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1,不安定な日常
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俺達が風呂から上がり、部屋に戻ろうとした所、居間の方が騒がしかった。
「なんか、騒がしいな」
「ペイゼル達が帰ってきたんじゃないのか?」
タオルを頭に乗せた俺が呟くと、それにエスターが答えた。この寮には俺達の他に、もう一チームのメンバーが二階に入寮している。
「外出してたのか?」
「ああ、外出届けが出ていた」
そうか、と思い、居間を覗き込んでみると、確かにいた。白に金の刺繍が入った改造制服の胸元から、綺麗に折りたたまれた白いハンカチが見える。
ペイゼルである。
特技科は私服通学が認められているおかげで、この様な事も出来るのだ。
もっとも、殆どの生徒は面倒くさがり、制服を着ている。自分の所属と学年がプリントされている制服の方が何かと便利でもあるからだ。しかし中には、自分の服飾センスを全面に押し出したがる生徒もいるわけで、その一人がこのペイゼルという男であった。
金髪巻き毛のペイゼルが取り巻きの無個性を主張したいが、それが返って個性的に見える三人に取り囲まれて、口々に賞賛の言葉を浴びていた。
「その通りです、ペイゼル様、貴方ほどのお方を選ばずに誰を選ぶというのでしょう」
と、黒髪をおかっぱにして、度の無い丸めがねを掛けた、思わず猫型ロボットを探してしまうような取り巻きの、ムラウラが言った。しかもその丸眼鏡は不思議なことに、どの角度から見ても、透明なくせに光が反射して本人の目が見えないのだ。
「ムラウラ、お前は正直な奴だ、はっはっはっはっはっはっはっはっ」
髪の毛を掻き上げながら、ムラウラの言葉に、ペイゼルが笑った。白い歯がきらりと光った気がする。いや、実際は光ったりはしないが・・・
「ペイゼル様の凛々しさに、あのお方もきっと虜になってしまうでしょう」
と、前髪で顔を隠しているトライが言った。前髪が鼻にまでかかっている奴は早々いない。しかも後頭部は刈り上げている。
「うんうん、そうだろ、そうだろ」
ペイゼルがトライの言葉に胸を反らした。
「ペイゼル様、いくら欲求不満でも、無理矢理となると犯罪です、お父上にそのような場合は、直に報告しろと仰せつかっていますから、その時はお覚悟なさい下さいませ」
氷点下を思わせる声に三人が固まった。訂正、取り巻き三人ではなく。取り巻き二人にお目付役一人である。
ログミールである。
立て幅の薄い眼鏡を掛けた小柄な男であり、万年暴走しているペイゼルを止めることが出来る唯一の人物である。
「どうしたんだ?」
俺達は居間に足を踏み入れた。マリネルは奥で茜さんと夕食の支度をしているらしく、キッチンから声が聞こえてくる。
ブラッゲが虚ろな目で俺を見てきた。その目が、何とかしてくれと訴えている。
ブラッゲはペイゼルと相性があまり良くない。ペイゼルの話を聞いているだけで、体力を消耗するのだという。
「おお、いたか、浅ましい原住民よ」
ペイゼルが俺を見つけて、喜々として声を掛けてきた。
「たこ焼きは美味かったか?」
「なに?」
戸惑った顔のペイゼル。
「青のり付いてるぞ」
慌てて手鏡を出してチェックを始める。
このきざったらしく、俺のことを原住民と呼び、あからさまに馬鹿にしていながらどこか抜けている愉快な男はたこ焼きにはまっており、駅前西アーケードにある『たこ焼きタコ助』の常連の一人であることを俺は知っていた。
「ちなみに、嘘だがな」
「・・・・・・こ、この・・」
ペイゼルの体が怒りに震える。
エスターが無表情で、東の位置に置かれたソファーに腰掛けた。
「ぺ、ペイゼル様・・・・」
「わ、解っている、トライ・・・今日はあの、麗しの水仙の君に免じて許してやろう」
「水仙の君?」
「そうだ、清楚で可憐で、それでいて心の強い俺のマイハニーだ・・・・」
俺は今まで話を聞いていたであろう、ブラッゲに視線を向けた。勘弁してくれという顔をされたので、ログミールに視線を移した。
「今日の外出で、美しい女性を見かけたのです」
淡々とログミールが語った。
「その方は美しいだけではなく、因縁をつけてきた不良とおぼしき輩三人を一瞬で倒してしまったのです」
