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みんながそれぞれアロンを中心にして自分のやるべきことを確認し始める。
私はそんなみんなをただ見つめていることしかできない。
“私は何をやればいい?“
その言葉を喉元まで持ってきたものの、言葉にする事はできなかった。
だって、みんなを見ていたら嫌でも気づいてしまった。
私も何かみんなの役立つことをやりたい。私が出来る事…私にしか出来ないことをしたい…
私だってマルク様からの婚約破棄をしてもらう為に自身で何か行動したいし、マサラ王妃の陰謀に対しても対抗していきたい。
やる気だって十分にある。
それに、自分でもなんの疑問もなく何か出来ると思っていた。
でも、そう思ったところで私にできることなんてほとんど無いに等しい事に気付かされてしまった。
実際問題ここにいるみんなが1人1人有能すぎて私が何かをやったとしてもきっと足手まといになってしまうのが目に見えている。
今まで妃教育だと色々と頭に詰め込み、毎日休みなく頑張ってきたつもり。
でもいざとなったら私は何もできない役立たずなのね。
みんなが色々と頑張ってくれている中、私のできる事があまりにもなさすぎて悔しい。
みんなの話を聞かなきゃと思うのに、話し合いをするみんなの声が遠くなってくる…
「カロリーナ…どうした?」
そんな気持ちに陥っているとアロンが私に近づいてくる。
私は自身の中に出てきた苦しさを誤魔化すようにふにゃりと笑う。
「いぇ…私は何もできない役立たずだなって思って」
「カロリーナが役立たず?誰がそんな事を…」
アロンが私の言葉に眉をしかめて明らかに不機嫌な顔をする。
「誰も言っていないわ。ただ…私はみんなの様に情報を集めることもできなければ、自身の婚約破棄だってエリーさんに任せきり。マサラ王妃の事だってマルク様の婚約者になった私がどうにかしたいと思うのに何もできない。私がいる事でみんなに迷惑をかけているんじゃ無いかと不安になる。
…自分のことなのに…私がきちんとやるべきことなのに…私は無力でただ見ている事しかできない…」
私は自分の拳をギュッと握り締めると言葉を詰まらせてしまう。
そんな私を見て、その場にいる皆んながそれぞれ顔を見合わせる。
「ごめん。そんな思いをさせてしまっているは僕のせいだよね…でもカロリーナきいて。カロリーナ…君は全てを自分が背負おうとしなくていいんだ。僕も、ここにいるメンバーもみんなカロリーナを危険な目に合わせたく無い。だからまだ色々話せない事も多い。それは申し訳ないと思う。
でも、カロリーナは無力じゃない。カロリーナがいなければ今の僕はいない。今の僕がいなければここにいるメンバーがこのように集まることもなかった。カロリーナが凄いと言ってくれているこのメンバーはカロリーナが集めたと言っても過言では無い。ただ、この場にカロリーナがいるだけでみんなの…僕の支えになっている。だからカロリーナはそのままでいいんだ。カロリーナは僕たちの計画がうまく行くように見守っていてほしい。」
アロンはそう言って私の握りしめた手に自身の手を重ねようとして寸前でピタッと動きを止める。
計画が成功するまでは、私に触れないって言っていたもんね…
本当にアロンは誠実な人…
でも…なんだか少し寂しい。
「うーん…私の気持ちはアローンに近いです。でも、カロリーナさんの気持ちもすっごく分かります。」
そんな私とアロンの微妙な空気に気付いてか、エリーさんが私とアロンの間に入ってくる。
「っということで、私、今すっごくいい事考えつきました。これで一気に最終段階まで持っていきましょう。カロリーナさん協力をして頂きたいのですがいいですか?」
エリーさんは手をパチンと叩くと頭を斜め45度に傾けて可愛らしいのに何か含みのある満面の笑顔を私に向けてきた。
「え…えぇ…私に出来る事ならなんでもやります。」
「カロリーナさんにしかできない、カロリーナさんだからこそ出来る作戦です。きっと上手く行くわ」
私が答えるとエリーさんはフフフ…と意味ありげに笑って最高に楽しそうな表情をした。
