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第二章
婚前交渉
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ダニエルの求婚を受けてから、さっそく領地の隅で静かに暮らしている両親にそのことを伝えに行った。やはり良い顔はされなかった。それに自分の夫となるということは、彼も貴族世界に足を突っ込ませることになってしまう。それが辛かった。
いつもダニエルは貴族って大変そうだなと苦笑いをしていたのを知っていたし。
けれど、ダニエルはそんな昔の事は忘れたと笑っていた。それに、自分と一緒になれるなら貧民にだってなってやるさと軽口を叩くのだ。本当、飄々として掴めないけれど…ふわふわと愛で包んでくれる彼に自分も強張る体が軽くなる。
それに女性経験がないと聞いてから、自分もダニエルに触れれるようになった。男性潔癖はまだ治ってないけれど、ダニエルと結婚するなら彼を安心させれるし、逆にいいかとも思う。
手を繋いだり、唇を重ねる程度だけれど…幸せで心が満たされてゆくのを感じた。ダニエルも私が触れれるようになったと感じるとベタベタと触れるようになった。少し恥ずかしいけれど、ベンジャミンとはこんな事しなかったからとても嬉しかった。
「キャリー、もう少し、もう少しだけだから」
「ま、待って…んぅ…」
唇を重ねることはあったけれど、ダニエルの舌が自分の口の中に侵入してきたことには驚いた。経験が無いわけではないけど、大胆に侵入された舌に翻弄された。答えるように期待してしまう自分の体が憎らしい。こんなに求められることが嬉しいなんて知らなかった。
そして、流れに任せるように純潔を彼に捧げてしまった。痛みと快楽の中で、嬉しそうに有難うと泣く彼に愛しさを感じた。
シーツの純潔を散った証を見て、何やってるのと次の日に後悔した。けれど、婚約している二人に咎が向けられることはないのだが…。まだ結婚してないのにと頭を抱えているとダニエルはそんなに嫌だったの?と不機嫌になってしまった。
子供様に不貞腐れてしまった彼に何故だか可愛らしさを感じて、ごめんねと謝るともう一回してくれたら許すと言われてまた情事に更け込んだ。
何回も何度も優しく愛される事を覚えた自分は、彼の事を信頼し、どっぷりとその愛に浸かった。
いつもダニエルは貴族って大変そうだなと苦笑いをしていたのを知っていたし。
けれど、ダニエルはそんな昔の事は忘れたと笑っていた。それに、自分と一緒になれるなら貧民にだってなってやるさと軽口を叩くのだ。本当、飄々として掴めないけれど…ふわふわと愛で包んでくれる彼に自分も強張る体が軽くなる。
それに女性経験がないと聞いてから、自分もダニエルに触れれるようになった。男性潔癖はまだ治ってないけれど、ダニエルと結婚するなら彼を安心させれるし、逆にいいかとも思う。
手を繋いだり、唇を重ねる程度だけれど…幸せで心が満たされてゆくのを感じた。ダニエルも私が触れれるようになったと感じるとベタベタと触れるようになった。少し恥ずかしいけれど、ベンジャミンとはこんな事しなかったからとても嬉しかった。
「キャリー、もう少し、もう少しだけだから」
「ま、待って…んぅ…」
唇を重ねることはあったけれど、ダニエルの舌が自分の口の中に侵入してきたことには驚いた。経験が無いわけではないけど、大胆に侵入された舌に翻弄された。答えるように期待してしまう自分の体が憎らしい。こんなに求められることが嬉しいなんて知らなかった。
そして、流れに任せるように純潔を彼に捧げてしまった。痛みと快楽の中で、嬉しそうに有難うと泣く彼に愛しさを感じた。
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子供様に不貞腐れてしまった彼に何故だか可愛らしさを感じて、ごめんねと謝るともう一回してくれたら許すと言われてまた情事に更け込んだ。
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