などは聞いたことがあると言っていたが、自分を示していそうな特定の音の羅列には覚えがないらしい。
一番顔を合わせていただろう、水と食事をお恵みくださる方、とやらにも、特に名前で呼ばれたことはなさそうだった。
「だから、その、名前をつけてやりたいんだか……」
「お前ネーミングセンス死んでるもんな」
ククィツァの容赦のない物言いに、ユクガは口を引き結んだ。
ヨラガンの民はほとんどが自分の馬を持ち、名前をつけて可愛がるものだが、ユクガの馬の名をつけたのはククィツァだ。ユクガからはどう絞っても「ハイイロ」やら「ウマ」やらしか出てこなかったため、ククィツァがルイドと名付けてくれたという経緯がある。
目の前に置いてあった肉の塊を皿に取って、ククィツァは豪快にかぶりついた。
「俺でいいのか」
「国王が名付け親ならどこからも文句は出ないだろう」
「本人は?」
「……わからん」
あの少年が何を考えているのか、何が好きで何が嫌いなのかさっぱりわからない。こちらの問いには答えるし、話しかければ返事はするが、向こうから話しかけてくることはほとんどないし、ぼんやりと遠くを見ていることが多い。それか眠っている。
「まあいっか、嫌なら嫌って言うだろ。そうだな……キアラでどうだ」
キアラ、と口の中で転がして、ユクガはククィツァに頷いた。手に持っていた杯を飲み干して傍らの剣に手を伸ばすと、ククィツァが面白そうに口角を上げる。
「帰るのか」
「早く教えてやったほうがいいだろう」
「まだ寝てるんじゃないか?」
確かに。
一人で寝かせておくのは心配だったのだが、ヨラガンには傍仕えを置くような習慣がないし、ユクガは独り身で父母もすでにいない。戦果の報告のためククィツァの前に出したあと、移動で疲れたらしい少年をユルトに寝かせ、ユクガだけ宴に出てきたのだ。
そういえば、食事も取らせてやらなければいけない。ヨラガンの料理は食べられるだろうか。少なくともあの少年が、ククィツァのように肉の塊に噛り付くというのはちょっと想像ができない。
「……酒……は飲めないだろうし、水と……そもそも肉を食えるのか……?」
前に並んでいる料理はどれもこれも美味そうなのに、彼が口に運んでいるところはまったく思い浮かばない。
どれなら食べられるんだと思案し始めたユクガを肴に、ククィツァはまた杯を空けた。
「そんなんで明日からどうすんだよ、家に一人で置いとくんだぞ」
オメガの少年を連れ帰ったカガルトゥラードとの戦は終わっているが、結局二人目の王子は見つかっていないし、ヨラガンの外敵はカガルトゥラードだけではない。ユクガは明日からも外に出なければならず、日中はユルトに戻ることはない。
しかし、一人で放っておいてもあの少年は自分の面倒すら見られないのではないか。
「……一人にしたら死ぬんじゃないか?」
「過保護かよ」
ククィツァが鼻で笑ったが、ユクガは真剣な表情を崩さなかった。
あの少年にとって、水や食事は恵んでもらうもので、自分で得るものという発想はおそらくない。娼婦のような服を着せられていたのに、体を隠そうという羞恥心すら育っていなかった。
「……喉が渇いたら水を飲むということすらわかっていない気がする」
「いやさすがに……えぇ……?」
真面目な顔のままのユクガに困惑した声を上げ、ククィツァはがりがりと頭をかいた。ユクガは過ぎた冗談など言わない男だ。
「……昼間はうちに連れてくるか? イェノアならまあ……面倒見てくれるだろ」
普通は、夫婦で暮らしているユルトに、夫が不在の間に他の男を入れたりなどしない。オメガといえどあの少年は男のはずで、ククィツァがいいと言っても妻のイェノアが嫌がることもあるだろう。
「イェノアに聞かなくていいのか」
「そんな生きる力のなさそうなぽやぽやの赤ちゃん放り出すほうが寝覚めが悪いだろ」
ククィツァと妻のイェノアの間には、まだ子どもはいない。子育ての練習代わりにいいだろうと勝手なことを言うククィツァに苦笑して、ユクガは酒を注いでやった。
「あとでお前のユルトに寄らせてくれ。俺からもイェノアに頼みたい」
「そうだな、あいつお前のこと妙に気に入ってるし……くそ、俺が夫なのに」
ぐい、と一気に杯を空けたククィツァに、続けて酒を注いでやる。
「日頃の行いじゃないか」
「俺はイェノア一筋だぞ!」
そろそろ惚気始める頃合いか、とククィツァの酒を増やして、ユクガはイェノアに食事についても尋ねることに決めた。
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