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第2章 夏
【Side リヴィア】地下牢
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リヴィアは、コツ…コツ…コツ…と規則正しい靴音を響かせながら、城の地下へと続く冷たい螺旋階段を降りていた。
隣を歩くのは侍女リーズリィー。そして先頭には、ゼロを伴って。
降りきった先の地下牢は、薄暗く、湿気が肌にまとわりつく空気。
その中央で、薄汚れたローブの老爺が片膝をつき、揺れる蝋燭の明かりに照らされながら、静かに神へ祈りを捧げていた。
――かつて、リヴィアの主治医だった男。名はドレミス。
老爺は、足音を聞きつけてゆっくりと顔を上げる。
その目がリヴィアを捉えた瞬間、彼は迷いもなく鉄格子の前まで進み、
「己のちっぽけな誇りを満たすために、リヴィア様のお体を蔑ろにした罪――いかなる罰もお受け致します」
そう告げ、膝を折り、額を薄汚れた床に押し付けた。
脳裏をよぎるのは、王妃としての自分の命が、彼の傲慢さゆえに風前の灯火となった日々。
だが、胸の奥で冷たい炎がささやく――これは復讐の機会ではない、と。
己を律し、公私を切り分け、務めを果たす。それこそが王妃の矜持。
ドレミスは額を擦り付けたまま、低く、しかし震えを帯びた声で続けた。
「リヴィア様がいらしたということは…今日が私の最後の日とお見受け致します。どんなに苛烈な刑でも受ける所存です。
ですから…どうかこの老いぼれの最後の願いを聞き届けてはくれませぬか?」
「願いとは?」
短く、しかし凛とした声。地下牢の空気が一瞬にして張り詰める。
「私が脅し、駒のように使ったあの親子に…私の全財産を譲渡させてください。それが、私に残された唯一の…贖罪です」
その言葉に、リヴィアの瞳がわずかに見開かれる。
かつての高慢な医師が、自らの命よりも贖罪を優先した――その変化は、まるで石が花を咲かせたかのように異様で、美しかった。
「…ドレミス。あなたが改心したと言うのは、どうやら真実だったようね」
その声は冷たくも温かく、相手の魂を見透かすようだった。
リヴィアは一歩前に出る。
「けれど、贖罪は死で終えるものではないわ。生きてこそ、成し遂げられるものよ。あの親子は今、教会にいるわ。あなたの財産は全て教会に寄付なさい。そして…私のもとでもう一度働きなさい。あなたには、やってもらいたいことがある」
ドレミスは驚きに顔を上げ、目を丸くして王妃を仰ぎ見た。
リヴィアは一切視線を逸らさない。淡い微笑を浮かべながらも、その眼光は鋼のように冷たい。
「王妃の主治医が拘束され、処刑された――そんな醜聞は、あまりにも国の品位を損なうわ。幸い、薬師ギルドにおけるあなたの席は空いたまま残っている。知っているでしょうけれど、今の薬師ギルドは、権威と利権に胡座をかき腐敗しているわ。だから…あなたにはその浄化を手伝ってもらう」
老爺の背筋に、凍り付くような気迫と同時に魂を揺さぶる温もりが押し寄せる。
それは、断罪者ではなく、導く者の声。
かつて誤った誇りで王妃を傷つけたこの命が、今、彼女のために燃やされるべきであると確信させる声。
「…仰せのままに。この命果てるまで、尽くします」
ドレミスは、頬を濡らす涙を隠そうともせず、深く、深く平伏した。
その背中にリヴィアは何も言わず、ただ静かに踵を返した。
――命を赦すことで、その人間の未来すらも支配する。
それが、王妃リヴィアという女の、本当の力だった。
---------
〈ゼロ視点〉
ゼロは無言でリヴィアを先導しながらも、背後の彼女から発せられる圧を敏感に感じ取っていた。
声を上げているわけでも、剣を抜いているわけでもない。
それなのに、この狭い階段でまるで背後に巨大な獣でもいるような鋭い気配があった。
(……リヴィア様が民のために怒っている)
『…ドレミス。あなたが改心したと言うのは、どうやら真実だったようね』
王妃の声にゼロはわずかに眉を動かした。
冷たさと温かさ、威圧と慈悲が同居するこの声は、人を従わせるだけでなく「従うことが自分の意志」だと錯覚させる。
戦場で指揮官が兵を鼓舞するのとは違う、これは生まれながらの資質。
皆、この方の前では従いたいとそう思ってしまう絶対的カリスマ。
ゼロはこれまで幾多の戦場で見た「恐怖による支配者」と違う、もっと根源的な支配力をそこに見た。
---------
〈リーズリィー視点〉
王妃の主治医、それは“知の巨人”。誰もが首を垂れるほどの権威を持つ者。
かつてそうだった者が今、ここまで容易く頭を下げる姿は信じられなかった。
それを引き出したのは――王妃の言葉でも、威圧でもない。ただそこに「立っている存在そのもの」だ。
心を折るでもなく、持ち上げるでもなく、自然に相手をその位置に置く。
赦すことで相手に生きる意味を与える。
処罰よりも重く、そして甘美な縛り。
一度この人に救われたものは決して裏切らない。
リーズリィーは、リヴィアの変わらぬ超自然的な影響力に、憧れにも似た尊敬の気持ちが溢れてくるのを感じ、
