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四章 結婚十年目
13.ヨシュアの記憶が戻って
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王配の体調不良が治って、公の場に出られるようになったことを志龍王国のみならず周辺諸国までも喜び、お祭り騒ぎになっていた。
まだ回復してすぐなのでヨシュアに無理をさせないように龍王は報せだけ出して、ヨシュアには青陵殿で静かに過ごしてもらっていた、一か月以上も青陵殿に閉じ込められることになったヨシュアはすぐにでも動きたそうにしていたが、呪術師に狙われた経験もあって龍王の言う通り大人しくしてくれていた。
ヨシュアが記憶がない間も体は交わしていたが、躊躇いがちにだったし、週に一度程度で遠慮もしていた。
政務を終えて青陵殿に戻ってきた龍王がヨシュアに抱き着いて押し倒そうとするのを、ヨシュアが片手で龍王を抑えて止める。
「夕餉が先だ。湯あみもしないと」
「ヨシュアが足りないのです。ヨシュアに触れたい」
「おれに記憶がない間にちょっと痩せただろ? 食べないとだめだ」
心配で食が細くなっていたのもお見通しで龍王は黙るしかない。
夕餉が準備されて食べ始めると、ヨシュアが龍王の皿にあれもこれもと取り分けてくれる。取り分けられるのも久しぶりで龍王は大人しく食べていた。
貝柱と青菜をあんかけで煮たものも、具材と炊いたもち米も、卵と茸の汁も、海老の甘辛煮も、豚肉を甘辛く煮たものも全部美味しい。黙々と食べるヨシュアもいつも通りだが、それが安心する。
「ヨシュアの記憶がなくなって、わたしとヨシュアが積み上げてきたものがなくなったようでつらかったのです。でも、ヨシュアは動揺せずにわたしを受け入れてくれたから、記憶がもし万が一戻らなくても、また同じ十年をすごす覚悟ができました」
「そんなことを思わせて悪かった。今後はもっと気を付けるようにするよ」
「ヨシュアは何も悪くないのです。悪いのはヨシュアに呪術師をけしかけた元グドリャナ王国です」
そのグドリャナ王国も、協力していたと思われるジルキン王国も、戦争が起き、内乱が勃発して易姓革命となって、上層部は処刑されて、今は国の立て直しが行われている。
「グドリャナ王国はバザロフ王国に、ジルキン王国はラーピン王国に変わるそうです」
「変わったところでこれから十年は志龍王国に入国禁止だ」
王朝が代替わりしても、龍王はそれだけでは二国を許さなかった。
二国には今後十年、志龍王国に入国禁止を言い渡してあった。
食糧支援は続けるので、それくらいの罰で済んでよかったと思ってほしいものだ。本当ならば二国が滅びるまで国交断絶というのも龍王は考えていた。瘦せた土地しか持たない二国は、志龍王国からの食糧支援が途絶えれば国民は飢えて死んでいくしかない。死ぬ前に国民は国を逃げ出して、守るべき国民を失った王朝は消え失せるだけだっただろうが。
「ヨシュアが言ったからそれくらいの罰で許したのです」
「星宇には王配を寵愛するあまり他国を滅ぼすような王になってほしくなかった」
龍王は即位から三百年になるまで志龍王国を治め、その後にヨシュアと二人で旅に出ると決めていた。決められた三百年までにはまだ二百八十五年もある。それだけの長い期間を王として生きるのだから、慈悲の心を持ってほしいというヨシュアの気持ちも当然だった。
二国の上層部は腐っていたかもしれないが、国民は無関係だ。無関係の国民まで苦しめることをヨシュアはよしとしなかった。
それを龍王のためというのだから、ヨシュアの男気に龍王は惚れ直す。他の誰のためでもなく龍王の評価が地に落ちないようにヨシュアは気を配ってくれている。
夕餉を食べ終わると龍王とヨシュアは湯殿に行った。
宝石や刺繍で飾られた衣装を脱ぎ、裸になると、ヨシュアも脱いで裸になっている。血管が透けるような白い肌に淡い色合いの胸の飾りがぽつりと色づいていて、それだけで龍王は下半身に高ぶりを覚える。
すぐにでも押し倒したい気持ちを抑えていると、ヨシュアが龍王の髪を洗ってくれる。まっすぐな黒髪は降ろすと背中まであって、泡立てるのも大変そうだが、ヨシュアは手際よく洗ってくれた。
