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天使のホワイトデー
姫祭り ②
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「先ほどは大変申し訳ありませんでした。以後、このようなことがないよう気をつけますので、これで許してください。すいませんでした!」
不可抗力の覗き行為に対し土下座しました。
日本人なら土下座。いつの時代もこれが一番の謝罪方法だと思います。
「もう、いいわよ。アタシも悪かったし。鏡の位置が悪かったのよ」
ミカの部屋は机の近くに鏡があり、天使ちゃんはその鏡にドレスを合わせて、『どれにしようかしら?』とやっていた。
どうして姫はこれを脱いでからやるのか。おかげでいいもの見てしまった……。
いや、着たやつが気に入らなかったんだろうか?
前にお姫様はベッドに並べて、同じようなことをやっていたし。
「そう言っていただけると本当に助かります」
だが、許された。良かったーー!
事故だったと許してくれた。天使ちゃん。マジ天使!
「何もなかった。お互いのためにそうしましょう」
「かしこまりました。姫」
今日のミカはラフな服装ではなく、姫らしい姫ドレスを着ている。
これに感想を言うなら、『今日の天使は姫みたーい』だ。ルシアのように姫な格好をしていれば、ミカも姫に見える。まぁ、姫なんだけどね。
「──準備できてるから早く行きましょう!」
10分の間にミカの用意は万端らしく、手に持っている小さなパーティ用だと思われるハンドバッグを、ブンブン振り回している。
「一昨日とは違って元気だね」
あんなに具合悪そうに『げほげほ』していた人とは思えない。ヒビが入っていたとも思えない。
あぁ、数日で骨がつく不思議とかはツッコマずにいきます。
骨折も風邪も宣言通りに治り、元気になったようで良かったです。以上。
「えっ……そ、そうね。元気になったのよ。ご心配をおかけしました」
「今日は、はしゃぎすぎないようにしなさい。あなたはすぐに調子に乗るんですから」
あらかじめ釘は刺しておこう。
何ごともなく、今日の姫祭りを成功させたいので。
「そうします」
「じゃあ行きますか」
主役同伴で会場まで行ければ、お姫様のお怒りを回避できる。いくら彼女がお菓子の化身だっとしてもな。
……今の、本人には絶対に言うなよ? フリじゃないからな?
※
ミカをエスコートしてると見せかけて、いざとなったら盾にできるようにしながら、中庭の祭り会場を目指す。
この間に、お菓子の化身ルシアに遭遇しないことから、お姫様は先に会場入りしていると思われる。助かった……。
突如として出現した中庭の、姫祭りのメインとなる巨大な飾り台。
その周辺はパーティ会場と化していて、みんな向こうに集まっていると思われる。城にいるのはシェフ~たちくらいだろう。
彼らにも姫祭りに参加してほしくはあるが、何せ彼らは俺の渡した姫祭りの料理のレシピに夢中。
もう自分たちで、オリジナル料理すら作成し始めていた。
予期せぬ方向に、勝手にプロデュースは進み始めているが止めはしない! だって、何が生み出されるのか気になるじゃん?
「しかし、キミは何をコソコソしてるのかな?」
まあ、そんなわけで城の中はがらんとしているんだが、ミカがお姫様の部屋を出た辺りからコソコソしている。
様子を伺いながら、俺に隠れながらついてくる。これでは俺が盾になっている。
「えっ、アレよアレ。ルシアを驚かそうと思って!」
「すまんが、天使が来ることはもうバレている。コソコソしてもしょうがないぞ?」
「いいから先を歩いて! アタシの好きにさせて!」
やりたいと言うならやらせるけど……バレてるよ? その行動に意味ないよ?
まあ、本人がいいならいいけどさ。
「これはこれは、プロデューサー殿」
…………。
「なぁ、ハンドバッグには何が入ってるんだ?」
「ナイショよ。女の子のバッグの中身を気にするなんてマナーが悪いわよ」
「そうなのか? ……覚えておこう」
「そんなんだから、一愛に頭が上がらないのよ」
関係なくない? いや、実は関係あるの?