「リヴィア、覚悟なさい。私はずっとあなたの元を離れないわよ」
胸の中で密かに呟く。
隣を歩くのは侍女リーズリィー。そして先頭には、ゼロを伴って。
降りきった先の地下牢は、薄暗く、湿気が肌にまとわりつく空気。
その中央で、薄汚れたローブの老爺が片膝をつき、揺れる蝋燭の明かりに照らされながら、静かに神へ祈りを捧げていた。
――かつて、リヴィアの主治医だった男。名はドレミス。
老爺は、足音を聞きつけてゆっくりと顔を上げる。
その目がリヴィアを捉えた瞬間、彼は迷いもなく鉄格子の前まで進み、
「己のちっぽけな誇りを満たすために、リヴィア様のお体を蔑ろにした罪――いかなる罰もお受け致します」
そう告げ、膝を折り、額を薄汚れた床に押し付けた。
脳裏をよぎるのは、王妃としての自分の命が、彼の傲慢さゆえに風前の灯火となった日々。
だが、胸の奥で冷たい炎がささやく――これは復讐の機会ではない、と。
己を律し、公私を切り分け、務めを果たす。それこそが王妃の矜持。
ドレミスは額を擦り付けたまま、低く、しかし震えを帯びた声で続けた。
「リヴィア様がいらしたということは…今日が私の最後の日とお見受け致します。どんなに苛烈な刑でも受ける所存です。
ですから…どうかこの老いぼれの最後の願いを聞き届けてはくれませぬか?」
「願いとは?」
短く、しかし凛とした声。地下牢の空気が一瞬にして張り詰める。
「私が脅し、駒のように使ったあの親子に…私の全財産を譲渡させてください。それが、私に残された唯一の…贖罪です」
その言葉に、リヴィアの瞳がわずかに見開かれる。
かつての高慢な医師が、自らの命よりも贖罪を優先した――その変化は、まるで石が花を咲かせたかのように異様で、美しかった。
「…ドレミス。あなたが改心したと言うのは、どうやら真実だったようね」
その声は冷たくも温かく、相手の魂を見透かすようだった。
リヴィアは一歩前に出る。
「けれど、贖罪は死で終えるものではないわ。生きてこそ、成し遂げられるものよ。あの親子は今、教会にいるわ。あなたの財産は全て教会に寄付なさい。そして…私のもとでもう一度働きなさい。あなたには、やってもらいたいことがある」
ドレミスは驚きに顔を上げ、目を丸くして王妃を仰ぎ見た。
リヴィアは一切視線を逸らさない。淡い微笑を浮かべながらも、その眼光は鋼のように冷たい。
「王妃の主治医が拘束され、処刑された――そんな醜聞は、あまりにも国の品位を損なうわ。幸い、薬師ギルドにおけるあなたの席は空いたまま残っている。知っているでしょうけれど、今の薬師ギルドは、権威と利権に胡座をかき腐敗しているわ。だから…あなたにはその浄化を手伝ってもらう」
老爺の背筋に、凍り付くような気迫と同時に魂を揺さぶる温もりが押し寄せる。
それは、断罪者ではなく、導く者の声。
かつて誤った誇りで王妃を傷つけたこの命が、今、彼女のために燃やされるべきであると確信させる声。
「…仰せのままに。この命果てるまで、尽くします」
ドレミスは、頬を濡らす涙を隠そうともせず、深く、深く平伏した。
その背中にリヴィアは何も言わず、ただ静かに踵を返した。
――命を赦すことで、その人間の未来すらも支配する。
それが、王妃リヴィアという女の、本当の力だった。
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〈ゼロ視点〉
ゼロは無言でリヴィアを先導しながらも、背後の彼女から発せられる圧を敏感に感じ取っていた。
声を上げているわけでも、剣を抜いているわけでもない。
それなのに、この狭い階段でまるで背後に巨大な獣でもいるような鋭い気配があった。
(……リヴィア様が民のために怒っている)
『…ドレミス。あなたが改心したと言うのは、どうやら真実だったようね』
王妃の声にゼロはわずかに眉を動かした。
冷たさと温かさ、威圧と慈悲が同居するこの声は、人を従わせるだけでなく「従うことが自分の意志」だと錯覚させる。
戦場で指揮官が兵を鼓舞するのとは違う、これは生まれながらの資質。
皆、この方の前では従いたいとそう思ってしまう絶対的カリスマ。
ゼロはこれまで幾多の戦場で見た「恐怖による支配者」と違う、もっと根源的な支配力をそこに見た。
---------
〈リーズリィー視点〉
王妃の主治医、それは“知の巨人”。誰もが首を垂れるほどの権威を持つ者。
かつてそうだった者が今、ここまで容易く頭を下げる姿は信じられなかった。
それを引き出したのは――王妃の言葉でも、威圧でもない。ただそこに「立っている存在そのもの」だ。
心を折るでもなく、持ち上げるでもなく、自然に相手をその位置に置く。
赦すことで相手に生きる意味を与える。
処罰よりも重く、そして甘美な縛り。
一度この人に救われたものは決して裏切らない。
リーズリィーは、リヴィアの変わらぬ超自然的な影響力に、憧れにも似た尊敬の気持ちが溢れてくるのを感じ、
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胸の中で密かに呟く。
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