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オナーニッビュル国国都で
にじゅうはちわめ※《シオン×エル》
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「あんッ、あっ、あっ、あ、ぅん……っ」
「あー……マジきもち……っ……あ、イく……ぅっ」
「はぁあああ……!!」
びゅくびゅくとエルさんの胎内に精を吐き出す。
ぐりぐりと腰を押し付ければ肉杭の先端がエルさんの最奥を抉り、エルさんが跳ねる。
もう何度吐き出したのか、数えるのを忘れていた。
でも1回や2回では俺が治まらず、エルさんにずっぽしとハメたまま腰を振り続けたのは間違いない。
その証拠に俺を収めたままのソコは赤く熟れ、熱を持っているし、ナカで吐き出した白濁が愛液とかき混ぜられ泡立ち、布団に池を作っている。
シーツに染み込み切らない池がエルさんの尻と俺の膝を浸し、ちょっと滑る。
エルさんの腹にも白い池が出来ていて、動くと肌を滑ってシーツに落ちている。
エルさんは蕩けたまま俺に貫かれ続け、ちょっとアヘってる。
小さく跳ねるエルさんの姿を見下ろしていると全然萎えない。
俺ってば絶倫だったんだな。
ジュークのこと言えないや。
まだまだ元気……っていうか元気になってってる。
「はー……はー……」
息を整えているらしいエルさんを見下ろしたまま唇を舐める。
いっぱいしてほしいんだったな。
お望みのままに。
にんまりと笑みを浮かべたら、それを見たエルさんが楔を締め付けて震えた。
その目には悦びが浮かんでいるのがわかる。
そんなに期待されたら、応えたくなるよね。
それから俺はまた何度もエルさんを絶頂へと導いてやった。
深く浅く、焦らしては強い快感を与え……途中からはエルさんの方から目で、言葉で、身体で強請り、俺の精を搾り取ろうと腰を揺らしていた。
「あふ、んッ……シオン、シォン……!もっとぉ……っ、あああッ!」
「く、ぅ……ッ!…………はぁ、はぁ……」
どっぷりと快楽に溺れていた俺たちだが、弛緩したその時に俺たちじゃない存在の声が聞こえてふと顔を上げた。
出処はすっかり記憶の片隅にもなかったクソ王太子サマだった。
そうして色々思い出した俺は今度こそ我に返ったと言えるだろう。
「あー……エルさん?」
「ぁ……しおんん……」
「薬、抜けました?」
「ん…………ん」
エルさんは少しの間の後、こくりと頷く。
まだ蕩けているが、薬が抜けたのなら大丈夫だろう。
ちょっと萎え始めた杭をゆっくりと引き抜いていく。
「ふぁぁ……っ」
「ぅ……っ」
抜かせない、とばかりに締め付けられまた押し戻したくなるが……我慢だ。
ちゅぽん、と音を立てて全てを引き抜けばちょっともの寂しい気がした。
大丈夫だろうかと下を見下ろしてみると、ぽっかりと口が開いたままのエルさんの泉から白濁がとろり、どころではなくごぽぉっと溢れちょっとヤりすぎたな、と思った。
そんな俺の目線を辿ったらしいエルさんは、何故か見せ付けるようにそこを指で開き、白濁の流れる様を見せてくる。
「シオンの、精液……溢れちゃったね」
「……は、はい……」
「……また、注いでくれるかい……?」
ハッとしてエルさんの顔を見れば、多分照れていた。
つられて俺も何だか照れ臭くなってくる。
でも、素直に首肯する俺。
そして嬉しそうに目を細めるエルさん。
「エルさんって、ネコだったんだね」
「ネコ、がわからないけれど……僕は元々ここまで性交に興味はなかったんだよ?…………シオンのせいだからね」
「俺?」
「……僕に、今教えてくれたじゃないか。僕、もうシオンがいないと生きていけないかも」
そう言って俺に両手を伸ばしてくる。
そんなエルさんの腕の中に体を倒し、顔を近づけるとそっと唇を重ねる。
うん、俺もエルさんを手放すのは惜しいな。
「……じゃあこれからは俺の目の届かない所に勝手に行かないでくださいね?」
「ん……わかったよ」
「……エルさんが無事で良かったです」
「……エルって呼んで」
「……エル……」
ちゅ、ちゅ、と唇を軽く重ねて遅まきながらもエルの無事をしっかり確認した俺は、エルに休んでて、と声を掛けて毛布を掛けておく。
ちょっと敷き布団の方が物凄いことになってるけどエルはすんなりと眠った。
疲れただろうね、誰のせいって俺のせいだけど!
