【完結】インテリヤクザと不良牧師はエロ変態どもに屈しない。

劣情祝詞

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とあるインテリヤクザの受難

第3話 とある右腕の場合 1

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 昨日連絡がとれなくなったのを心配されるのもわずらわしいので朝一で事務所に向かった。しかし竜崎が事務所に入ると既に机に座って仕事を始めている虎居がいた。

 「虎、わりぃな。昨日は連絡しそこねた。」

 「竜崎さん。はー、無事で良かった。本家でなんかあったのかと思いましたよ。」

 確かになんかあったのだが、虎居に言うことでもないのでやめておいた。そそくさと自分の席に座り、仕事を始める。仕事をもくもくとこなしながら虎居がしばらくの沈黙を破った。

 「りゅ、竜崎さん。暑くないですか?」

 「あ?あぁ、そうだな。」

 「窓開けますね。」

 竜崎の首もとには汗が滲んでいた。早朝から暑くなる季節の始まりを感じさせる。その姿が扇情的で、二人きりの空間に耐えられなくなった虎居が竜崎の手首をつかんで床に引きずり下ろした。

 「おい!何すんだ虎。」

 「はー、はー、竜崎さんっ、俺もう、我慢できません……。」

 「はあ?」

 「あんなガキにめちゃくちゃさせて、怒ってるはずなのにわからないんです。竜崎さんは、俺のことどう思ってるんですか?」

 「どうって?何の話だ。とりあえず落ち着け!」

 「はあっ、もう限界!」

 虎居がばっと竜崎のシャツを開いた。はだけた白いシャツの中にちらりと見える胸元はキスマークやら噛み痕で痛々しいほど情欲的だった。あの三兄弟につけられた痕だ。後先考えずに容赦なく赤い痕を残している。

 「……なんですかこれ……。」

 「え、あ。」

 ばたんと大きなドアの音がした。竜崎がふりかえると立っていたのは九条だった。

 視線を戻すと(既に予感はしていたが)虎居が柱にぎゅうぎゅうに縛られていた。しかしあの倉庫での拘束とは違い、明らかに性感を高める為の「緊縛」であった。

 「てめぇっっ!!」

 「てめぇはこっちのセリフです。油断もすきもない。俺が手を出したから自分もいけるかもって?そんなの許すわけないじゃないですか。」

 竜崎が口を挟む。

 「九条どっから沸いて出やがった?」

 「きんぴら作ったんで竜崎さんにおすそわけしようと思ったら中で大きな声が聞こえたんで急いで入ってきたんです。」

 「ヤクザにきんぴらってお前……。虎、大丈夫か?」

 「おいガキ!竜崎さんから離れろ!!」
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