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番外編 悪役令嬢たちの心変わり
ともに歩くため
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「レイヴン、頼みがあるんだ。」
『なんなりと。』
「ホムンクルスを作りたい。だが表立って調べることが出来ない、、、ホムンクルスの全てについてできるだけ調べて欲しい。」
『ダリアお嬢様のため、でしょうか。』
「私はあの子に沢山の選択肢をあげたいんだ。時の砂が本当にもう一度使えるかはわからない。もしかしたら使えないかもしれない。ひと月に一度体を入れ替わりこの世界を楽しむことは出来ているが来月に必ず体が入れ替わるとは保証できない。」
自分の拳を強く握りしめながらいつものひょうきんな表情とは打って代わりどこか遠い目をしながら話す夕にレイヴンはもう一度尋ねた。
『なぜそこまで、、、』
「私はこの世界に来た経緯を知らない。勝手に転生だと思い込んでいたが、元の世界でこの身に何が起こったのかを覚えていないんだ。もしかしたら死んでいるかもしれない。だとしたら第2の人生を何不自由なく暮らせる公爵家として過ごせているのは有難いことだろう。恩返しをしたいと思うのは当然だ。」
『わたくしはダリアお嬢さまと主様の使い魔にございます。おふたりが望まれるままにご命令ください。』
「ありがとう、レイヴン。」
しかしこの国で、いや世界でホムンクルスを作ることが出来たという事例はない。
もちろん魔法化学を専門とする国の機関が長年の研究を行ってはいるものの未だに正常に動いたホムンクルスは作られていない。
だが夕はこの世界で魔法や魔術を学ぶうちに不審点をみつけ疑惑を抱く。
闇の魔法に対して記されている事実と自ら実験して学んだ魔法が異なるのだ。
まず、闇の魔法は光の魔法に属する精霊と相性が悪いため使い魔を生成することは不可能とされている。
使い魔を自らの魔力で生成するには光の精霊の力を借り無ければならないからだ。
光の精霊は闇の力を忌み嫌うため闇の魔法属性の者たちは使い魔を精霊することが出来ない。
(いとも簡単にレイヴンを作り出すことが出来たんだ、アストルム騎士団の闇属性の騎士たちにもやらせてみたが簡単にはいかなかったが全員成功している。念の為このことは口外しないようきつく言いつけてはいるもののいつこのことが漏れてしまうかわからない。この世界の書物を読んでも全てを鵜呑みにしてはならないな。面倒だな、きちんと真実を記して欲しいものだ。)
レイヴンは早速与えられた課題を取り組むために窓から鴉の姿に変えて飛び立っていく。
「、、、処刑回避以外にもやることが増えていくな。」
コンコンっ
「ダリアお嬢さま、リアーナ様がお見えになっております。」
「あぁ、入れてくれ。」
「失礼致します。公女、ご報告があり参上仕りました。」
リアーナは夕に報告が書かれた書類を手渡し追加で報告を始める。
「パラディーゾ大神殿は依然と聖魔力低下を問題視しており、王国周辺の森に出現する魔物の増加と関係しているものであると提言しているようです。」
「聖魔力、、、初代聖女が全ての属性を掛け合わせて作り上げたとされる人々を癒し守る万能の力。その力が低下するのは次代聖女誕生が近いからとされているがここ数十年聖女は選ばれていない。そろそろ焦っているんだろうな、いくら聖女選抜を行おうが選ばれなければ聖女など誕生しないのだから。」
「しかし、クロウリー家からは公女が選抜に参加するべきだと言う声も上がっております。本当に参加されないのですか?魔法属性など関係ありません!公女ならきっと!」
「ありがとうリアーナ、でも私はヒナに候補を譲ると決めたんだ。そのための準備を進めているし、ヒナも頑張っている。それでいいじゃないか。」
リアーナはこれ以上言葉にするのを押しとどめた。
「さて、、、それじゃあ報告の続きを聞こうか。」
