選ばれた者 おっさんの気ままな冒険

盾乃あに

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第1章 ID1番と中年

閑話 美羽と君

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初めて会った時は凄い疲れる人なんだろうなぁって感想。

次会った時は自分を話さない人なんだろうなあって感想。

何回か飲み会に参加していて話も少しだけするけど私と違うタイプの人。


髪も派手な色だし、服装も、見た目がチャラくて話も上手で、よく気がつく人で、自分の魅せ方が上手な人。


私はネットショップの店長をしていて革製品を扱っている、そろそろ結婚もしないといけないし、友達に誘われて飲み会に参加したのが最初。


他の男の人はグイグイ自分の自慢話しや昔はこうだったんだーみたいな。

でもこの人だけ自分を見せない、魅せているのに、違う、自分を見てない。


他の人に自分はここにいるって魅せているのに居場所が無いような

凄い喋ってるのに誰に喋ってるの?


そこから興味が湧いて飲むのは好きだから番号交換して一緒に飲む事も多くなった

たまに話してくれることは今は派遣社員をしていて社員になれるように頑張ってることと弟が可愛いという事くらい

後は私の愚痴でも昔の恋愛話しでもなんでも聴いてくれる


親の話をした時に少しだけ怒られた、悪く言ってはいけないと、

その時は腹が立ったが悪口を言ったのは私だからしょーがない。

でもちゃんと初めて目を見て言ってくれた。
いつもは何処かを見ている気がして、私を見て喋っているのに

会社の帰り道で君を見かけた、君と同じチャラい人、ヤ◯ザみたいな大きい人、髪が長くて外国人みたいな人、小太りでオタクみたいな人、どんな集まりなんだろう?

でもとても楽しそうに笑ってる、私といる時と少し違う、男同士だから?

見てると・・居場所があるからかな?
君を中心に皆んながいる。

なんでだろう、私もあの中に入りたい

あぁ、君と居たいんだろう

そうか、好きなんだ


そこから私は君の居場所を作ることにした

私と君の居場所

ここに居ていいんだよって

そうしたらようやく君の心が聴こえてきた

俺は俺だ

そう!君は君

俺は誰だ

君は君だよ、

そうだった、そうだよな

そうだよ


初めて君から誘われていった少しオシャレな所

結婚して欲しいって言ってくれた

頑張って社員にもなれたって

社員になったら言おうと思ってたって

ありがとう

私が君の居場所だから

君が私を守るって言ってくれたけど

私が君の居場所になって絶対守って見せるから
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