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第二章
海老で鯛を釣りながら
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侑哉が大学生になって初めての夏休みも、二週目に突
入した。
明日から一週間、初めてのおつかいならぬ初めての一人店番を控えて、開店作業やレジ処理メモをおさらいする侑哉の姿を、弟の涼介は羨ましそうに見ている。
「兄ちゃん、夏休み長くていいなー」
涼介は中三、受験生である。兄弟は一人部屋をそれぞれ与えられてはいるが、涼介はしょっちゅう侑哉の部屋に来て、漫画や服を物色していくのだ。
顔立ちは、母似の侑哉に対し、涼介は父に似て醤油顔ベースだが、それがサラサラの黒髪によく合う。同じくらいの体格の弟にベッドを占領されてしまった侑哉は、床にあぐらをかいて、猫背でメモを確認している。
「涼介の終業式は来週?」
「だよ。もう忘れたの? もう受験しなくていい人は気楽だね」
涼介は、うつぶせ寝のまま参考書をめくる。先日、テニス部最後の大会が終わったばかりで、少しずつ受験モードにシフトしている最中なのだ。
「あほか。単位落としたら金も時間も全部チャラになるんだ。ある意味大学生が一番厳しいと兄ちゃんは思う」
感情を込めず言う侑哉のほうに、涼介は少し体を起こす。
「でもさー、彼女もできて、楽しそうじゃん」
「彼女?」
侑哉は怪訝な顔でベッドの弟を見る。そこで涼介は自分のスマホ画面を侑哉に向けた。ラインのトーク画面に、侑哉と花子の2ショット写真が添付されている。
「はなちゃんじゃん」
レイがいたグループのかつての仲間が新しいグループでライブをやるというので、侑哉は花子と一緒に見に行ったのだ。レイさんに送るから、と、花子にスマホで撮られた覚えはある。
「俺、無表情だなー」
自撮りに慣れていない侑哉と違い、隣の花子はコスプレカフェでバイトしてるだけあって、さすがに写真写りがいい。そもそも、ピンクのツインテールでセーラー服を着こなす美少女は、加工なしで十分可愛いし、デジタル映えが良いことに侑哉は感心した。
「沖花子さん、彼女でしょ?」
全く動揺しない兄に肩透かしをくらった涼介は、念のため聞くが、いや、と侑哉は平然と否定する。
「彼女じゃないって。てかなんでお前こんな写真持ってんの。送った相手誰よ......てかお母さん?」
「うん。友義おじさんからお母さん、お母さんから僕」
「うわ、めんどーな回しかた」
母も、涼介と同じ家にいるのだから見せるだけで十分だろうに、何故わざわざ写真を送るのか。しかも、もちろん侑哉も自宅通学なのに、である。侑哉は解せないと眉をひそめるが、涼介は大人びた口調で言う。
「お母さんも心配してんだよ、兄ちゃん顔はイケメンなのに、中身オタクだし」
「いや、オタクまでいかない。俺をオタクと呼ぶのはオタクな人に失礼だぞ?」
侑哉はすこぶる真面目に論じたのだが、運動部で陽キャとして過ごす涼介は首を傾げる。
「そんなの知らないよ。でも沖さん、芸能人みたい。ねえ兄ちゃん、今度秋葉原連れてって」
「えー、なんで俺が。しかもお前受験生だろ」
「いいじゃん、息抜きだよ」
「行くならおじさんとこの店番もするか」
「えー、おじいちゃんが店主だった時ならともかく、おじさんと何話していいかわかんないよ」
「うーん」
侑哉よりもさらに年下の涼介は、変わり者の伯父を慕ってはいるものの二人きりは遠慮したいらしい。秋葉原! と連呼する弟を侑哉が適当にあしらっていると、
タイミング良くスマホからラインの通知が鳴った。
「だれ?」
「岩本。大学のやつ。なんだ? また推しのライブの誘いかな......」
岩本の新たな推しは、まだ活動を始めて間もないため、観客獲得がなかなか上手くいかないらしい。そこで侑哉に誘いがくるのだ。
「おごってもらえるなら行くかもだけどなー」
レイが五年間頑張っていた経緯を聞いたあとだから、侑哉も二度ほど付き合いでライブを見に行った。しかし
それほど興味のないアイドルに義理で金を落とすほど、バイト代が余っているわけではない。