わかんない! 俺には分かんないっす。
だからあまり考えないでいこう。分からないし。
「なぁ、今ので1つ思い出したんだけど、一昨日のガールズトークは何の話だったんだ?」
「ナイショよ。レートはバカなの? 言う訳ないでしょ!」
「俺が、ガールじゃないからか……」
ガールズトークの内容も口外しないらしい。
簡単に口を割らない。意外としっかりしている。ポンコツなだけではなかったらしい。
「……プロデューサー殿?」
…………。
「気を取り直して進むよ。つい立ち止まってしまった」
「そうよ。くだらないこと言ってないで、早く歩いて!」
「はいはい」
今日は天気も良いし、実に祭り日和。
城のみんなと、大工衆、アンチたち、ミルクちゃんとメンツも多め。
主役は人気者だし、盛り上がること間違いなし!
お祭りもいいなぁ。何か企画しようかな。まず夏祭りは外せないだろ?
あと、俺の地域だと子供の日にも祭りがあるんだ。とりあえず5月をメドに祭りを企画しようかなー。
「プロデューサー殿! それに姫も! 私の姿が見えてないんですか?!」
…………。
「ねぇ──」
「──ささ、こちらですよ。姫さま!」
しつこいなーーっ!
こうなれば、走ってでも振り切ってやる!
「ちょ──、急に引っ張らないで! つまずくから! ヒールで走ったら転ぶから!」
「バレずに会場まで行きゃいいんだろ? こっちだ」
直接、飾り台の裏側まで移動できるところを行く。
姫は使わない道だから、ルシアと出くわす可能性もない。そして意地でも振り切る。
「──────────プロデューサー殿!」
まだ来るか。クソ執事め!
何がなんでも絶対に振り切ってくれる。
「止まりなさい! 転ぶって言ってるでしょ!」
「バカ天使。急ブレーキをかけるな!」
ここまでは俺がミカの手を引っ張っていた。しかし、それは抵抗されなかったからだ。
馬鹿力な天使に本気で抵抗されようものなら、俺など赤子同然どぅあ──!
「あっ、ごめん……」
ごめんでは済まない。俺は硬い柱に思いっきり頭から突っ込み、目の前に白い光みたいなのがたくさん見える。
これが星が出ているってやつなのか。
「でも、可哀想よ。無視は良くないわ」
「流石は姫! 私のことを考えてくださるとは」
「ふふん。姫たる者、自らの執事にも気を配ってこそよ」
こいつらーー! 勝手なことを言いやがってーー!
柱に突っ込んで目がチカチカ、視界がぐわんぐわんしている俺を無視して、よくもまあ。
「ここまでくれば後は大丈夫よ。ナナシはレートに用があるんでしょう? アタシは先に行くわ!」
ミカエラさん。なんたる自由人。流石は姫!
俺にクソ執事を押し付けて、自分は先に祭り会場に向かいやがった!
「んで、なんだよ。なんなんだよ。用があるなら早く言えよー」
クソ執事を殺したいけど、祭りの席で流血沙汰はね。そう思って我慢して無視を決め込むつもりだったのに、勘違いの姫が余計なことをしてくれた。
こうなったら。なってしまったら。手早く済ますのが最善。
「先日は申し訳ありませんでした。姫から聞いて深く反省しました。見よう見まねではダメだったようで。申し訳ありませんでした」
「おまっ、あれが始めてだったの!? それなのにあんなことしたの!」
「はい。恥ずかしながら」
そりゃあ失敗するよ……。
何を思って出来ると思ってたんだよ。この執事。
あと、やっぱり絶対に殺す。俺を実験台にしやがって!
