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この沈黙を破れるのは国王だけだと思われたが、彼も額の前で両手を組み、目を閉じて考え込んでいる。
フロリアから手前に聞いてはいたものの、半信半疑で、信じたいとさえ思っていた息子の素行の悪さをこのような場で、弁解の余地も一切なく、最悪な形で知ることとなってしまったのだから。
あまりにも長い沈黙と重苦しい空気に耐えられなくなったミレーヌが声をかけようと顔を上げた時。
「ということで、色々考えてみたんだがフロリア嬢。今度は第二王子と婚約してくれるな?」
「え、嫌ですけど。」
信じられない言葉が国王の口から聞こえた気がする。
取り付く島もなくフロリアによって一刀両断されていたが。
え、今の長い間はまさかそんなことについて考えていたのか…………?うわ~、気を使って損した気分……。
「う~ん、嫌か~一番それが楽だと思ったんだけどなぁ……。じゃあ……うん、まぁこの際ミレーヌ嬢でもいいか。」
「はん…………?」
「第二王子と婚約するのは嫌か、と聞いている。」
「え、普通に嫌ですけど。」
何言ってんだこいつ?
自分の息子が何したかもう忘れたのか?
優秀だとか言ってるけどお前の言葉ほど信じられないものは今時点で存在しないぞ……?
あ~、わかったわかった。さてはユーゴのあの脅威の人の言葉を理解出来なさ加減はお前の血だな?
完全に理解した。
「嫌?時期王妃になれるのに?」
「そんな地位なんか興味ないです。自由を奪われることの方が耐えられません。」
「頼むよ、ぶっちゃけシェーラー公爵家との縁が出来ればうちとしては満足なんだよ。」
知らねぇよ。
王家の都合とか塵ほども興味ねぇよ……。
今でこそこうやって公爵令嬢とかいう立場にいるけど、元はと言えば乙女ゲーム大好きな生粋のヲタクなんだよ……。
価値観だって現代の日本人なんだよ……。王妃になれる?荷が重すぎるし、気軽に推し(フロリア)に会えなくなるってことじゃん?
耐えられんわ~……。
この沈黙を破れるのは国王だけだと思われたが、彼も額の前で両手を組み、目を閉じて考え込んでいる。
フロリアから手前に聞いてはいたものの、半信半疑で、信じたいとさえ思っていた息子の素行の悪さをこのような場で、弁解の余地も一切なく、最悪な形で知ることとなってしまったのだから。
あまりにも長い沈黙と重苦しい空気に耐えられなくなったミレーヌが声をかけようと顔を上げた時。
「ということで、色々考えてみたんだがフロリア嬢。今度は第二王子と婚約してくれるな?」
「え、嫌ですけど。」
信じられない言葉が国王の口から聞こえた気がする。
取り付く島もなくフロリアによって一刀両断されていたが。
え、今の長い間はまさかそんなことについて考えていたのか…………?うわ~、気を使って損した気分……。
「う~ん、嫌か~一番それが楽だと思ったんだけどなぁ……。じゃあ……うん、まぁこの際ミレーヌ嬢でもいいか。」
「はん…………?」
「第二王子と婚約するのは嫌か、と聞いている。」
「え、普通に嫌ですけど。」
何言ってんだこいつ?
自分の息子が何したかもう忘れたのか?
優秀だとか言ってるけどお前の言葉ほど信じられないものは今時点で存在しないぞ……?
あ~、わかったわかった。さてはユーゴのあの脅威の人の言葉を理解出来なさ加減はお前の血だな?
完全に理解した。
「嫌?時期王妃になれるのに?」
「そんな地位なんか興味ないです。自由を奪われることの方が耐えられません。」
「頼むよ、ぶっちゃけシェーラー公爵家との縁が出来ればうちとしては満足なんだよ。」
知らねぇよ。
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今でこそこうやって公爵令嬢とかいう立場にいるけど、元はと言えば乙女ゲーム大好きな生粋のヲタクなんだよ……。
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