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ホーリツで決まっているので
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家に戻る時、庭にある木をじっと見つめてたら。
「食べる?」
「これなーに?」
「さくらんぼ」
「さくらんぼー?」
「うん、食べられるんだよ」
肩に座らせてくれて、いきなりおっきくなっるから視界が高くて耳が下がってしまった。
「怖い?」
「ううん」
「赤いの好きなだけ採って」
宝石みたいに艶々で綺麗な真っ赤な丸。枝にいっぱいなっててこれが食べられるなんて!
「さくらんぼを持って、回すと取れるから実だけを茎からもぎ取って」
「うん、できるかな」
「茎の根元には、次の年の花芽がついてて、それが取れてしまうともうさくらんぼが出来なくなる」
うう、何か難しいこと言ってる?
摘まんで、くるってしたら意外と簡単にプチッと取れた。
「できた」
「上手」
「こういうのしたの初めて」
タツミが持っていた袋にコロって転がして、見上げれば、まだまだいっぱいさくらんぼがあってお尻尾ゆらゆらしてしまった。
「タツミ……」
「いいよ」
袋いっぱい採ってタツミは台所で直にさくらんぼを洗ってくれた。
うろうろしてたけど、台所の中が見えなくて部屋の入口に置いてあった箱引っ張ってきてそこに登る。
わああい、中見えた。
「賢い」
「?」
「いいこ」
そんな事でも褒めてくれるんだ? ボールに入れられたさくらんぼは水に濡れて輝いていた。
もう気になって耳ピクピクしちゃうし、尻尾もパタパタしちゃって。
「手ベタベタするから洗うね」
「ん? うん」
手なんて洗ったことなかった……大きな手に包まれて冷たい水で手の平を擦り合わせる、ってゆうか、お水面白い……! 細い管からちょろちょろ出るの! パンチすると跳ねて……。
「お水で遊ぶのは後でしてあげるから、今は手拭くよ」
「うん」
お皿に盛られたさくらんぼ、どんな味なんだろうってワクワクして椅子に座ったタツミに膝を叩かれれば自然と乗ってしまった。
恥ずかしいとかいいから早く早くって頭擦り付ければ大きな手がさくらんぼを一粒摘まんで言う。
「小さな猫は一人でこれを食べてはいけないと法律で決まってる」
「ホーリツ?」
「破ったらオバケが出る」
「オバケ!!!」
何で急に怖い話するの! って睨み上げたら額にタツミの唇が触れた。おでこに……何で?
「今のなーに?」
「キス」
「きす」
「可愛い人にはするって法律で決まってる」
「破ったらオバケでちゃうの!!」
「出る」
そんなの恐いからあ! って前髪掴んでおでこ差し出して、
はい!! ってしたらタツミはいっぱいきすしてくれた。
「オバケあっちいった?」
「うん、それでさくらんぼの中には呪いの卵が入ってるから出さないと食べられない」
「呪い……?」
「オバケの呪い」
「ひ!! 何でそんなモノ庭に植えてるの!?!」
「食べると美味しいから」
タツミは口にポイとさくらんぼを入れちゃって、
「にゃ!」
あああ! 待って呪いの……! って口いっぱい引っ掻いてみたけど、タツミは平気な顔でモグモグして口に指を入れて黄色の小さな丸いのを出した。
「呪いの卵」
「おおおおお!」
「食べるとお腹から木が生える」
「木? それはお外の木???」
「そう、あの大きな木がいきなりお臍から生えてくる」
「!!!!!」
この小さな丸いのに、そんな力が……!? まさに呪いの卵だ……。
耳後ろ向きになっちゃってペタンコ、もう味とかどうでもいいやって思ったら、タツミがいいこいいこしてくれた。
「でも凄く美味しい」
「…………」
「食べる?」
「…………」
「食べる?」
「…………」
気になるけど、そんな……私呪いの卵口にいれるの恐いし……。
お洋服きゅうって掴んだら、タツミは笑ってさくらんぼを取った。
「だから、さくらんぼが食べたい時は俺に言うんだよ」
「?」