「美しいかかと落とし、ああ、まさかあの様に清楚で可憐なお方があんなに躍動的な技を見せるとは・・・・」
ペイゼルがうっとりと呟いたが、清楚で可憐な女性は、かかと落としなどしないからこそ、清楚で可憐と言えるのではないかと思うのは俺だけなのだろうか?特にかかと落としなど、スカートを穿いていたらそれはハイキック以上に大変な事態である。基本的にハイキックは足を回して蹴るのだが、かかと落としは少なくともかかとを落とす寸前では正面に足を振り上げる体勢となるのである。そこはもうパラダイスが待っているとしか言いようがない光景ではある。
「確かに、美しい方でした。水仙の君とかふざけた命名をしたのは、ペイゼル様ですが、あながち間違っているとは思いません」
ログミールの言葉に、ふと思い出した。
「茜さ~~~ん」
キッチンの茜さんに声を掛ける。
「な~~~に~~?ご飯もう少しまってねぇ~~~」
「水仙の花言葉って何でしたっけ」
俺は知っていたが、あえて第三者の茜さんに聞いた。
「あら~~~有名よ~~、うぬぼれ、自己愛、エゴイズムって所かしら~~~~」
「ぷ」
吹き出したのは、ログミールである。親指を立ててくるので、俺も親指を立て返す。
「・・・・・・・・」
ペイゼルが固まった。
「それで、話しかけたのか?もちろん、悪漢の手から救い出したんだよな?」
「それが、見とれてて、その場から動けなかったんですよ、ペイゼル様ってば」
追い打ちを掛けるログミール。
「へたれ?」
「へたれですね」
と俺の言葉に頷くログミール。
「へたれだな」
「へたれめ」
エスターとブラッゲも呟いた。
「な、な、なんていうことを言う」
ペイゼルがエスターを指さした。
「あの可憐さ、清楚さには貴様もイチコロだ、しかし、今回はお前の思惑通りにはさせんぞ、いつもいつも俺の恋路を邪魔しやがって」
国は違うらしいが、この二人は幼なじみだそうだ。この二人を見ていると、幼なじみというのは、端から見ていると面白いと感じることが多々ある。
「邪魔した覚えはないが・・・・例えば誰だ?」
「俺が貴様の家に招待されたので、行ってみれば、貴様はこれ見よがしに、ニュート様の横にべったりと・・・・・」
「ああ、姉様のことか?姉様は確かに可憐かもしれないな。病弱であるし、病を押してまで晩餐会に出席する姉を気遣うのが、お前の邪魔になっていたのか。言ってくれれば、もっとあからさまに邪魔をしたのにな、惜しいことをした」
如何にも残念そうに頭を振ったエスター。
「そ、それだけでは無いぞ、ミルゲンフィーリアでの事や、デイーストンの事を忘れたとは言わせんぞ。あの幼き日に出会ったあの清楚可憐な美少女、事あるごとに邪魔をしおって。あの時俺は知ったのだ、貴様の女性の好みは俺の好みと同じだとな。しかし残念だったな、今回は俺が一歩・・・いや、出会っていない貴様にとっては数千歩先行しているのだ」
嫌味な高笑いをするペイゼル。
本当にペイゼルは面白い奴だと思う。俺としてはこの愉快な男が気に入っているのだが、なぜか本人に俺は嫌われている様である。
「なぁ、お前達の国の事って俺の前で喋って良いのか?」
ふと俺はログミールに聞いた。
「お父様に、ご報告いたします」
淡々とした声でログミールが言い放つ。
「ま、まて、それならば、エスターも同罪だぞ」
「残念ながら、エスター様は姉上様のお名前も仰っていません、一切固有名詞などは使っておらず、病弱な姉上様がいらっしゃるとしか聞き手には解らないと判断します。申し開きはございますか?」
まぁまぁ、と俺は笑いながら取り繕う。
「でも俺はびっくりだ。原住民と馬鹿にして、滅びてしまえ、とまで言ったお前が、その原住民に惚れるとは、こりゃびっくりだ、滅びる時はその娘も一緒なのにな」
「後先を考えずに、思いつきで発言するから、このような事を言われるのですよ?常日頃から己を律し、考えて行動をしろと我が主が仰っていられたのをお忘れですか」
辛辣なログミールの追い打ちにペイゼルの目が彷徨った。
「ちょっと、誰か手伝ってくれないかしらぁ~~~~」
茜さんがキッチンから顔を出した。
「俺が手伝いましょう」
ペイゼルが名乗りを上げた。
「あ、逃げた」
ブラッゲが呟いた。
ログミールが親指を立ててきたので、俺も親指を立て返す。
