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オナーニッビュル国国都で

にじゅうきゅうわめ

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 王太子の尻から顔を出しただけのゼルが、それはもう『ボク頑張りました!褒めてください!』って感じのキラッキラの目で俺に説明してくれた。
 まず、俺とエルの睦言の邪魔になったらいけない、と口を塞いだ。
 初めは歯を立ててきたけど、ゼルにはなんら効かず、むしろ暴れて疲れてしまったらしく、簡単でした、と言われた。
 何が?といえばナニが。
 別にコイツが傷ついても良かったし、何とも思わないが、余計な力が抜けた瞬間に潜り込めたので楽だったと。
 どこにと言えば尻の穴だな。

 エルのだと尻というよりは女性器という感じになってしまったが、クソ王太子はどんだけ使えようが尻の穴だな、ケッ。
 ココに俺は挿入はいりたいとは思わんね!
 っと、それはいい。

 どうやら処女だったらしいが、そこはゼル。
 余計な力も抜けた所だったし、挿入り込む太さを自在に出来たから細めで挿入ったとさ。
 この時点で一応処女っていう感じ。

 そこから胎内側に比重を増やし、ナカで太さを増したんだって。
 そうなるとどうなったかと言えば……。

 処女なのに子宮やら腸やらは既に犯され済みで、開発済み、となった。

 ゼル君、なんとクソ王太子の処女を俺がブチ抜いて痛みを与える可能性を考えたらしい。
 主人想いのいい子だ、ほろり。
 だがしかし、俺はコイツの処女はいらんな。
 どうしてやろうか。

 俺が腕を組んで、コイツをどうしてやろうかと考えたのも束の間。

「よし、ゼル出ておいで。あ、処女膜は残してね」
「はい、ご主人様」

 ぬるーんと尻穴から出てきたゼルはちょっと大きくなっていた。
 クソ王太子の精気にエルと俺の精気も取り込んだせいだろう。
 成長早いなぁ。
 思考でゼルにどうして欲しいかを伝え、俺は最初にクソ王太子が座っていた椅子に悠然と腰掛け脚を組んだ。
 ゼルはクソ王太子を拘束していた金具の鍵を外しつつ、クソ王太子を裸に剥いていく。
 未だ何処かに飛んだままのコイツはされるがままで、さてどうなるやら。

「おい、起きろ」

 俯せで俺の足元に転がるクソ王太子を足で突き起こす。
 緩慢な動作で顔を上げたクソ王太子は酷く怠そうだ。

「起きたか?クソ王太子サマ」
「……きさ……ころ、ぅ……」
「ふぅん?子宮まで犯されたにしては元気あるな」
「おぇ、さま……おうた、し……だ……へーかが……だまっへ、ない……」
「へぇ?どうやって泣き付くんだ?スライムに犯されたって?」
「ぐ……っ」
「んー……じゃあもっとキチンと犯されとこっか」
「は……?」
「じゃ、ゼル。ヤっちゃって」
「はい、ご主人様」

 クソ王太子の足元にいたゼルをクソ王太子は忘れていたらしい。
 ゼルは俺の言葉を受けて大きくなる。
 クソ王太子の尻穴から出てきた時はぎゅぎゅーっと圧縮状態で出てきたんだって。
 だから、あれが最小状態で、今ゼルは大きくなると俺を丸ごと包めるぐらいには大きくなったのだ。
 成長早いなぁ。

「ひっ!?く、くるなぁ……!」

 力の入らない体で懸命に逃げようとするクソ王太子は、その甲斐もなくゼルに四肢を捕らえられ、持ち上げられてしまう。
 浮いた体はゼルによって支え拘束され、もがこうとしているが動けない状態になっている。
 そうしてクソ王太子は、脚を開いて背中を丸めた状態にされる。
 それも可能な限り丸められ、その目で自分の尻穴が見えるほどだろう。
 屈辱だろうか、クソ王太子の顔が真っ赤に染まり、奥歯を噛み締めている音が聞こえる。
 だが……その目はキツく閉じられている。

「おいおい、ちゃんと見とけよ?お前の記念すべき処女喪失の時間だぜ」

 きっと今の俺はどう見ても勇者じゃないだろう。
 自覚は、ある。
 止めないがな!

「や、やめ……っ」
「あー?聞こえないなぁ?まあ聞こえたとしても……止めねぇけどな」

 クソ王太子の顔は椅子に座った俺よりも少し高い位置にある。
 俺の目の高さにあるのは萎びれているクセに涎を垂らすクソ王太子の使い込まれた息子と、その下で縮こまる膨らみ。
 その更に下にあるきゅうう、と窄まった尻穴だ。
 上から自分の尻穴を見下ろして欲しいものだ。

 そしてその下にはゼルがいるんだぜ。
 そしてそんなゼルからにゅううう、と伸びてくる棒のようなモノ。
 それはクソ王太子の尻穴を擦りながら伸びる。
 太さは俺の拳程、先端は丸みを帯び、ちょっとエラが張ったような傘が開き、やっぱり俺の拳程の太さの竿。
 そう、極太の肉棒である。
 脈動はしないがな。
 言うなればディルドーだ。

 ゼルの肉棒がクソ王太子の穴や膨らみを擦りながら伸び縮みする。
 怖いもの見たさか。
 クソ王太子がうっすらと目を開きその肉棒を見て、顔色を変えた。
 想像がついたんだろうな。
 カタカタと震えているのがわかる。

「は、そんな怯えんなよ。お前も好きなんだろ?」
「ち、ちが……ちが……」
「だいじょーぶ、俺はそんな非道じゃないからさ。ちゃあんと味わえるようにしてやるって」

 そうして異空間収納から取り出したのは塗った部分の痛みを麻痺させる無痛薬。
 それを触るのが嫌だからとクソ皇太子の穴にどぼっとかける。
 何故か小さく悲鳴を上げて息を詰まらせたクソ皇太子はスルーだ。
 空になった瓶を居空間収納に仕舞い、椅子の背もたれに背中を預ける。

「さ、これで挿れる時の痛みはないはずさ」

 挿れる時『だけ』ね。
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