27 / 78
第Ⅰ章 ゲーム本編①
26.ラスボス変更→新しくシナリオ展開します
しおりを挟む
起きたら朝だった。
それはそうだ、人は朝起きて夜寝る習性の生き物なのだから。
だが、そういうことではなくて。
「どうやって帰ってきたんだっけ? そもそも今日って何日だっけ?」
「今日は昨日の次の日で、君はウィリアムに御姫様抱っこされて帰ってきたよ」
「それは良くない。レイリーに恨まれる。そういう火種はいらない」
「そうだね。僕も、君が別の男に抱かれて帰ってくる姿は見たくなかったよ」
独り言に応える人がいる。会話が成立している。おかしい。
横に目を向けると、ベッドサイドにユリウスがいた。
「どうして勝手に人の部屋に入ってきているんですか。殴りますよ」
ぼんやりした頭でも、悪態は吐けるらしい。
拳を握って見せたが、力が入らず、腕はベッドに逆戻りした。
「怖い思いをさせてしまったね。今日は一日、ゆっくり休むといい」
ノエルの悪態には答えずに、ユリウスが優しく布団を掛け直した。
その顔にいつもの笑みはない。
ウィリアムに、あの場の話を聞いたのだろうか。
そういえば、あの時、ユリウスはどこで何をしていたのだろう。
他のメンバー、特にレイリーには、どんな説明をしたのか。
気になることは沢山あるが、今はもっと他に気になることがある。
「あれって、本当に、ただの殺気だったんでしょうか」
時代劇も書く作家だが、殺気だけでこれほどの後遺症が残るものなのか、甚だ疑問だ。
心に恐怖が刻まれることはあるだろうが、次の日まで体が怠くて動けなくなる殺気は聞いたことがない。
「ノアは強力な光魔術師だからね。彼の魔法技術はこの国でもトップクラスだよ。おそらく殺気に攻撃魔法を忍ばせたんだろう。あわよくば、あの場で君を殺してしまいたかったんだろうね」
怖い話を、さっくりとしてくれる。
つまり、危うく死ぬところだったという訳だ。
(この程度で済んで良かったと思うべきなのか。本当に、もう二度と会いたくない)
ユリウスの手が、ふわりとノエルの髪を撫でる。
「助けにいけなくて、ごめん。これじゃ、僕が付いていった意味がない」
ユリウスの顔がいつになく落ち込んで見える。
「先生は、あの時、何処にいたんですか?」
「君たちが出て行ったあと、病院で呪い持ちの患者が暴走してね。あれは恐らくノアの足止めだ。僕がいることも織り込み済みだったんだろう」
なかなか動き出さない頭で、ぼんやり考える。
「リヨン様を利用して私たちを誘き出したってことでしょうか。私を、殺すために」
ノエルが呪いから生還し、王族を始めとした貴族が『呪い』について調べ始めた。
教会にとっては放置できない状況だ。
大司教という立場にあるノアがノエルを始末しようと考えるのは、不思議でもない。
「全く、とんでもない奴に目を付けられたねぇ。仕方のない娘だ」
ユリウスがノエルの前髪を優しく払う。
「ユリウス先生はノア様と、仲が良かったのですか?」
確かにユリウスとノアは同級生だ。
だが、ノアが一方的にユリウスをライバル視していただけで、仲の良い友人設定にはしていない。
ユリウスルートのシナリオでも、ノアへ対応は冷たくあしらう感じで書いていた。
「ただの学院時代の同級生だよ。負けず嫌いで自分が一番じゃないと気が済まない頑固者。今もきっと、そんな感じなんだろう」
ユリウスの語り口は昔を懐かしんでいるように聞こえる。
ウィリアムの話を聞いた時も、悲しそうな顔をしていた。
(この世界のノアとユリウスは、私が知っている関係性とは違うのかもしれない)
すでに展開はシナリオからズレている。
ノアとユリウス、二人の関係性が変わっている可能性は十分ある。
(ノアと仲が良いとしたら、ユリウスはこの先、どうするだろう)
この先は確実に教会との対立になる。
ノアとの対峙も、きっと避けられない。
「今のままだと、私は殺されますか」
「確実にね。ノアは君を認識した。教会は君の存在を放置できない。どんな手を使っても、殺しに来るだろうね」
「はっきり言うのですね」
「遠回しな表現を、君は望まないでしょ。時間を無駄にするのは好きではなさそうだし」
