どこへ行っても女勇者は最強であった

シュミー

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再会

王城

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 見えてきた。門は通らなくていいかな?横から飛び越えればすむ話だし。

 白は走っていた道を外れ、大草原の広がる方へ、出た。検問を横目に見て、シュッと、消えるように上へ飛ぶ。壁、じゃなくて城壁はだいたい10から20mぐらい。こんなに幅が広い言い方をしているのは、白には関係ないからだ。というか飛びすぎだ。

 ちょっと飛びすぎた。念のために【透過インビジブル】かけておいて良かった。透明になる魔法だ。ものすごい便利。よくよく使う魔法だな。でも強敵とかには気配とかですぐバレるけど。

 景色が綺麗だな。王城も相変わらず白い!神々しい。ずっと見てると目に優しくないけどね。王城に早く行こうっと。久しぶりだな~。まだ半年しか経ってないのに。

 白は城壁を落ちている間際に蹴り、王城の方へ飛ぶ。

 何やこんなあって潜入成功!今は屋根裏?なのかな?王城は何故か階と階の間に空洞がある。今はそこにいる。

 ここの道通った記憶があるな。メイド達もちゃんと仕事してる。

 白は天井裏を音も立てずに、スイスイと奥へと進む。王座のある方へ。

 あ、私が作った鎧が飾ってある。へー。ユーじぃ飾ってくれたんだ。使って欲しくもあったんだけど。

「~~~っ~」

 話し声が聞こえてきた。確かここは執務室の上だな。昔開けた覗き穴も残ってる。

 白は暗い天井裏に数個見える光の柱の側に行き、覗く。

 ………。ユーじぃだけど、なんか老けた?いやいや。まだ半年しか経ってないんだぞ。ストレスだな。ストレス。なんか話してたみたいだけど知らない人だな。

 そして白の見かけたことがない人は部屋を出て行く。そしてユーじぃは侍女に何かを頼む。部屋にはユーじぃしか居なくなった。

 チャンス!!

「どーしたの?そんな辛気臭い顔して。久しぶりだね。ユーじぃ?」

 音を立てずに、天井裏からユーじぃの前へ降り立ち、声をかける。ユーじぃはいきなりかけられた声の主を見て、目を見開く。

「私だよ。ハクだよ。」

 そして、王様と勇者は再会した。
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