口に含んで、また呪いの卵を出して、卵をじっと見てたらするっと大きな手が顎を掴んで上に向かせてきた、自然と緑の瞳と見つめ合う。
頭支えられて、タツミの顔が近付いて、きす? ぷにって互いの唇が触れた、一瞬タツミの耳がビクンってなった。
「たちゅッ……んん」
話そうと思ったら口に何か入ってきて、じわって感じたことのない甘い液体。
少し苦しくなって体離そうとしたけど、腰を掴まえられて動けないし、頭も持たれてて苦しいのも甘いのも受け入れるだけ。
くちゅって口から音がして、つるって舌で感じたのはさくらんぼの皮の感触だ、指で触れたから覚えてる。
それから初めてのさくらんぼの香りと、味と、ザラザラしたのを味わった。
いい香りがして、さらっと甘くて……ザラザラしたのだけが口の中動いてる、タツミの目キラキラしてて瞬きを一緒にして唇が離れた。
「美味しい?」
「ん……」
さくらんぼの果肉は噛めば噛むほど汁が出てきて、甘いのに酸っぱくて美味しい。
「食べる?」
スッとタツミの手がテーブルのお皿に伸びて、まだ食べたくて頷けばタツミはにやってした。
そしてまた呪いの卵を出すため、タツミはさくらんぼを口に入れてくれて……もしかしたらお腹から木が生えちゃうかもしてないのに、なんて勇気のある人なんだろうってキュンてしてしまった。
でも、何だろう……嬉しいような、なんだか目ギラギラしてて……怖い? 卵を出してまた覆いかぶさってくる胸に両手をついた。
「何この手」
「……だって……私……タツミに……食べられそうで」
「……」
「まだ太ってないから食べちゃだめぇ」
涙出そうになった目で睨んでみたけど、タツミからでた言葉はまさかの。
「可愛い……」
だった、やっぱ食べられちゃう! って口きゅうって閉じてみたけど、両手首を片手で掴まれて、またきすされて、ザラザラしたのでいっぱい口の中擦られる、上顎なぞられてぞわってして、背筋びくんって勝手に力抜ける、体が引けてしまったらタツミの口が離れた。
私の口から真っ赤な舌が伸びてて、ああ、そうなんだアレが私の口に入ってたんだって思った。
さくらんぼモグモグしてたら、タツミはもう次のさくらんぼ手に取って首傾げてきたから、私は噛んでいたのを急いで飲み込んで、口を開けた。
いっぱい食べたら太っちゃうのに、でもいらないなんて言えなかった。
「口」
「もっと……」
でもその後食べたのは二粒で、たくさん取った残りはお菓子に? 使うって。
それよりも、もうさくらんぼを食べてもいないのに、タツミはいっぱいキスしてきて、ほっぺとか首とかむずむずするし、タツミのしっぽピン! ってしてるし、さっきから何か言ってて気になっちゃう。
「好き……好き……」
「すき?」
「うん、可愛いくて好きだからキスしてる」
額合わせてきてゴリゴリされて、見つめ合って軽く唇が触れるのいっぱいする。
なんか、あの……猫の時にペロペロするのと同じ感覚なのかな。お姉ちゃんやお母さんがこの姿になってこんなキスしてるの見た事なかったけど。
「好きだとキスするの?」
「一緒にすきっていっぱい言って?」
「え?」
「せーの」
至近距離で目があったまま「すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきす」
「あ!!!!」
「ね? 好きはきすだから、きすだから好き」
「わかった」
よくわからなかったけど、好きがキスになったのは確かだから、タツミが好きって言ったら、じゃあキスだって自分からちゅってしたら、口押えて震えていた。
「タツミ? タツミ!!!」
「大丈夫」
「でも」
タツミは立ち上がって私のこめかみにキスして言った。
「お風呂沸いてるから入ろうか」
「食べる?」
「これなーに?」
「さくらんぼ」
「さくらんぼー?」
「うん、食べられるんだよ」
肩に座らせてくれて、いきなりおっきくなっるから視界が高くて耳が下がってしまった。
「怖い?」
「ううん」
「赤いの好きなだけ採って」
宝石みたいに艶々で綺麗な真っ赤な丸。枝にいっぱいなっててこれが食べられるなんて!
