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第四話 初のクエスト
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タケシは冒険者登録を終えて、宿へと来ていた。
「すみません」
「はーい」
返事をしながら、奥から四十代の太った女性がやってきた。
「泊まりたいのですが・・・・・・」
「はい。一泊で銀貨一枚になります」
「わかりました」
タケシは銀貨一枚を渡す。
「ありがとうございます。では、こちらが鍵となります。部屋は二階の二の部屋になります」
「わかりました。ありがとうございます」
タケシはさっそく、階段を上がり、部屋へと向かった。
タケシは部屋に入る。
確か、見たい内容を頭に思い浮かべながら、触るとその情報が出るんだったなと考えながらギルドリングに触れる。映像が出て、収納一覧に鞄と表記されていた。そこを指で軽くたたく。すると、鞄が宙に浮いた状態で出てきて、それを手で受け止める。
この収納機能は便利だな。まあ、制限はあるけどと思いながら、鞄を置いた。
「よし、初のクエストに行くか」
数分後──近くの草原
タケシはギルドリングを触る。
クエスト内容がギルドリングから映像として出てきた。
「カンソウガエルの捕獲。数は一匹で・・・・・・ここらへんにもいるんだな」
タケシはカンソウガエルがいないか、周りを見渡す。すると、約百メートル先に人と同じくらいのカエルらしき姿が見えた
「おっいたいた。近づく前に力士の格好になるか・・・・・・」
タケシは技一覧を確認した。
「えーと、この服変化で服装を変えるんだな。やり方は・・・・・・」
タケシは大股になり、足を外側に向け、そのまま膝を約九十度に曲げる。右手は斜め下に伸ばす。左手は脇腹にあてる。
「服変化!」
タケシが唱えると先程まで着ていた、少し古びた襟付き長袖の上着に長ズボンとブーツが、廻しのみになった。
この姿には初めてなったが、正直、周りに人がいないせいか、あまり気にはならないなと思いながら、自分の格好を見る。
「よし、行くか」
カンソウガエルの所に近づく。
※ちなみにこの世界での銀貨の価値は約五千円くらいと思って下さい。
「すみません」
「はーい」
返事をしながら、奥から四十代の太った女性がやってきた。
「泊まりたいのですが・・・・・・」
「はい。一泊で銀貨一枚になります」
「わかりました」
タケシは銀貨一枚を渡す。
「ありがとうございます。では、こちらが鍵となります。部屋は二階の二の部屋になります」
「わかりました。ありがとうございます」
タケシはさっそく、階段を上がり、部屋へと向かった。
タケシは部屋に入る。
確か、見たい内容を頭に思い浮かべながら、触るとその情報が出るんだったなと考えながらギルドリングに触れる。映像が出て、収納一覧に鞄と表記されていた。そこを指で軽くたたく。すると、鞄が宙に浮いた状態で出てきて、それを手で受け止める。
この収納機能は便利だな。まあ、制限はあるけどと思いながら、鞄を置いた。
「よし、初のクエストに行くか」
数分後──近くの草原
タケシはギルドリングを触る。
クエスト内容がギルドリングから映像として出てきた。
「カンソウガエルの捕獲。数は一匹で・・・・・・ここらへんにもいるんだな」
タケシはカンソウガエルがいないか、周りを見渡す。すると、約百メートル先に人と同じくらいのカエルらしき姿が見えた
「おっいたいた。近づく前に力士の格好になるか・・・・・・」
タケシは技一覧を確認した。
「えーと、この服変化で服装を変えるんだな。やり方は・・・・・・」
タケシは大股になり、足を外側に向け、そのまま膝を約九十度に曲げる。右手は斜め下に伸ばす。左手は脇腹にあてる。
「服変化!」
タケシが唱えると先程まで着ていた、少し古びた襟付き長袖の上着に長ズボンとブーツが、廻しのみになった。
この姿には初めてなったが、正直、周りに人がいないせいか、あまり気にはならないなと思いながら、自分の格好を見る。
「よし、行くか」
カンソウガエルの所に近づく。
※ちなみにこの世界での銀貨の価値は約五千円くらいと思って下さい。
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