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第3章 ダンジョンとおっさん
黒くなる心
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「お父さん!美羽達が心配だから来るって言ってるけど、ここに居たら危険よ!早く避難所に行きましょうよ!」
お父さんは胡座をかいて腕を組み動かない
「避難所に行った奴から連絡が無い、なんかあったに違いないんだ!だから儂は美羽を、数人を待つ!」
お母さんもそれを聞いて知り合いに電話してみるが繋がらない。
「潤と晶達をここに集めとけ、何かあれば儂が出る!」
と美羽の家族全員が美羽の実家に集まった。
「父ちゃん流石にやばいべ、モモも中に入れちまってどーするだ?」
「心配要らん、美羽と数人がくるから待っとけ!」
ガンっ!ガシャッ!と庭のほうから音が聞こえてくる、お父さんは冷や汗をかいているが持っている鍬を構えて
「お父さん無事?」
美羽であった、間に合ったみたいだ。
「美羽か?数人は?」
「ここにいます、ご無沙汰してましたお父さん!」
やっと会えた、事情を聞くと避難所に行った人から連絡が途絶えているそうだ。
美羽、賢人、四ツ谷に指示を出し、荷物をアイテムボックスに入れていく。
長男のお嫁さんと子供の友君と千風ちゃんは先にダンジョンハウスに入ってもらい安全を確保する。
俺は一人で外の警戒をしているが近くに赤点の集まる場所がある。たぶんそこが避難所になっているのだろう。
どうやら荷物は全部運び終えたらしいのでお父さん達家族はダンジョンハウスへ行ってもらい美羽に説明をお願いする。
俺、賢人、四ツ谷はこれから避難所に向かい何が起きているのかを調査することにした。
「絶対帰ってきてね!」
美羽の声に手を振り返すと扉を閉め鍵を無限倉庫に入れる、車もお父さん達のも入れて三人で赤点のある場所に向かう。
そこは、ゾンビの巣になっていて共喰いをしていた。
俺たちを見つけると襲ってくるが動きが遅くホーリーファイアーを使い建物ごと燃やし尽くす。
燃え尽きると魔石が散乱していてなんとも言えない感情が湧いてくる。
マップを拡げて中心部を探すと三キロほど山のほうにある所から広がっているように見える。
「たぶんそこが中心部だ、行けるか?」
「今更だよ兄ちゃん」
「ホント!私人を殺したの初めてよ!」
「すまない!俺の責任だ!」
「あれはもう人間じゃない!魔石が出てくるモンスターだよ」
「そうね!ごめん、変なこと言って。倒してあげないと可愛そうだしね!」
「こんなことする奴はぶっ潰す!」
俺たちは走り出しゾンビを見つけると聖魔法で倒して行く!
到着するとそこはただの一軒家、普通の家だった。
「ここか?なんでこんな所が?」
注意して扉を開けるとそこには下に続く階段があり、ダンジョンになっていた。
たぶんここが擬似ダンジョンなんだろう、チリツカが先に居るはずだが。
とりあえず病気耐性を持っていなかった四ツ谷に習得させて
「チリツカが先にいるはずだ、行くぞ!」
「「おう!」」
擬似ダンジョン一層
解析、ゾンビ ランクF
人間がウイルス感染によりモンスターに変化、噛まれたりすることにより感染し、モンスターになる
「ゾンビ ランクF 噛まれるなよ!感染して俺らもああなるぞ!」
魔法を使い遠距離から攻撃して倒していく
二層の階段を見つけ降りていっても二層も変わらずゾンビがいる。
「どこまで、どこまでふざけてんだ!」
魔法の連発で二層を抜けると三層からは防御の硬いゴーレムへ、核を潰して壊していくが下にゾンビを入れない為なのか数が多い。
なんとか四層に進むと次はスライム、しかも変異種のアシッドスライム。
解析、アシッドスライム ランクD
レベル30
スライムの変異種で混乱などの状態異常を起こす液を吐き出して攻撃してくる。
「アシッドスライム ランクD レベル30 いつものスライムじゃなく状態異常をおこす液を吹きかけてくるから注意しろ!」
賢人は投げナイフや魔法、四ツ谷は魔法、俺は弓で戦う、攻撃に注意すればなんとかなる
五層、ボス部屋に入ると悍ましい光景が
解析、合成ゾンビ ランクD
ゾンビになった人間を一つに融合したゾンビ、ウイルスを持っていて触るだけで感染する
「お前ら触らずに後ろに下がっとけ!」
ホーリーファイアーを連発して灰にする。
一応皆んなに解析を掛けてウイルス感染してないか確認する、問題ない。
六層ここから普通のモンスターが出てくるが今度は卑怯なモンスターで、ハイドフォックスやキラーカメレオンなどマップや気配察知を持ってないと危険だろう、俺たちはさっさとここを倒してようやく十層のボス部屋に入る。
解析、ワイバーン ランクC
レベル50
下級ドラゴン、腕が翼になっており空中での戦いを好む、風魔法を使い攻撃してくる
「ワイバーン ランクC レベル50 風魔法に注意だ!」
俺がワイバーンの注意を惹きつけている間に賢人と四ツ谷が攻撃し翼を折ったのでトドメを刺して終了
解体、ワイバーンの翼 ドロップは皮に魔晶石