(なんでこの人、私のことよくわかっているのだろう。魔力観測って性格まで見えるのかな。そんな設定、組んでないはずだけど)
教会が、呪いの生き残りであるノエルを始末するなら、真実を知ってしまったウィリアムは、どうなるのだろう。今ならまだ、引き返せる。だが、リヨンの残した封筒の中身によっては、もう引き返せない。
(引き返さなくていい、シナリオの展開的には。だけど、私のシナリオのラスボスはリヨンだった。今の流れでは、どう考えてもノアがラスボスだ)
まさか、こんなにハードモードになろうとは。
今の主要キャラの実力で、ノアに太刀打ちできるとは到底思えない。
攻略キャラと主人公が死んだら、残るエンディングは世界の破滅だけだ。
ユリウスがノエルの指輪をつぃ、となぞった。
「この指輪でも、君を守り切れなかったね。ごめんね、ノエル」
ユリウスの目が憂いを帯びて見える。
(ユリウスは、こんな顔するキャラだっただろうか。……いや、違うな。キャラじゃない、人なのか)
数パターンしかないゲームの表情とは違う。生きていれば、幾つもの表情をして当然だ。
人の心は流動し変化する。人との関わりが、希望や絶望が、人を変える。
本人すら想像もつかないような顔をすることだってある。
現実の世界だからこそ、創作したキャラ設定の内になんか収まるはずがない。
「この指輪がなかったら、私は生きていなかった気がします。指輪に込められた先生の魔力があったから、今、ここにいられるんじゃないでしょうか」
「でも、君は傷付いた。体は治癒魔法で癒せても、心までは、そうはいかない」
(ユリウスは気付いているんだ。ノアの殺気と魔力に私が怯えているって)
気の持ち方が大きく影響する魔法にとって、それがどれだけ致命的であるか。
優秀な魔術師だからこそ深く理解しているのだろう。
ノエルは、指輪をなぞるユリウスの指に、指を絡めた。
「先生、私に魔術の訓練をしてくれませんか。闇魔法と光魔法を同時に展開できる技術と、それを維持する魔力量が欲しいです」
「中和術を習得したいってこと? 禁忌術には手を出したくないんじゃ、なかったの?」
「覚えたくなりました。他にも、教えてほしい魔術があります。このまま、ノア大司教に負けたままで、泣き寝入りしたくありません。私はまだ、死ぬ気はないです」
指はまだ、震えている。心もまだ、怯えたままだ。
ノアの殺気と魔力を思い出すだけで、今でも冷や汗が吹き出しそうになる。
(だからって、このまま負けっぱなしにできるか。ノアだって、私が作ったキャラなんだ。いくらチート設定でも、付け入る隙は見付けられるはずだ。たとえ創作を超えた世界でも、原作者の私ならシナリオを立て直せる)
思わず手に力が入る。ユリウスの手を強く握った感じになってしまった。
ユリウスが小さく笑みを零した。ノエルの震える指を撫でるように指を絡ませる。
「ノエルも、かなりの負けず嫌いだね。一人でノアに勝てると思う?」
「思いません。でも、一人でなければ、何とかなります。それに、勝たなくていいんです。負けなければ、それでいい」
「何か策がありそうだね。もちろん、付き合ってあげるよ」
ユリウスが絡めた指を深めて、ノエルの手を握る。
「あとでマリアが来るはずだから、治癒魔法をかけてもらうんだよ。今日は無理しないで休むこと。体力が戻らない娘に、訓練はしてあげないからね」
絡んだ指が離れて、熱が逃げる。少しだけ、心細く感じた。
ユリウスの背中を見送って、ノエルは改めて考えを纏めることにした。
(今はもう、私が書いたシナリオの流れじゃない。けど、結末には辿り着けるはずだ。ラスボスがリヨンからノアに変わっただけで、『呪い』の解呪って目的は変わってない)
難易度は格段に上がったが、ここからまた、新しいシナリオを展開すればいいだけだ。
(原作者として、ノエル=ワーグナーとして、この先のシナリオを新しく書き換えてやる)
「そういえば、リヨンが勧めてくれた紅茶は、何か意味があったのかな」
飲んだ後、ノエルにもウィリアムにも特に大きな変化はなかった。
