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第五十七話 新しい主人
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「お前がリオか」
伯爵の第一夫人ソフィアはリオを一目見ると、すぐに目を逸らした。
リオは、頭を下げたまま。顔を上げることは許されていない。
だが、硬い声と冷たい空気は、歓迎とはほど遠いものだった。
(アウレリオは何が良くて、このような者を・・・今すぐ殺してしまいたい)
ソフィアの足元にひれ伏すリオの肩は細く、みすぼらしい。
卑しい茶色の巻き毛もきたならしい。
どこをどう取っても育ちのいい令嬢に勝てるものなど一つもないというのに。
ソフィアは唇をかんだ。
たった一人の息子は、大貴族の後継者として、とっくに結婚して跡取りをもうけていてもいい年なのに、美しい女には見向きもしない。
その理由がこれか。
関節が白くなるほど扇の柄を握りしめ、怒りが通り過ぎるのを待つ。
部屋の中には、恐ろしいほどの緊張感が漂っていた。
「エミリアを」
ソフィアが口を開くと、侍女がはっと息を飲み、控えの間の扉を開いた。アウレリオの婚約者エミリア嬢は扉の前で待機していたのだろう。速やかに、音も立てずに現れた。
淡い水色のシンプルなドレスを身に着けたエミリア嬢はソフィアに礼を取ると、うながされるままソファーに腰掛けた。従順なその様子はまるで飼いならされた猫のようだ。
ぱちりと扇を閉じる音と同時に「顔をお上げ」と、硬い声が響いた。
ようやく顔を上げる許可を受け、リオがおずおずと顔をあげた。
奥方様は何をお怒りなのか・・・しかも、なぜ自分が呼び出されたのか・・・
わずかな怯えを含んだ大きな瞳がソフィアに向けられると、その顔を見た侍女たちが息を飲んだ。
大きく涼やかな目元と細い鼻筋。完璧なバランスの取れた桃色の頬にふっくらとした形の良い唇。
このように美しい男を誰も見たことがなかった。
「なんて美しい」
「まるで絵から抜け出して来たようではありませんか」
「なぜこれまで・・・」
侍女たちのささやきが聞こえ、ソフィアの口元がゆがんだ。
(これだけの美しさならば、すぐに引き離せるだろう。アウレリオが隠していたから世に出なかっただけで・・・これほどの美青年ならば、欲しがる者はいくらでもいるだろう)
うまく行けば、他の領主や貴族に恩を売れるかもしれない。邪魔な召使が急に役に立つ手駒になった。
「お前・・・リオ」ソフィアがやんわりと語りかけた。「最下級の使用人の分際で、未来の伯爵夫人であるエミリアに仕えられる幸運に感謝しなさい。アウレリオにも、エミリアがどれほど美しくて気立てが良いのかをの良くお伝えするのだぞ」
「は、はい」
「これはすべて、お前の主人たるアウレリオのためだ。アウレリオと婚約者をつなぐ役割を与えられたことを光栄に思いなさい」
「はい」
「うまくやれば、お前に褒美を与えよう。よいな」
「はい」
リオは表情一つ変えずにうなずいた。ただ、その両手は爪が白くなるほどきつく握りしめられていた。
伯爵夫人は視線をそらすと扇を広げ、優美に揺らした。もう用は済んだ、ということらしい。
「こちらへ」側仕えがリオの腕にそっと触れ、退出をうながした。
リオは一礼すると踵を返した。早くこの部屋から逃げ出さななければ。
かすかなワゴンの音と侍女がお茶を注ぐ音が後ろから聞こえてきた。
喉の奥には大きななにかがつかえ、目はチカチカして涙がこぼれそうだ。
早く、早く。ここ以外の誰にも見られないところに。
*********************
「あなたが私付きになってくれて、とてもうれしいわ」
アウレリオの婚約者のエミリア嬢はかわいらしい方だった。
「ここの殿方はみなさん、親切なんだけど・・・恐ろしくて。体も大きいし、なんだか」
「荒っぽい?ですか?」
「そう!」エミリアは両手を打ち合わせた。「そうなの。私には恐ろしくて・・・」
農村から来たリオからすると、農夫と比べて荒っぽいのは確かだが、魔物や隣国を常に警戒していなければならない辺境では当たり前のこと。
「むしろ、頼りになりますけどね」
口の中で呟いた言葉をエミリアはしっかりと聞き取った。
「ありがとう、リオ」エミリアは微笑んだ。「私のわがままだとは承知しています。でも、あなたがそういうふうに言ってくれると私も考えを改めるいい機会になるわ」
エミリアは茶色の瞳を輝かせ、にっこりと微笑んだ。とたんに、顔に広がったそばかすも少し低い鼻も何も気にならなくなった。
おかわいらしい。そして聡明な方だ。・・・でも。本当は、わがままな方だったら、良かったのに。
憎みたくも嫌いたくもないのに、この姫にアウレリオを取られてしまう。そう思うだけで、胸の奥に躍る青白い炎に焼き尽くされてしまいそうだ。嫌な方だったら、それを理由に嫌いになれた。
もともと、自分のものにはならない方なのに。
