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とあるインテリヤクザと不良牧師の交錯

第4話 とある教祖の場合 33※

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返事もせずに辰巳は出せる限りの力で七瀬の胸ぐらをつかんで、自身の顔に引き寄せた。

「調子狂うんだよ。そんな質じゃねえだろ、変態。」

「その声で『変態』とか言われると、ゾクゾクしちゃうんですが……。」

「ふっ。てめえのやりたいようにやれよ、変態。」

「……僕が一生懸命死ぬ気で自分を律しようとしているというのに貴方って人は。」

七瀬はぷるぷると震えた後、逃げられないように辰巳の両手首を掴んで、一気にぶち込んだ。

「ひぐぅっ!?う”あ”っ、あ”ー!」

「俺の欲望を甘くみてますね。煽ったのは貴方ですよ。」

「ぅぐ、はーっ、ムッツリ野郎よか可愛いもんだろ。あうぅ、はっ。」

小刻みに律動するたびに、甘い声が漏れる。

「んっ、んっ、んぅっ、そこっ、当たっ、て。んぅうっ。」

「当ててんですよ。僕をいつまでも子ども扱いしないでください。」

「んぅううっ、あ、う、うぅ。はっ、誰かで、練習、したのか?」

「そんなわけないでしょ!貴方は僕の初恋で、誰よりも好きな人です。」

「ひくっ、ん、んぁ、ひっ、はぁあ。ぁうう”っ!」

規則的な動きで二人はともに、徐々に快感の頂点まで上り詰めていく。いつイってもおかしくないほどの快感を感じながらも、両腕を掴まれていて前を扱くことができないせいで、強い快楽は下っ腹にたまり続けてじくじくと痛いくらいに疼く。

「ひぃっ、くそ、七瀬っ、もうっ、んっ、んっ、あっ、ぅあっ、あ”っ。」

「僕、もう。」

「はぁっ、はーっ、腕、腕離せっ、あぅう”。おいっ、聞いてんのかっ!?」

七瀬は返事をせずに、めくり上がった服からちらりと見える勃ち上がった乳首をぱくんと啄む。

「ひいっ!ぉ、おいっ、そんな、とこぉっ、やめ、ぇ”。」

「前から思ってたんですけど、辰巳さん乳首弱いですよね。」

「弱っ!?くねえ、よ。普通だ。」

「普通の男は乳首弄られてそんなびくびくしませんよ。」

「んぅう~っ、やめろっ、ひぅう”!」

乳首を舌で転がしながら、律動は激しさを増す。

「んぅっ、あぁ、はーっ、ぅ”あっぁ、」

「このままっ、イってくださいっ!」

「も、無理、無理だ、やめ、あ”っ、あっ、ん、んぅっ、ひはぁ」
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