私はそんなみんなをただ見つめていることしかできない。
“私は何をやればいい?“
その言葉を喉元まで持ってきたものの、言葉にする事はできなかった。
だって、みんなを見ていたら嫌でも気づいてしまった。
私も何かみんなの役立つことをやりたい。私が出来る事…私にしか出来ないことをしたい…
私だってマルク様からの婚約破棄をしてもらう為に自身で何か行動したいし、マサラ王妃の陰謀に対しても対抗していきたい。
やる気だって十分にある。
それに、自分でもなんの疑問もなく何か出来ると思っていた。
でも、そう思ったところで私にできることなんてほとんど無いに等しい事に気付かされてしまった。
実際問題ここにいるみんなが1人1人有能すぎて私が何かをやったとしてもきっと足手まといになってしまうのが目に見えている。
今まで妃教育だと色々と頭に詰め込み、毎日休みなく頑張ってきたつもり。
でもいざとなったら私は何もできない役立たずなのね。
みんなが色々と頑張ってくれている中、私のできる事があまりにもなさすぎて悔しい。
みんなの話を聞かなきゃと思うのに、話し合いをするみんなの声が遠くなってくる…
「カロリーナ…どうした?」
そんな気持ちに陥っているとアロンが私に近づいてくる。
私は自身の中に出てきた苦しさを誤魔化すようにふにゃりと笑う。
「いぇ…私は何もできない役立たずだなって思って」
「カロリーナが役立たず?誰がそんな事を…」
アロンが私の言葉に眉をしかめて明らかに不機嫌な顔をする。
「誰も言っていないわ。ただ…私はみんなの様に情報を集めることもできなければ、自身の婚約破棄だってエリーさんに任せきり。マサラ王妃の事だってマルク様の婚約者になった私がどうにかしたいと思うのに何もできない。私がいる事でみんなに迷惑をかけているんじゃ無いかと不安になる。
…自分のことなのに…私がきちんとやるべきことなのに…私は無力でただ見ている事しかできない…」
私は自分の拳をギュッと握り締めると言葉を詰まらせてしまう。
そんな私を見て、その場にいる皆んながそれぞれ顔を見合わせる。
「ごめん。そんな思いをさせてしまっているは僕のせいだよね…でもカロリーナきいて。カロリーナ…君は全てを自分が背負おうとしなくていいんだ。僕も、ここにいるメンバーもみんなカロリーナを危険な目に合わせたく無い。だからまだ色々話せない事も多い。それは申し訳ないと思う。
でも、カロリーナは無力じゃない。カロリーナがいなければ今の僕はいない。今の僕がいなければここにいるメンバーがこのように集まることもなかった。カロリーナが凄いと言ってくれているこのメンバーはカロリーナが集めたと言っても過言では無い。ただ、この場にカロリーナがいるだけでみんなの…僕の支えになっている。だからカロリーナはそのままでいいんだ。カロリーナは僕たちの計画がうまく行くように見守っていてほしい。」
アロンはそう言って私の握りしめた手に自身の手を重ねようとして寸前でピタッと動きを止める。
計画が成功するまでは、私に触れないって言っていたもんね…
本当にアロンは誠実な人…
でも…なんだか少し寂しい。
「うーん…私の気持ちはアローンに近いです。でも、カロリーナさんの気持ちもすっごく分かります。」
そんな私とアロンの微妙な空気に気付いてか、エリーさんが私とアロンの間に入ってくる。
「っということで、私、今すっごくいい事考えつきました。これで一気に最終段階まで持っていきましょう。カロリーナさん協力をして頂きたいのですがいいですか?」
エリーさんは手をパチンと叩くと頭を斜め45度に傾けて可愛らしいのに何か含みのある満面の笑顔を私に向けてきた。
「え…えぇ…私に出来る事ならなんでもやります。」
「カロリーナさんにしかできない、カロリーナさんだからこそ出来る作戦です。きっと上手く行くわ」
私が答えるとエリーさんはフフフ…と意味ありげに笑って最高に楽しそうな表情をした。
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