「あ、違うな」
岩本からのライン画面には、なぜか温泉マークのスタンプがあった。
「温泉好き? って。まあ好きといえば好きかな」
返信をすると、「ようこそ」と何故か店の女将風スタンプが送られてきた。
「なに、これ?」
困惑しながら侑哉が岩本と会話を続けていると、あっ さり謎は解けた。岩本の実家は群馬の温泉宿なのだ。お盆前は空きがあるから、良かったら客として来ないか、ということらしい。
送られてきたURLを開くと、店のホームページが出てきた。二十室ほどの隠れ家的な宿で、大浴場のほか、各部屋にも小さな露天風呂が付いている。
「えー! いいな! 兄ちゃん、僕も!」
「お前は、だめ。えーと......なんだ、割り引き価格でって、相場がわかんないな。とりあえずお母さんに聞いて......と」
侑哉が考えていると、ピローン、とまた返信がきた。
「なになに、花子ちゃんと、カフェのお友達も良かったら、って......なんだよ、俺はダシか」
「ダシと思われてるだけいいじゃん。兄ちゃん呼べば女子も来るってことだろ。撒き餌にもならない男子なんて山ほどいるし」
「涼介、中学で何があった?」
「いや何も。僕はね」
ふふ、含み笑いをする涼介こそ、イケメン「風」とからかわれる侑哉とは違う、正真正銘、テニス部の爽やかイケメンだ。侑哉は弟の周りにいる見知らぬモブたちに同情した。
その後、侑哉が仕事から帰宅した母に相談すると、あっさり「いいわねー」とOKがでたので、夕飯後、花子にも誘いのラインをしてみる。こちらも親とカフェの同僚に聞いてみるとのことだ。
「まあ、年齢からしたら高校生だしな」
友人の実家とはいえ、侑哉が花子だけを誘ったらそれこそ犯罪っぽい。釣れるかはわからないが、カフェにいる他の店員はみな成人しているはずなので、女友達がいたほうが親も行かせてくれる可能性が高いだろう。
「いいなー」
涼介はソファに座る侑哉にまとわりついている。さすがにかわいそうになり、侑哉も折れた。
「お前も一日くらい秋葉原に連れていってやるから」
やった! と喜んでさらに絡んでくる涼介を押し退けていると、花子から「オッケー」とスタンプがきた。バイト仲間の女子は、二人来られるらしい。
「お。じゃあ岩本にも連絡して......と」
侑哉が画面を切り替える前に、花子から追加で返信がきた。
「楽しみだね、だってよ! おかーさーん」
隣から覗きこんでいた涼介が母親に報告しにいく。侑哉はとりあえずスタンプだけ返し、親と弟の冷やかしをスルーしながら自室へ戻り、なんとなくざわざわした気持ちを落ち着かせるために、目に付いたものを片付ける。
すると、紙袋の中から安田典弘がくれた児童書がでて 来た。侑哉はパラパラとめくる。
「......明日からの店番の合間に読むかなあ」
そう言えば花子もこの児童書を読んでいたらしい、というのを侑哉は思い出す。
侑哉が普段読むのはラノベばかりで、花子と本の趣味は被らないのだが、果たして自分はこの本を楽しめるのか。そんなことを考えながら数行を目で追い始めた侑哉は、いつしか物語に引き込まれていった。
ストーリーの筋は、少年の成長物語。
ちょっとファンタジー要素があり、山々や険しい道を超えながら冒険していく。所々に挟まれた挿し絵が、その広大な風景と少年の凛とした表情を上手く表現している。
「......あ」
侑哉は、児童書を一旦置き、典弘の絵本を取り出した。
幼児向けに描かれた少年と動物の絵。明るく優しい絵柄だが、少年の表情は力強く。まるでこれから壮大な冒険に出るかのようだ。しかしなにか出来事が起こる前に、物語はあっさり終わる。
侑哉はこの絵本を物足りないと感じたが、それは絵の中の少年も同じだ。文と絵、両方とも典弘の作だが、ひょっとしたら自分の描きたい世界を表現しきれていないのかもしれない。
侑哉はネットで、典弘の他の作品を検索する。他の作家が文章を描いているものもあった。そちらはいくらか売れているようだ。
侑哉は再び、児童書を手にした。
少年と共に冒険をしていくような、静かな興奮と共感、そして雄大な自然への敬意。