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹🌌
『なんなりと。』
「ホムンクルスを作りたい。だが表立って調べることが出来ない、、、ホムンクルスの全てについてできるだけ調べて欲しい。」
『ダリアお嬢様のため、でしょうか。』
「私はあの子に沢山の選択肢をあげたいんだ。時の砂が本当にもう一度使えるかはわからない。もしかしたら使えないかもしれない。ひと月に一度体を入れ替わりこの世界を楽しむことは出来ているが来月に必ず体が入れ替わるとは保証できない。」
自分の拳を強く握りしめながらいつものひょうきんな表情とは打って代わりどこか遠い目をしながら話す夕にレイヴンはもう一度尋ねた。
『なぜそこまで、、、』
「私はこの世界に来た経緯を知らない。勝手に転生だと思い込んでいたが、元の世界でこの身に何が起こったのかを覚えていないんだ。もしかしたら死んでいるかもしれない。だとしたら第2の人生を何不自由なく暮らせる公爵家として過ごせているのは有難いことだろう。恩返しをしたいと思うのは当然だ。」
『わたくしはダリアお嬢さまと主様の使い魔にございます。おふたりが望まれるままにご命令ください。』
「ありがとう、レイヴン。」
しかしこの国で、いや世界でホムンクルスを作ることが出来たという事例はない。
もちろん魔法化学を専門とする国の機関が長年の研究を行ってはいるものの未だに正常に動いたホムンクルスは作られていない。
だが夕はこの世界で魔法や魔術を学ぶうちに不審点をみつけ疑惑を抱く。
闇の魔法に対して記されている事実と自ら実験して学んだ魔法が異なるのだ。
まず、闇の魔法は光の魔法に属する精霊と相性が悪いため使い魔を生成することは不可能とされている。
使い魔を自らの魔力で生成するには光の精霊の力を借り無ければならないからだ。
光の精霊は闇の力を忌み嫌うため闇の魔法属性の者たちは使い魔を精霊することが出来ない。
(いとも簡単にレイヴンを作り出すことが出来たんだ、アストルム騎士団の闇属性の騎士たちにもやらせてみたが簡単にはいかなかったが全員成功している。念の為このことは口外しないようきつく言いつけてはいるもののいつこのことが漏れてしまうかわからない。この世界の書物を読んでも全てを鵜呑みにしてはならないな。面倒だな、きちんと真実を記して欲しいものだ。)
レイヴンは早速与えられた課題を取り組むために窓から鴉の姿に変えて飛び立っていく。
「、、、処刑回避以外にもやることが増えていくな。」
コンコンっ
「ダリアお嬢さま、リアーナ様がお見えになっております。」
「あぁ、入れてくれ。」
「失礼致します。公女、ご報告があり参上仕りました。」
リアーナは夕に報告が書かれた書類を手渡し追加で報告を始める。
「パラディーゾ大神殿は依然と聖魔力低下を問題視しており、王国周辺の森に出現する魔物の増加と関係しているものであると提言しているようです。」
「聖魔力、、、初代聖女が全ての属性を掛け合わせて作り上げたとされる人々を癒し守る万能の力。その力が低下するのは次代聖女誕生が近いからとされているがここ数十年聖女は選ばれていない。そろそろ焦っているんだろうな、いくら聖女選抜を行おうが選ばれなければ聖女など誕生しないのだから。」
「しかし、クロウリー家からは公女が選抜に参加するべきだと言う声も上がっております。本当に参加されないのですか?魔法属性など関係ありません!公女ならきっと!」
「ありがとうリアーナ、でも私はヒナに候補を譲ると決めたんだ。そのための準備を進めているし、ヒナも頑張っている。それでいいじゃないか。」
リアーナはこれ以上言葉にするのを押しとどめた。
「さて、、、それじゃあ報告の続きを聞こうか。」
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹🌌
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