104 / 171
追憶編
光の祈り、炎の決着
しおりを挟む
朦朧とした視界の中――まだ幼い子供たちは、自分たちを苦しめる呪いに耐えながら、血まみれで術式を書き換えるバニッシュを見つめていた。
「……おっさ……ん……?」
「…………がんば……って……」
弱々しい声で絞り出す子供たちに、バニッシュは振り返り、苦しげな顔を押し隠すように――にっと笑った。
「安心しろ……」
「絶対に助けてやる。お前らも、街の人たちも……みんな」
その言葉に、子供たちの瞳が少しだけ潤み、わずかに震えていた指が伸びるように彼へ向けられた。
バニッシュは再び床へ向き直り、ふらつく体を押さえつけるようにしながら術式の最後の一画へと指を走らせる。
グレオの声が頭をよぎる。
――正義などでは何も救えない。
――犠牲なくして何も変わらない。
「……何も……救えない……?」
バニッシュは、血で滲んだ術式の線を握り潰すようにして、歯を食いしばった。
頭の奥から湧き上がる怒りと悔しさが、最後の一筆へと力を宿す。
「違う……」
「正義は……必ず勝つんだよッ!!」
――カッ!
その瞬間、術式が眩い閃光を放った。
「お、おい……! こいつ、本当にやりやがったのか……!」
エルフが驚愕の声を上げる。
描き換えられた結界は、まるで生き物のように形を変えはじめた。
床から、壁から、天井から――光の線が走り回り、すべてが一点へ収束していく。
その中心は――祈りを捧げ続けるセリナ。
女神像の前で膝をつくその細い肩に、輝く線が次々と重なり、五つの光が交差し、一つの形を描き上げる。
金色の光に脈打つ、聖なる魔法陣。
まるで天から降りた聖紋のように、セリナの祈りと完全に同調して震えていた。
魔法陣は、セリナに宿る聖女の力を吸い上げ、いや、その力を増幅し――教会全体へ、街全体へ放出していく。
「な……なんだ、これは……!?」
グレオが呪鍾の前で叫ぶ。
呪鍾の黒い瘴気は押し返され、光に溶かされるように薄れていき――浄化の光が呪いを上回る。
闇の鐘すらも震えさせるほどに光が強く、強く輝いた。
バニッシュの五芒星と、セリナの祈りが共鳴した浄化光が、教会内の人々へ、街全体へ波紋のように広がっていく。
光はさらに強く、激しく――呪鍾から噴き上がる黒い瘴気を丸ごと呑み込む奔流となって押し寄せた。
「ば、馬鹿な……! この呪鍾が……押し返され……る……だと……!?」
グレオがたじろぎ、後ずさる。
その瞬間――背後から、ゆらりと影が立ち上がった。
「……ッ!」
グレオが気配に気づき振り返る。
そこに立っていたのは、つい先ほど壁へ叩きつけられ、もうまともに動けないはずの――カイル。
血に濡れ、足元もふらついていながら、それでも両足で確かに地を踏みしめていた。
セリナの光の浄化――その中には微かな癒しが混じっていた。
一撃分。
たったそれだけの奇跡。
だが――今のカイルには十分だった。
「これで……終わりだッ!!」
カイルが咆哮と共に大剣を構える。
その刃に、セリナの光が――金色の粒子となって収束していく。
「ふざけるなァァァァ!!」
白髪まじりの髪を振り乱し、グレオは残されたトンファーを高速回転させ、地面を砕くほどの勢いで突進する。
二人の地響きが重なり――
ドッッッ!!
両者は一直線に駆け出した。
その瞬間、後方から――
「カイルさん!!」
ミレイユが震える手で杖を掲げ、残った最後の魔力を絞り出すように火球を放つ。
その火球は、まるで意思を持つかのように、一直線にカイルへ吸い込まれ――炎が金色の大剣を包み込んだ。
光と炎の融合。
祈りの祝福と、少女の想い。
そのすべてが一つの刃へと宿った。
「いけぇぇぇぇ!!カイル!!!」
バニッシュは上階にいるカイルに向けて叫ぶ。
次の瞬間―― カイルとグレオが激突した。
眩い閃光が爆ぜ、金色の炎を纏った大剣は、グレオの特製トンファーを――真っ二つに断ち切る。
「ッ……な……っ……!?」
折れたトンファーを握ったまま、グレオの体が炎斬の余波に巻き込まれ―吹き飛んだ。
そのまま背後の呪鍾へ叩きつけられ――
ゴアァァァァァン!!
