60 / 202
第二章
〜愛と魔法使いと吸血鬼〜⑥名探偵トーマ
しおりを挟む
アッシュハート家に荷物を取りに行きビビの屋敷で作戦を考えることにする
アッシュハート家ではビビも居づらいと思いそのようになった
「でっ!具体的にどうするんだトーマ!」
「ちょっと気になることがある……」
「ほぅ、言ってみろ!」
ビビが腕を組み上から目線で言う
「さすがトーマっち!見た目によらず冴えてるっちゃ!」
「おい!気にしてることを!」
「トーマは頭が切れるのか?魔力は凄まじいが……」
「ふふふ、なんだか賑やかになってきましたね」
紅茶を淹れてきたエリィが丁寧に四人分を並べていく
「この事件の犯人は街の中にいる!」
「「「――!」」」
急に探偵のような口ぶりで喋りだすトーマに困惑するエリィ達は、お互いの顔を見合わせながら不思議そうに聞いている
「この事件は計画的に思えて衝動的だ!なぜならあまりにも稚拙な考えであり欲求的なんだ!」
「――!なんかトーマっちがカッコよく見える」
「トーマくん!頑張って!」
「ふん、なんかそれらしい事言ってるな」
「つまり……今日の夜も必ず動く!」
「――!ですがどう探せば……」
「よって囮作戦を行う!二箇所に当たりをつける!」
「――二箇所!?……分かるのか?」
「場所は孤児院と飲食店前!この二択」
「――?飲食店ですか?」
「そう、何故か被害者は飲食店付近に住んでいる人が多い、つまりその付近の住民の行動範囲を理解している人物!」
「「「おぉ!」」」
トーマがノリノリだったのでみんなはとりあえずそれに乗っかりリアクションを取っていた
夜になり人通りが少なくなると、四人は二つに分かれて作戦を開始した
飲食店方面にエリィ、コーラル、ビビがすぐに合流出来るようにバラバラに配置する
孤児院はちょっと距離があるのでトーマが単独で守る
誰か一人でも遭遇すれば魔力を探知するトーマがすぐに駆けつける寸法だ
中継地点にコーラルを配置する事で戦闘力の補完にもなる
仮に犯人が魔獣以上のチカラがあるなら戦闘は控えてトーマを必ず待つ事にする
――仮に魔獣がAランクだったとすると三人はかなり危険だが、これまでの傾向からするといきなり殺すような攻撃はしない……だがもし魔族なら未知の領域だな……会ったことがない……すぐに助けに行けるように集中する――
トーマは索敵範囲を限界まで広げる!
体中には魔力を流しいつでも動ける準備をする
エリィがトーマから一番近い位置にいる
戦闘に関してもっとも危険だからだ、街を歩くというよりは路地からコーラルの背中を観察すること
コーラルは堂々と街を歩く、戦闘力が高くスピードもあるので前後のフォローに向かいやすい
先頭はビビ、本人がこの位置がいいと言い張り、もっとも危険な位置
「ビビの魔法で消し炭にしてやる」と言って聞かず、もしこちらが先に見つけてもビビは絶対に手を出すなとトーマに言われてる
ビビが飲食店街を歩いているとほとんどの店は閉店しており、一軒だけ営業しているお店の店主から声が掛かる
「今日は一人かい?」
「ん?ああ……まだ体調悪いのか?」
「そうなんですよ……ですが経営も大変ですから……寄っていきませんか?」
「遠慮しておく、今忙しいからな……お前も今日は閉めたほうがイイぞ!」
「ソウデスネソウシマショウ」
「――!」
ビビが振り返るとすでに真後ろにいる!
ビビが距離を取ろうとすると腕を捕まれて逃げられない!