下半身が反応しているのは見られているのでもう気にしないが、ヨシュアの下半身を見ると色の薄い中心が力なく垂れていて、興奮は見られない。
どちらかと言えばヨシュアは性欲が強い方ではない。龍王は龍族なのでどうしても性欲が強くなってしまうのだが、ヨシュアはそれを受け止めてくれているだけである。
何度か聞いたが、前ではあまり達することがなくて、中で達しているというのだから男性としてのヨシュアはあまり役に立たないのだと龍王は理解していた。
髪を洗ってもらって、ヨシュアの中心に手を伸ばそうとすると避けられる。
「星宇、そういうことはしなくていいから」
「ヨシュアは触られたくないのですか?」
「そこはおれにとっては必要な場所じゃないから」
逆に膝の上に抱き上げられて中心を柔く握られてしまった。手でこすり上げられると、龍王の息が荒くなる。
「ヨシュア、触れたい……」
「いいよ」
自分だけ高められるのを切なく思った龍王が熱い息を吐くと、体を回転させられてヨシュアと向かい合うようにして膝に抱かれる。胸に手を置いて柔らかな胸筋を揉み、胸の飾りに吸い付くと、ヨシュアも甘い声を上げる。
「ふっ……星宇……」
「あぁっ! ヨシュア! 出るっ!」
先端に甘く爪を立てられて龍王はあっけなく吐精していた。どくどくと吐き出された白濁がヨシュアの腹と胸を汚す。どろりと白濁が流れ落ちる白い肌に龍王は興奮を覚えていた。
湯で体を流してヨシュアと龍王は湯船に入って息を整える。湯船の中に入ってもヨシュアに抱き着いて離れられないのは、龍王がようやくヨシュアが記憶を取り戻してくれた安堵感があってのことだった。
「ヨシュア、愛しています」
「おれも愛しているよ、星宇」
やっと聞くことのできた、「おれ」という一人称で、敬語もなく返される愛の言葉。
ヨシュアの首に腕を回して龍王はその肩口に顔を埋めて感動していた。
寝間着に着替えてヨシュアの部屋に戻ると、ヨシュアがひと払いをしてイザークとシオンだけを部屋に残らせた。寝台に上がって、天幕も閉めてしまうと、薄暗い中ヨシュアが結界の魔術を使って音も姿も寝台の外側には伝わらないようにする。
口付けを交わしながらヨシュアを寝台の上に押し倒した龍王は、ヨシュアの白い体に口付けを落としていく。
首筋に、鎖骨に、胸に、腹筋に、太ももに。
少し吸い上げただけで赤い痕が残るヨシュアの体は、征服欲を掻き立てる。
足を広げさせて、何度もの性交でぷっくりとして完全に性器になっている後ろに舌を這わせようとすると、頭を押さえられて止められた。
「そこはだめだ。汚い」
「ヨシュアの体に汚いところなんてありません。さっき湯殿できれいに洗ってくれていたでしょう?」
「だめだ。そこを舐めるなら、続きはしない」
許されていることがあまりにも少なすぎる。
龍王はヨシュアの体ならどこにでも触りたいし、舐めたいのだが、ヨシュアは自分の性器に触れさせることを嫌がるし、後孔は舐めさせてもらえない。
舌で舐め溶かしてそこを拡げていくのも悪くはないと思うのに、ヨシュアは体をずり上げてそこに触れさせない体勢になった。
こうなると龍王ではどうしようもなくなる。
龍王も龍族なので力は強いのだが、鍛え上げているヨシュアには敵わないのだ。抵抗されてしまうとそれ以上進めなくなる。
「分かりました。それは今回は我慢します」
いつかはやり遂げてみせるが。
とりあえずは諦めて香油を垂らした指をヨシュアの後孔に触れさせると、それは受け入れてくれる。手の平で温められた香油の甘い匂いが寝台に広がって、ヨシュアの匂いと混じって龍王を高ぶらせる。
慎重に指を増やしていくと、ヨシュアが龍王の指に添えて自分の指を後孔に差し込む。
「はっ……あぁっ!」
「ヨシュア……」
「そんなに丁寧にしなくても、おれは壊れないよ?」
くすりと笑われて指を引き抜いたヨシュアが龍王を両腕を開いて招く。
「もういいよ、おいで?」
この「おいで」と言われるのがどれだけ龍王を興奮させるのかヨシュアは知っているのだろうか。
ぐっと腰を進めると先端部分はきつくなかなか入らなかったが、一番太いところを超えると後はゆっくりとヨシュアの中に包まれていく。