俺は汗で張り付く前髪を掻き上げながら乱れた姿のまま、クソ王太子の元へと向かうとその顔の前にしゃがみ込んだ。
そうしてくず折れた上半身を髪を掴んで無造作に引っ張り上げる。
ぐちゃぐちゃな顔はアヘっているし、思った以上に静かだったのはその騒がしさの元になる口にゼルが入っていたせいだったらしい。
分裂したわけじゃない。
その口からゼルを辿ると、服の中へと続いている。
髪から手を離せばゴツッ、と顔が床に落ちたがどうでもいい。
立ち上がりゼルの部分を辿り目を向ければ服の下から剥き出しの下半身を覆い、エルのとは違う汚い尻に続いていた。
「ゼル」
「はい、ご主人様」
呼びかけてみたらあらビックリ!
クソ王太子の穴に首が生えた。
何言ってんだと思うかもしれない。
だが見たままを言葉にすればそうなる。
まるで首から下をクソ王太子の胎内に収めているかのように、その穴からぴょこんと首から上だけが出てきたのだ。
そしてゼルがカタコトじゃなくなっている。
「クソ王太子サマの具合はどう?」
「はい。雌犬に調教出来たと思います」
ビックリもビックリ。
ゼルの口からトンデモナイ単語が出てきましたよ奥さん。
俺そんなこと言ってない……はず。
「あー……マジきもち……っ……あ、イく……ぅっ」
「はぁあああ……!!」
びゅくびゅくとエルさんの胎内に精を吐き出す。
ぐりぐりと腰を押し付ければ肉杭の先端がエルさんの最奥を抉り、エルさんが跳ねる。
もう何度吐き出したのか、数えるのを忘れていた。
でも1回や2回では俺が治まらず、エルさんにずっぽしとハメたまま腰を振り続けたのは間違いない。
その証拠に俺を収めたままのソコは赤く熟れ、熱を持っているし、ナカで吐き出した白濁が愛液とかき混ぜられ泡立ち、布団に池を作っている。
シーツに染み込み切らない池がエルさんの尻と俺の膝を浸し、ちょっと滑る。
エルさんの腹にも白い池が出来ていて、動くと肌を滑ってシーツに落ちている。
エルさんは蕩けたまま俺に貫かれ続け、ちょっとアヘってる。
小さく跳ねるエルさんの姿を見下ろしていると全然萎えない。
俺ってば絶倫だったんだな。
ジュークのこと言えないや。
まだまだ元気……っていうか元気になってってる。
「はー……はー……」
息を整えているらしいエルさんを見下ろしたまま唇を舐める。
いっぱいしてほしいんだったな。
お望みのままに。
にんまりと笑みを浮かべたら、それを見たエルさんが楔を締め付けて震えた。
その目には悦びが浮かんでいるのがわかる。
そんなに期待されたら、応えたくなるよね。
それから俺はまた何度もエルさんを絶頂へと導いてやった。
深く浅く、焦らしては強い快感を与え……途中からはエルさんの方から目で、言葉で、身体で強請り、俺の精を搾り取ろうと腰を揺らしていた。
「あふ、んッ……シオン、シォン……!もっとぉ……っ、あああッ!」
「く、ぅ……ッ!…………はぁ、はぁ……」
どっぷりと快楽に溺れていた俺たちだが、弛緩したその時に俺たちじゃない存在の声が聞こえてふと顔を上げた。
出処はすっかり記憶の片隅にもなかったクソ王太子サマだった。
そうして色々思い出した俺は今度こそ我に返ったと言えるだろう。
「あー……エルさん?」
「ぁ……しおんん……」
「薬、抜けました?」
「ん…………ん」
