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90 すとぷりのドームライブ参戦記 2 FFさんに会う!そして妄想タイム!!
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とっとと書かないと他の話もたまりまくっているのに、時間ばかりがすぎてしまいます。
ぶっちゃけ、物販がキツすぎて、終わったあと数日間バテてました。
ライブは楽しかったんですよ。物販がキツかった。
でも、ヒロインちゃんのプロット作ってたんですよ~~~
そしてBLも3本ほど‥‥‥早く形にしたいですうう(泣)
そして今日。すとぷりの通販があるってことで、またお付き合いでまた執筆時間が後ろに倒れました~~~
サーバーダウンしてるみたいでなかなかアクセスできなくてまたまたびっくりです。
大人の知らないところで、こんなに大人気な若者文化があるんですね。
で、続きです。
(前回のおさらい)
「FFさんに会うんだ」と張り切る娘。
ネットだけの知人に会うのが怖いビビリやの私(親)。
その結果は?
娘はFFさん6人と約束したそうですが、会場内は時間が経つにつれどんどん混んできて、歩くのすら難しくなってきました。本当にどこにこんなに人がいたんだろうと思うぐらいの人出です。
昔覗きに行ったコミケ以来の人混みにビビります。
約束したお友達もいろいろ都合が合わず、結局2人としか会えませんでした。
それでも、会えて嬉かったみたいです。
正直、ツイッターで知り合った人と会うなんて、女子高校生が騙されて車に乗せられて殺された、とかそういう怖いイメージしかなかったんです。
でも、現代っ子はもっとしっかりしていました。
「お互いに」顔を写さずに着ている服の画像を送り合い、「お互いに」ハンドルネームを名乗ってから画像を確認し、挨拶していました。
子どもたちは、ビビって何もできない大人(私のことです)よりも、ずっと軽やかにネット社会を生きてるんだな、と思いました。
ちゃんと、教育できてますね!!素晴らしい!!
すとぷりが顔出ししないのも違和感しかなかったけど、顔出ししないスタイルは、「個人情報を大切にする」っていう教育機能を持っているようです。
そして、ライブ会場で会うってのも頭がいいですね。
車に乗ったりとかはダメだけど、ライブ会場で会うのはお互い安全ですもんね。
妙に納得してしまいました。
ただ、現代っ子はあっさりしてました。
会って記念写真撮って終わり。あれ?そんな感じ?
何事も軽やかすぎてどうもついていけません。私だったらペラペラ喋り出しそうです。
ただ、今はきちんと用心していても、将来、慣れてきたら危ないなあと親の心配は尽きません。
そして、そんなことをやっていたら、やっと入場時間になりました。
入場できる!!開場時間だ!!座れるーー\(^^)/
「さ、行こ行こ」と娘に喜び勇んで言ったら、「順番があるから入れるの1時間15分後」と返されました。
もう、かーちゃん倒れそう。あし痛いよ~~
思わず脱力して柱の陰に座り込んでしまいました。
なんでこんなに疲れたんだろう?早起き?直射日光に当たったから?それだけじゃありません。
なんだか、ここにいる人たちはすとぷりについてのそれぞれの世界観を持っているのに、私はそれをガラスケースの外からぼんやりと眺めているみたい。
いまいち会場の空気に乗り切れてないからこんなに疲れるのかな。これはまさにアウェー。
キラキラと推しに会える期待から輝く金魚たちを外から眺めている、そんな感じです。
というか私の方が、キラキラと大きな会場を泳ぐ人魚たちを、小さなガラスの金魚鉢から眺める地味な魚なのかもしれません。そんな気分になりました。
座り込んでいる私の向かいに立っている女の子は「痛バッグ」なるものを持っていました。
「痛バッグ」ってご存じですか?
推しの缶バッジをびっしりとくっつけたバッグです。
多分、50個ぐらい?
ランダムな銀色の袋とかに入っている缶バッジを「推しだけ」で揃えて貼り付けるんです。
一体いくらするのそれ!?
それとも交換とかしてるのかな?
