無能チートで冒険者! ~壁魔法も使いよう~

白鯨

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 1章.無能チート冒険者になる

26.無能チートとポーション作り

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 あのスライム討伐の日から数日。
 やって参りました『フィレオの道具屋』。

 あの後も、荷物運びや清掃など、それ冒険者の仕事? って思うものもあったけど、いくつかの依頼をこなしながら過ごした。 
 そして、やってきた休日に、私はセヨンさんと別行動をとり、フィレオのおっちゃんに会いに来ていた。
 ずっと私に付きっきりだと、セヨンさんも羽を伸ばせないからね。


「おっちゃーん! 来たよー!」
「おう! 来たか!」


 だから、今日はおっちゃんのポーション作りの見学をしにきたのだ!
 街の中はなんだか少し、ピリピリした空気が流れていているから、遊びに出かけるなら、また今度にしようと思ってる。

 
「では! 調合室に入るぞ!」
「了解!」
「またそれか……おっと! 調合室に入る前に、このマスクを着けろ!」
「えっ? おっちゃんヤバい薬とか作ってないよね?」
「馬鹿者! そんなもん作るか! 俺様は一度に大量生産するからな! 巨人である俺様と、貴様ら人間では、体格が違うからな! 俺様は大丈夫だが、揮発した薬の成分を吸い込むと、人間は酔っ払うからな!」
「酔うの?!」
「回復ポーションも魔力ポーションも代謝が良くなりすぎて、身体が酔っ払った時のようになるな!」
「解毒ポーションは?」
「あれが一番危険だ! 下手すりゃ失明するぞ! 素人が居る所では絶対に作らんし、換気には気を使っている!」
「うげっ! 恐ろしいな……解毒ポーション。服薬の際は用法用量を正しく守りましょう。って事と一緒だね!」
「ふむ、それは至言だな! という訳で、巨人の俺様にとっては問題ない用量だが、人間にとっては少々危険だ! マスクを着用しろ!」


 おっちゃんに渡されたマスクを見ると、性能を優先した結果、その見た目は酷かった。
 ダサい、ひたすらにダサい。これは女子として着けてはいけないダサさだ。いくら私が武士の家系の女だとしても(先祖は農民)、これを身に着けたら負けだ。


「却下で!」
「なっ! なにぃ?!」
「自前で遮断しとくから、気にしないで。壁魔法『ぬりかべ君』ー!」


 私は下水道で使った時と同じく、自分をトンボ式アイテムボックスに入れた。
 なんと壁魔法は空気など、大まかに選択して遮断できるのだ!
 この機能を使えば、下水道の臭いも防げた訳だけど、その事に気がついたのは、宿に帰って来てからだったという! ちくしょう!


「それは……そういえば、スライムの核もそれで持ち帰っていたな。セヨンは語ろうとせんかったが、貴様は一体何者なのだ?」
「実は私……『渡り人』なのでした!」
「渡り人だと?! ふーむ、壁魔法などと、嘯いているとは思ってはいたが、本物か?」


 セヨンさんは、私に隠し事は無理と判断したらしく、信用できる人になら言ってもいいと、言われていた。だから、おっちゃんにはもう話してもいいと思った。
 そしておっちゃんも、渡り人について知っているみたいだ。
 私の告白に、おっちゃんは顎を擦りながら、見定めるように目を細めた。


「伝説みたいに超常の力なんてないし、普通の女子高生だけどね」
「じょしこうせい? ふむ、よくわからんが、貴様が俺様の知らぬ知識を持っているのは、間違いあるまい。ならば信じよう!」
「おぉ、意外とあっさり信じたね。もっと疑われるものだと思った」
「貴様は隠し事に向くような、器用な性格ではあるまい。だが、隠せるものは隠しておけ。道具も魔法も、知られ過ぎると不利になる。渡り人だと知れ渡れば、その知識や力を求め、お前を狙う者も出るだろう」


 知識チートなんてできないけど、そんなこと知らずに狙われるかもしれないしね。
 そう真剣な顔で忠告してくれるおっちゃん。
 うん、やっぱりおっちゃんは信用できる。


「でも、隠し事苦手な人間に、隠し事をさせようとするのは間違いだよ。という訳で、セヨンさんにも言ったけど、私は渡り人に憧れる冒険者で、真似をしてるって設定でいくから、おっちゃんもよろしくね」


