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第一章
真実と邂逅⑤
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レイがグリムを、エリィがトーマを治癒し終えると、グリムが立ち上がる
「ちっきしょ~!テメー、トーマやるな~」
「武装具を使わないからですよグリム、君はこだわりが強すぎます」
「だってよ~!武装具持ってねぇ相手にそれは男じゃねぇだろ~!男と男のガチンコ勝負だ!」
「まったく……レイジンさんにどう言い訳するんですか?」
「まじ~な……美々のやつにも言われんだろうな~」
トーマ達は状況が掴めず困惑している
レイがグリムと知り合いのように話しているのだ
「……レイ……さん?どういう……」
エリィはトーマの袖をギュッと掴みレイに問いかける
――あっ袖ギュッ!……エリィ……じゃない今はこの状況を整理するんだ……グリムとレイさんに共通点は無さそうだが、レイジンの名前が出ていた……となると……最悪の事実だな……とくにエリィにとって――
「……レイさん……うそっちゃ!……」
「つまりレイさんは帝国の人間ってことですか?」
トーマが困惑するエリィの代わりに聞く
「すまなかった……君達をずっと騙していた」
「――っ」
「そんなはずはありません!わたし達はずっと……だってレイさん……ネネちゃんの事も?……」
「……エレノア……話さなければならないな…」
「ニ年前……私が王国に出向いた時だった……執務室に訪れた時、中から話し声がしたんだ」
ニ年前、王国内執務室
「ミストの街の孤児院から献物が足りないらしく、上からなんとかしろって言って来るんですよ!」
「しかしもう限界だろう……三年前みたいなことになったら不審に思われるだろう」
「アレは特別だったんだ、混血だったから」
「――!」
扉の中から聞こえたのはレイにとって衝撃的な内容だった
「何の話しをしているんだ!」
「「――!」」
「オーキッド様!急にどうされましたか?私達には何の事だかさっぱりでして……」
「しらばっくれるな!孤児院と献物それに混血について正直に話せ!」
「ほっ本当に勘弁して下さい!オーキッド様!私共がその事を口にするとどうなってしまうか……家族がいるのです……どうかご勘弁を!」
執務員の二人はレイにどれだけ強要されても口を割らず、執務室から逃げるように出ていった
レイはこの事に関して単独で調べることにする、なぜなら、執務室の二人の様子からかなり危険な事案であることは確か、誰かを巻き込めばその者も危険になる、よってエリィには内緒で行動した
調べてみると、なぜか国が全面的に孤児院を支援して衣食住や医療に関しても施設が充実しすぎている
ネネが孤児院で生活していたから、充実した施設や制度に感謝もしていた
だが冷静に考えるとおかしい、ミストの街が支援するなら分かるが王都でもない小さな街の孤児院に直接国が援助するだろうか
レイは慎重に調べ真実に辿り着く
グリディア王国はゼグ獣王国とガーリア帝国に比べて明らかに魔族の侵攻が少ない
グリディア王国はある献物を一部の魔族に提供する代わりに侵攻を防いでいたのだ
その献物とは、「生きた子供の血液」
孤児院専用の治癒院にて行われていた健康診断で採取された血液は魔族に献物として渡されていたのだ
そのなかでもネネの血液は特別で混血という稀な血であること、ネネの血を高位魔族に催促され大量に取り続けた結果、あのような悲劇を生んでしまったのだ
そしてあの孤児院を管理していたのが軍務局であり最高軍事責任者ズーク宰相
レイはこの事実を国王に進言して孤児院の支援は変わらぬまま魔族への献物を即刻中止にする事が出来た
だがその事実を公表する事はなかった
つまり国は、事実を隠蔽したのだ
ズーク宰相も事実がないので責任に問われず、むしろ国を守っていたとその権力にチカラをつけた
レイはこのグリディア王国に失望した、ネネの死がこのような闇に飲まれてしまったことを知る人はいない