侑哉は結局夜中までかかって読破したのだが、不思議と疲労はなく、心地よい読後感に包まれたまま眠りについた。
入した。
明日から一週間、初めてのおつかいならぬ初めての一人店番を控えて、開店作業やレジ処理メモをおさらいする侑哉の姿を、弟の涼介は羨ましそうに見ている。
「兄ちゃん、夏休み長くていいなー」
涼介は中三、受験生である。兄弟は一人部屋をそれぞれ与えられてはいるが、涼介はしょっちゅう侑哉の部屋に来て、漫画や服を物色していくのだ。
顔立ちは、母似の侑哉に対し、涼介は父に似て醤油顔ベースだが、それがサラサラの黒髪によく合う。同じくらいの体格の弟にベッドを占領されてしまった侑哉は、床にあぐらをかいて、猫背でメモを確認している。
「涼介の終業式は来週?」
「だよ。もう忘れたの? もう受験しなくていい人は気楽だね」
涼介は、うつぶせ寝のまま参考書をめくる。先日、テニス部最後の大会が終わったばかりで、少しずつ受験モードにシフトしている最中なのだ。
「あほか。単位落としたら金も時間も全部チャラになるんだ。ある意味大学生が一番厳しいと兄ちゃんは思う」
感情を込めず言う侑哉のほうに、涼介は少し体を起こす。
「でもさー、彼女もできて、楽しそうじゃん」
「彼女?」
侑哉は怪訝な顔でベッドの弟を見る。そこで涼介は自分のスマホ画面を侑哉に向けた。ラインのトーク画面に、侑哉と花子の2ショット写真が添付されている。
「はなちゃんじゃん」
レイがいたグループのかつての仲間が新しいグループでライブをやるというので、侑哉は花子と一緒に見に行ったのだ。レイさんに送るから、と、花子にスマホで撮られた覚えはある。
「俺、無表情だなー」
自撮りに慣れていない侑哉と違い、隣の花子はコスプレカフェでバイトしてるだけあって、さすがに写真写りがいい。そもそも、ピンクのツインテールでセーラー服を着こなす美少女は、加工なしで十分可愛いし、デジタル映えが良いことに侑哉は感心した。
「沖花子さん、彼女でしょ?」
全く動揺しない兄に肩透かしをくらった涼介は、念のため聞くが、いや、と侑哉は平然と否定する。
「彼女じゃないって。てかなんでお前こんな写真持ってんの。送った相手誰よ......てかお母さん?」
「うん。友義おじさんからお母さん、お母さんから僕」
「うわ、めんどーな回しかた」
母も、涼介と同じ家にいるのだから見せるだけで十分だろうに、何故わざわざ写真を送るのか。しかも、もちろん侑哉も自宅通学なのに、である。侑哉は解せないと眉をひそめるが、涼介は大人びた口調で言う。
「お母さんも心配してんだよ、兄ちゃん顔はイケメンなのに、中身オタクだし」
「いや、オタクまでいかない。俺をオタクと呼ぶのはオタクな人に失礼だぞ?」
侑哉はすこぶる真面目に論じたのだが、運動部で陽キャとして過ごす涼介は首を傾げる。
「そんなの知らないよ。でも沖さん、芸能人みたい。ねえ兄ちゃん、今度秋葉原連れてって」
「えー、なんで俺が。しかもお前受験生だろ」
「いいじゃん、息抜きだよ」
「行くならおじさんとこの店番もするか」
「えー、おじいちゃんが店主だった時ならともかく、おじさんと何話していいかわかんないよ」
「うーん」
侑哉よりもさらに年下の涼介は、変わり者の伯父を慕ってはいるものの二人きりは遠慮したいらしい。秋葉原! と連呼する弟を侑哉が適当にあしらっていると、
タイミング良くスマホからラインの通知が鳴った。
「だれ?」
「岩本。大学のやつ。なんだ? また推しのライブの誘いかな......」
岩本の新たな推しは、まだ活動を始めて間もないため、観客獲得がなかなか上手くいかないらしい。そこで侑哉に誘いがくるのだ。
「おごってもらえるなら行くかもだけどなー」
レイが五年間頑張っていた経緯を聞いたあとだから、侑哉も二度ほど付き合いでライブを見に行った。しかし
それほど興味のないアイドルに義理で金を落とすほど、バイト代が余っているわけではない。
「あ、違うな」
岩本からのライン画面には、なぜか温泉マークのスタンプがあった。
「温泉好き? って。まあ好きといえば好きかな」
