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第三話 幻想食堂その一
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お店の前に着くと、幸が看板を見て、
「幻想食堂・・・・・・」
と読み上げる。
「中に入ろうか」
「はい」
お店の中に入ると、アニメキャラのフィギュアがいくつか置いてあるのに気がつく。
「いらっしゃいませ」
「二名で」
「では、奥の席へどうぞ」
手で案内され、席に座る。
「ここに置いてあるフィギュアって、ほとんど龍幻想のキャラクターですよね?」
龍幻想は幸が小学生の頃にやってたアニメで、主人公の龍子が仲間とともに世界平和の為に魔王を討伐しにいく冒険物だ。
「うん。幸が子供の頃好きだと聞いてたからいいかなと思ってね」
「もしかして、わざわざ探してくれたんですか?」
「まさか、たまたまだよ」
「でも、嬉しいです。ありがとうございます」
「どういたしまして。ちなみに幸の前に置いてある可愛いらしい女性のフィギュアは龍子っていうんだっけ?一番好きなキャラだったよね?」
「はい。そうです」
おと・・・・・・雅彦が出ていった後にちょうど始まったアニメだった。龍子のどんな困難にも立ち向かう姿に何度も元気づけられたっけと思いながら、幸は龍子のフィギュアを眺めていた。
「幻想食堂・・・・・・」
と読み上げる。
「中に入ろうか」
「はい」
お店の中に入ると、アニメキャラのフィギュアがいくつか置いてあるのに気がつく。
「いらっしゃいませ」
「二名で」
「では、奥の席へどうぞ」
手で案内され、席に座る。
「ここに置いてあるフィギュアって、ほとんど龍幻想のキャラクターですよね?」
龍幻想は幸が小学生の頃にやってたアニメで、主人公の龍子が仲間とともに世界平和の為に魔王を討伐しにいく冒険物だ。
「うん。幸が子供の頃好きだと聞いてたからいいかなと思ってね」
「もしかして、わざわざ探してくれたんですか?」
「まさか、たまたまだよ」
「でも、嬉しいです。ありがとうございます」
「どういたしまして。ちなみに幸の前に置いてある可愛いらしい女性のフィギュアは龍子っていうんだっけ?一番好きなキャラだったよね?」
「はい。そうです」
おと・・・・・・雅彦が出ていった後にちょうど始まったアニメだった。龍子のどんな困難にも立ち向かう姿に何度も元気づけられたっけと思いながら、幸は龍子のフィギュアを眺めていた。
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