あの日、追い立てられるようにアウレリオの部屋を出され、唯一持ってこられたのは、古ぼけたうさぎとライオンの砂糖菓子が入った小さな小箱だけ。もうとっくに魔力を失い、ただの古い菓子になってしまったが、それはまだリオの宝物だった。
長いこと一つ一つを柔らかい布でくるみ、壊れないように大切に保管していた。ライオンのたてがみがくずれ、うさぎの鼻からは色が落ちてしまっているが、辛いときに眺めれば、嫌なこともすべて忘れられる、大切な宝物。
(アウレリオ様・・・)
リオは胸元に隠し持った小箱をそっと撫でた。
(愛してます。どうか、おしあわせに)
目を伏せ、呼吸を整える。
「お嬢様がこの地で平穏にお過ごしいただけますよう、精一杯ご協力いたします」
「ありがとう、リオ。なにか足りないものはない?私にできることなら・・・」
「いえいえ。とんでもない。たくさん良くしていただいておりますので!」
エミリアはあの恐ろしい奥方様に気に入られるだけあって、控えめで優しい人柄だった。
美人ではないが、笑うとあたたかく、使用人に対する態度も丁寧だ。
しかも、自分に仕える使用人の名前もすべて覚えている。
貴族の令嬢としてはありえないことだった。
リオがエミリアの側仕えとして入ってから、不足のないようにと侍女頭に命じてくれたおかげで、使用人たちも皆リオに親切だった。
「今日はアウレリオ様とのお茶会ですよね。今日のお嬢様のことを、きっと好ましく思われるでしょう」
「そうかしら」
エミリアが自信なさげにスカートのひだをなでた。
エミリアはカミラのように過剰なほど装飾したドレスも、第二夫人のように露出の多い服も好まない。
すっきりとしたデザインのシンプルなドレスは、むしろエミリアの清楚さを引き立てていた。
アウレリオ様の幸せを考えるのなら、身を引くべきだ。
「アウレリオ様は一見冷たく見えますが、本当はお優しい方なんですよ」
この姫ならば、もしかしたら、アウレリオ様を大切にしてくださるのかもしれない。アウレリオの一見冷たい、わかりにくい優しさにも気がついてくれるのかもしれない。
************
本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
今日は苦しい・・・だいぶ苦しくなってきました。ふふふ。
このもやもやとした胸苦しさ、大好物でございます。
ハートをくださった方、広告を回してくださった方、読んでいただけるだけでも感謝しています。
皆様が元気に過ごされますように。
そして、ストックが途切れないことも同じくらいの熱量で祈っています・・・
伯爵の第一夫人ソフィアはリオを一目見ると、すぐに目を逸らした。
リオは、頭を下げたまま。顔を上げることは許されていない。
だが、硬い声と冷たい空気は、歓迎とはほど遠いものだった。
(アウレリオは何が良くて、このような者を・・・今すぐ殺してしまいたい)
ソフィアの足元にひれ伏すリオの肩は細く、みすぼらしい。
卑しい茶色の巻き毛もきたならしい。
どこをどう取っても育ちのいい令嬢に勝てるものなど一つもないというのに。
ソフィアは唇をかんだ。
たった一人の息子は、大貴族の後継者として、とっくに結婚して跡取りをもうけていてもいい年なのに、美しい女には見向きもしない。
その理由がこれか。
関節が白くなるほど扇の柄を握りしめ、怒りが通り過ぎるのを待つ。
部屋の中には、恐ろしいほどの緊張感が漂っていた。
「エミリアを」
ソフィアが口を開くと、侍女がはっと息を飲み、控えの間の扉を開いた。アウレリオの婚約者エミリア嬢は扉の前で待機していたのだろう。速やかに、音も立てずに現れた。
淡い水色のシンプルなドレスを身に着けたエミリア嬢はソフィアに礼を取ると、うながされるままソファーに腰掛けた。従順なその様子はまるで飼いならされた猫のようだ。
ぱちりと扇を閉じる音と同時に「顔をお上げ」と、硬い声が響いた。
ようやく顔を上げる許可を受け、リオがおずおずと顔をあげた。
奥方様は何をお怒りなのか・・・しかも、なぜ自分が呼び出されたのか・・・
わずかな怯えを含んだ大きな瞳がソフィアに向けられると、その顔を見た侍女たちが息を飲んだ。
大きく涼やかな目元と細い鼻筋。完璧なバランスの取れた桃色の頬にふっくらとした形の良い唇。
このように美しい男を誰も見たことがなかった。
「なんて美しい」
「まるで絵から抜け出して来たようではありませんか」
「なぜこれまで・・・」
侍女たちのささやきが聞こえ、ソフィアの口元がゆがんだ。
(これだけの美しさならば、すぐに引き離せるだろう。アウレリオが隠していたから世に出なかっただけで・・・これほどの美青年ならば、欲しがる者はいくらでもいるだろう)
うまく行けば、他の領主や貴族に恩を売れるかもしれない。邪魔な召使が急に役に立つ手駒になった。
「お前・・・リオ」ソフィアがやんわりと語りかけた。「最下級の使用人の分際で、未来の伯爵夫人であるエミリアに仕えられる幸運に感謝しなさい。アウレリオにも、エミリアがどれほど美しくて気立てが良いのかをの良くお伝えするのだぞ」