「・・・清楚で可憐なら、幻覚だけでもう十分だ・・・・」
エスターが何かを呟いたが、良く聞き取れなかった。
「なんか、騒がしいな」
「ペイゼル達が帰ってきたんじゃないのか?」
タオルを頭に乗せた俺が呟くと、それにエスターが答えた。この寮には俺達の他に、もう一チームのメンバーが二階に入寮している。
「外出してたのか?」
「ああ、外出届けが出ていた」
そうか、と思い、居間を覗き込んでみると、確かにいた。白に金の刺繍が入った改造制服の胸元から、綺麗に折りたたまれた白いハンカチが見える。
ペイゼルである。
特技科は私服通学が認められているおかげで、この様な事も出来るのだ。
もっとも、殆どの生徒は面倒くさがり、制服を着ている。自分の所属と学年がプリントされている制服の方が何かと便利でもあるからだ。しかし中には、自分の服飾センスを全面に押し出したがる生徒もいるわけで、その一人がこのペイゼルという男であった。
金髪巻き毛のペイゼルが取り巻きの無個性を主張したいが、それが返って個性的に見える三人に取り囲まれて、口々に賞賛の言葉を浴びていた。
「その通りです、ペイゼル様、貴方ほどのお方を選ばずに誰を選ぶというのでしょう」
と、黒髪をおかっぱにして、度の無い丸めがねを掛けた、思わず猫型ロボットを探してしまうような取り巻きの、ムラウラが言った。しかもその丸眼鏡は不思議なことに、どの角度から見ても、透明なくせに光が反射して本人の目が見えないのだ。
「ムラウラ、お前は正直な奴だ、はっはっはっはっはっはっはっはっ」
髪の毛を掻き上げながら、ムラウラの言葉に、ペイゼルが笑った。白い歯がきらりと光った気がする。いや、実際は光ったりはしないが・・・
「ペイゼル様の凛々しさに、あのお方もきっと虜になってしまうでしょう」
と、前髪で顔を隠しているトライが言った。前髪が鼻にまでかかっている奴は早々いない。しかも後頭部は刈り上げている。
「うんうん、そうだろ、そうだろ」
ペイゼルがトライの言葉に胸を反らした。
「ペイゼル様、いくら欲求不満でも、無理矢理となると犯罪です、お父上にそのような場合は、直に報告しろと仰せつかっていますから、その時はお覚悟なさい下さいませ」
氷点下を思わせる声に三人が固まった。訂正、取り巻き三人ではなく。取り巻き二人にお目付役一人である。
ログミールである。
立て幅の薄い眼鏡を掛けた小柄な男であり、万年暴走しているペイゼルを止めることが出来る唯一の人物である。
「どうしたんだ?」
俺達は居間に足を踏み入れた。マリネルは奥で茜さんと夕食の支度をしているらしく、キッチンから声が聞こえてくる。
ブラッゲが虚ろな目で俺を見てきた。その目が、何とかしてくれと訴えている。
ブラッゲはペイゼルと相性があまり良くない。ペイゼルの話を聞いているだけで、体力を消耗するのだという。
「おお、いたか、浅ましい原住民よ」
ペイゼルが俺を見つけて、喜々として声を掛けてきた。
「たこ焼きは美味かったか?」
「なに?」
戸惑った顔のペイゼル。
「青のり付いてるぞ」
慌てて手鏡を出してチェックを始める。
このきざったらしく、俺のことを原住民と呼び、あからさまに馬鹿にしていながらどこか抜けている愉快な男はたこ焼きにはまっており、駅前西アーケードにある『たこ焼きタコ助』の常連の一人であることを俺は知っていた。
「ちなみに、嘘だがな」
「・・・・・・こ、この・・」
ペイゼルの体が怒りに震える。
エスターが無表情で、東の位置に置かれたソファーに腰掛けた。
「ぺ、ペイゼル様・・・・」
「わ、解っている、トライ・・・今日はあの、麗しの水仙の君に免じて許してやろう」
「水仙の君?」
「そうだ、清楚で可憐で、それでいて心の強い俺のマイハニーだ・・・・」
俺は今まで話を聞いていたであろう、ブラッゲに視線を向けた。勘弁してくれという顔をされたので、ログミールに視線を移した。
「今日の外出で、美しい女性を見かけたのです」
淡々とログミールが語った。
「その方は美しいだけではなく、因縁をつけてきた不良とおぼしき輩三人を一瞬で倒してしまったのです」
「美しいかかと落とし、ああ、まさかあの様に清楚で可憐なお方があんなに躍動的な技を見せるとは・・・・」
