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89 すとぷりのドームライブ参戦記 1 物販編
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2022年5月6日
今日も相変わらず私の脳内では色々な会話が飛び交っています。
さて、今日はなんの話をしようかと考えたときに最初に思い浮かんだ言葉は
「ハゲ」
でした。ちょっと、ハゲ置いとけ。
ってことで別の話を進めたいと思います。
で、折角なのですとぷりライブに行った話をしたいと思います。
かなり盛りだくさんなので1回で書ける気がしませんが、このエッセイは一話完結型なので1回ごとに話をまとめるようにしたいと思います。
5月4日、社会見学も兼ねて娘のすとぷりライブ参戦にお付き合いしてまいりました。
そして、今、まんまと沼に落ちそうな気がしていますが、縁に手をかけて落ちないように気をつけているところです。
ちなみに私はAKB全盛時代に劇場に観に行った事があります。当時は研修生(しかも中学生!)でしたが、今センターにいるなーちゃんが出演していました。可愛かったです。そしてすごく人気があって隣に座っていたおっさんが「なーちゃーん」と野太い声で悲鳴をあげるように応援していてちょっと引きました。
とりあえず社会勉強と称して何にでも首を突っ込んでいます。
今回、東京ドームライブに参戦してきたのですが、ライブ参戦が決まってから服とか髪型とかどうするんだとずっと聞かれ続け、どうでもよくなってしまっていた私は、おつきあいモード満載のまま当日を迎えました。
特にライブ参戦前の予習にもおつきあいせず、あごのタプタプは解消されないままです。(※86話 娘からのミッション→あご肉を消せ)
ライブでの必須事項は
1 物販でのグッズ購入
2 ツイッターのお友達に会う
3 ライブ観戦
だそうです。
で、物販には整理券が必要!と聞かされ、整理券も申し込みました。
もう準備は万全です。
前日は遠方まで出かけ、趣味満載の充実した1日を過ごしました。
私は古墳とか遺跡とか神社とかが大好きです。娘には不評でしたが、私は大喜びです。最近では「小説の取材」という名目(言い訳)も使えるようになってきました。決して自分の趣味だけに走ってるわけじゃないんです。取材です。取材!
当日の朝。6時起床。
いやー、眠いです。太ももも古墳登りで少し筋肉痛気味です。
でもモバ充忘れないようにしないとね、っと早朝にかばんをごそごそやっていたらカサっと物音が。
休日の朝、うちの家族は全員寝坊助です。ちょっと起きてもトイレ行ってまた寝る、みたいな感じで、なかなか全員揃いません。
特に娘は毎日「早く寝ろ」って言ってもガン無視で、全然寝ないため、朝弱いです。何回も何回も起こしてやっと10時過ぎに起き出してくるのが毎週のパターンです。
なので、音がするわけないのですが。
顔を上げると、娘が完全防備していますぐ出かけられますってぐらい準備完了して座っていました。髪の毛まできっちりセットし終わってます。
「ヒッ」
思わず声にならない悲鳴をあげてしまいました。まじびびった。
幽霊に会ったような、まるでホラーな驚き方です。
なんと朝5時から目を覚まして、一人とスマホで大盛り上がりしていたらしい。
ツイッターのお友達はもう出かけた、とか新幹線乗ってるとか早朝から色々な情報が飛び交っているようです。
リスナーさん、大興奮だね、と思いながら会場へ向かいました。
会場に向かうとだんだんと「それらしい」人が増えていきます。
缶バッジつけてる人とか、キーホルダーつけてる人とか、いろいろいます。
スカートは短いのがデフォなんですかね?