不吉に響いていた呪鍾は、衝撃と炎光に耐えきれず――粉々に砕け散る。
呪鍾が砕けた瞬間、そこに蓄積されていた禍々しい呪いは行き場を失い消滅し――同時に、セリナの祈りの光が
街全体へと一気に解き放たれた。
光は波紋のように広がり、呪いを消し去り――人々の苦悶の表情が安堵へと変わっていく。
鐘楼にも、街にも、あれほど満ちていた瘴気はもうどこにもなかった。
すべてを浄化しきった光は、やがて静かに色を薄め、温かな残光となって空へ戻っていく。
粉々に砕け散った呪鍾は、もはや一片の瘴気すら残していなかった。
呪いの脈動は止まり、鐘楼の空気は嘘のように静まり返る。
そして――セリナの祈りの光がふっと消えた瞬間。
「セリナ――っ!」
タリズの叫びが教会全体に響く。
パタリと崩れ落ちるセリナを、タリズは震える手で支え、床へ座り込むように抱きしめた。
タリズの全身は汗に濡れ、息も荒い。
セリナの祈りが届くまで、彼女は一人で人々への解呪と介抱に奔走していたのだ。
その疲労は限界をとうに超えている。
だが――
「……よかった……」
眠るような安らかな表情のセリナを見て、タリズは胸を撫で下ろす。
その目尻には、安堵の涙が滲んでいた。
一方その頃、血にまみれたバニッシュは、呪鍾の気配が完全に消えた瞬間――
「カイル……やったのか……」
ぽつりと呟いた。
長い激闘の緊張が、ようやくほどけた。
その途端、全身から力が抜け、視界が揺れる。
「……はは。よかった……」
安堵と疲労、そして痛み。
三つが一気に押し寄せ――
バタリ。
バニッシュはその場に倒れ込んだ。
「おい! しっかりしろ!」
エルフが慌てて駆け寄り、バニッシュを抱え上げる。
だがその腕の中で、バニッシュは静かに息をしており、意識は薄れつつも危険ではなかった。
エルフはふっと笑みをこぼす。
彼はバニッシュを肩に担ぐと、下階――タリズの元へ向かって歩き出す。
大剣は、カイルの指先からついにこぼれ落ち――ガラン…… と鈍い音を立てて床に転がった。
片膝をつき、肩で息をする。
胸の奥が焼けるように痛む。
筋肉の一本一本が悲鳴を上げ、握力すら残っていない。
そんな彼の隣に、ふらつく足取りで近寄ってくる影があった。
「カイルさん……!」
ミレイユが杖を支えに立つのがやっとで、頬には汗と涙が入り混じっている。
それでも、彼の元へと必死に歩み寄った。
カイルが顔を上げる。
視線の先――炎斬の余波で燃え上がる呪鍾の残骸。
焦げた鉄が軋む音と、爆ぜる火花。
その中心で、ぼうっと揺れる影がひとつ。
「ふ……ふふ……はは……はははは……」
――グレオの声だった。
「グレオ……!」
炎に包まれながらも、彼は立っていた。
いや、正確には、燃え落ちる呪鍾に寄り掛かるようにしていたのだが――その口元には歪んだ笑みがこびりついている。
白髪混じりの髪は焼け落ち、額の傷は血に濡れ、全身は焦げ、もはや動く力も残っていないはずなのに。
それでもグレオは、カイルを真っ直ぐに見ていた。
「……確かに……今回は……君らの勝ちだ……」
その言葉は乾いた声で、しかし確かに響いた。
光のない眼差しで、
焼け落ちる自らの命を前にしながら、
それでもグレオは揺らがない。
「だが……いずれ君も知るだろう……この世界の……理不尽というものを……」
炎が彼の足元を舐めるように燃え広がる。
「そして……君は……いずれ……私と……同じ道を辿る……」
カイルは歯を食いしばり、拳に力を込めた。
しかし、その拳は震え、言い返す言葉すら出てこなかった。
グレオは口角をゆっくりと吊り上げる。
「……私には……わかる……なにせ……君は……私と同じ目をしているからな……」
――それが、彼の最後の言葉だった。
燃え上がる炎が彼を包み込み、笑い声と共に灰へと変えていく。
「……ッ!」
カイルは声にならない声を漏らし、唇を強く噛む。
ミレイユはそんな彼の横顔を見上げ、震える声で問いかけた。
「カイルさん……だいじょうぶ……ですか……?」
カイルはしばし炎を見つめ――悔しさと、怒りと、どこか拭えない寂しさを胸に飲み込み、静かにミレイユへと振り向いた。
「……行こう」
優しい声だった。
だがその奥に揺れた影は、誰よりも深く、重かった。
二人は燃え落ちる鐘楼を背に、ゆっくりと歩き出した。
「……おっさ……ん……?」
「…………がんば……って……」
弱々しい声で絞り出す子供たちに、バニッシュは振り返り、苦しげな顔を押し隠すように――にっと笑った。
「安心しろ……」
「絶対に助けてやる。お前らも、街の人たちも……みんな」
その言葉に、子供たちの瞳が少しだけ潤み、わずかに震えていた指が伸びるように彼へ向けられた。
バニッシュは再び床へ向き直り、ふらつく体を押さえつけるようにしながら術式の最後の一画へと指を走らせる。
グレオの声が頭をよぎる。
――正義などでは何も救えない。
――犠牲なくして何も変わらない。
「……何も……救えない……?」
バニッシュは、血で滲んだ術式の線を握り潰すようにして、歯を食いしばった。
頭の奥から湧き上がる怒りと悔しさが、最後の一筆へと力を宿す。
「違う……」
「正義は……必ず勝つんだよッ!!」
――カッ!
