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第十四章 運び屋稼業も楽じゃない
第百九十話 破茶滅茶な脱出
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「改めて自己紹介を…私はアンジェラ・ガブリオレと申します。貴方は?」
「私はイズミと申します…只の旅人です」
「今は何処へ向かって旅をなさっているの?」
「ハルハンディア共和国までです」
町長の屋敷へと歩きながら、雑談を続ける。
貴族相手に嘘をつくのはリスクがあるので、ある程度ボカしを入れつつ受け答えをする。
「…年齢とかは聞かないのですね」
「レディーの年齢を聞く趣味はありませんので」
アンジェラの言葉にしれっと答えておく。
そんな趣味も無ければ、興味も殆ど無いのである。
もっとも、事前に辺境伯領にて聞いているのもあるが。
町長らしき男が緊張した面持ちで部屋へ案内をする。
広めの面談室にも見える部屋にて、アンジェラと初老の男とイズミ、3人が椅子へ腰掛ける。
「イズミさん…でしたね。お噂は耳にしております」
「噂ですか?私は単に自由気ままに旅をしているだけでして、特にお話しするような事は無いかと」
「あら?少し前に発見されたダンジョン、発見者はエルフ族の方となっていましたが…冒険者ギルドの方に伺いましたらら、旅人と共に行動をしていたと仰っていましたので、つい貴方なのかと」
アンジェラの目が鋭く突き刺して来るが、イズミは堂々と白を切った。
「記憶にありませんね」
「ブロズムナード辺境伯の御令嬢の件はご存知かしら?王国きっての魔術師ですら治せなかったお身体の病が、最近になって治ったとの話がありました。貴族の間でも話題ですわ」
「そうなのですね。とても腕の良い魔術師に出会ったのですかね?」
もう少し回りくどい言い方をするかと思ったが、結構ストレートに聞いて来る。
アレクセイが言っていた公爵家の娘とは、アンジェラの事だと理解した。
「貴族様にこう言うのも恐縮ですが、私も旅路を急いでおりまして」
「…魔族がらみで?」
部屋を出る為に椅子から腰を上げようとしたイズミだったが、アンジェラの一言でイズミの表情が一瞬消えた。
右手が直ぐにマグナムを抜けるように自由にさせると、目の前の2人を笑顔を作り直し睨みつける。
「…いえ、予定が狂うのが嫌でして」
「貴方、顔には余り出ないようにしてるけど、嘘を付くの苦手でしょ」
初めて年齢相当の声色でアンジェラが喋った。
そのアンジェラが右手の人差し指を出して、クルンと円を描いた。
「…魔力探知をしたの。この村全域を」
アンジェラは軽く背筋を正すと、話を続けた。
「この村には今、魔族の反応が1つある。今朝この町に入った時は無かったわ。それを覆い隠して守るように規格外の魔力が動いている。そして、その魔力と全く同じ魔力を持った人間が目の前にいる…魔力はその人だけのものであり、双子であっても全く同一の魔力反応にはならない。でも確かに町の外れに1つ、目の前に1つ全く同じ魔力の反応がある」
イズミは黙って話を聞いた。
魔法に関しては何も分からないが、目の前の少女アンジェラは見たことの無いマスタングの存在を、自分との関係を魔力の反応だけで手繰り寄せたのだ。
それに、ハッタリにも感じられない。
「町外れにある貴方と同じ魔力は、厳密には生きていない。魔力の波が人間でも獣人でも、ドワーフやエルフでも無い。まして魔族でも無い。自発的に動いて…!?」
アンジェラが更に言葉を紡ごうとした瞬間、建物の壁が破壊された。
壁の破片が飛び散り、煙で視界が悪くなる。
「マスター、魔法通信切断及びエリア拘束魔法を検知した為、武力にて強制解除しました」
「いつの間に?」
イズミは立ち上がると、壊れた壁から外に出た。
そこにはマスタングが停まっている。
振り向いて破損状況を確認していると、思わずため息が出てしまった。
「おぉ…派手にやったな」
こりゃ不味いと思ったが…もう後の祭りである。
「お嬢様、ご無事ですか?」
「えぇ、大丈夫よ…あれは?」
マスタングのドアを開けたタイミングで、2人が外へ出て来た。
マスタングは瞬時にガトリングを実体化して、照準をアンジェラに定めた。
「お二人もご無事のようで…マスタング、その子を殺すのは不味い」
「…かしこまりました」
アンジェラはマスタングからの奇妙な圧に気圧されつつも、防御体勢は取っているようだった。
「同じ魔力反応…貴方達は一体…」
「只の旅人と相棒のアーティファクトですよ、本当に。今は仕事中につき、これにて失礼しますね…今度は互いに暇な時にでも話をしましょう。美味しいお菓子もご用意しますよ?」
イズミはマスタングに乗り込むと、アクセルを踏み込んで町を出る為に通りへ走らせる。
残されたアンジェラ達は、追うことも出来ず立ち尽くしていた。
「私の魔法が一撃で突破されたわ…アレは何だったのかしら?」
防御体勢を解いたアンジェラが呟いた。
まだ完全には状況を理解しきれていないようだった。
「アレ、アーティファクトが向けていた魔力…調べる必要があるわね」
アンジェラは震える手を強く握り締め、遠のいて行く魔力反応の方角を見つめた。
「私はイズミと申します…只の旅人です」
「今は何処へ向かって旅をなさっているの?」
「ハルハンディア共和国までです」
町長の屋敷へと歩きながら、雑談を続ける。
貴族相手に嘘をつくのはリスクがあるので、ある程度ボカしを入れつつ受け答えをする。
「…年齢とかは聞かないのですね」
「レディーの年齢を聞く趣味はありませんので」
アンジェラの言葉にしれっと答えておく。
そんな趣味も無ければ、興味も殆ど無いのである。
もっとも、事前に辺境伯領にて聞いているのもあるが。
町長らしき男が緊張した面持ちで部屋へ案内をする。
広めの面談室にも見える部屋にて、アンジェラと初老の男とイズミ、3人が椅子へ腰掛ける。
「イズミさん…でしたね。お噂は耳にしております」
「噂ですか?私は単に自由気ままに旅をしているだけでして、特にお話しするような事は無いかと」
「あら?少し前に発見されたダンジョン、発見者はエルフ族の方となっていましたが…冒険者ギルドの方に伺いましたらら、旅人と共に行動をしていたと仰っていましたので、つい貴方なのかと」
アンジェラの目が鋭く突き刺して来るが、イズミは堂々と白を切った。
「記憶にありませんね」
「ブロズムナード辺境伯の御令嬢の件はご存知かしら?王国きっての魔術師ですら治せなかったお身体の病が、最近になって治ったとの話がありました。貴族の間でも話題ですわ」
「そうなのですね。とても腕の良い魔術師に出会ったのですかね?」
もう少し回りくどい言い方をするかと思ったが、結構ストレートに聞いて来る。
アレクセイが言っていた公爵家の娘とは、アンジェラの事だと理解した。
「貴族様にこう言うのも恐縮ですが、私も旅路を急いでおりまして」
「…魔族がらみで?」
部屋を出る為に椅子から腰を上げようとしたイズミだったが、アンジェラの一言でイズミの表情が一瞬消えた。
右手が直ぐにマグナムを抜けるように自由にさせると、目の前の2人を笑顔を作り直し睨みつける。
「…いえ、予定が狂うのが嫌でして」
「貴方、顔には余り出ないようにしてるけど、嘘を付くの苦手でしょ」
初めて年齢相当の声色でアンジェラが喋った。
そのアンジェラが右手の人差し指を出して、クルンと円を描いた。
「…魔力探知をしたの。この村全域を」
アンジェラは軽く背筋を正すと、話を続けた。
「この村には今、魔族の反応が1つある。今朝この町に入った時は無かったわ。それを覆い隠して守るように規格外の魔力が動いている。そして、その魔力と全く同じ魔力を持った人間が目の前にいる…魔力はその人だけのものであり、双子であっても全く同一の魔力反応にはならない。でも確かに町の外れに1つ、目の前に1つ全く同じ魔力の反応がある」
イズミは黙って話を聞いた。
魔法に関しては何も分からないが、目の前の少女アンジェラは見たことの無いマスタングの存在を、自分との関係を魔力の反応だけで手繰り寄せたのだ。
それに、ハッタリにも感じられない。
「町外れにある貴方と同じ魔力は、厳密には生きていない。魔力の波が人間でも獣人でも、ドワーフやエルフでも無い。まして魔族でも無い。自発的に動いて…!?」
アンジェラが更に言葉を紡ごうとした瞬間、建物の壁が破壊された。
壁の破片が飛び散り、煙で視界が悪くなる。
「マスター、魔法通信切断及びエリア拘束魔法を検知した為、武力にて強制解除しました」
「いつの間に?」
イズミは立ち上がると、壊れた壁から外に出た。
そこにはマスタングが停まっている。
振り向いて破損状況を確認していると、思わずため息が出てしまった。
「おぉ…派手にやったな」
こりゃ不味いと思ったが…もう後の祭りである。
「お嬢様、ご無事ですか?」
「えぇ、大丈夫よ…あれは?」
マスタングのドアを開けたタイミングで、2人が外へ出て来た。
マスタングは瞬時にガトリングを実体化して、照準をアンジェラに定めた。
「お二人もご無事のようで…マスタング、その子を殺すのは不味い」
「…かしこまりました」
アンジェラはマスタングからの奇妙な圧に気圧されつつも、防御体勢は取っているようだった。
「同じ魔力反応…貴方達は一体…」
「只の旅人と相棒のアーティファクトですよ、本当に。今は仕事中につき、これにて失礼しますね…今度は互いに暇な時にでも話をしましょう。美味しいお菓子もご用意しますよ?」
イズミはマスタングに乗り込むと、アクセルを踏み込んで町を出る為に通りへ走らせる。
残されたアンジェラ達は、追うことも出来ず立ち尽くしていた。
「私の魔法が一撃で突破されたわ…アレは何だったのかしら?」
防御体勢を解いたアンジェラが呟いた。
まだ完全には状況を理解しきれていないようだった。
「アレ、アーティファクトが向けていた魔力…調べる必要があるわね」
アンジェラは震える手を強く握り締め、遠のいて行く魔力反応の方角を見つめた。
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