返信をすると、「ようこそ」と何故か店の女将風スタンプが送られてきた。
「なに、これ?」
困惑しながら侑哉が岩本と会話を続けていると、あっ さり謎は解けた。岩本の実家は群馬の温泉宿なのだ。お盆前は空きがあるから、良かったら客として来ないか、ということらしい。
送られてきたURLを開くと、店のホームページが出てきた。二十室ほどの隠れ家的な宿で、大浴場のほか、各部屋にも小さな露天風呂が付いている。
「えー! いいな! 兄ちゃん、僕も!」
「お前は、だめ。えーと......なんだ、割り引き価格でって、相場がわかんないな。とりあえずお母さんに聞いて......と」
侑哉が考えていると、ピローン、とまた返信がきた。
「なになに、花子ちゃんと、カフェのお友達も良かったら、って......なんだよ、俺はダシか」
「ダシと思われてるだけいいじゃん。兄ちゃん呼べば女子も来るってことだろ。撒き餌にもならない男子なんて山ほどいるし」
「涼介、中学で何があった?」
「いや何も。僕はね」
ふふ、含み笑いをする涼介こそ、イケメン「風」とからかわれる侑哉とは違う、正真正銘、テニス部の爽やかイケメンだ。侑哉は弟の周りにいる見知らぬモブたちに同情した。
その後、侑哉が仕事から帰宅した母に相談すると、あっさり「いいわねー」とOKがでたので、夕飯後、花子にも誘いのラインをしてみる。こちらも親とカフェの同僚に聞いてみるとのことだ。
「まあ、年齢からしたら高校生だしな」
友人の実家とはいえ、侑哉が花子だけを誘ったらそれこそ犯罪っぽい。釣れるかはわからないが、カフェにいる他の店員はみな成人しているはずなので、女友達がいたほうが親も行かせてくれる可能性が高いだろう。
「いいなー」
涼介はソファに座る侑哉にまとわりついている。さすがにかわいそうになり、侑哉も折れた。
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やった! と喜んでさらに絡んでくる涼介を押し退けていると、花子から「オッケー」とスタンプがきた。バイト仲間の女子は、二人来られるらしい。
「お。じゃあ岩本にも連絡して......と」
侑哉が画面を切り替える前に、花子から追加で返信がきた。
「楽しみだね、だってよ! おかーさーん」
隣から覗きこんでいた涼介が母親に報告しにいく。侑哉はとりあえずスタンプだけ返し、親と弟の冷やかしをスルーしながら自室へ戻り、なんとなくざわざわした気持ちを落ち着かせるために、目に付いたものを片付ける。
すると、紙袋の中から安田典弘がくれた児童書がでて 来た。侑哉はパラパラとめくる。
「......明日からの店番の合間に読むかなあ」
そう言えば花子もこの児童書を読んでいたらしい、というのを侑哉は思い出す。
侑哉が普段読むのはラノベばかりで、花子と本の趣味は被らないのだが、果たして自分はこの本を楽しめるのか。そんなことを考えながら数行を目で追い始めた侑哉は、いつしか物語に引き込まれていった。
ストーリーの筋は、少年の成長物語。
ちょっとファンタジー要素があり、山々や険しい道を超えながら冒険していく。所々に挟まれた挿し絵が、その広大な風景と少年の凛とした表情を上手く表現している。
「......あ」
侑哉は、児童書を一旦置き、典弘の絵本を取り出した。
幼児向けに描かれた少年と動物の絵。明るく優しい絵柄だが、少年の表情は力強く。まるでこれから壮大な冒険に出るかのようだ。しかしなにか出来事が起こる前に、物語はあっさり終わる。
侑哉はこの絵本を物足りないと感じたが、それは絵の中の少年も同じだ。文と絵、両方とも典弘の作だが、ひょっとしたら自分の描きたい世界を表現しきれていないのかもしれない。
侑哉はネットで、典弘の他の作品を検索する。他の作家が文章を描いているものもあった。そちらはいくらか売れているようだ。
侑哉は再び、児童書を手にした。
少年と共に冒険をしていくような、静かな興奮と共感、そして雄大な自然への敬意。
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