その瞬間、術式が眩い閃光を放った。
「お、おい……! こいつ、本当にやりやがったのか……!」
エルフが驚愕の声を上げる。
描き換えられた結界は、まるで生き物のように形を変えはじめた。
床から、壁から、天井から――光の線が走り回り、すべてが一点へ収束していく。
その中心は――祈りを捧げ続けるセリナ。
女神像の前で膝をつくその細い肩に、輝く線が次々と重なり、五つの光が交差し、一つの形を描き上げる。
金色の光に脈打つ、聖なる魔法陣。
まるで天から降りた聖紋のように、セリナの祈りと完全に同調して震えていた。
魔法陣は、セリナに宿る聖女の力を吸い上げ、いや、その力を増幅し――教会全体へ、街全体へ放出していく。
「な……なんだ、これは……!?」
グレオが呪鍾の前で叫ぶ。
呪鍾の黒い瘴気は押し返され、光に溶かされるように薄れていき――浄化の光が呪いを上回る。
闇の鐘すらも震えさせるほどに光が強く、強く輝いた。
バニッシュの五芒星と、セリナの祈りが共鳴した浄化光が、教会内の人々へ、街全体へ波紋のように広がっていく。
光はさらに強く、激しく――呪鍾から噴き上がる黒い瘴気を丸ごと呑み込む奔流となって押し寄せた。
「ば、馬鹿な……! この呪鍾が……押し返され……る……だと……!?」
グレオがたじろぎ、後ずさる。
その瞬間――背後から、ゆらりと影が立ち上がった。
「……ッ!」
グレオが気配に気づき振り返る。
そこに立っていたのは、つい先ほど壁へ叩きつけられ、もうまともに動けないはずの――カイル。
血に濡れ、足元もふらついていながら、それでも両足で確かに地を踏みしめていた。
セリナの光の浄化――その中には微かな癒しが混じっていた。
一撃分。
たったそれだけの奇跡。
だが――今のカイルには十分だった。
「これで……終わりだッ!!」
カイルが咆哮と共に大剣を構える。
その刃に、セリナの光が――金色の粒子となって収束していく。
「ふざけるなァァァァ!!」
白髪まじりの髪を振り乱し、グレオは残されたトンファーを高速回転させ、地面を砕くほどの勢いで突進する。
二人の地響きが重なり――
ドッッッ!!
両者は一直線に駆け出した。
その瞬間、後方から――
「カイルさん!!」
ミレイユが震える手で杖を掲げ、残った最後の魔力を絞り出すように火球を放つ。
その火球は、まるで意思を持つかのように、一直線にカイルへ吸い込まれ――炎が金色の大剣を包み込んだ。
光と炎の融合。
祈りの祝福と、少女の想い。
そのすべてが一つの刃へと宿った。
「いけぇぇぇぇ!!カイル!!!」
バニッシュは上階にいるカイルに向けて叫ぶ。
次の瞬間―― カイルとグレオが激突した。
眩い閃光が爆ぜ、金色の炎を纏った大剣は、グレオの特製トンファーを――真っ二つに断ち切る。
「ッ……な……っ……!?」
折れたトンファーを握ったまま、グレオの体が炎斬の余波に巻き込まれ―吹き飛んだ。
そのまま背後の呪鍾へ叩きつけられ――
ゴアァァァァァン!!
