Rely on

Rg

文字の大きさ
32 / 74
dore

9-5 【※過激挿絵あり】

 昇良が手荒に下衣を剥がし、大腿部に馬乗りになる。後ろに冷たい潤滑油を塗りつけられ、すぐに熱い突端が宛てがわれた。

「うそ、ま、待って!」

 ジタバタと手足が暴れるが、跨られ腰を掴まれていてはどうにもならない。硬いものが閉じた場所を抉じ開け、突端が体を貫いた。
 
「あああっ」

 恐ろしい激痛に、朔斗は叫ぶ他無かった。昂良も短く呻き、動きを止める。しかし、それもたったの一瞬の事で、彼はすぐに侵入を再開した。
 粘膜を擦りながら、昇良のモノが内側を乱暴に押し開いてゆく。素面の状態で交わるのは可也久し振りで、それでいてまともに準備をしていないので、体に掛かる負担は途轍もなく大きい。
 腹這いのまま逃げようとするも、上から頭を押さえ付けられて体を捩ることすらままならない。

 苦痛のあまり、全身が震えている。昇良の体が沈む度に、シーツを掴む力も強くなり、爪はギリギリと薄い布を引っ掻いた。

「おい、締めすぎだぞ……」
 
 どこかうわごとのような語気で昂良が言う。無論、喜んで咥え込んでいるわけではない。不本意ではあるものの、出来る事なら早急に狭い内側を緩めて、直ちに楽になりたいくらいだ。
 何とか力を抜こうとする。彼は朔斗の両手首をベッドに押し付けた。また強張る体を、今度は一気に抉られる。電撃的な痛みは、呼吸さえも奪った。

「うぅっ、痛、い……ッ……!」

 訴えも虚しく、躊躇い無く奥を抉られ、叫喚すら途切れる。
 全身から汗が噴き出し、恐ろしさで血の気が引いてゆく。入っているところは溶けそうなくらいの熱を帯びているのに、体は凍てついているみたいだ。
 自我を失った昇良の荒々しい吐息が、恐怖に拍車を掛けた。

 奥を圧迫するものが体に馴染まぬうちに、昇良は腰を引き、また深く埋め込んだ。

「ひ、い……ッ!」

 背筋を駆ける衝撃に、思わず仰け反る。手首を掴んだまま後方に引き寄せられ、肩口には歯を立てられ、もうどこが痛いのかも分からない。
 昂良が腰を打つたびに、体が大きく揺れた。
 彼が一息吐いた。肩で息をしながら、朔斗は力無くベッドに伏せる。まだ反り立っているものをずるりと抜かれ、やっと終わったのだと安堵したのも束の間、次は横倒しにされた。
 
「はぁッ、も、嫌だ……やめ、て……」
「……やめて、やらない……」
「あ、ぐっ……アアッ!!!」



 上の空で返事をし、血液で滑りが良くなったそこに、昇良は一際深く突き入れた。角度の変化と、先程よりもずっと深い場所への殴打は、想像以上の苦痛を連れてくる。
 
 彼に乱暴に犯されるのは初めてではない。しかしこれ程までに奥を穿たれた経験は恐らく無かった。
 尻臀に昂良の腹部が当たるくらいの深い結合の苦しさに、こめかみがぼうっとする。

「ア……うッ」

 朔斗の片脚を擡げて、昂良が内臓を潰すように押し入る。
 自分ではこれ以上奥は無理だ、と思っているのに、彼のモノは朔斗の限界をいとも容易く超えてしまう。シーツを掻き毟る掌が汗で濡れそぼった。

「……く、うぅ……」

 内臓を突かれる度に咆哮していた朔斗だったが、その声も、シーツを握る指先の力も、次第に弱くなってきた。激しい鈍痛と腹の中の圧迫感は鮮明なのに、もう蚊の鳴くような声しか出ない。昂良が突き上げるたびに、無様に体が跳ねるだけだった。多分、限界などもうとっくに過ぎていた。

 ――――体の奥が焼かれているみたいだ。熱くて、痛くて、苦しくて、頭が真っ白になる。
 初日に戻ったのかと錯覚するほどに、その感覚はあの日に酷似していた。

 動く事もままならない体を押さえ、自暴自棄に欲情をぶつける狼藉たる交合に、意識はゆっくりと遠のいてゆく。

「……お前が悪い、お前が……悪い……」

 虚ろな目で最奥を犯しながら、彼はうわ言のように何度も何度も、同じ言葉を繰り返していた。
感想 4

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
世間に秘された名門男子校・平坂学園体育科 空手の名選手であった高尾雄一は、新任教師として赴任する 高潔な人格と鋼のように鍛えられた肉体 それは、学園にとって最高の生贄の候補に他ならなかった 至高の筋肉を持つ、精神を削られ意志をなくした青年を太古の神に捧げるため、“水”、“風”、“土”の信奉者達が暗躍する 意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク” 消える教師 山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

機械に吊るされ男は容赦無く弄ばれる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。