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第2部 第ニ章 黄金郷を求めて
2-2-43.100門艦
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第四十三話
100門艦
「アンナ、とにかく動け! 100門艦に全力射撃をさせるなッ」
「はい、ですがマストが折れ、動きが……」
「半カルバリン砲では、威力が弱く、敵を止められません」
これでは、カノン砲同士での殴り合いになってしまう。
このまま、大西洋の藻屑になってしまうのか?
「敵、フリゲート艦、中破から大破へ。沈没します」
「てぇーーーー!」
ドオオオォーーーン
やはり、フリゲート艦が邪魔で後ろの戦列艦には当たらない。
沈んでも良い覚悟だ。
しかし、ダブルカノンは連射するほど砲弾はない。
「くそ、宇宙戦艦ヤマト2で白色彗星帝国に挑む、古代の気持ちがよくわかるぜ」
「お頭、何を言ってんだよ」
「撃ちまくるしかないんだよ。撃ちまくって逃げるのだ。活路を開け!」
そう、活路だ。
手に入れた金色の宝も、ここで捨てるわけにはいかない。
死んではいけないのだ。
「お頭、ダブルカノン。これで最後だ」
「わ、わかった。撃ってくれ」
そして、また、フリゲート艦に阻まれてしまった。
フリゲート艦は、五鑑とも戦闘不能だ。
しかし、戦列艦は無傷なのだ。
満を持して、三隻の戦列艦が前に出る。
普通、ガレオン船の船側の砲は、三段なのだが、一等鑑は100門あるため、四段となる。
そして、四段目が私の目の高さにあるように感じる。
私を直接、撃ち抜かんとしているようだ。
「戦列艦、発砲ッ」
「左船側、被弾」
「ジャスミン砲術長が負傷しました」
なんだと!
「ジャスミンは大丈夫なのか?」
「命には別状ありませんが、砲術指揮は無理です」
「他の者にあたらせろ」とは言うものの、明らかに、パワーダウンだ。
砲弾は、かすりもしなくなった。
ここまでか!
戦列艦三隻に正面と左右を囲まれた。
死ぬか?
投降するか?
アガーテだけは、剣の用意をし、突撃の準備をしていた。
「ふふふ。アガーテよ! 皆の命が大事だって!」
100門艦
「アンナ、とにかく動け! 100門艦に全力射撃をさせるなッ」
「はい、ですがマストが折れ、動きが……」
「半カルバリン砲では、威力が弱く、敵を止められません」
これでは、カノン砲同士での殴り合いになってしまう。
このまま、大西洋の藻屑になってしまうのか?
「敵、フリゲート艦、中破から大破へ。沈没します」
「てぇーーーー!」
ドオオオォーーーン
やはり、フリゲート艦が邪魔で後ろの戦列艦には当たらない。
沈んでも良い覚悟だ。
しかし、ダブルカノンは連射するほど砲弾はない。
「くそ、宇宙戦艦ヤマト2で白色彗星帝国に挑む、古代の気持ちがよくわかるぜ」
「お頭、何を言ってんだよ」
「撃ちまくるしかないんだよ。撃ちまくって逃げるのだ。活路を開け!」
そう、活路だ。
手に入れた金色の宝も、ここで捨てるわけにはいかない。
死んではいけないのだ。
「お頭、ダブルカノン。これで最後だ」
「わ、わかった。撃ってくれ」
そして、また、フリゲート艦に阻まれてしまった。
フリゲート艦は、五鑑とも戦闘不能だ。
しかし、戦列艦は無傷なのだ。
満を持して、三隻の戦列艦が前に出る。
普通、ガレオン船の船側の砲は、三段なのだが、一等鑑は100門あるため、四段となる。
そして、四段目が私の目の高さにあるように感じる。
私を直接、撃ち抜かんとしているようだ。
「戦列艦、発砲ッ」
「左船側、被弾」
「ジャスミン砲術長が負傷しました」
なんだと!
「ジャスミンは大丈夫なのか?」
「命には別状ありませんが、砲術指揮は無理です」
「他の者にあたらせろ」とは言うものの、明らかに、パワーダウンだ。
砲弾は、かすりもしなくなった。
ここまでか!
戦列艦三隻に正面と左右を囲まれた。
死ぬか?
投降するか?
アガーテだけは、剣の用意をし、突撃の準備をしていた。
「ふふふ。アガーテよ! 皆の命が大事だって!」
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