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〜第5章〜
127.『犬としての記憶』
しおりを挟む悪夢を見たリンはみつれの胸の中でずっと泣いていた。
リンは疲弊していた。
みつ「・・・」
みつれはただ抱きしめることしか出来なかった。
リン「・・・みっちゃん…」
みつ「なんだ?」
リン「私ね……夢をみたの……ハナちゃんがシロサキに殺される夢……私…何も出来なかった……」
リンは夢の内容をみつれに話した。
みつ「嫌な夢だったな…。」
みつれは黙ってリンの話を聞いていた。
リンがどんどん追い詰められてるのが分かった。
リン「私……どうしたらいいの……。もしかしたら本当に……」
リンはそれ以上の言葉が出なかった。
『もしかしたら本当に殺されてるんじゃないか。』
リンの口からはその言葉を言ったら本当になりそうで言えなかった。
みつ「・・・スイもそうだったが、組織の幹部になると『犬』の躾役を任されるらしい。もしかしたらハナさんは『犬』にされているかも。…私と同じように……」
みつれはハナは『犬』にされているんじゃないかと考えていた。
リン「みっちゃんと……同じ?」
みつ「だからハナさんは殺されていないと私は思っている。ハナさんは必死に耐えているはずだ。…ハナさんは強い人だからな。」
リン「だったら早く助けないと…。」
リンを少しでも安心させようとしたが逆効果だったかもしれないと気づいたみつれ。
リン「・・・『犬』って…具体的に何されるの?教えて!」
みつれは過去にリンに自分の『犬』にされていた過去を話した事があるが具体的な内容は伏せていた。
みつ「・・・分かった。みせてやる。」
みつれはそういうと寝室を出て、浴室から桶を持ってきた。
みつれは服を全て脱ぎ捨ててリンの前で全裸になる。
みつれは桶に跨った。
リン「みっちゃん…?」
みつ「ポチ、排尿させていただきます。」
みつれは自身のことをポチと呼び、リンの前で排尿した。
リンに見られながらじょぼしょぼと音を立てながら排尿するみつれ。
排尿を終えるとみつれは腰を振って尿を切る。
みつ「排尿完了致しました。」
みつれはリンに近づいて土下座をした。
みつ「ご奉仕させていただきます。」
みつれはリンの身体を触り乳房を舐め始めた。
リン「んッ...///みっちゃん……」
みつれはリンの全身を愛撫し始める。
それはどんどん下へと進んでいく。
リン「み、みっちゃん!?」
みつ「舐めさせていただきます。」
みつれはリンの秘部を舐め始めた。
リン「アッ…///んッ...///……みっちゃん……もういいから…わかったから……アンッ…///」
リンはみつれの頭をおさえる。
みつれはやめず、リンを押し倒す。
みつ「ここも舐めさせていただきます。」
みつれはリンの肛門を舐めた。
リン「あぁ…///だめ…汚いよ………んッ...///」
みつれは愛撫をやめた。
リンがみつれの顔を見た時、みつれは涙を流していた。
みつ「スイ………うっ……うっ……」
リン「ごめんねみっちゃん。思い出させちゃったね。…ごめんね……」
リンはみつれを抱きしめた。
みつ「リン……私……うっ……うっ……」
みつれはスイと過ごした日々を思い出していた。
スイの調教を受け、愛し合った日々。
その光景が鮮明によみがえるみつれ。
自然と涙が止まらなかった。
みつ「すまないリン……本当にすまない……」
2人は抱き合って泣いた。
リン「私こそごめんね……。ごめんね……」
リンはみつれが『犬』としてさせられていたことを理解した。
そしてそれを思い出させてしまったことを後悔した。
お互い泣きあった後、2人は手を繋いで寝室を出た。。。
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