(ただの紅茶だったのかな。じゃぁ、なんであんなに、飲むように勧めたんだろう)
ちかっと、部屋の隅が光った気がした。
重い体を持ち上げて起き上がる。が、体がベッドにリターンした。瞼が思い。急に激しい眠気が襲う。
(何で、急に……。まさか、ユリウスが指輪に何かしたのか)
左の薬指にから、青黒い気が揺らめき立っている。
『ちゃんと休むようにって、いったよね』
という、ユリウスの声が聞こえた気がした。
(指輪に触れていたのは、細工するためか。おのれ、抜かりない)
ユリウスへの恨み言をぶつぶつと口の中で呟きながら、ノエルの意識は眠りの深淵へ落ちて行った。
それはそうだ、人は朝起きて夜寝る習性の生き物なのだから。
だが、そういうことではなくて。
「どうやって帰ってきたんだっけ? そもそも今日って何日だっけ?」
「今日は昨日の次の日で、君はウィリアムに御姫様抱っこされて帰ってきたよ」
「それは良くない。レイリーに恨まれる。そういう火種はいらない」
「そうだね。僕も、君が別の男に抱かれて帰ってくる姿は見たくなかったよ」
独り言に応える人がいる。会話が成立している。おかしい。
横に目を向けると、ベッドサイドにユリウスがいた。
「どうして勝手に人の部屋に入ってきているんですか。殴りますよ」
ぼんやりした頭でも、悪態は吐けるらしい。
拳を握って見せたが、力が入らず、腕はベッドに逆戻りした。
「怖い思いをさせてしまったね。今日は一日、ゆっくり休むといい」
ノエルの悪態には答えずに、ユリウスが優しく布団を掛け直した。
その顔にいつもの笑みはない。
ウィリアムに、あの場の話を聞いたのだろうか。
そういえば、あの時、ユリウスはどこで何をしていたのだろう。
他のメンバー、特にレイリーには、どんな説明をしたのか。
気になることは沢山あるが、今はもっと他に気になることがある。
「あれって、本当に、ただの殺気だったんでしょうか」
時代劇も書く作家だが、殺気だけでこれほどの後遺症が残るものなのか、甚だ疑問だ。
心に恐怖が刻まれることはあるだろうが、次の日まで体が怠くて動けなくなる殺気は聞いたことがない。
「ノアは強力な光魔術師だからね。彼の魔法技術はこの国でもトップクラスだよ。おそらく殺気に攻撃魔法を忍ばせたんだろう。あわよくば、あの場で君を殺してしまいたかったんだろうね」
怖い話を、さっくりとしてくれる。
つまり、危うく死ぬところだったという訳だ。
(この程度で済んで良かったと思うべきなのか。本当に、もう二度と会いたくない)
ユリウスの手が、ふわりとノエルの髪を撫でる。
「助けにいけなくて、ごめん。これじゃ、僕が付いていった意味がない」
ユリウスの顔がいつになく落ち込んで見える。
「先生は、あの時、何処にいたんですか?」
「君たちが出て行ったあと、病院で呪い持ちの患者が暴走してね。あれは恐らくノアの足止めだ。僕がいることも織り込み済みだったんだろう」
なかなか動き出さない頭で、ぼんやり考える。
「リヨン様を利用して私たちを誘き出したってことでしょうか。私を、殺すために」
ノエルが呪いから生還し、王族を始めとした貴族が『呪い』について調べ始めた。
教会にとっては放置できない状況だ。
大司教という立場にあるノアがノエルを始末しようと考えるのは、不思議でもない。
「全く、とんでもない奴に目を付けられたねぇ。仕方のない娘だ」
ユリウスがノエルの前髪を優しく払う。
「ユリウス先生はノア様と、仲が良かったのですか?」
確かにユリウスとノアは同級生だ。
だが、ノアが一方的にユリウスをライバル視していただけで、仲の良い友人設定にはしていない。
ユリウスルートのシナリオでも、ノアへ対応は冷たくあしらう感じで書いていた。
「ただの学院時代の同級生だよ。負けず嫌いで自分が一番じゃないと気が済まない頑固者。今もきっと、そんな感じなんだろう」
ユリウスの語り口は昔を懐かしんでいるように聞こえる。
ウィリアムの話を聞いた時も、悲しそうな顔をしていた。
(この世界のノアとユリウスは、私が知っている関係性とは違うのかもしれない)
すでに展開はシナリオからズレている。
