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間話 魔力総量と防御力。
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ーー転生から13年後、エリック13歳。
「おい、坊主、悪いことは言わねぇからこんなとこいねぇで家帰れ」
「お気遣いありがとう、でも帰るとこないし、金もないからここしかないんだ」
「そうか、少年兵登録でいいんだな?」
「ありがとう、それでお願い」
俺は今、アルト王国、ガネーシャ領にある軍事基地の志願兵の受付にいる。
ここには毎日の様に傭兵や志願兵などが地方各地から沢山来ており、俺も志願兵としてここに来た。
ガネーシャ領は戦争状態にある対立国との国境である。
そのためここは日々、両国が領土を奪いあっている場所。
派遣される兵士は皆下を向き、希望なんてない世界に俺は来ている。
俺は別に金がなくて参加しているわけではない、家は没落してはいるが、まだ最低限の財はあるためこんとこに来る必要性はないのだが、俺はここへ腕試しに来ているのだ。
10歳の時、とある本を読んだ。
それは魔力総量に関する本だった。
その本によると魔力総量が高ければ高いほど防御力が上がるらしい。
例えば、魔力総量300では頑強な肉体となり、あらゆる打撃にも耐え、1000を超えると刃でも傷が付かなくなる。
そして3000を超えると、特別認定魔術でやっと傷ができるほど強くなるらしい。
その本には3000までの記述しかなかったが、要するに魔力総量1万とは個の世界において規格外の量であり、またおそらくだが俺にダメージを与えられるものは存在しないのだろう。
それを知ってからというもの、俺は自身の力を試すため戦場に来ている。
魔法は一応使えるが、今は魔力操作を極めたいと考えているので、なるべく魔力を纏って戦うやり方でやっている。
11歳からここには来ていて、最初のうちは戦場の悲惨さに心を痛めていたが、最近は慣れてきたのかそれほど辛くは無い。
魔力操作も最初に比べるとかなり上達し、相手を吹っ飛ばしたり、高く飛んだり、色々できる様になった。
まぁでも毎回、新顔の少年兵を演じるのも面倒だけどね。
一級無属性魔法、変身。
これを使い俺は毎回違った顔に作り変えてから、ここに来ている。
間違っても貴族だとバレるわけにはいかないしな。
ちなみに両親やじーやには友達の家に行くと言って毎回出ている。
「おいお前、武器はどうする?剣か弓か、それとも槍か?」
「いらない」
「いらないってお前、武器なしでどうするんだよ」
「魔法でいく」
「そうかお前魔法使いなのか、前線か後衛か希望はあるか?」
「前線でお願い、役に立つよ」
「そうか、まぁ死ぬなよ」
受付で登録を済ませた俺はそのまま、戦地へ向かう馬車に乗った。
「さぁて、ここが今日の現場か、まぁさっそく始めるか」
馬車で移動すること1時間弱、最前線についた。
味方の陣営が相手の魔法使いから、炎魔法を受けているらしく、豪炎が空から降ってきている。
その影響であたりのテントが燃えていた。
「助けてくれー」
「誰か、誰か水をくれ」
効果範囲が広いな。
炎も結構強い、一級魔法以上の威力って感じがする。
特別認定魔術かもしれないな。
だとすると厄介だな。
基本的に魔法は一回級上がるごとに、威力と規模が桁違いに上がっていく。
三級、二級、一級と階級があるが、二級と一級でも同じ属性の魔法とは思えないほど威力が変わる。
体感だが攻撃型の属性魔法なら、一回級上がると威力は10倍増しくらいしている気がする。
そして特別認定魔術とは、これらの枠組みに収まらない超異常魔法の総称である。
詰まるところ、戦術兵器並みの威力があるということだ。
「特別認定魔術、女神の雨」
「な、なんだこれ」
「傷が、傷が癒えていく」
炎を消すため、そして負傷者の傷を癒すために俺は特別認定魔術の女神の雨を発動した。
消費魔力は700ほどだが効果は絶大であり、半径300メートルほどに治癒効果のある雨を降らせる。
消耗の激しい魔法だがこの状況ならこれが最適だろう。
「動ける人はここから早く逃げてくれ!」
「わ、わかった!ほらお前らここから逃げるぞ」
傷が癒えた人達が、後方へと逃げていった。
大方の非難が完了したのを確認した俺は、魔法の飛んでくる方向に向け手を掲げた。
「特別認定魔術、雷槍爆矢」
呪文と共に俺の手から雷の槍が放たれた。
雷槍爆矢、消費魔力1200で効果は巨大な雷の槍を放ち空中で数千の爆発する矢となって降り注ぐ魔法である。