エルさんは少しの間の後、こくりと頷く。
まだ蕩けているが、薬が抜けたのなら大丈夫だろう。
ちょっと萎え始めた杭をゆっくりと引き抜いていく。
「ふぁぁ……っ」
「ぅ……っ」
抜かせない、とばかりに締め付けられまた押し戻したくなるが……我慢だ。
ちゅぽん、と音を立てて全てを引き抜けばちょっともの寂しい気がした。
大丈夫だろうかと下を見下ろしてみると、ぽっかりと口が開いたままのエルさんの泉から白濁がとろり、どころではなくごぽぉっと溢れちょっとヤりすぎたな、と思った。
そんな俺の目線を辿ったらしいエルさんは、何故か見せ付けるようにそこを指で開き、白濁の流れる様を見せてくる。
「シオンの、精液……溢れちゃったね」
「……は、はい……」
「……また、注いでくれるかい……?」
ハッとしてエルさんの顔を見れば、多分照れていた。
つられて俺も何だか照れ臭くなってくる。
でも、素直に首肯する俺。
そして嬉しそうに目を細めるエルさん。
「エルさんって、ネコだったんだね」
「ネコ、がわからないけれど……僕は元々ここまで性交に興味はなかったんだよ?…………シオンのせいだからね」
「俺?」
「……僕に、今教えてくれたじゃないか。僕、もうシオンがいないと生きていけないかも」
そう言って俺に両手を伸ばしてくる。
そんなエルさんの腕の中に体を倒し、顔を近づけるとそっと唇を重ねる。
うん、俺もエルさんを手放すのは惜しいな。
「……じゃあこれからは俺の目の届かない所に勝手に行かないでくださいね?」
「ん……わかったよ」
「……エルさんが無事で良かったです」
「……エルって呼んで」
「……エル……」
ちゅ、ちゅ、と唇を軽く重ねて遅まきながらもエルの無事をしっかり確認した俺は、エルに休んでて、と声を掛けて毛布を掛けておく。
ちょっと敷き布団の方が物凄いことになってるけどエルはすんなりと眠った。
疲れただろうね、誰のせいって俺のせいだけど!
俺は汗で張り付く前髪を掻き上げながら乱れた姿のまま、クソ王太子の元へと向かうとその顔の前にしゃがみ込んだ。
そうしてくず折れた上半身を髪を掴んで無造作に引っ張り上げる。
ぐちゃぐちゃな顔はアヘっているし、思った以上に静かだったのはその騒がしさの元になる口にゼルが入っていたせいだったらしい。
分裂したわけじゃない。
その口からゼルを辿ると、服の中へと続いている。
髪から手を離せばゴツッ、と顔が床に落ちたがどうでもいい。
立ち上がりゼルの部分を辿り目を向ければ服の下から剥き出しの下半身を覆い、エルのとは違う汚い尻に続いていた。
「ゼル」
「はい、ご主人様」
呼びかけてみたらあらビックリ!
クソ王太子の穴に首が生えた。
何言ってんだと思うかもしれない。
だが見たままを言葉にすればそうなる。
まるで首から下をクソ王太子の胎内に収めているかのように、その穴からぴょこんと首から上だけが出てきたのだ。
そしてゼルがカタコトじゃなくなっている。
「クソ王太子サマの具合はどう?」
「はい。雌犬に調教出来たと思います」
ビックリもビックリ。
ゼルの口からトンデモナイ単語が出てきましたよ奥さん。
俺そんなこと言ってない……はず。
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