 実は先日セヨンさんにも、もっと隠し事をしろと、おっちゃんと同じような注意を受けた時に、同じ返答をしていたのだ。


「なるほど、『王族秘するなら貴族の中』という事か! 考えなしなりに考えたな!」
「王族が、何だって? っていうか! そこは素晴らしく知的なアイデアですね。でいいでしょうが!」
「『王族秘するなら貴族の中』だ。王族など、どう隠そうとしても、所作で高貴な生まれだとわかるからな、はじめから貴族だと偽ればバレにくい。という意味だ。そしてもうひとつ『知的を学ぶなら俺様に習え』だ!」
「うわー、2つ目は凄いバカっぽい、知的と真逆なことわざだなぁー」


 この世界のことわざなんて知らないよ!
 でも、おっちゃんやセヨンさんの気にしていた所はわかってきた。こういう齟齬を少なくしろってことなんだろうな。


「ふん、ならば来い娘っ子! 俺様がいかに知的な生産活動をするか、見せてやろう!」


 腕を組み、自信満々に調合室に入るおっちゃんを追い、私も部屋の中に入った。
 室内には、巨人サイズの作業机と、沢山の引き出しのある棚、そして部屋の奥に、巨人から見ても大き過ぎる鍋が鎮座していた。
 作業机の上には、科学の実験で使いそうな器具が置いてある。
 部屋の全てが巨人サイズで、私はまるで小人にでもなった気分だった。

「見ろ、貴様がこの間が持って来たスライムの核だ。これを使って、魔力ポーションを作る」
「あれ? ギルドに納品するって言ってたけど、まだ作ってなかったの?」
「ギルドには、もうとっくに作って納品したわ! どこかの加減知らずが、大量にスライムの核を持って帰ってきたからな! 素材が余りに余っているだけだ! しかも、追加分は報酬上乗せする契約だから、納品分の稼ぎが、吹き飛んでしまったぞ!」


 おおう、八つ当たり乱獲が、こんな所に影響しているとは、すまないおっちゃん。悪気はなかった。


「魔力ポーションはそんなに売れんからな、放っておくと核がスライムに戻るから、調合はするが、しばらくは在庫を抱えそうだな」
「なんで魔力ポーションは売れないの?」
「魔力ポーションはもう飲んだか?」
「魔力切れで、一度飲んだ」
「その時の感覚はどうだった?」
「不味かった!」
「そうではない! 魔力の流れだ!」


 ですよねー、知ってた。
 今度はしっかりと思い出す。あの時の魔力の流れを。


「痛痒い?」


 長時間正座してから、脚を動かした時の痺れが全身にくるのを、弱くした感じだった。


「うむ! 魔力を出し入れする経路は、全身くまなく巡っている! 魔力ポーションとは、言わばスライムの核の魔力集積の力を強くして、体内に入ったポーションに向かい、魔力を集中させることで、回復を図る物なのだ!」


 おっちゃんは棚からスライムの核を取り出し、巨大なすり鉢で粉々にしはじめる。
 鍋敷だと思っていたのは、大きな火種の魔道具だったらしく、おっちゃんが手をかざすと火が点る。
 やがてぐつぐつと煮立ちはじめた鍋の中に、粉々にしたスライムの核と、別の粉を合わせて入れる。


「これは、薬草を乾燥させた物だ。鍋の中には聖水が入っている! スライムの核が無秩序に魔力を集めないように、魔力の変化を阻害する効果のある聖水を使うのだ! 聖水がゴーストなどに対して効果的なのも、奴らが常に流動する魔力の塊の存在だからだ!」
「聖なる力、とかじゃないんだね」
「真実など、そんなものだ! 使えるか使えないかで言えば、使えるのだからそれでよかろう!」


 確かに。うっかり神の所為で、神聖なものに対するありがたみは無いから、使えるんなら気にしないよ。
 おっちゃんは壁に掛けられた、木ベラのような混ぜ棒を手に取り、巨大な鍋を混ぜはじめた。
 なるほど、巨人ならではの豪快な調合だ。一度に作れる量がそもそも違いすぎる。これがおっちゃんが大量生産できる理由か。