ノアとユリウス、二人の関係性が変わっている可能性は十分ある。
(ノアと仲が良いとしたら、ユリウスはこの先、どうするだろう)
この先は確実に教会との対立になる。
ノアとの対峙も、きっと避けられない。
「今のままだと、私は殺されますか」
「確実にね。ノアは君を認識した。教会は君の存在を放置できない。どんな手を使っても、殺しに来るだろうね」
「はっきり言うのですね」
「遠回しな表現を、君は望まないでしょ。時間を無駄にするのは好きではなさそうだし」
(なんでこの人、私のことよくわかっているのだろう。魔力観測って性格まで見えるのかな。そんな設定、組んでないはずだけど)
教会が、呪いの生き残りであるノエルを始末するなら、真実を知ってしまったウィリアムは、どうなるのだろう。今ならまだ、引き返せる。だが、リヨンの残した封筒の中身によっては、もう引き返せない。
(引き返さなくていい、シナリオの展開的には。だけど、私のシナリオのラスボスはリヨンだった。今の流れでは、どう考えてもノアがラスボスだ)
まさか、こんなにハードモードになろうとは。
今の主要キャラの実力で、ノアに太刀打ちできるとは到底思えない。
攻略キャラと主人公が死んだら、残るエンディングは世界の破滅だけだ。
ユリウスがノエルの指輪をつぃ、となぞった。
「この指輪でも、君を守り切れなかったね。ごめんね、ノエル」
ユリウスの目が憂いを帯びて見える。
(ユリウスは、こんな顔するキャラだっただろうか。……いや、違うな。キャラじゃない、人なのか)
数パターンしかないゲームの表情とは違う。生きていれば、幾つもの表情をして当然だ。
人の心は流動し変化する。人との関わりが、希望や絶望が、人を変える。
本人すら想像もつかないような顔をすることだってある。
現実の世界だからこそ、創作したキャラ設定の内になんか収まるはずがない。
「この指輪がなかったら、私は生きていなかった気がします。指輪に込められた先生の魔力があったから、今、ここにいられるんじゃないでしょうか」
「でも、君は傷付いた。体は治癒魔法で癒せても、心までは、そうはいかない」
(ユリウスは気付いているんだ。ノアの殺気と魔力に私が怯えているって)
気の持ち方が大きく影響する魔法にとって、それがどれだけ致命的であるか。
優秀な魔術師だからこそ深く理解しているのだろう。
ノエルは、指輪をなぞるユリウスの指に、指を絡めた。
「先生、私に魔術の訓練をしてくれませんか。闇魔法と光魔法を同時に展開できる技術と、それを維持する魔力量が欲しいです」
「中和術を習得したいってこと? 禁忌術には手を出したくないんじゃ、なかったの?」
「覚えたくなりました。他にも、教えてほしい魔術があります。このまま、ノア大司教に負けたままで、泣き寝入りしたくありません。私はまだ、死ぬ気はないです」
指はまだ、震えている。心もまだ、怯えたままだ。
ノアの殺気と魔力を思い出すだけで、今でも冷や汗が吹き出しそうになる。
(だからって、このまま負けっぱなしにできるか。ノアだって、私が作ったキャラなんだ。いくらチート設定でも、付け入る隙は見付けられるはずだ。たとえ創作を超えた世界でも、原作者の私ならシナリオを立て直せる)
思わず手に力が入る。ユリウスの手を強く握った感じになってしまった。
ユリウスが小さく笑みを零した。ノエルの震える指を撫でるように指を絡ませる。
「ノエルも、かなりの負けず嫌いだね。一人でノアに勝てると思う?」
「思いません。でも、一人でなければ、何とかなります。それに、勝たなくていいんです。負けなければ、それでいい」
「何か策がありそうだね。もちろん、付き合ってあげるよ」
ユリウスが絡めた指を深めて、ノエルの手を握る。
「あとでマリアが来るはずだから、治癒魔法をかけてもらうんだよ。今日は無理しないで休むこと。体力が戻らない娘に、訓練はしてあげないからね」
絡んだ指が離れて、熱が逃げる。少しだけ、心細く感じた。
ユリウスの背中を見送って、ノエルは改めて考えを纏めることにした。