不吉に響いていた呪鍾は、衝撃と炎光に耐えきれず――粉々に砕け散る。
呪鍾が砕けた瞬間、そこに蓄積されていた禍々しい呪いは行き場を失い消滅し――同時に、セリナの祈りの光が
街全体へと一気に解き放たれた。
光は波紋のように広がり、呪いを消し去り――人々の苦悶の表情が安堵へと変わっていく。
鐘楼にも、街にも、あれほど満ちていた瘴気はもうどこにもなかった。
すべてを浄化しきった光は、やがて静かに色を薄め、温かな残光となって空へ戻っていく。
粉々に砕け散った呪鍾は、もはや一片の瘴気すら残していなかった。
呪いの脈動は止まり、鐘楼の空気は嘘のように静まり返る。
そして――セリナの祈りの光がふっと消えた瞬間。
「セリナ――っ!」
タリズの叫びが教会全体に響く。
パタリと崩れ落ちるセリナを、タリズは震える手で支え、床へ座り込むように抱きしめた。
タリズの全身は汗に濡れ、息も荒い。
セリナの祈りが届くまで、彼女は一人で人々への解呪と介抱に奔走していたのだ。
その疲労は限界をとうに超えている。
だが――
「……よかった……」
眠るような安らかな表情のセリナを見て、タリズは胸を撫で下ろす。
その目尻には、安堵の涙が滲んでいた。
一方その頃、血にまみれたバニッシュは、呪鍾の気配が完全に消えた瞬間――
「カイル……やったのか……」
ぽつりと呟いた。
長い激闘の緊張が、ようやくほどけた。
その途端、全身から力が抜け、視界が揺れる。
「……はは。よかった……」
安堵と疲労、そして痛み。
三つが一気に押し寄せ――
バタリ。
バニッシュはその場に倒れ込んだ。
「おい! しっかりしろ!」
エルフが慌てて駆け寄り、バニッシュを抱え上げる。
だがその腕の中で、バニッシュは静かに息をしており、意識は薄れつつも危険ではなかった。
エルフはふっと笑みをこぼす。
彼はバニッシュを肩に担ぐと、下階――タリズの元へ向かって歩き出す。
大剣は、カイルの指先からついにこぼれ落ち――ガラン…… と鈍い音を立てて床に転がった。
片膝をつき、肩で息をする。
胸の奥が焼けるように痛む。
筋肉の一本一本が悲鳴を上げ、握力すら残っていない。
そんな彼の隣に、ふらつく足取りで近寄ってくる影があった。
「カイルさん……!」
ミレイユが杖を支えに立つのがやっとで、頬には汗と涙が入り混じっている。
それでも、彼の元へと必死に歩み寄った。
カイルが顔を上げる。
視線の先――炎斬の余波で燃え上がる呪鍾の残骸。
焦げた鉄が軋む音と、爆ぜる火花。
その中心で、ぼうっと揺れる影がひとつ。
「ふ……ふふ……はは……はははは……」
――グレオの声だった。
「グレオ……!」
炎に包まれながらも、彼は立っていた。
いや、正確には、燃え落ちる呪鍾に寄り掛かるようにしていたのだが――その口元には歪んだ笑みがこびりついている。
白髪混じりの髪は焼け落ち、額の傷は血に濡れ、全身は焦げ、もはや動く力も残っていないはずなのに。
それでもグレオは、カイルを真っ直ぐに見ていた。
「……確かに……今回は……君らの勝ちだ……」
その言葉は乾いた声で、しかし確かに響いた。
光のない眼差しで、
焼け落ちる自らの命を前にしながら、
それでもグレオは揺らがない。
「だが……いずれ君も知るだろう……この世界の……理不尽というものを……」
炎が彼の足元を舐めるように燃え広がる。
「そして……君は……いずれ……私と……同じ道を辿る……」
カイルは歯を食いしばり、拳に力を込めた。
しかし、その拳は震え、言い返す言葉すら出てこなかった。
グレオは口角をゆっくりと吊り上げる。
「……私には……わかる……なにせ……君は……私と同じ目をしているからな……」
――それが、彼の最後の言葉だった。
燃え上がる炎が彼を包み込み、笑い声と共に灰へと変えていく。
「……ッ!」
カイルは声にならない声を漏らし、唇を強く噛む。
ミレイユはそんな彼の横顔を見上げ、震える声で問いかけた。
「カイルさん……だいじょうぶ……ですか……?」
カイルはしばし炎を見つめ――悔しさと、怒りと、どこか拭えない寂しさを胸に飲み込み、静かにミレイユへと振り向いた。
「……行こう」
優しい声だった。
だがその奥に揺れた影は、誰よりも深く、重かった。
二人は燃え落ちる鐘楼を背に、ゆっくりと歩き出した。
10
あなたにおすすめの小説
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる