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同期会
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「乾杯~!」今日は同期会、おいしい料理の居酒屋で四人が集まった。
「どうなの?みんな、なにかおもしろいことないの」同期唯一の彼氏持ち、澤井友美がたずねる。
「別になんもないな」と北元准一がビールを一気に空ける。
「辻川はどうなの、いいかげん彼女作りなさいよ」
「俺はみんなのものだから~」みんなでため息
「春菜が彼女になってくれるんなら」と辻川が真面目な顔で言う。
「本気じゃないでしょう」と私が言うと、辻川くんは笑った。
「春菜は安藤さんと会ってるの?」友美が少し心配そうに聞く。
「うん、月1ぐらいかな」
安藤誠は私の元彼で今では、親友?みたいな間柄
いきさつを知っている同期三人は複雑そうな顔で私を見ている。
「それはそうと春菜んところの新人君、いい男だな」辻川くんが私をじっと見ながら言うと、友美も北元くんもうなずいた。
「うん、とってもいい子よ」
「みんな無愛想でちょっと怖いって言うんだけど、ぜんぜんそんなことなくて
仕事も出来るし、やさしいし、がんばりやで」
「春菜、惚れてるの?」友美がニヤニヤしながらたずねる。
「違うよっ そんなんじゃなくて」
違うよね、たしかに素敵だけど、後輩だし
「へ~」今度は三人がニヤニヤ笑う。
なんだか顔が熱い、きっとお酒のせい
「どうなの?みんな、なにかおもしろいことないの」同期唯一の彼氏持ち、澤井友美がたずねる。
「別になんもないな」と北元准一がビールを一気に空ける。
「辻川はどうなの、いいかげん彼女作りなさいよ」
「俺はみんなのものだから~」みんなでため息
「春菜が彼女になってくれるんなら」と辻川が真面目な顔で言う。
「本気じゃないでしょう」と私が言うと、辻川くんは笑った。
「春菜は安藤さんと会ってるの?」友美が少し心配そうに聞く。
「うん、月1ぐらいかな」
安藤誠は私の元彼で今では、親友?みたいな間柄
いきさつを知っている同期三人は複雑そうな顔で私を見ている。
「それはそうと春菜んところの新人君、いい男だな」辻川くんが私をじっと見ながら言うと、友美も北元くんもうなずいた。
「うん、とってもいい子よ」
「みんな無愛想でちょっと怖いって言うんだけど、ぜんぜんそんなことなくて
仕事も出来るし、やさしいし、がんばりやで」
「春菜、惚れてるの?」友美がニヤニヤしながらたずねる。
「違うよっ そんなんじゃなくて」
違うよね、たしかに素敵だけど、後輩だし
「へ~」今度は三人がニヤニヤ笑う。
なんだか顔が熱い、きっとお酒のせい
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