「さくらんぼを持って、回すと取れるから実だけを茎からもぎ取って」
「うん、できるかな」
「茎の根元には、次の年の花芽がついてて、それが取れてしまうともうさくらんぼが出来なくなる」
うう、何か難しいこと言ってる?
摘まんで、くるってしたら意外と簡単にプチッと取れた。
「できた」
「上手」
「こういうのしたの初めて」
タツミが持っていた袋にコロって転がして、見上げれば、まだまだいっぱいさくらんぼがあってお尻尾ゆらゆらしてしまった。
「タツミ……」
「いいよ」
袋いっぱい採ってタツミは台所で直にさくらんぼを洗ってくれた。
うろうろしてたけど、台所の中が見えなくて部屋の入口に置いてあった箱引っ張ってきてそこに登る。
わああい、中見えた。
「賢い」
「?」
「いいこ」
そんな事でも褒めてくれるんだ? ボールに入れられたさくらんぼは水に濡れて輝いていた。
もう気になって耳ピクピクしちゃうし、尻尾もパタパタしちゃって。
「手ベタベタするから洗うね」
「ん? うん」
手なんて洗ったことなかった……大きな手に包まれて冷たい水で手の平を擦り合わせる、ってゆうか、お水面白い……! 細い管からちょろちょろ出るの! パンチすると跳ねて……。
「お水で遊ぶのは後でしてあげるから、今は手拭くよ」
「うん」
お皿に盛られたさくらんぼ、どんな味なんだろうってワクワクして椅子に座ったタツミに膝を叩かれれば自然と乗ってしまった。
恥ずかしいとかいいから早く早くって頭擦り付ければ大きな手がさくらんぼを一粒摘まんで言う。
「小さな猫は一人でこれを食べてはいけないと法律で決まってる」
「ホーリツ?」
「破ったらオバケが出る」
「オバケ!!!」
何で急に怖い話するの! って睨み上げたら額にタツミの唇が触れた。おでこに……何で?
「今のなーに?」
「キス」
「きす」
「可愛い人にはするって法律で決まってる」
「破ったらオバケでちゃうの!!」
「出る」
そんなの恐いからあ! って前髪掴んでおでこ差し出して、
はい!! ってしたらタツミはいっぱいきすしてくれた。
「オバケあっちいった?」
「うん、それでさくらんぼの中には呪いの卵が入ってるから出さないと食べられない」
「呪い……?」
「オバケの呪い」
「ひ!! 何でそんなモノ庭に植えてるの!?!」
「食べると美味しいから」
タツミは口にポイとさくらんぼを入れちゃって、
「にゃ!」
あああ! 待って呪いの……! って口いっぱい引っ掻いてみたけど、タツミは平気な顔でモグモグして口に指を入れて黄色の小さな丸いのを出した。
「呪いの卵」
「おおおおお!」
「食べるとお腹から木が生える」
「木? それはお外の木???」
「そう、あの大きな木がいきなりお臍から生えてくる」
「!!!!!」
この小さな丸いのに、そんな力が……!? まさに呪いの卵だ……。
耳後ろ向きになっちゃってペタンコ、もう味とかどうでもいいやって思ったら、タツミがいいこいいこしてくれた。
「でも凄く美味しい」
「…………」
「食べる?」
「…………」
「食べる?」
「…………」
気になるけど、そんな……私呪いの卵口にいれるの恐いし……。
お洋服きゅうって掴んだら、タツミは笑ってさくらんぼを取った。
「だから、さくらんぼが食べたい時は俺に言うんだよ」
「?」
口に含んで、また呪いの卵を出して、卵をじっと見てたらするっと大きな手が顎を掴んで上に向かせてきた、自然と緑の瞳と見つめ合う。
頭支えられて、タツミの顔が近付いて、きす? ぷにって互いの唇が触れた、一瞬タツミの耳がビクンってなった。