ペイゼルがうっとりと呟いたが、清楚で可憐な女性は、かかと落としなどしないからこそ、清楚で可憐と言えるのではないかと思うのは俺だけなのだろうか?特にかかと落としなど、スカートを穿いていたらそれはハイキック以上に大変な事態である。基本的にハイキックは足を回して蹴るのだが、かかと落としは少なくともかかとを落とす寸前では正面に足を振り上げる体勢となるのである。そこはもうパラダイスが待っているとしか言いようがない光景ではある。
「確かに、美しい方でした。水仙の君とかふざけた命名をしたのは、ペイゼル様ですが、あながち間違っているとは思いません」
ログミールの言葉に、ふと思い出した。
「茜さ~~~ん」
キッチンの茜さんに声を掛ける。
「な~~~に~~?ご飯もう少しまってねぇ~~~」
「水仙の花言葉って何でしたっけ」
俺は知っていたが、あえて第三者の茜さんに聞いた。
「あら~~~有名よ~~、うぬぼれ、自己愛、エゴイズムって所かしら~~~~」
「ぷ」
吹き出したのは、ログミールである。親指を立ててくるので、俺も親指を立て返す。
「・・・・・・・・」
ペイゼルが固まった。
「それで、話しかけたのか?もちろん、悪漢の手から救い出したんだよな?」
「それが、見とれてて、その場から動けなかったんですよ、ペイゼル様ってば」
追い打ちを掛けるログミール。
「へたれ?」
「へたれですね」
と俺の言葉に頷くログミール。
「へたれだな」
「へたれめ」
エスターとブラッゲも呟いた。
「な、な、なんていうことを言う」
ペイゼルがエスターを指さした。
「あの可憐さ、清楚さには貴様もイチコロだ、しかし、今回はお前の思惑通りにはさせんぞ、いつもいつも俺の恋路を邪魔しやがって」
国は違うらしいが、この二人は幼なじみだそうだ。この二人を見ていると、幼なじみというのは、端から見ていると面白いと感じることが多々ある。
「邪魔した覚えはないが・・・・例えば誰だ?」
「俺が貴様の家に招待されたので、行ってみれば、貴様はこれ見よがしに、ニュート様の横にべったりと・・・・・」
「ああ、姉様のことか?姉様は確かに可憐かもしれないな。病弱であるし、病を押してまで晩餐会に出席する姉を気遣うのが、お前の邪魔になっていたのか。言ってくれれば、もっとあからさまに邪魔をしたのにな、惜しいことをした」
如何にも残念そうに頭を振ったエスター。
「そ、それだけでは無いぞ、ミルゲンフィーリアでの事や、デイーストンの事を忘れたとは言わせんぞ。あの幼き日に出会ったあの清楚可憐な美少女、事あるごとに邪魔をしおって。あの時俺は知ったのだ、貴様の女性の好みは俺の好みと同じだとな。しかし残念だったな、今回は俺が一歩・・・いや、出会っていない貴様にとっては数千歩先行しているのだ」
嫌味な高笑いをするペイゼル。
本当にペイゼルは面白い奴だと思う。俺としてはこの愉快な男が気に入っているのだが、なぜか本人に俺は嫌われている様である。
「なぁ、お前達の国の事って俺の前で喋って良いのか?」
ふと俺はログミールに聞いた。
「お父様に、ご報告いたします」
淡々とした声でログミールが言い放つ。
「ま、まて、それならば、エスターも同罪だぞ」
「残念ながら、エスター様は姉上様のお名前も仰っていません、一切固有名詞などは使っておらず、病弱な姉上様がいらっしゃるとしか聞き手には解らないと判断します。申し開きはございますか?」
まぁまぁ、と俺は笑いながら取り繕う。
「でも俺はびっくりだ。原住民と馬鹿にして、滅びてしまえ、とまで言ったお前が、その原住民に惚れるとは、こりゃびっくりだ、滅びる時はその娘も一緒なのにな」
「後先を考えずに、思いつきで発言するから、このような事を言われるのですよ?常日頃から己を律し、考えて行動をしろと我が主が仰っていられたのをお忘れですか」
辛辣なログミールの追い打ちにペイゼルの目が彷徨った。
「ちょっと、誰か手伝ってくれないかしらぁ~~~~」
茜さんがキッチンから顔を出した。
「俺が手伝いましょう」
ペイゼルが名乗りを上げた。
「あ、逃げた」
ブラッゲが呟いた。
ログミールが親指を立ててきたので、俺も親指を立て返す。
「・・・清楚で可憐なら、幻覚だけでもう十分だ・・・・」
エスターが何かを呟いたが、良く聞き取れなかった。
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