(今はもう、私が書いたシナリオの流れじゃない。けど、結末には辿り着けるはずだ。ラスボスがリヨンからノアに変わっただけで、『呪い』の解呪って目的は変わってない)
難易度は格段に上がったが、ここからまた、新しいシナリオを展開すればいいだけだ。
(原作者として、ノエル=ワーグナーとして、この先のシナリオを新しく書き換えてやる)
「そういえば、リヨンが勧めてくれた紅茶は、何か意味があったのかな」
飲んだ後、ノエルにもウィリアムにも特に大きな変化はなかった。
(ただの紅茶だったのかな。じゃぁ、なんであんなに、飲むように勧めたんだろう)
ちかっと、部屋の隅が光った気がした。
重い体を持ち上げて起き上がる。が、体がベッドにリターンした。瞼が思い。急に激しい眠気が襲う。
(何で、急に……。まさか、ユリウスが指輪に何かしたのか)
左の薬指にから、青黒い気が揺らめき立っている。
『ちゃんと休むようにって、いったよね』
という、ユリウスの声が聞こえた気がした。
(指輪に触れていたのは、細工するためか。おのれ、抜かりない)
ユリウスへの恨み言をぶつぶつと口の中で呟きながら、ノエルの意識は眠りの深淵へ落ちて行った。
0
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
所(世界)変われば品(常識)変わる
章槻雅希
恋愛
前世の記憶を持って転生したのは乙女ゲームの悪役令嬢。王太子の婚約者であり、ヒロインが彼のルートでハッピーエンドを迎えれば身の破滅が待っている。修道院送りという名の道中での襲撃暗殺END。
それを避けるために周囲の環境を整え家族と婚約者とその家族という理解者も得ていよいよゲームスタート。
予想通り、ヒロインも転生者だった。しかもお花畑乙女ゲーム脳。でも地頭は悪くなさそう?
ならば、ヒロインに現実を突きつけましょう。思い込みを矯正すれば多分有能な女官になれそうですし。
完結まで予約投稿済み。
全21話。
記憶喪失となった転生少女は神から貰った『料理道』で異世界ライフを満喫したい
犬社護
ファンタジー
11歳・小学5年生の唯は交通事故に遭い、気がついたら何処かの部屋にいて、目の前には黒留袖を着た女性-鈴がいた。ここが死後の世界と知りショックを受けるものの、現世に未練があることを訴えると、鈴から異世界へ転生することを薦められる。理由を知った唯は転生を承諾するも、手続き中に『記憶の覚醒が11歳の誕生日、その後すぐにとある事件に巻き込まれ、数日中に死亡する』という事実が発覚する。
異世界の神も気の毒に思い、死なないルートを探すも、事件後の覚醒となってしまい、その影響で記憶喪失、取得スキルと魔法の喪失、ステータス能力値がほぼゼロ、覚醒場所は樹海の中という最底辺からのスタート。これに同情した鈴と神は、唯に統括型スキル【料理道[極み]】と善行ポイントを与え、異世界へと送り出す。
持ち前の明るく前向きな性格の唯は、このスキルでフェンリルを救ったことをキッカケに、様々な人々と出会っていくが、皆は彼女の料理だけでなく、調理時のスキルの使い方に驚くばかり。この料理道で皆を振り回していくものの、次第に愛される存在になっていく。
これは、ちょっぴり恋に鈍感で天然な唯と、もふもふ従魔や仲間たちとの異世界のんびり物語。
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
異世界でまったり村づくり ~追放された錬金術師、薬草と動物たちに囲まれて再出発します。いつの間にか辺境の村が聖地になっていた件~
たまごころ
ファンタジー
王都で役立たずと追放された中年の錬金術師リオネル。
たどり着いたのは、魔物に怯える小さな辺境の村だった。
薬草で傷を癒し、料理で笑顔を生み、動物たちと畑を耕す日々。
仲間と絆を育むうちに、村は次第に「奇跡の地」と呼ばれていく――。
剣も魔法も最強じゃない。けれど、誰かを癒す力が世界を変えていく。
ゆるやかな時間の中で少しずつ花開く、スロー成長の異世界物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる