どこへ行っても女勇者は最強であった

シュミー

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再会

王様

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「久しぶり」

 動かないなぁ。そんなに驚いた?

「ハク…なのか?…本当に…?」
「うん」
「ハク!よかった!」

 不意に抱きしめられる。そんなに会いたかったのかな。

ユーじぃ」
「おかえり。ハク」

####################

「落ち着いた?」
「ああ…」
「ん?どうしたの?じっと見つめて?」
「いや、なんか若くなってないか?」
「そりゃぁ三年分の時間が体に作用しただけだよ。まだ帰って半年しか経ってないからね。あ、そうするとシンと同い年じゃん」

 シンは王太子様だ。召喚された時は3歳差だったから頼まれるのちょうど私と同じ肉体年齢になる。私の場合精神年齢はプラス3だけど。

「半年?ハク。お前が帰ってまだ半年しか経ってないのか?」
「え?そうだけど?」

 何言い出すんだろう。因みに今私たちはソファーに座って私が入れた紅茶を飲んでいる。

「ふむ。どうやら時間軸が違うらしいな」
「どういうこと?」
「ハク、お前がこの世界を去ってもう三年経ってるぞ」
「三年…?」
「ああ」
「……」
「………マジでぇ!!!」
「マジだ」

 嘘ぉぉぉ…三年?え?ていうことはシンって私より年上?あの可愛いのが…えっ?

「落ち着け。そうだお前の貯金は残ってるぞ」
「ん?ああ、約束だったやつだね」
「だが少しだけ使わせてもらった」
「少しだけなら別にいいよ。どれくらい使った?」
「ハクの世界で確か二億、だったか?」
「あってるよ。二億か。もうちょっとだけなら使ってよかったんだけど」

 私はこの世界では一番お金を持っている。そこらへんの小国より持ってる。というかこの国の全財産より多い。

「なんで使ったの?」
「主に消費した食料と武器などに使った」
「どうして必要だったの?」
「はぁ、お前には敵わないな。普通聞かないだろう」
「だってなんか魔物の量増えてるもん」
「原因はまだ調査中だがある日を境に魔物が増大したのだ。その日この国に万を超える魔物が攻めて来てな。お前の使い魔がいなかったら滅んでた量だぞ」
「そんなにか。そういえば今この世界と私の世界繋がってるでしょ?」
「ああ、そうだな」
「それが原因でしょ。もうこれしかないしね。あと私はあっちで白狐としているから驚かないでね。あとあいつもいたよ」
「!!本当か!?」
「うん。これで姫様のも叶うね」
「娘はやらん!!でも何故そちらにいる?」
「転生してたみたい。詳しくは後で聞いてね。容姿は少し変わってるけどわかるはずだよ。それとあっちでは黒猫で通ってる」
「…わかったよ」
「何?」

 なんかいきなり笑いを堪えるような風な顔になった。その瞬間後ろから何かに包まれた。

「え?」
「…ハク」
「シン!」
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