「私が帰った際は大丈夫だったのですが、その後で不具合があったようで。姫に言われて確認するも、特に問題なかったのですが、プロデューサー殿にはご迷惑をかけてしまいました。至らぬばかりに申し訳ありませんでした。重てお詫びします」
「ちっ……ここまで謝られては許すしかあるまい。よって、あの件は許す! 話は終わりか?」
執事に言いはしないがこの場ではだ。だから、これだけ謝られたら許そう。この場ではだが。
後日改めて殺したくなるだろうが、この場では許そう。
「もう1つ。実はお詫びも兼ねまして──」
クソ執事の次の言葉が聞こえる代わりに、もう二度と聞きたくなかった声が、城門の方から聞こえてくる。
「──開門。開門!」
そして人力で開いた城門からゾロゾロと、見たことある白い格好のヤツらが大量に入ってくる。
あの集団はこないだの天使たち……。
「おい、まずどうしてお前がいるんだ? あと、あの天使の集団はなんだ。ミカエルのおっさんもいるじゃねーか! 俺は呼んでないぞ!」
「私が呼びました」
「何を勝手なことをしてくれてんだ。これは内々の祭りだったんだよ! 天使など姫1人いれば十分なんだよ。おっさんたちなんていらねーんだよ!」
関係ない野朗たちをお招きするなんてこと、絶対にしたくない。というか、俺は絶対にしない。
それを勝手に、あんなに呼びやがって、こいつはどういうつもりなのか。
「プロデューサー殿。落ち着いて! あの大半は単なる護衛。すぐにいなくなります。残るのは数人だけです。落ち着いて、少し私の話を聞いてください!」
──かくかくしかじか。かくかくしかじか──
という事をクソ執事から聞いた。
聞いたことの要点だけ言うとだ。あの天使たちは、俺を馬鹿にしているらしい。お姫様もだ。
俺を馬鹿にするのはいい。ミカに怪我させたのは俺のせいだから! 自らの失態は、いじられようと我慢しよう。
しかし、我らが姫を馬鹿にするとはどういう了見か……。
どれたけあの天使たちが偉いのか知らないが、俺はカチンときたので、彼らに目に物を見せてやります。
不可抗力の覗き行為に対し土下座しました。
日本人なら土下座。いつの時代もこれが一番の謝罪方法だと思います。
「もう、いいわよ。アタシも悪かったし。鏡の位置が悪かったのよ」
ミカの部屋は机の近くに鏡があり、天使ちゃんはその鏡にドレスを合わせて、『どれにしようかしら?』とやっていた。
どうして姫はこれを脱いでからやるのか。おかげでいいもの見てしまった……。
いや、着たやつが気に入らなかったんだろうか?
前にお姫様はベッドに並べて、同じようなことをやっていたし。
「そう言っていただけると本当に助かります」
だが、許された。良かったーー!
事故だったと許してくれた。天使ちゃん。マジ天使!
「何もなかった。お互いのためにそうしましょう」
「かしこまりました。姫」
今日のミカはラフな服装ではなく、姫らしい姫ドレスを着ている。
これに感想を言うなら、『今日の天使は姫みたーい』だ。ルシアのように姫な格好をしていれば、ミカも姫に見える。まぁ、姫なんだけどね。
「──準備できてるから早く行きましょう!」
10分の間にミカの用意は万端らしく、手に持っている小さなパーティ用だと思われるハンドバッグを、ブンブン振り回している。
「一昨日とは違って元気だね」
あんなに具合悪そうに『げほげほ』していた人とは思えない。ヒビが入っていたとも思えない。
あぁ、数日で骨がつく不思議とかはツッコマずにいきます。
骨折も風邪も宣言通りに治り、元気になったようで良かったです。以上。
「えっ……そ、そうね。元気になったのよ。ご心配をおかけしました」
「今日は、はしゃぎすぎないようにしなさい。あなたはすぐに調子に乗るんですから」
あらかじめ釘は刺しておこう。
何ごともなく、今日の姫祭りを成功させたいので。
「そうします」
「じゃあ行きますか」
主役同伴で会場まで行ければ、お姫様のお怒りを回避できる。いくら彼女がお菓子の化身だっとしてもな。
……今の、本人には絶対に言うなよ? フリじゃないからな?