謎だらけです。
ふと顔をあげるとグッタリとしたお母さんがシャキッとした娘さんと立っていました。
多かれ少なかれ、みんな同じ気持ちかな。
いつもと同じであろう服装のお母さんを見ると、天ぷらの中でキュウリの浅漬けを見つけたようなあっさりとした安心感と嬉しさがありました。でも、お母さんもお疲れですね。お仲間です。
この会場にいる人たちはどんな気持ちなんだろう。
テンションが高すぎる娘にはついていくことすら放棄していましたが、きっとみんな同じ気持ちなはず。
どんな気持ちなのかな?
こんな時こそ妄想すればいいんです。
今から、柱アイドルがライブをやってくれます。
センターは当然○獄さんです。
脇は風柱とちょっと後ろに岩柱もいます。
そう考えた瞬間。世界がガラッと変わりました。
(い、今から、数時間後に、○獄さんに会える‥‥‥それ、ドキドキしすぎて死ぬかもしれない)
まさに世界はバラ色です。
そうね。物販は力持ちな炭焼きの少年が頑張ってるはず。
かまぼこ隊は子供すぎるから物販で‥‥‥シャキシャキ売ってくれよ?
そういえば一人美少年がいたから、一応メンバーに入れてやってもいいか。半裸だけど。
センターは譲れないよ?
そういえば、美少年いたな他にも、緑の髪の美少年‥‥‥双子だから美しさも二倍で‥‥‥
ここで音柱はやっぱりメンバーとしては欠かせないわね。
イケメンだもんね。
でもやっぱりセンターは譲れないよ?
人を抑えるスタッフあたりにし○ぶさんがいそう。ニコニコしながら、ミシミシ誘導してそうだわね。
ついつい、ニヤニヤし始めました。妙にテンションが上がってきました。ふふふ。
「ちょっと、何考えてんのよ」
娘の冷静なツッコミが入りました。
うっかり癖でメモを取ってしまっていて、「れんご○さん」と書いているのがバレました。ちっ。
でも、おかげで会場にいるファンの皆さんの気持ちがわかりました。
きっとみんなドキドキして、推しに会える時間を待ちわびているんだろうな、と。
ドキドキより足のズキズキの方が勝っていた私ですが、ちょっと気を取り直すことができました。
あともう少しで入場開始です。
ぶっちゃけ、物販がキツすぎて、終わったあと数日間バテてました。
ライブは楽しかったんですよ。物販がキツかった。
でも、ヒロインちゃんのプロット作ってたんですよ~~~
そしてBLも3本ほど‥‥‥早く形にしたいですうう(泣)
そして今日。すとぷりの通販があるってことで、またお付き合いでまた執筆時間が後ろに倒れました~~~
サーバーダウンしてるみたいでなかなかアクセスできなくてまたまたびっくりです。
大人の知らないところで、こんなに大人気な若者文化があるんですね。
で、続きです。
(前回のおさらい)
「FFさんに会うんだ」と張り切る娘。
ネットだけの知人に会うのが怖いビビリやの私(親)。
その結果は?
娘はFFさん6人と約束したそうですが、会場内は時間が経つにつれどんどん混んできて、歩くのすら難しくなってきました。本当にどこにこんなに人がいたんだろうと思うぐらいの人出です。
昔覗きに行ったコミケ以来の人混みにビビります。
約束したお友達もいろいろ都合が合わず、結局2人としか会えませんでした。
それでも、会えて嬉かったみたいです。
正直、ツイッターで知り合った人と会うなんて、女子高校生が騙されて車に乗せられて殺された、とかそういう怖いイメージしかなかったんです。
でも、現代っ子はもっとしっかりしていました。
「お互いに」顔を写さずに着ている服の画像を送り合い、「お互いに」ハンドルネームを名乗ってから画像を確認し、挨拶していました。
子どもたちは、ビビって何もできない大人(私のことです)よりも、ずっと軽やかにネット社会を生きてるんだな、と思いました。
ちゃんと、教育できてますね!!素晴らしい!!
すとぷりが顔出ししないのも違和感しかなかったけど、顔出ししないスタイルは、「個人情報を大切にする」っていう教育機能を持っているようです。
そして、ライブ会場で会うってのも頭がいいですね。
車に乗ったりとかはダメだけど、ライブ会場で会うのはお互い安全ですもんね。
妙に納得してしまいました。
ただ、現代っ子はあっさりしてました。
会って記念写真撮って終わり。あれ?そんな感じ?