ネネと約束した、「世界最高の治癒士」になること
どんな怪我も一瞬で治せる治癒士になることを、それを胸に秘め治すことを懸命に努力して勉強した
ずっと治すことだけを考えていた
レイは初めて
壊したいと思った
レイがすべてを語り終えたとき、静寂の中エリィは涙で喋れなかった
トーマとコーラルもやるせない気持ちでエリィのそばに居る
「エレノア安心して下さい、あの男は先程始末しましたから」
「――!」
「レイさん?……始末したって?……あっあの……」
エリィは何を言っているのか分からず困惑する
トーマ達はそんなエリィの肩を抱いて安心させる
「とりあえずズークを殺しました」
「ただまだやる事はあります……グリディア王国を壊します」
レイは感情を無くしたような表情で答える
「――!」
「レイさん!この街の皆さんは?王都の人々……ミストの街……孤児院……オーキッド家……わたしの家も……」
「ずっと治癒院で街の人のために……」
「すまないエレノア、全てだ!」
「「「――!」」」
人々のために献身的に治癒してきたレイの姿をエリィはずっと見てきた
だからレイがこんな事をするなんて信じられなかった
「この国は腐っているんだよ!もちろんオーキッド家もアッシュハート家もね!」
「エレノア、君だって大変だったじゃないか……あのように欲に溺れ妬み……腐った家族!」
レイは少しずつ感情的になっていき口調が強くなる
「――!」
エリィは声が出ず、音もなく涙が溢れ落ちる
瞬間移動ではない!だがグリムですらそう見えるくらい一瞬だった!
グリムの横にいたレイが後ろに吹き飛んで倒れている
「レイさん!……あんたの言ってること分かる気持ちもある!……だけどエリィを泣かせるなよ!」
「誰よりも!……あんたがエリィを泣かせるなよ!」
「――っ」
エリィとコーラルは俯き、顔を手で覆って泣いている
一緒に怒って欲しい人が怒ってくれる
一緒に泣いて欲しい人が泣いてくれる
「……そうだね……失言だった……いろいろ思い出してしまって……だが私の思いは本当だよ……だからトーマくん……君を帝国に連れて行く!」
レイは立ち上がり剣を抜く!
「魔将校五席レイ・オーキッド!」
レイは名乗り武装具を解放する
「ちっきしょ~!テメー、トーマやるな~」
「武装具を使わないからですよグリム、君はこだわりが強すぎます」
「だってよ~!武装具持ってねぇ相手にそれは男じゃねぇだろ~!男と男のガチンコ勝負だ!」
「まったく……レイジンさんにどう言い訳するんですか?」
「まじ~な……美々のやつにも言われんだろうな~」
トーマ達は状況が掴めず困惑している
レイがグリムと知り合いのように話しているのだ
「……レイ……さん?どういう……」
エリィはトーマの袖をギュッと掴みレイに問いかける
――あっ袖ギュッ!……エリィ……じゃない今はこの状況を整理するんだ……グリムとレイさんに共通点は無さそうだが、レイジンの名前が出ていた……となると……最悪の事実だな……とくにエリィにとって――
「……レイさん……うそっちゃ!……」
「つまりレイさんは帝国の人間ってことですか?」
トーマが困惑するエリィの代わりに聞く
「すまなかった……君達をずっと騙していた」
「――っ」
「そんなはずはありません!わたし達はずっと……だってレイさん……ネネちゃんの事も?……」
「……エレノア……話さなければならないな…」
「ニ年前……私が王国に出向いた時だった……執務室に訪れた時、中から話し声がしたんだ」
ニ年前、王国内執務室
「ミストの街の孤児院から献物が足りないらしく、上からなんとかしろって言って来るんですよ!」
「しかしもう限界だろう……三年前みたいなことになったら不審に思われるだろう」
「アレは特別だったんだ、混血だったから」
「――!」
扉の中から聞こえたのはレイにとって衝撃的な内容だった
「何の話しをしているんだ!」
「「――!」」
「オーキッド様!急にどうされましたか?私達には何の事だかさっぱりでして……」
「しらばっくれるな!孤児院と献物それに混血について正直に話せ!」