宝箱は一応でて、罠がウイルス罠、ここでもウイルスか、罠を解除して開けると人の頭・・・心が黒くなっていく気がする
お父さんは胡座をかいて腕を組み動かない
「避難所に行った奴から連絡が無い、なんかあったに違いないんだ!だから儂は美羽を、数人を待つ!」
お母さんもそれを聞いて知り合いに電話してみるが繋がらない。
「潤と晶達をここに集めとけ、何かあれば儂が出る!」
と美羽の家族全員が美羽の実家に集まった。
「父ちゃん流石にやばいべ、モモも中に入れちまってどーするだ?」
「心配要らん、美羽と数人がくるから待っとけ!」
ガンっ!ガシャッ!と庭のほうから音が聞こえてくる、お父さんは冷や汗をかいているが持っている鍬を構えて
「お父さん無事?」
美羽であった、間に合ったみたいだ。
「美羽か?数人は?」
「ここにいます、ご無沙汰してましたお父さん!」
やっと会えた、事情を聞くと避難所に行った人から連絡が途絶えているそうだ。
美羽、賢人、四ツ谷に指示を出し、荷物をアイテムボックスに入れていく。
長男のお嫁さんと子供の友君と千風ちゃんは先にダンジョンハウスに入ってもらい安全を確保する。
俺は一人で外の警戒をしているが近くに赤点の集まる場所がある。たぶんそこが避難所になっているのだろう。
どうやら荷物は全部運び終えたらしいのでお父さん達家族はダンジョンハウスへ行ってもらい美羽に説明をお願いする。
俺、賢人、四ツ谷はこれから避難所に向かい何が起きているのかを調査することにした。
「絶対帰ってきてね!」
美羽の声に手を振り返すと扉を閉め鍵を無限倉庫に入れる、車もお父さん達のも入れて三人で赤点のある場所に向かう。
そこは、ゾンビの巣になっていて共喰いをしていた。
俺たちを見つけると襲ってくるが動きが遅くホーリーファイアーを使い建物ごと燃やし尽くす。
燃え尽きると魔石が散乱していてなんとも言えない感情が湧いてくる。
マップを拡げて中心部を探すと三キロほど山のほうにある所から広がっているように見える。
「たぶんそこが中心部だ、行けるか?」
「今更だよ兄ちゃん」
「ホント!私人を殺したの初めてよ!」
「すまない!俺の責任だ!」
「あれはもう人間じゃない!魔石が出てくるモンスターだよ」
「そうね!ごめん、変なこと言って。倒してあげないと可愛そうだしね!」
「こんなことする奴はぶっ潰す!」
俺たちは走り出しゾンビを見つけると聖魔法で倒して行く!
到着するとそこはただの一軒家、普通の家だった。
「ここか?なんでこんな所が?」
注意して扉を開けるとそこには下に続く階段があり、ダンジョンになっていた。
たぶんここが擬似ダンジョンなんだろう、チリツカが先に居るはずだが。
とりあえず病気耐性を持っていなかった四ツ谷に習得させて
「チリツカが先にいるはずだ、行くぞ!」
「「おう!」」
擬似ダンジョン一層
解析、ゾンビ ランクF
人間がウイルス感染によりモンスターに変化、噛まれたりすることにより感染し、モンスターになる
「ゾンビ ランクF 噛まれるなよ!感染して俺らもああなるぞ!」
魔法を使い遠距離から攻撃して倒していく
二層の階段を見つけ降りていっても二層も変わらずゾンビがいる。
「どこまで、どこまでふざけてんだ!」
魔法の連発で二層を抜けると三層からは防御の硬いゴーレムへ、核を潰して壊していくが下にゾンビを入れない為なのか数が多い。
なんとか四層に進むと次はスライム、しかも変異種のアシッドスライム。
解析、アシッドスライム ランクD
レベル30
スライムの変異種で混乱などの状態異常を起こす液を吐き出して攻撃してくる。
「アシッドスライム ランクD レベル30 いつものスライムじゃなく状態異常をおこす液を吹きかけてくるから注意しろ!」
賢人は投げナイフや魔法、四ツ谷は魔法、俺は弓で戦う、攻撃に注意すればなんとかなる
五層、ボス部屋に入ると悍ましい光景が
解析、合成ゾンビ ランクD
ゾンビになった人間を一つに融合したゾンビ、ウイルスを持っていて触るだけで感染する
「お前ら触らずに後ろに下がっとけ!」
ホーリーファイアーを連発して灰にする。
一応皆んなに解析を掛けてウイルス感染してないか確認する、問題ない。
六層ここから普通のモンスターが出てくるが今度は卑怯なモンスターで、ハイドフォックスやキラーカメレオンなどマップや気配察知を持ってないと危険だろう、俺たちはさっさとここを倒してようやく十層のボス部屋に入る。
解析、ワイバーン ランクC
レベル50
下級ドラゴン、腕が翼になっており空中での戦いを好む、風魔法を使い攻撃してくる
「ワイバーン ランクC レベル50 風魔法に注意だ!」
俺がワイバーンの注意を惹きつけている間に賢人と四ツ谷が攻撃し翼を折ったのでトドメを刺して終了
解体、ワイバーンの翼 ドロップは皮に魔晶石
宝箱は一応でて、罠がウイルス罠、ここでもウイルスか、罠を解除して開けると人の頭・・・心が黒くなっていく気がする
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