※
ミカをエスコートしてると見せかけて、いざとなったら盾にできるようにしながら、中庭の祭り会場を目指す。
この間に、お菓子の化身ルシアに遭遇しないことから、お姫様は先に会場入りしていると思われる。助かった……。
突如として出現した中庭の、姫祭りのメインとなる巨大な飾り台。
その周辺はパーティ会場と化していて、みんな向こうに集まっていると思われる。城にいるのはシェフ~たちくらいだろう。
彼らにも姫祭りに参加してほしくはあるが、何せ彼らは俺の渡した姫祭りの料理のレシピに夢中。
もう自分たちで、オリジナル料理すら作成し始めていた。
予期せぬ方向に、勝手にプロデュースは進み始めているが止めはしない! だって、何が生み出されるのか気になるじゃん?
「しかし、キミは何をコソコソしてるのかな?」
まあ、そんなわけで城の中はがらんとしているんだが、ミカがお姫様の部屋を出た辺りからコソコソしている。
様子を伺いながら、俺に隠れながらついてくる。これでは俺が盾になっている。
「えっ、アレよアレ。ルシアを驚かそうと思って!」
「すまんが、天使が来ることはもうバレている。コソコソしてもしょうがないぞ?」
「いいから先を歩いて! アタシの好きにさせて!」
やりたいと言うならやらせるけど……バレてるよ? その行動に意味ないよ?
まあ、本人がいいならいいけどさ。
「これはこれは、プロデューサー殿」
…………。
「なぁ、ハンドバッグには何が入ってるんだ?」
「ナイショよ。女の子のバッグの中身を気にするなんてマナーが悪いわよ」
「そうなのか? ……覚えておこう」
「そんなんだから、一愛に頭が上がらないのよ」
関係なくない? いや、実は関係あるの?
わかんない! 俺には分かんないっす。
だからあまり考えないでいこう。分からないし。
「なぁ、今ので1つ思い出したんだけど、一昨日のガールズトークは何の話だったんだ?」
「ナイショよ。レートはバカなの? 言う訳ないでしょ!」
「俺が、ガールじゃないからか……」
ガールズトークの内容も口外しないらしい。
簡単に口を割らない。意外としっかりしている。ポンコツなだけではなかったらしい。
「……プロデューサー殿?」
…………。
「気を取り直して進むよ。つい立ち止まってしまった」
「そうよ。くだらないこと言ってないで、早く歩いて!」
「はいはい」
今日は天気も良いし、実に祭り日和。
城のみんなと、大工衆、アンチたち、ミルクちゃんとメンツも多め。
主役は人気者だし、盛り上がること間違いなし!
お祭りもいいなぁ。何か企画しようかな。まず夏祭りは外せないだろ?
あと、俺の地域だと子供の日にも祭りがあるんだ。とりあえず5月をメドに祭りを企画しようかなー。
「プロデューサー殿! それに姫も! 私の姿が見えてないんですか?!」
…………。
「ねぇ──」
「──ささ、こちらですよ。姫さま!」
しつこいなーーっ!
こうなれば、走ってでも振り切ってやる!
「ちょ──、急に引っ張らないで! つまずくから! ヒールで走ったら転ぶから!」
「バレずに会場まで行きゃいいんだろ? こっちだ」
直接、飾り台の裏側まで移動できるところを行く。
姫は使わない道だから、ルシアと出くわす可能性もない。そして意地でも振り切る。
「──────────プロデューサー殿!」
まだ来るか。クソ執事め!