「ほっ本当に勘弁して下さい!オーキッド様!私共がその事を口にするとどうなってしまうか……家族がいるのです……どうかご勘弁を!」
執務員の二人はレイにどれだけ強要されても口を割らず、執務室から逃げるように出ていった
レイはこの事に関して単独で調べることにする、なぜなら、執務室の二人の様子からかなり危険な事案であることは確か、誰かを巻き込めばその者も危険になる、よってエリィには内緒で行動した
調べてみると、なぜか国が全面的に孤児院を支援して衣食住や医療に関しても施設が充実しすぎている
ネネが孤児院で生活していたから、充実した施設や制度に感謝もしていた
だが冷静に考えるとおかしい、ミストの街が支援するなら分かるが王都でもない小さな街の孤児院に直接国が援助するだろうか
レイは慎重に調べ真実に辿り着く
グリディア王国はゼグ獣王国とガーリア帝国に比べて明らかに魔族の侵攻が少ない
グリディア王国はある献物を一部の魔族に提供する代わりに侵攻を防いでいたのだ
その献物とは、「生きた子供の血液」
孤児院専用の治癒院にて行われていた健康診断で採取された血液は魔族に献物として渡されていたのだ
そのなかでもネネの血液は特別で混血という稀な血であること、ネネの血を高位魔族に催促され大量に取り続けた結果、あのような悲劇を生んでしまったのだ
そしてあの孤児院を管理していたのが軍務局であり最高軍事責任者ズーク宰相
レイはこの事実を国王に進言して孤児院の支援は変わらぬまま魔族への献物を即刻中止にする事が出来た
だがその事実を公表する事はなかった
つまり国は、事実を隠蔽したのだ
ズーク宰相も事実がないので責任に問われず、むしろ国を守っていたとその権力にチカラをつけた
レイはこのグリディア王国に失望した、ネネの死がこのような闇に飲まれてしまったことを知る人はいない
ネネと約束した、「世界最高の治癒士」になること
どんな怪我も一瞬で治せる治癒士になることを、それを胸に秘め治すことを懸命に努力して勉強した
ずっと治すことだけを考えていた
レイは初めて
壊したいと思った
レイがすべてを語り終えたとき、静寂の中エリィは涙で喋れなかった
トーマとコーラルもやるせない気持ちでエリィのそばに居る
「エレノア安心して下さい、あの男は先程始末しましたから」
「――!」
「レイさん?……始末したって?……あっあの……」
エリィは何を言っているのか分からず困惑する
トーマ達はそんなエリィの肩を抱いて安心させる
「とりあえずズークを殺しました」
「ただまだやる事はあります……グリディア王国を壊します」
レイは感情を無くしたような表情で答える
「――!」
「レイさん!この街の皆さんは?王都の人々……ミストの街……孤児院……オーキッド家……わたしの家も……」
「ずっと治癒院で街の人のために……」
「すまないエレノア、全てだ!」
「「「――!」」」
人々のために献身的に治癒してきたレイの姿をエリィはずっと見てきた
だからレイがこんな事をするなんて信じられなかった
「この国は腐っているんだよ!もちろんオーキッド家もアッシュハート家もね!」
「エレノア、君だって大変だったじゃないか……あのように欲に溺れ妬み……腐った家族!」
レイは少しずつ感情的になっていき口調が強くなる
「――!」
エリィは声が出ず、音もなく涙が溢れ落ちる
瞬間移動ではない!だがグリムですらそう見えるくらい一瞬だった!
グリムの横にいたレイが後ろに吹き飛んで倒れている
「レイさん!……あんたの言ってること分かる気持ちもある!……だけどエリィを泣かせるなよ!」
「誰よりも!……あんたがエリィを泣かせるなよ!」
「――っ」
エリィとコーラルは俯き、顔を手で覆って泣いている
一緒に怒って欲しい人が怒ってくれる
一緒に泣いて欲しい人が泣いてくれる
「……そうだね……失言だった……いろいろ思い出してしまって……だが私の思いは本当だよ……だからトーマくん……君を帝国に連れて行く!」
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