龍王の中心もかなりの質量と長さがあるので、全部納めるとヨシュアの奥にこつんと当たる。
息を整えていると、龍王の額から顎を伝って、汗が一筋ヨシュアの胸に落ちた。
まだ回復してすぐなのでヨシュアに無理をさせないように龍王は報せだけ出して、ヨシュアには青陵殿で静かに過ごしてもらっていた、一か月以上も青陵殿に閉じ込められることになったヨシュアはすぐにでも動きたそうにしていたが、呪術師に狙われた経験もあって龍王の言う通り大人しくしてくれていた。
ヨシュアが記憶がない間も体は交わしていたが、躊躇いがちにだったし、週に一度程度で遠慮もしていた。
政務を終えて青陵殿に戻ってきた龍王がヨシュアに抱き着いて押し倒そうとするのを、ヨシュアが片手で龍王を抑えて止める。
「夕餉が先だ。湯あみもしないと」
「ヨシュアが足りないのです。ヨシュアに触れたい」
「おれに記憶がない間にちょっと痩せただろ? 食べないとだめだ」
心配で食が細くなっていたのもお見通しで龍王は黙るしかない。
夕餉が準備されて食べ始めると、ヨシュアが龍王の皿にあれもこれもと取り分けてくれる。取り分けられるのも久しぶりで龍王は大人しく食べていた。
貝柱と青菜をあんかけで煮たものも、具材と炊いたもち米も、卵と茸の汁も、海老の甘辛煮も、豚肉を甘辛く煮たものも全部美味しい。黙々と食べるヨシュアもいつも通りだが、それが安心する。
「ヨシュアの記憶がなくなって、わたしとヨシュアが積み上げてきたものがなくなったようでつらかったのです。でも、ヨシュアは動揺せずにわたしを受け入れてくれたから、記憶がもし万が一戻らなくても、また同じ十年をすごす覚悟ができました」
「そんなことを思わせて悪かった。今後はもっと気を付けるようにするよ」
「ヨシュアは何も悪くないのです。悪いのはヨシュアに呪術師をけしかけた元グドリャナ王国です」
そのグドリャナ王国も、協力していたと思われるジルキン王国も、戦争が起き、内乱が勃発して易姓革命となって、上層部は処刑されて、今は国の立て直しが行われている。
「グドリャナ王国はバザロフ王国に、ジルキン王国はラーピン王国に変わるそうです」
「変わったところでこれから十年は志龍王国に入国禁止だ」
王朝が代替わりしても、龍王はそれだけでは二国を許さなかった。
二国には今後十年、志龍王国に入国禁止を言い渡してあった。
食糧支援は続けるので、それくらいの罰で済んでよかったと思ってほしいものだ。本当ならば二国が滅びるまで国交断絶というのも龍王は考えていた。瘦せた土地しか持たない二国は、志龍王国からの食糧支援が途絶えれば国民は飢えて死んでいくしかない。死ぬ前に国民は国を逃げ出して、守るべき国民を失った王朝は消え失せるだけだっただろうが。
「ヨシュアが言ったからそれくらいの罰で許したのです」
「星宇には王配を寵愛するあまり他国を滅ぼすような王になってほしくなかった」
龍王は即位から三百年になるまで志龍王国を治め、その後にヨシュアと二人で旅に出ると決めていた。決められた三百年までにはまだ二百八十五年もある。それだけの長い期間を王として生きるのだから、慈悲の心を持ってほしいというヨシュアの気持ちも当然だった。
二国の上層部は腐っていたかもしれないが、国民は無関係だ。無関係の国民まで苦しめることをヨシュアはよしとしなかった。
それを龍王のためというのだから、ヨシュアの男気に龍王は惚れ直す。他の誰のためでもなく龍王の評価が地に落ちないようにヨシュアは気を配ってくれている。
夕餉を食べ終わると龍王とヨシュアは湯殿に行った。
宝石や刺繍で飾られた衣装を脱ぎ、裸になると、ヨシュアも脱いで裸になっている。血管が透けるような白い肌に淡い色合いの胸の飾りがぽつりと色づいていて、それだけで龍王は下半身に高ぶりを覚える。
すぐにでも押し倒したい気持ちを抑えていると、ヨシュアが龍王の髪を洗ってくれる。まっすぐな黒髪は降ろすと背中まであって、泡立てるのも大変そうだが、ヨシュアは手際よく洗ってくれた。
下半身が反応しているのは見られているのでもう気にしないが、ヨシュアの下半身を見ると色の薄い中心が力なく垂れていて、興奮は見られない。
