選ばれた者 おっさんの気ままな冒険

盾乃あに

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第1章 ID1番と中年

チクり野郎

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メールが届いた、リンリンからだ、いつもは元気ー?とかだから無視するが至急と書いてあるので読んでみる。

『壱番君、久しぶり
今度の金曜はチリ君だけになりそうなんだよ。そこでだ、ステータス回線でショップをやってる僕はお菓子とジュースが欲しい、交換条件に、君の回線だけ、硬貨の代わりにお菓子やジュースで買い物できるようにしてあるから!利用してくれたまえ!利用してくれ!利用しなきゃ泣くからな!絶対だぞ!ちなみに炭酸のジュースとお菓子がいいな、クリームとかのもオッケー!あとは和菓子も好きです!お願いします!仕事で行けないんです!後生です!頼んだからね!』

ふぅ、俺はなんでこんな奴と友達になったんだ?てか友達か?

ピコーン!

『友達だからね!リンリン』

盗み聞きするな!馬鹿!



ステータス回線でリンリンショップを見る
身代わりのミサンガが一個限定で三千円か、やるなリンリン。

とコンビニに行き三千円分のお菓子とジュースを買い、ステータス回線で送ると倉庫に身代わりのミサンガが一個増えてて


ピコーン
『ありがとー!ありがとー!大事な事だからもう一回ありがとー!リンリン』
と写メ付きで送られてきた。


今度チリツカにチクろう・・・


中級ダンジョン 二十一層、
ここで修行?してからようやく楽に倒せるようになってきた、ステータス全開でやってたのが半分くらいで済む、

だがこれが余裕になるくらいにならないと後が困るからな、今日は病院だから早めに上がって準備をするか!


と寝室に入ると「おかえり、大丈夫?無理してない?」
と聞いてくる美羽。
頭を撫でて
「大丈夫。今日は病院だからまた、菓子折り持って行かないと」

「買ってあるから、今回はちょっと大きめのやつだから喜んでくれると思うよ」
まだ撫でているが
「だな、でも今日はチリツカって男だからどうかな?この前一緒にコーヒー飲んでたけど菓子好きなのはリンリンって男の子だからなぁ」

「そーなんだでもお土産だからいいんじゃない?」
「そーだな!」
と言って撫でるのをやめるとこっちを見るがもっかい撫でてシャワーを浴びに行く

いつもの空にいつもの道

病院への道はいつも憂鬱だ。

どうせ同じ良くなってますからって

どこが?

いつも何時間も待たされて

ちょうど帰宅ラッシュのタイミング

でもこの頃はいつもと違う

お節介な奴らがいる。

薬局の前、薬を貰って車に戻ると
「お疲れ様です」
「おつかれさん」

とチリツカと2人でコンビニに

コーヒーと甘いもの。

二人で喋ってコーヒーを飲む
で俺がここで・・・チクる

「あの人なにしてんだー!」
「な?」
「すいません!すぐ辞めさせます!」

「いいよ、別に損して無いんだし」
「でも」
「チリツカも頼めよ、欲しいものあったら!そんな高いもんは無理だけどな!」

嬉しそうに笑って了解したが、
「黙ってこんな事するなんて許しません!」

と言って今日は帰るらしい。

お土産を渡してまたなと別れた!


リンリンside

「ただいま帰りました!」
リンリンがこちらを向いて

「今日は僕を置いて何を食べて来たの?」
と怒り口調で言ってくる。

「コーヒーとケーキですね」
と笑いながら言うと

「あーぁ、僕も食べたかったなぁー!仕事してたから食べれなかったしなぁー」

この野郎!
「仕事をちゃんとしてから行きましょうよ?」

「えー!まだ仕事させる気?僕の代わりにやってくれないのー?」

「それはリンリンの仕事ですからね」

ぷくーっと膨れて
「チリ君がやってよ!今日は美味しいもの食べてきたんだから!」

「リンリンは食べてないんですか?」

「食べる時間ないじゃん!」

もーいいかな?
「へー三千円分のお菓子はどこへ行ったんですか?」

「え?」

「カズトの回線弄ったらダメですよねー?」
「あ、あの!仕事します!許してください!」
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