短いプリーツスカートの子がけっこういます。
会場に近づくにつれ、興奮とか、期待が渦を巻いているような、ワクワクに満ちた空間に変わってきました。
きっとみんな大好きな推しに会えるから嬉しいんだろうな、すごいな、「好き」ってことはものすごく大きなパワーを生んでそれが新しいムーブメントにつながっていくんだな、と感じました。
好きなことに夢中になる姿はとても可愛いし眩しいです。
で、そんなことをつらつら考えていましたが、最初は物販です。
着いた時から大行列ができていて不安でいっぱいになりました。
予感的中。整理券があるにも関わらず、大行列で1時間半以上?並び続けました。日差しがきつくて喉が乾きます。でも行列からは抜けられないし、水分を摂りすぎてトイレに行きたくなったら悲惨なので、我慢したりと、けっこう辛いです。
実は、会場に着いたら娘と別れて、娘はツイッターのお友達と交流し、私はどっかでコーヒーでも飲みながら優雅にプロットの練り直しを‥‥‥と事前に考えていました。
全く現実的ではありませんでした。一回離れたら2度と会えなくなる予感しかしません。
仕方ないので、そのままめちゃめちゃ強い5月の紫外線に晒され続け、気分は天日干しにされた魚です。もう足は棒だし、痛いしヘロヘロです。
さらには、物販ブースにたどり着くまでには、中学生と思しき子供に頭を日傘で刺され続け、(せめてすいませんぐらい言え)と、ちょっとささくれた心が出来上がっていました。
そして、ブース前では後ろからきた慣れた感じのお姉さんに横入りされ、しかも目の前で何万円も買われ、長い時間がかかってるし、すっかりグッタリモードです。
なんかもう、始まる前から疲れ切ってしまいました。
結局。
たどり着いた物販ブースでは娘が欲しかったものは全て売り切れていました。
徒労感半端ありません。
ぶっちゃけ、もっと用意しとけよって思いました。
実は前の方の整理券だったんです。半分以上の人が私たちよりも後ろに並んでいたはずなので、その方々に看板持って「これは売り切れでーす」って言って回って欲しかった。
と、おばさんは思いましたが、「公式がツイッターで流すべきじゃない?(※ちょっとお怒り気味)」と言っている人がいて、あー、そっかーと思いました。ツイッターって便利ですね。
とにかく、整理券があったとしても、日差しの下で並ぶのが異様にキツかったので、今後は全て通販で買ってほしいなあと思いました。会場限定グッズとかもなかったみたいなので。
物販のために早めに行って1時間待ち、その後並んで結局ろくに買い物出来ずに2時間。トータル3時間の物販で、疲労困憊です。コーヒー飲みたい。
それなのに!
次は「FFさんに会うんだ」と娘は張り切っています。
ファイナルファンタジーじゃありません。
ツイッターのフォロー・フォロワーの略だそうです。
全く新語ばかりで覚えるのが大変です。
まだまだ受難は終わりそうにありません。
今日も相変わらず私の脳内では色々な会話が飛び交っています。
さて、今日はなんの話をしようかと考えたときに最初に思い浮かんだ言葉は
「ハゲ」
でした。ちょっと、ハゲ置いとけ。
ってことで別の話を進めたいと思います。
で、折角なのですとぷりライブに行った話をしたいと思います。
かなり盛りだくさんなので1回で書ける気がしませんが、このエッセイは一話完結型なので1回ごとに話をまとめるようにしたいと思います。
5月4日、社会見学も兼ねて娘のすとぷりライブ参戦にお付き合いしてまいりました。
そして、今、まんまと沼に落ちそうな気がしていますが、縁に手をかけて落ちないように気をつけているところです。
ちなみに私はAKB全盛時代に劇場に観に行った事があります。当時は研修生(しかも中学生!)でしたが、今センターにいるなーちゃんが出演していました。可愛かったです。そしてすごく人気があって隣に座っていたおっさんが「なーちゃーん」と野太い声で悲鳴をあげるように応援していてちょっと引きました。
とりあえず社会勉強と称して何にでも首を突っ込んでいます。
今回、東京ドームライブに参戦してきたのですが、ライブ参戦が決まってから服とか髪型とかどうするんだとずっと聞かれ続け、どうでもよくなってしまっていた私は、おつきあいモード満載のまま当日を迎えました。
特にライブ参戦前の予習にもおつきあいせず、あごのタプタプは解消されないままです。(※86話 娘からのミッション→あご肉を消せ)
ライブでの必須事項は
1 物販でのグッズ購入
2 ツイッターのお友達に会う
3 ライブ観戦
だそうです。
で、物販には整理券が必要!と聞かされ、整理券も申し込みました。
もう準備は万全です。
前日は遠方まで出かけ、趣味満載の充実した1日を過ごしました。
私は古墳とか遺跡とか神社とかが大好きです。娘には不評でしたが、私は大喜びです。最近では「小説の取材」という名目(言い訳)も使えるようになってきました。決して自分の趣味だけに走ってるわけじゃないんです。取材です。取材!