何がなんでも絶対に振り切ってくれる。
「止まりなさい! 転ぶって言ってるでしょ!」
「バカ天使。急ブレーキをかけるな!」
ここまでは俺がミカの手を引っ張っていた。しかし、それは抵抗されなかったからだ。
馬鹿力な天使に本気で抵抗されようものなら、俺など赤子同然どぅあ──!
「あっ、ごめん……」
ごめんでは済まない。俺は硬い柱に思いっきり頭から突っ込み、目の前に白い光みたいなのがたくさん見える。
これが星が出ているってやつなのか。
「でも、可哀想よ。無視は良くないわ」
「流石は姫! 私のことを考えてくださるとは」
「ふふん。姫たる者、自らの執事にも気を配ってこそよ」
こいつらーー! 勝手なことを言いやがってーー!
柱に突っ込んで目がチカチカ、視界がぐわんぐわんしている俺を無視して、よくもまあ。
「ここまでくれば後は大丈夫よ。ナナシはレートに用があるんでしょう? アタシは先に行くわ!」
ミカエラさん。なんたる自由人。流石は姫!
俺にクソ執事を押し付けて、自分は先に祭り会場に向かいやがった!
「んで、なんだよ。なんなんだよ。用があるなら早く言えよー」
クソ執事を殺したいけど、祭りの席で流血沙汰はね。そう思って我慢して無視を決め込むつもりだったのに、勘違いの姫が余計なことをしてくれた。
こうなったら。なってしまったら。手早く済ますのが最善。
「先日は申し訳ありませんでした。姫から聞いて深く反省しました。見よう見まねではダメだったようで。申し訳ありませんでした」
「おまっ、あれが始めてだったの!? それなのにあんなことしたの!」
「はい。恥ずかしながら」
そりゃあ失敗するよ……。
何を思って出来ると思ってたんだよ。この執事。
あと、やっぱり絶対に殺す。俺を実験台にしやがって!
「私が帰った際は大丈夫だったのですが、その後で不具合があったようで。姫に言われて確認するも、特に問題なかったのですが、プロデューサー殿にはご迷惑をかけてしまいました。至らぬばかりに申し訳ありませんでした。重てお詫びします」
「ちっ……ここまで謝られては許すしかあるまい。よって、あの件は許す! 話は終わりか?」
執事に言いはしないがこの場ではだ。だから、これだけ謝られたら許そう。この場ではだが。
後日改めて殺したくなるだろうが、この場では許そう。
「もう1つ。実はお詫びも兼ねまして──」
クソ執事の次の言葉が聞こえる代わりに、もう二度と聞きたくなかった声が、城門の方から聞こえてくる。
「──開門。開門!」
そして人力で開いた城門からゾロゾロと、見たことある白い格好のヤツらが大量に入ってくる。
あの集団はこないだの天使たち……。
「おい、まずどうしてお前がいるんだ? あと、あの天使の集団はなんだ。ミカエルのおっさんもいるじゃねーか! 俺は呼んでないぞ!」
「私が呼びました」
「何を勝手なことをしてくれてんだ。これは内々の祭りだったんだよ! 天使など姫1人いれば十分なんだよ。おっさんたちなんていらねーんだよ!」
関係ない野朗たちをお招きするなんてこと、絶対にしたくない。というか、俺は絶対にしない。
それを勝手に、あんなに呼びやがって、こいつはどういうつもりなのか。
「プロデューサー殿。落ち着いて! あの大半は単なる護衛。すぐにいなくなります。残るのは数人だけです。落ち着いて、少し私の話を聞いてください!」
──かくかくしかじか。かくかくしかじか──
という事をクソ執事から聞いた。
聞いたことの要点だけ言うとだ。あの天使たちは、俺を馬鹿にしているらしい。お姫様もだ。
俺を馬鹿にするのはいい。ミカに怪我させたのは俺のせいだから! 自らの失態は、いじられようと我慢しよう。
しかし、我らが姫を馬鹿にするとはどういう了見か……。
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