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かぐや姫

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月に帰るはずのかぐや姫を、
お爺さんお婆さんは、必死で引き留めた。
行かせてはいけない。可愛い娘。

かぐや姫も、説得の結果、
ここでの暮らしに慣れ、
月に帰りたくないと言った。
地球で暮らすことに決める。



満月の夜、月から遣いがやってきた。
かぐや姫は、月には帰らないと言った。

そんなこと許さない。
月の使者と、
お爺さんお婆さんが揉めている最中。
かぐや姫を慕っていた男の1人だろう。
月の遣いに矢が放たれた。

「これは宣戦布告に他ならない。」と、
すぐさま月から大軍勢が地球に派遣された。
まるで全て準備されていたかのようである…

矢を放った男、
おそらく彼女と境遇の同じ
月から来た工作員だろう。
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