「ちぃ!」
アッシュハート家ではビビも居づらいと思いそのようになった
「でっ!具体的にどうするんだトーマ!」
「ちょっと気になることがある……」
「ほぅ、言ってみろ!」
ビビが腕を組み上から目線で言う
「さすがトーマっち!見た目によらず冴えてるっちゃ!」
「おい!気にしてることを!」
「トーマは頭が切れるのか?魔力は凄まじいが……」
「ふふふ、なんだか賑やかになってきましたね」
紅茶を淹れてきたエリィが丁寧に四人分を並べていく
「この事件の犯人は街の中にいる!」
「「「――!」」」
急に探偵のような口ぶりで喋りだすトーマに困惑するエリィ達は、お互いの顔を見合わせながら不思議そうに聞いている
「この事件は計画的に思えて衝動的だ!なぜならあまりにも稚拙な考えであり欲求的なんだ!」
「――!なんかトーマっちがカッコよく見える」
「トーマくん!頑張って!」
「ふん、なんかそれらしい事言ってるな」
「つまり……今日の夜も必ず動く!」
「――!ですがどう探せば……」
「よって囮作戦を行う!二箇所に当たりをつける!」
「――二箇所!?……分かるのか?」
「場所は孤児院と飲食店前!この二択」
「――?飲食店ですか?」
「そう、何故か被害者は飲食店付近に住んでいる人が多い、つまりその付近の住民の行動範囲を理解している人物!」
「「「おぉ!」」」
トーマがノリノリだったのでみんなはとりあえずそれに乗っかりリアクションを取っていた
夜になり人通りが少なくなると、四人は二つに分かれて作戦を開始した
飲食店方面にエリィ、コーラル、ビビがすぐに合流出来るようにバラバラに配置する
孤児院はちょっと距離があるのでトーマが単独で守る
誰か一人でも遭遇すれば魔力を探知するトーマがすぐに駆けつける寸法だ
中継地点にコーラルを配置する事で戦闘力の補完にもなる
仮に犯人が魔獣以上のチカラがあるなら戦闘は控えてトーマを必ず待つ事にする
――仮に魔獣がAランクだったとすると三人はかなり危険だが、これまでの傾向からするといきなり殺すような攻撃はしない……だがもし魔族なら未知の領域だな……会ったことがない……すぐに助けに行けるように集中する――
トーマは索敵範囲を限界まで広げる!
体中には魔力を流しいつでも動ける準備をする
エリィがトーマから一番近い位置にいる
戦闘に関してもっとも危険だからだ、街を歩くというよりは路地からコーラルの背中を観察すること
コーラルは堂々と街を歩く、戦闘力が高くスピードもあるので前後のフォローに向かいやすい
先頭はビビ、本人がこの位置がいいと言い張り、もっとも危険な位置
「ビビの魔法で消し炭にしてやる」と言って聞かず、もしこちらが先に見つけてもビビは絶対に手を出すなとトーマに言われてる
ビビが飲食店街を歩いているとほとんどの店は閉店しており、一軒だけ営業しているお店の店主から声が掛かる
「今日は一人かい?」
「ん?ああ……まだ体調悪いのか?」
「そうなんですよ……ですが経営も大変ですから……寄っていきませんか?」
「遠慮しておく、今忙しいからな……お前も今日は閉めたほうがイイぞ!」
「ソウデスネソウシマショウ」
「――!」
ビビが振り返るとすでに真後ろにいる!
ビビが距離を取ろうとすると腕を捕まれて逃げられない!
「ちぃ!」
1
あなたにおすすめの小説
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
しがない電気屋のおっさん、異世界で家電召喚ライフしてたら民から神格化され魔王から狙われる
長月 鳥
ファンタジー
町の電気屋として細々と暮らしていた俺、轟電次郎(とどろき でんじろう)。
ある日、感電事故であっけなく人生終了──のはずが、目を覚ましたら異世界だった。
そこは魔法がすべての世界。
スマホも、ドライヤーも、炊飯器も、どこにもない。
でもなぜか俺だけは、“電力を生み出し家電を召喚できる”という特異体質を持っていて──
「ちょっと暮らしやすくなればそれでいい」
そんなつもりで始めた異世界ライフだったのに……
家電の便利さがバレて、王族に囲まれ、魔導士に拉致され、気が付けば──
「この男こそ、我らの神(インフラ)である!」
えぇ……なんでそうなるの!?
電気と生活の知恵で異世界を変える、
元・電気屋おっさんのドタバタ英雄(?)譚!
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