「たちゅッ……んん」
話そうと思ったら口に何か入ってきて、じわって感じたことのない甘い液体。
少し苦しくなって体離そうとしたけど、腰を掴まえられて動けないし、頭も持たれてて苦しいのも甘いのも受け入れるだけ。
くちゅって口から音がして、つるって舌で感じたのはさくらんぼの皮の感触だ、指で触れたから覚えてる。
それから初めてのさくらんぼの香りと、味と、ザラザラしたのを味わった。
いい香りがして、さらっと甘くて……ザラザラしたのだけが口の中動いてる、タツミの目キラキラしてて瞬きを一緒にして唇が離れた。
「美味しい?」
「ん……」
さくらんぼの果肉は噛めば噛むほど汁が出てきて、甘いのに酸っぱくて美味しい。
「食べる?」
スッとタツミの手がテーブルのお皿に伸びて、まだ食べたくて頷けばタツミはにやってした。
そしてまた呪いの卵を出すため、タツミはさくらんぼを口に入れてくれて……もしかしたらお腹から木が生えちゃうかもしてないのに、なんて勇気のある人なんだろうってキュンてしてしまった。
でも、何だろう……嬉しいような、なんだか目ギラギラしてて……怖い? 卵を出してまた覆いかぶさってくる胸に両手をついた。
「何この手」
「……だって……私……タツミに……食べられそうで」
「……」
「まだ太ってないから食べちゃだめぇ」
涙出そうになった目で睨んでみたけど、タツミからでた言葉はまさかの。
「可愛い……」
だった、やっぱ食べられちゃう! って口きゅうって閉じてみたけど、両手首を片手で掴まれて、またきすされて、ザラザラしたのでいっぱい口の中擦られる、上顎なぞられてぞわってして、背筋びくんって勝手に力抜ける、体が引けてしまったらタツミの口が離れた。
私の口から真っ赤な舌が伸びてて、ああ、そうなんだアレが私の口に入ってたんだって思った。
さくらんぼモグモグしてたら、タツミはもう次のさくらんぼ手に取って首傾げてきたから、私は噛んでいたのを急いで飲み込んで、口を開けた。
いっぱい食べたら太っちゃうのに、でもいらないなんて言えなかった。
「口」
「もっと……」
でもその後食べたのは二粒で、たくさん取った残りはお菓子に? 使うって。
それよりも、もうさくらんぼを食べてもいないのに、タツミはいっぱいキスしてきて、ほっぺとか首とかむずむずするし、タツミのしっぽピン! ってしてるし、さっきから何か言ってて気になっちゃう。
「好き……好き……」
「すき?」
「うん、可愛いくて好きだからキスしてる」
額合わせてきてゴリゴリされて、見つめ合って軽く唇が触れるのいっぱいする。
なんか、あの……猫の時にペロペロするのと同じ感覚なのかな。お姉ちゃんやお母さんがこの姿になってこんなキスしてるの見た事なかったけど。
「好きだとキスするの?」
「一緒にすきっていっぱい言って?」
「え?」
「せーの」
至近距離で目があったまま「すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきす」
「あ!!!!」
「ね? 好きはきすだから、きすだから好き」
「わかった」
よくわからなかったけど、好きがキスになったのは確かだから、タツミが好きって言ったら、じゃあキスだって自分からちゅってしたら、口押えて震えていた。
「タツミ? タツミ!!!」
「大丈夫」
「でも」
タツミは立ち上がって私のこめかみにキスして言った。
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