当日の朝。6時起床。
いやー、眠いです。太ももも古墳登りで少し筋肉痛気味です。
でもモバ充忘れないようにしないとね、っと早朝にかばんをごそごそやっていたらカサっと物音が。
休日の朝、うちの家族は全員寝坊助です。ちょっと起きてもトイレ行ってまた寝る、みたいな感じで、なかなか全員揃いません。
特に娘は毎日「早く寝ろ」って言ってもガン無視で、全然寝ないため、朝弱いです。何回も何回も起こしてやっと10時過ぎに起き出してくるのが毎週のパターンです。
なので、音がするわけないのですが。
顔を上げると、娘が完全防備していますぐ出かけられますってぐらい準備完了して座っていました。髪の毛まできっちりセットし終わってます。
「ヒッ」
思わず声にならない悲鳴をあげてしまいました。まじびびった。
幽霊に会ったような、まるでホラーな驚き方です。
なんと朝5時から目を覚まして、一人とスマホで大盛り上がりしていたらしい。
ツイッターのお友達はもう出かけた、とか新幹線乗ってるとか早朝から色々な情報が飛び交っているようです。
リスナーさん、大興奮だね、と思いながら会場へ向かいました。
会場に向かうとだんだんと「それらしい」人が増えていきます。
缶バッジつけてる人とか、キーホルダーつけてる人とか、いろいろいます。
スカートは短いのがデフォなんですかね?
短いプリーツスカートの子がけっこういます。
会場に近づくにつれ、興奮とか、期待が渦を巻いているような、ワクワクに満ちた空間に変わってきました。
きっとみんな大好きな推しに会えるから嬉しいんだろうな、すごいな、「好き」ってことはものすごく大きなパワーを生んでそれが新しいムーブメントにつながっていくんだな、と感じました。
好きなことに夢中になる姿はとても可愛いし眩しいです。
で、そんなことをつらつら考えていましたが、最初は物販です。
着いた時から大行列ができていて不安でいっぱいになりました。
予感的中。整理券があるにも関わらず、大行列で1時間半以上?並び続けました。日差しがきつくて喉が乾きます。でも行列からは抜けられないし、水分を摂りすぎてトイレに行きたくなったら悲惨なので、我慢したりと、けっこう辛いです。
実は、会場に着いたら娘と別れて、娘はツイッターのお友達と交流し、私はどっかでコーヒーでも飲みながら優雅にプロットの練り直しを‥‥‥と事前に考えていました。
全く現実的ではありませんでした。一回離れたら2度と会えなくなる予感しかしません。
仕方ないので、そのままめちゃめちゃ強い5月の紫外線に晒され続け、気分は天日干しにされた魚です。もう足は棒だし、痛いしヘロヘロです。
さらには、物販ブースにたどり着くまでには、中学生と思しき子供に頭を日傘で刺され続け、(せめてすいませんぐらい言え)と、ちょっとささくれた心が出来上がっていました。
そして、ブース前では後ろからきた慣れた感じのお姉さんに横入りされ、しかも目の前で何万円も買われ、長い時間がかかってるし、すっかりグッタリモードです。
なんかもう、始まる前から疲れ切ってしまいました。
結局。
たどり着いた物販ブースでは娘が欲しかったものは全て売り切れていました。
徒労感半端ありません。
ぶっちゃけ、もっと用意しとけよって思いました。
実は前の方の整理券だったんです。半分以上の人が私たちよりも後ろに並んでいたはずなので、その方々に看板持って「これは売り切れでーす」って言って回って欲しかった。
と、おばさんは思いましたが、「公式がツイッターで流すべきじゃない?(※ちょっとお怒り気味)」と言っている人がいて、あー、そっかーと思いました。ツイッターって便利ですね。
とにかく、整理券があったとしても、日差しの下で並ぶのが異様にキツかったので、今後は全て通販で買ってほしいなあと思いました。会場限定グッズとかもなかったみたいなので。
物販のために早めに行って1時間待ち、その後並んで結局ろくに買い物出来ずに2時間。トータル3時間の物販で、疲労困憊です。コーヒー飲みたい。
それなのに!
次は「FFさんに会うんだ」と娘は張り切っています。
ファイナルファンタジーじゃありません。
ツイッターのフォロー・フォロワーの略だそうです。
全く新語ばかりで覚えるのが大変です。
まだまだ受難は終わりそうにありません。
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