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「えっと…ぬいぐるみと…枕と…」
私はお城へ持っていくものをトランクに詰めていた。
「シュルク。まだ?」
「まだ!!着替えと…お母様の形見のネックレス…お母様。」
私はネックレスを握りしめた。
「お母様…見ててくださりますよね?」
私は小さくそう呟くとそのネックレスを小さな箱の中に入れトランクに入れた。
「シュルク…もう3時間も経ってるんだけど?僕少しって言ったよね?」
「だってぇ…」
私はドアを開け中にタール様を入れた。
「…待ってシュルク。このトランクの量は何?何が入ってるの?」
「えっと…着替えと…専用のティーセットと…お小遣いと…」
「…ティーセットなんて要らないし着替えだって僕が用意する。簡単なものだけでいいんだけど…」
タール様は勝手にトランクを開けいるものと要らないものを分けていた。
そしてあの小さな箱を手に取った。
「ん?これは何?」
「これはダメ!!絶対持ってく!!」
私はタール様からそれを奪い取ると両手で握りしめた。
「…そう?じゃあ隙間空けないとね。」
結局…私の荷物は小さなトランク1個分になった。
「ティーセット…」
「それはお城にもあるし専用のが欲しかったら注文するから。早く行くよ。」
「待って~置いていかないで~」
私はトランクを持って必死にタール様について行った。
私はお城へ持っていくものをトランクに詰めていた。
「シュルク。まだ?」
「まだ!!着替えと…お母様の形見のネックレス…お母様。」
私はネックレスを握りしめた。
「お母様…見ててくださりますよね?」
私は小さくそう呟くとそのネックレスを小さな箱の中に入れトランクに入れた。
「シュルク…もう3時間も経ってるんだけど?僕少しって言ったよね?」
「だってぇ…」
私はドアを開け中にタール様を入れた。
「…待ってシュルク。このトランクの量は何?何が入ってるの?」
「えっと…着替えと…専用のティーセットと…お小遣いと…」
「…ティーセットなんて要らないし着替えだって僕が用意する。簡単なものだけでいいんだけど…」
タール様は勝手にトランクを開けいるものと要らないものを分けていた。
そしてあの小さな箱を手に取った。
「ん?これは何?」
「これはダメ!!絶対持ってく!!」
私はタール様からそれを奪い取ると両手で握りしめた。
「…そう?じゃあ隙間空けないとね。」
結局…私の荷物は小さなトランク1個分になった。
「ティーセット…」
「それはお城にもあるし専用のが欲しかったら注文するから。早く行くよ。」
「待って~置いていかないで~」
私はトランクを持って必死にタール様について行った。
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