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追究編
狼の家へご招待
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今回は少しR18の1,2歩手前な感じの場面がありますのでご了承ください
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
引き連られるようにやって来た彼の家は外国のおとぎ話にあるようなものだった
案内されて今私は彼の部屋にいる
そして彼は現在ここにはいない
『もしかして、今ここで弱みを握っておけばあの変態から付きまとわれないチャンスかも』
そう思い、部屋のあちこちを探ってみた
しかし結局何も目ぼしい物は見つからず最後にカバンを調べてみると、中から昼間頼まれて見せた教科書がキレイな状態で保管されていた
『ヤラレタッ・・・次頼まれても絶対に見せてやらないんだから!』
新たな決意を胸に刻んでいると、階段の軋む音が聞こえ、急いでカバンの中身と位置を元に戻し、自分の体も元の場所に戻した
戻った瞬間に扉が開かれる
「お待たせ。はい、ジュース」
「ありがとう」
受け取ったジュースを一気に飲み干す
これでお礼とやらの義理は果たしたはず
「飲み物ももらったことだし。私はこれで」
退散しようとする私を邪魔立てする者がいた
取っ手を掴むために伸ばした手が彼の手によって捕まったからだ
イラッとして後ろを振り返り、相手にガンを飛ばす
「何のつもり?」
「だってまだお礼してないから」
「お礼ってもう十分よ。ジュースもらったし、くつろいだし他に何かある?」
突然彼が近付いて来て逃げ場所を失くした私の顔の横の壁に手をつき、顔を近づけ極上の笑みを浮かべながら言った
「またまた、分かってるくせに」
『何この人、元から変だけどついに頭の中の大切な何かまで落としたの!?』
手を離してもらおうと手を振り払おうと思ったが逆に引っ張られて最終的には彼に抱きつく形になった
すぐに離れようとしたがそれよりも先に彼の腕が私に絡みつき、そのまま流れるようにお姫様抱っこをされ、近くのベッドに横たえられた
「うわっ!ちょっと何する気!?」
それから彼は私の上に馬乗りになった
「何って本当に分からない?男女が二人きりでベッドの上でやることと言ったら・・・」
彼を止めようと必死になって言葉を紡いだ
「こんなことしてもしご両親が知ったら悲しむわ」
「あー大丈夫。時々帰ってくるかどうかって感じだから絶対にバレないよ」
言い終えると彼の整った顔が私に迫ってきた
そこで私は目を閉じて息を整えた
______________________________________
ここまで読んで下さりありがとうございました
ユリちゃんはこの状況にどのように対処するのでしょうか?
乞うご期待!!
次回は明日です
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引き連られるようにやって来た彼の家は外国のおとぎ話にあるようなものだった
案内されて今私は彼の部屋にいる
そして彼は現在ここにはいない
『もしかして、今ここで弱みを握っておけばあの変態から付きまとわれないチャンスかも』
そう思い、部屋のあちこちを探ってみた
しかし結局何も目ぼしい物は見つからず最後にカバンを調べてみると、中から昼間頼まれて見せた教科書がキレイな状態で保管されていた
『ヤラレタッ・・・次頼まれても絶対に見せてやらないんだから!』
新たな決意を胸に刻んでいると、階段の軋む音が聞こえ、急いでカバンの中身と位置を元に戻し、自分の体も元の場所に戻した
戻った瞬間に扉が開かれる
「お待たせ。はい、ジュース」
「ありがとう」
受け取ったジュースを一気に飲み干す
これでお礼とやらの義理は果たしたはず
「飲み物ももらったことだし。私はこれで」
退散しようとする私を邪魔立てする者がいた
取っ手を掴むために伸ばした手が彼の手によって捕まったからだ
イラッとして後ろを振り返り、相手にガンを飛ばす
「何のつもり?」
「だってまだお礼してないから」
「お礼ってもう十分よ。ジュースもらったし、くつろいだし他に何かある?」
突然彼が近付いて来て逃げ場所を失くした私の顔の横の壁に手をつき、顔を近づけ極上の笑みを浮かべながら言った
「またまた、分かってるくせに」
『何この人、元から変だけどついに頭の中の大切な何かまで落としたの!?』
手を離してもらおうと手を振り払おうと思ったが逆に引っ張られて最終的には彼に抱きつく形になった
すぐに離れようとしたがそれよりも先に彼の腕が私に絡みつき、そのまま流れるようにお姫様抱っこをされ、近くのベッドに横たえられた
「うわっ!ちょっと何する気!?」
それから彼は私の上に馬乗りになった
「何って本当に分からない?男女が二人きりでベッドの上でやることと言ったら・・・」
彼を止めようと必死になって言葉を紡いだ
「こんなことしてもしご両親が知ったら悲しむわ」
「あー大丈夫。時々帰ってくるかどうかって感じだから絶対にバレないよ」
言い終えると彼の整った顔が私に迫ってきた
そこで私は目を閉じて息を整えた
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ユリちゃんはこの状況にどのように対処するのでしょうか?
乞うご期待!!
次回は明日です
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