何事も軽やかすぎてどうもついていけません。私だったらペラペラ喋り出しそうです。
ただ、今はきちんと用心していても、将来、慣れてきたら危ないなあと親の心配は尽きません。
そして、そんなことをやっていたら、やっと入場時間になりました。
入場できる!!開場時間だ!!座れるーー\(^^)/
「さ、行こ行こ」と娘に喜び勇んで言ったら、「順番があるから入れるの1時間15分後」と返されました。
もう、かーちゃん倒れそう。あし痛いよ~~
思わず脱力して柱の陰に座り込んでしまいました。
なんでこんなに疲れたんだろう?早起き?直射日光に当たったから?それだけじゃありません。
なんだか、ここにいる人たちはすとぷりについてのそれぞれの世界観を持っているのに、私はそれをガラスケースの外からぼんやりと眺めているみたい。
いまいち会場の空気に乗り切れてないからこんなに疲れるのかな。これはまさにアウェー。
キラキラと推しに会える期待から輝く金魚たちを外から眺めている、そんな感じです。
というか私の方が、キラキラと大きな会場を泳ぐ人魚たちを、小さなガラスの金魚鉢から眺める地味な魚なのかもしれません。そんな気分になりました。
座り込んでいる私の向かいに立っている女の子は「痛バッグ」なるものを持っていました。
「痛バッグ」ってご存じですか?
推しの缶バッジをびっしりとくっつけたバッグです。
多分、50個ぐらい?
ランダムな銀色の袋とかに入っている缶バッジを「推しだけ」で揃えて貼り付けるんです。
一体いくらするのそれ!?
それとも交換とかしてるのかな?
謎だらけです。
ふと顔をあげるとグッタリとしたお母さんがシャキッとした娘さんと立っていました。
多かれ少なかれ、みんな同じ気持ちかな。
いつもと同じであろう服装のお母さんを見ると、天ぷらの中でキュウリの浅漬けを見つけたようなあっさりとした安心感と嬉しさがありました。でも、お母さんもお疲れですね。お仲間です。
この会場にいる人たちはどんな気持ちなんだろう。
テンションが高すぎる娘にはついていくことすら放棄していましたが、きっとみんな同じ気持ちなはず。
どんな気持ちなのかな?
こんな時こそ妄想すればいいんです。
今から、柱アイドルがライブをやってくれます。
センターは当然○獄さんです。
脇は風柱とちょっと後ろに岩柱もいます。
そう考えた瞬間。世界がガラッと変わりました。
(い、今から、数時間後に、○獄さんに会える‥‥‥それ、ドキドキしすぎて死ぬかもしれない)
まさに世界はバラ色です。
そうね。物販は力持ちな炭焼きの少年が頑張ってるはず。
かまぼこ隊は子供すぎるから物販で‥‥‥シャキシャキ売ってくれよ?
そういえば一人美少年がいたから、一応メンバーに入れてやってもいいか。半裸だけど。
センターは譲れないよ?
そういえば、美少年いたな他にも、緑の髪の美少年‥‥‥双子だから美しさも二倍で‥‥‥
ここで音柱はやっぱりメンバーとしては欠かせないわね。
イケメンだもんね。
でもやっぱりセンターは譲れないよ?
人を抑えるスタッフあたりにし○ぶさんがいそう。ニコニコしながら、ミシミシ誘導してそうだわね。
ついつい、ニヤニヤし始めました。妙にテンションが上がってきました。ふふふ。
「ちょっと、何考えてんのよ」
娘の冷静なツッコミが入りました。
うっかり癖でメモを取ってしまっていて、「れんご○さん」と書いているのがバレました。ちっ。
でも、おかげで会場にいるファンの皆さんの気持ちがわかりました。
きっとみんなドキドキして、推しに会える時間を待ちわびているんだろうな、と。
ドキドキより足のズキズキの方が勝っていた私ですが、ちょっと気を取り直すことができました。
あともう少しで入場開始です。
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