これで片付いてくれるといいんだけど。
「おい、坊主、悪いことは言わねぇからこんなとこいねぇで家帰れ」
「お気遣いありがとう、でも帰るとこないし、金もないからここしかないんだ」
「そうか、少年兵登録でいいんだな?」
「ありがとう、それでお願い」
俺は今、アルト王国、ガネーシャ領にある軍事基地の志願兵の受付にいる。
ここには毎日の様に傭兵や志願兵などが地方各地から沢山来ており、俺も志願兵としてここに来た。
ガネーシャ領は戦争状態にある対立国との国境である。
そのためここは日々、両国が領土を奪いあっている場所。
派遣される兵士は皆下を向き、希望なんてない世界に俺は来ている。
俺は別に金がなくて参加しているわけではない、家は没落してはいるが、まだ最低限の財はあるためこんとこに来る必要性はないのだが、俺はここへ腕試しに来ているのだ。
10歳の時、とある本を読んだ。
それは魔力総量に関する本だった。
その本によると魔力総量が高ければ高いほど防御力が上がるらしい。
例えば、魔力総量300では頑強な肉体となり、あらゆる打撃にも耐え、1000を超えると刃でも傷が付かなくなる。
そして3000を超えると、特別認定魔術でやっと傷ができるほど強くなるらしい。
その本には3000までの記述しかなかったが、要するに魔力総量1万とは個の世界において規格外の量であり、またおそらくだが俺にダメージを与えられるものは存在しないのだろう。
それを知ってからというもの、俺は自身の力を試すため戦場に来ている。
魔法は一応使えるが、今は魔力操作を極めたいと考えているので、なるべく魔力を纏って戦うやり方でやっている。
11歳からここには来ていて、最初のうちは戦場の悲惨さに心を痛めていたが、最近は慣れてきたのかそれほど辛くは無い。
魔力操作も最初に比べるとかなり上達し、相手を吹っ飛ばしたり、高く飛んだり、色々できる様になった。
まぁでも毎回、新顔の少年兵を演じるのも面倒だけどね。
一級無属性魔法、変身。
これを使い俺は毎回違った顔に作り変えてから、ここに来ている。
間違っても貴族だとバレるわけにはいかないしな。
ちなみに両親やじーやには友達の家に行くと言って毎回出ている。
「おいお前、武器はどうする?剣か弓か、それとも槍か?」
「いらない」
「いらないってお前、武器なしでどうするんだよ」
「魔法でいく」
「そうかお前魔法使いなのか、前線か後衛か希望はあるか?」
「前線でお願い、役に立つよ」
「そうか、まぁ死ぬなよ」
受付で登録を済ませた俺はそのまま、戦地へ向かう馬車に乗った。
「さぁて、ここが今日の現場か、まぁさっそく始めるか」
馬車で移動すること1時間弱、最前線についた。
味方の陣営が相手の魔法使いから、炎魔法を受けているらしく、豪炎が空から降ってきている。
その影響であたりのテントが燃えていた。
「助けてくれー」
「誰か、誰か水をくれ」
効果範囲が広いな。
炎も結構強い、一級魔法以上の威力って感じがする。
特別認定魔術かもしれないな。
だとすると厄介だな。
基本的に魔法は一回級上がるごとに、威力と規模が桁違いに上がっていく。
三級、二級、一級と階級があるが、二級と一級でも同じ属性の魔法とは思えないほど威力が変わる。
体感だが攻撃型の属性魔法なら、一回級上がると威力は10倍増しくらいしている気がする。
そして特別認定魔術とは、これらの枠組みに収まらない超異常魔法の総称である。
詰まるところ、戦術兵器並みの威力があるということだ。
「特別認定魔術、女神の雨」
「な、なんだこれ」
「傷が、傷が癒えていく」
炎を消すため、そして負傷者の傷を癒すために俺は特別認定魔術の女神の雨を発動した。
消費魔力は700ほどだが効果は絶大であり、半径300メートルほどに治癒効果のある雨を降らせる。
消耗の激しい魔法だがこの状況ならこれが最適だろう。
「動ける人はここから早く逃げてくれ!」
「わ、わかった!ほらお前らここから逃げるぞ」
傷が癒えた人達が、後方へと逃げていった。
大方の非難が完了したのを確認した俺は、魔法の飛んでくる方向に向け手を掲げた。
「特別認定魔術、雷槍爆矢」
呪文と共に俺の手から雷の槍が放たれた。
雷槍爆矢、消費魔力1200で効果は巨大な雷の槍を放ち空中で数千の爆発する矢となって降り注ぐ魔法である。
これで片付いてくれるといいんだけど。
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