どちらかと言えばヨシュアは性欲が強い方ではない。龍王は龍族なのでどうしても性欲が強くなってしまうのだが、ヨシュアはそれを受け止めてくれているだけである。
何度か聞いたが、前ではあまり達することがなくて、中で達しているというのだから男性としてのヨシュアはあまり役に立たないのだと龍王は理解していた。
髪を洗ってもらって、ヨシュアの中心に手を伸ばそうとすると避けられる。
「星宇、そういうことはしなくていいから」
「ヨシュアは触られたくないのですか?」
「そこはおれにとっては必要な場所じゃないから」
逆に膝の上に抱き上げられて中心を柔く握られてしまった。手でこすり上げられると、龍王の息が荒くなる。
「ヨシュア、触れたい……」
「いいよ」
自分だけ高められるのを切なく思った龍王が熱い息を吐くと、体を回転させられてヨシュアと向かい合うようにして膝に抱かれる。胸に手を置いて柔らかな胸筋を揉み、胸の飾りに吸い付くと、ヨシュアも甘い声を上げる。
「ふっ……星宇……」
「あぁっ! ヨシュア! 出るっ!」
先端に甘く爪を立てられて龍王はあっけなく吐精していた。どくどくと吐き出された白濁がヨシュアの腹と胸を汚す。どろりと白濁が流れ落ちる白い肌に龍王は興奮を覚えていた。
湯で体を流してヨシュアと龍王は湯船に入って息を整える。湯船の中に入ってもヨシュアに抱き着いて離れられないのは、龍王がようやくヨシュアが記憶を取り戻してくれた安堵感があってのことだった。
「ヨシュア、愛しています」
「おれも愛しているよ、星宇」
やっと聞くことのできた、「おれ」という一人称で、敬語もなく返される愛の言葉。
ヨシュアの首に腕を回して龍王はその肩口に顔を埋めて感動していた。
寝間着に着替えてヨシュアの部屋に戻ると、ヨシュアがひと払いをしてイザークとシオンだけを部屋に残らせた。寝台に上がって、天幕も閉めてしまうと、薄暗い中ヨシュアが結界の魔術を使って音も姿も寝台の外側には伝わらないようにする。
口付けを交わしながらヨシュアを寝台の上に押し倒した龍王は、ヨシュアの白い体に口付けを落としていく。
首筋に、鎖骨に、胸に、腹筋に、太ももに。
少し吸い上げただけで赤い痕が残るヨシュアの体は、征服欲を掻き立てる。
足を広げさせて、何度もの性交でぷっくりとして完全に性器になっている後ろに舌を這わせようとすると、頭を押さえられて止められた。
「そこはだめだ。汚い」
「ヨシュアの体に汚いところなんてありません。さっき湯殿できれいに洗ってくれていたでしょう?」
「だめだ。そこを舐めるなら、続きはしない」
許されていることがあまりにも少なすぎる。
龍王はヨシュアの体ならどこにでも触りたいし、舐めたいのだが、ヨシュアは自分の性器に触れさせることを嫌がるし、後孔は舐めさせてもらえない。
舌で舐め溶かしてそこを拡げていくのも悪くはないと思うのに、ヨシュアは体をずり上げてそこに触れさせない体勢になった。
こうなると龍王ではどうしようもなくなる。
龍王も龍族なので力は強いのだが、鍛え上げているヨシュアには敵わないのだ。抵抗されてしまうとそれ以上進めなくなる。
「分かりました。それは今回は我慢します」
いつかはやり遂げてみせるが。
とりあえずは諦めて香油を垂らした指をヨシュアの後孔に触れさせると、それは受け入れてくれる。手の平で温められた香油の甘い匂いが寝台に広がって、ヨシュアの匂いと混じって龍王を高ぶらせる。
慎重に指を増やしていくと、ヨシュアが龍王の指に添えて自分の指を後孔に差し込む。
「はっ……あぁっ!」
「ヨシュア……」
「そんなに丁寧にしなくても、おれは壊れないよ?」
くすりと笑われて指を引き抜いたヨシュアが龍王を両腕を開いて招く。
「もういいよ、おいで?」
この「おいで」と言われるのがどれだけ龍王を興奮させるのかヨシュアは知っているのだろうか。
ぐっと腰を進めると先端部分はきつくなかなか入らなかったが、一番太いところを超えると後はゆっくりとヨシュアの中に包まれていく。
龍王の中心もかなりの質量と長さがあるので、全部納めるとヨシュアの奥にこつんと当たる。
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