「スライムの核と薬草を混ぜながら、火力を落として、徐々に馴染ませていく! 薬草は人の身体に吸収されると、欠損を補う働きをする。回復ポーションそのままの効果だな。ただ、過剰な摂取は拒否反応をおこし、逆に治りが悪くなる! 人体に対してその効果が出過ぎないように調整するのが、調合の目的になる!」
「薬草の効果すごいな! 欠損の修復って、どこまでできるの?」
「あくまで肉体の治癒力の補助だ! 切り落とされた腕が、生えてくることはない! 理由は不明だが、時間が経ちすぎても治らなくなる! 学者が言うには、肉体が今の状況に馴れてしまうのが、原因ではないかと言っているが、俺様にはよくわからん!」


 おっちゃんが火種の魔道具に送る魔力を絞り、火力を弱めていく。


「魔力ポーションでの薬草の役目は、スライムの核の効果で、魔力を無理矢理通すため、こじ開けられた経路を、修復する事にある! 先程言った、魔力ポーションが売れにくい理由はそこにある! 一度に大量のポーションを摂取すれば、魔力はとてつもなく回復するが、代わりに魔力経路がズタズタになり、下手をすれば命にかかわることになる!」


 魔力ポーションって結構ヤバい薬だったんだ。


「昔は魔力を使いきり、魔力ポーションを飲んで回復させることで、魔力量の上限を上げる試みもされたが、やり過ぎて死者が多く出たから、直ぐに廃れたな。それと、今でている湯気に、先程も言った、代謝が良くなり酔っ払う成分が含まれている!」


 魔力ポーションを使った特訓とか考えてたけど、そう上手くはいかないか。
 有効活用と言えば、私は部屋の中に広がっていく湯気をみて、新陳代謝が良くなるなら、エステとか美容に使えないかな? なんて考えた。
 でも、素人が手を出すのは危ないだろうし却下だな。
 知識チートも、正しい知識の用法用量を守って行いましょうってことだね。
 元の世界とこっちじゃ、常識が違うんだから。


「鍋の中の液体が冷めたら、薬効のあるものだけを抽出する!」


 おっちゃんが、鍋の側面に付いていた管の栓をひねる。
 青緑の液体が管を通り、その先にある大きな瓶の容器に注がれていく。瓶の中は何重もの層になっており、其々に石のようなものが詰められており、下に行くほど細かくなっている。これは、ろ過装置なんだ。
 ろ過装置の一番下には、ポーションの瓶をそのまま大きくしたような入れ物があり、そこに液体が落ちる。
 その色はまさに、魔力ポーションの透き通るような青色だった。


「うむ! これが魔力ポーションの調合だ!」
「おっちゃんすごい! 本当に調合できたんだ!」
「疑っていたのか?! この街一番の薬師である俺様を?!」


 私は思わず目を反らした。
 だって調合とか、おっちゃんの見た目から連想される言葉の中で、正反対のものだよ?
 僧侶もそうだけど、おっちゃんの目指す所が不明だよ。


「馬鹿者! 俺様は冒険者に癒しを与える男だぞ! 今度から『知識の巨人(インテリジェンス・ジャイアント)』もしくは『癒しの聖巨人(ヒーリング・セイントジャイアント)』の、フィレオ・ゴールドバーグと呼べ!」
「字面がうるさい! 凄いクドイ!」


 おっちゃんは精々『薬売りの大親父』って所でしょ。


「それだと、やましい薬を売ってるみたいだろうが!」


 私的には、親しみやすさを込めたつもりなんだけどなぁ。地域密着型な感じの。


「まったく! ……おっ? ある程度溜まったな! 見学記念だ、できたての魔力ポーションをくれてやろう!」
「工場見学で最後に記念品貰うやつを、異世界でもすることになるとは思わなかったよ」
「こうじょう見学……は、わからんが! 先程も言ったように、魔力ポーションの使いすぎには気を付けろよ!」
「了解!」


 私がビシッと敬礼をして、フィレオの道具屋、ポーション調合見学は終わった、その時。



 カンカンカン!



 街中に響き渡った鐘の音。
 焦燥を感じさせるように、乱暴に鳴らされる音が、それが警鐘なのだと教えてくれた。

 遂に、悪意が、動き出したのだ。






ーーーーーーーーーー

オークロード「ごめん、待った?」

 トンボに二つ名を付けるなら、どんなのが良いのか、最近地味に悩んでます。
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