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とあるインテリヤクザと不良牧師の交錯
第4話 とある教祖の場合 32※
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「それをっ、思い出させる、のか……よ。」
「す、すみません。」
「他の奴の話、するな……はぁ、んぁ。」
「すみません、これまでのことは一旦忘れます。」
「ぅう、はーっ、んぐぅ、」
「今は、貴方だけを……感じたい。」
前戯もそこそこに、七瀬の熱いものがずちゅと当たった。
「うぁ、ふーっ、ふーっ、」
思わず威嚇する猫のような鋭い眼光で七瀬のことを睨んでしまうが、七瀬にとってはそれすらも興奮材料にしかならない。
「いきますね。」
「は、ぁ、ぁ、あ、あ、あぁ、」
「く、は。」
「う”あっ、ああっ、んぅ~~っ」
「はぁ、痛くない、ですか?足は、大丈夫ですか?」
興奮にまみれた表情が隠せていないと言うのに未だ心配する言葉をかける七瀬に、辰巳は顔が真っ赤に熱くなるのを感じた。
だめだ、どう足掻いても否定しようがない。俺は、この男に惹かれている。変態、その上ストーカー。なのに、どんなに拒否してもめげなくて、ずっと保育園の窓から見つめ続けて、ついには恩人にまでなってしまって、こんな状況になっても自分を一生懸命律して俺の体を心配している。そんなの、ほだされてもしょうがないじゃないか。
「くそ、話なんか後でいい。はやくっ、お前の思うようにっ、うああ。」
「煽ったのっ、貴方、ですからねっ!」
タガが外れたように勢いよく奥までぶち込んだ。
「ぐっ、うあ”、あ”っ。」
「すみませ、苦しいですよね。」
「ふっ、初対面で、無理やり玩具突っ込んできた奴とは思えねえな。はーっ、はーっ。」
「そ、それは忘れてください。あの時は追い詰められてて、半ば諦めてましたから。」
「しょうがねえ、な。忘れてやるよ。うぅあ、はぁっ、なな、せっ。」
眉間にしわを寄せ、快感に耐えるその表情は殊更に情欲を駆り立てる。七瀬の薄い胸板を力なく押しのける指が熱くてしょうがない。
「貴方が、こんな近くにいることが信じられなくて、僕。」
「す、すみません。」
「他の奴の話、するな……はぁ、んぁ。」
「すみません、これまでのことは一旦忘れます。」
「ぅう、はーっ、んぐぅ、」
「今は、貴方だけを……感じたい。」
前戯もそこそこに、七瀬の熱いものがずちゅと当たった。
「うぁ、ふーっ、ふーっ、」
思わず威嚇する猫のような鋭い眼光で七瀬のことを睨んでしまうが、七瀬にとってはそれすらも興奮材料にしかならない。
「いきますね。」
「は、ぁ、ぁ、あ、あ、あぁ、」
「く、は。」
「う”あっ、ああっ、んぅ~~っ」
「はぁ、痛くない、ですか?足は、大丈夫ですか?」
興奮にまみれた表情が隠せていないと言うのに未だ心配する言葉をかける七瀬に、辰巳は顔が真っ赤に熱くなるのを感じた。
だめだ、どう足掻いても否定しようがない。俺は、この男に惹かれている。変態、その上ストーカー。なのに、どんなに拒否してもめげなくて、ずっと保育園の窓から見つめ続けて、ついには恩人にまでなってしまって、こんな状況になっても自分を一生懸命律して俺の体を心配している。そんなの、ほだされてもしょうがないじゃないか。
「くそ、話なんか後でいい。はやくっ、お前の思うようにっ、うああ。」
「煽ったのっ、貴方、ですからねっ!」
タガが外れたように勢いよく奥までぶち込んだ。
「ぐっ、うあ”、あ”っ。」
「すみませ、苦しいですよね。」
「ふっ、初対面で、無理やり玩具突っ込んできた奴とは思えねえな。はーっ、はーっ。」
「そ、それは忘れてください。あの時は追い詰められてて、半ば諦めてましたから。」
「しょうがねえ、な。忘れてやるよ。うぅあ、はぁっ、なな、せっ。」
眉間にしわを寄せ、快感に耐えるその表情は殊更に情欲を駆り立てる。七瀬の薄い胸板を力なく押しのける指が熱くてしょうがない。
「貴方が、こんな近くにいることが信じられなくて、僕。」
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