LABIS TRIP〜ラビストリップ〜異世界啓発冒険譚

ろきそダあきね

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第一章

カリヨンの森

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この「ハイカリヨンの群生地」は「カリヨンの木」が多く特に「ハイカリヨンの木」は「カリヨンの木」のニ倍の魔素が含まれる為、魔力回復に適しているという

 トーマの治癒ちゆに消耗したエリィの魔力はここを歩いている間に随分回復しているとエリィはトーマに説明した

「エリィ、質問だけどもしかしてモンスターっていうか魔物っていたりするの?」

 森の中にはあまりにも見たことない植物や昆虫を目にするので異世界にはそういう存在がいるのかトーマは疑問に思った

「なんかさっきからゾクゾクするというかいたる所に気配感じるというか」
 トーマはもしそんなモノがいたら魔法も何も使えない一般人がエリィを守れるのか不安になった

 ――エリィはなんとなく攻撃タイプじゃなさそうだしなぁ、治癒魔法使えるし「いやします」って感じだし、もう常時「癒し魔法」使ってんじゃないかってくらいオレのこと癒してるし――

「もしかしてトーマくんは索敵さくてきが出来るのですか?わたしにはそういう能力は無いので」
 エリィは凄いですねとキラキラした目でこっちを見る


――索敵っていうのかなぁ?この感覚……モンスターの位置がけて見えてるわけじゃないし、それよりもっとこう「炎」とか「氷」とかをバ~っと出せる能力欲しいんだけど――

「魔物や魔獣はいますよ」真剣な表情で答えた

「――っ」
「やっぱりいるんだ……いるよね~そりゃ……これだけ魔素が濃けりゃ魔物も生まれるわ」

 ――だいたい魔素から魔物が生まれるって相場が決まってるもんな――

「やっぱり感じてるんですね!魔素の濃さを!「アース人」なのにトーマくんからかなりの魔力も感じます、もしかしてトーマくんって……アゥ……」

 ――アゥ?なに?――

 エリィが何か言いかけた瞬間、草の陰から黒い影がエリィのほうに飛びかかって来た!
 咄嗟とっさにエリィは手に持ってるバッグでガードしたがあまりの衝撃に後ろに倒れる!
「エリィ!」
 トーマは駆け寄りエリィの前に出て構える
 黒い影は一メートルも無いくらいでかなりの速さで動き回る!

 ――見えてる!なんか早そうな動きなのに!こっちに来て目も良く見えるし運動能力もかなり上がってると思う……なんとなく……けっこう歩いてるのに疲れないし、思考もマイナスなイメージがきにくい、異世界補正?……という事は手から「炎」が……ってまったく反応ない!が今のオレには最強の武器がある!――

 シャキンッと右腰に下げてた「パイプ型スタンガン」を取り出した!
「トーマくん!」エリィが叫ぶ

 左からもう一匹飛び出て来てトーマのほうに飛んでくる!
 前方からもさっきの魔物がエリィ目掛けて来る!

 ――前と左か……どっちもは間に合わないな――

グシャッと鈍い音が鳴る
 「――っ」
トーマは左手を一匹の魔物に噛ませた!わざと噛ませたまま右手に持つスタンガンを振り抜く!

 ――食いやがれオレのライトセーバーを!最大出力30万ボルト~!――

 前方のエリィに飛びかかっているほうの魔物を殴りつけた!ただ振り抜いたとは思えないほどのすさまじい打撃!

 鈍い音と電気音が響く!

電気ショックでなのか殴打で倒したのかわからないが一匹目を倒す

 すかさず左手に噛みついたままの魔物を地面に叩きつけた!人間のチカラとは思えない「パワー」で叩き潰す!

――ハァハァ……うわっ!気持ち悪い!……あれっ?急に呼吸が!……ハァハァ……――

 魔物を倒したがトーマの腕は青黒く変色し出した

「トーマくん!……フラッディークには毒があるんです!……わたし……解毒魔法は使えないんです…………失礼します!……吸い出します!」

「えっ?」

 エリィは躊躇ちゅうちょなくトーマので左手の傷口の毒を吸い出し始めた「少し痛みます」と言いつつ優しく的確に

「――っ」

 ――こぉ~!なんてこった……これは……毒が回らなくても死にそう……出来ればもっと数ヶ所噛まれても良かったかもって……いかん、変態になる―― 
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