「は、はい」
「これはすべて、お前の主人たるアウレリオのためだ。アウレリオと婚約者をつなぐ役割を与えられたことを光栄に思いなさい」
「はい」
「うまくやれば、お前に褒美を与えよう。よいな」
「はい」
リオは表情一つ変えずにうなずいた。ただ、その両手は爪が白くなるほどきつく握りしめられていた。
伯爵夫人は視線をそらすと扇を広げ、優美に揺らした。もう用は済んだ、ということらしい。
「こちらへ」側仕えがリオの腕にそっと触れ、退出をうながした。
リオは一礼すると踵を返した。早くこの部屋から逃げ出さななければ。
かすかなワゴンの音と侍女がお茶を注ぐ音が後ろから聞こえてきた。
喉の奥には大きななにかがつかえ、目はチカチカして涙がこぼれそうだ。
早く、早く。ここ以外の誰にも見られないところに。
*********************
「あなたが私付きになってくれて、とてもうれしいわ」
アウレリオの婚約者のエミリア嬢はかわいらしい方だった。
「ここの殿方はみなさん、親切なんだけど・・・恐ろしくて。体も大きいし、なんだか」
「荒っぽい?ですか?」
「そう!」エミリアは両手を打ち合わせた。「そうなの。私には恐ろしくて・・・」
農村から来たリオからすると、農夫と比べて荒っぽいのは確かだが、魔物や隣国を常に警戒していなければならない辺境では当たり前のこと。
「むしろ、頼りになりますけどね」
口の中で呟いた言葉をエミリアはしっかりと聞き取った。
「ありがとう、リオ」エミリアは微笑んだ。「私のわがままだとは承知しています。でも、あなたがそういうふうに言ってくれると私も考えを改めるいい機会になるわ」
エミリアは茶色の瞳を輝かせ、にっこりと微笑んだ。とたんに、顔に広がったそばかすも少し低い鼻も何も気にならなくなった。
おかわいらしい。そして聡明な方だ。・・・でも。本当は、わがままな方だったら、良かったのに。
憎みたくも嫌いたくもないのに、この姫にアウレリオを取られてしまう。そう思うだけで、胸の奥に躍る青白い炎に焼き尽くされてしまいそうだ。嫌な方だったら、それを理由に嫌いになれた。
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あの日、追い立てられるようにアウレリオの部屋を出され、唯一持ってこられたのは、古ぼけたうさぎとライオンの砂糖菓子が入った小さな小箱だけ。もうとっくに魔力を失い、ただの古い菓子になってしまったが、それはまだリオの宝物だった。
長いこと一つ一つを柔らかい布でくるみ、壊れないように大切に保管していた。ライオンのたてがみがくずれ、うさぎの鼻からは色が落ちてしまっているが、辛いときに眺めれば、嫌なこともすべて忘れられる、大切な宝物。
(アウレリオ様・・・)
リオは胸元に隠し持った小箱をそっと撫でた。
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「お嬢様がこの地で平穏にお過ごしいただけますよう、精一杯ご協力いたします」
「ありがとう、リオ。なにか足りないものはない?私にできることなら・・・」
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エミリアはあの恐ろしい奥方様に気に入られるだけあって、控えめで優しい人柄だった。
美人ではないが、笑うとあたたかく、使用人に対する態度も丁寧だ。
しかも、自分に仕える使用人の名前もすべて覚えている。
貴族の令嬢としてはありえないことだった。
リオがエミリアの側仕えとして入ってから、不足のないようにと侍女頭に命じてくれたおかげで、使用人たちも皆リオに親切だった。
「今日はアウレリオ様とのお茶会ですよね。今日のお嬢様のことを、きっと好ましく思われるでしょう」
「そうかしら」
エミリアが自信なさげにスカートのひだをなでた。
エミリアはカミラのように過剰なほど装飾したドレスも、第二夫人のように露出の多い服も好まない。
すっきりとしたデザインのシンプルなドレスは、むしろエミリアの清楚さを引き立てていた。
アウレリオ様の幸せを考えるのなら、身を引くべきだ。
「アウレリオ様は一見冷たく見えますが、本当はお優しい方なんですよ」
この姫ならば、もしかしたら、アウレリオ様を大切にしてくださるのかもしれない。アウレリオの一見冷たい、わかりにくい優しさにも気がついてくれるのかもしれない。
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本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
今日は苦しい・・・だいぶ苦しくなってきました。ふふふ。
このもやもやとした胸苦しさ、大好物でございます。
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