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前編
魔術の使い方
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アポロ様が用意してくれた朝食は、驚くほど喉を滑らかに通り、私の冷え切っていた芯をじわりと温めてくれた。
食べ終える頃には、昨夜の「視線」への恐怖よりも、目の前で賑やかに、けれど確かに私の居場所を守ってくれる二人への信頼が、私の胸を占めていた。
「ふぅ……。ごちそうさまでした。アポロ様、本当に美味しかったです」
私が微笑むと、アポロ様は銀髪を揺らして優雅にティーカップを置いた。その涼やかな瞳が、ふっと真面目な色を帯びる。
「それはよかった。……さて、ゼノ。朝食も食べたことだし、そろそろ本題に入ろうか。君が彼女を守っているだけでは、根本的な解決にならないという話だ」
ゼノ様は、私の隣で少し居心地が悪そうに背筋を伸ばした。眩しい金髪が朝日に透け、その赤い瞳が、真剣な光を帯びてアポロ様を射抜く。
「……分かっている。あの伯爵家の犬どもが動き出した以上、いつまでもこの家の中に閉じ込めておくわけにはいかない。だが、今のミアに無理をさせるのは――」
「ゼノ、君の心配性はもはや病気だよ。……ミア、君に提案があるんだ」
アポロ様が机越しに私を真っ直ぐに見つめた。
「特訓……ですか?」
私が首を傾げて問い返すと、アポロ様は静かに頷いた。
「そう。昨日の刺客は僕が追い払ったけれど、連中も必死だ。いつか僕やゼノの目が届かない一瞬を突いてくるかもしれない。その時のために、君自身の『力』の使い方を覚えてもらう」
アポロ様の言葉は、静かだけれど確かな重みがあった。あの家の、冷たい地下室。石造りの厚い壁。幾重にもかけられた重い鍵。
私を閉じ込めていたのは、外の世界を拒絶するあの家そのものだった。
もし、またあそこに連れ戻されてしまったら。
ゼノ様のいない、あの暗闇に引き戻されることだけは、何があっても避けなければならない。
「……ゼノ様。私、やってみたいです」
私がゼノ様の服の袖をぎゅっと掴むと、彼は驚いたように目を見開いた。
「ミア……? 怖い思いをさせるかもしれないんだぞ。無理に自分を追い込む必要はない」
「はい。でも……私、ただ守られるだけの存在ではいたくないんです。ゼノ様を守れるくらい、強くなれるのなら………」
私の拙い言葉に、ゼノ様は感極まったように絶句し、顔を赤くして俯いてしまった。アポロ様が「おやおや、騎士様が守られる側になっちゃったね」と楽しげに肩を叩く。
そんな穏やかな空気のまま、私たちは連れ立って邸内の回廊を歩き、ゼノ様個人が使用している鍛錬室へと向かった。
鍛錬室は、高い天井から柔らかな陽光が差し込む、無骨ながらもどこか落ち着く空間だった。壁にはゼノ様が日頃から愛用しているであろう、いくつもの魔槍や竜騎士用の分厚い防具が整然と並んでいる。ここは、彼がただ一人の騎士として己を磨き続けてきた聖域なのだ。
「さて。特訓と言っても、重い槍を振り回すわけじゃないから安心して」
「ミア、君があの家で強いられていたのは、いわば『存在の否定』だ。魔力は感情と直結している。……今までは実家の人間への恐怖と一緒に、力も心の奥底に沈めていたんだろう? でも、ここではもう扉を閉ざす必要はない」
アポロ様は優しく私の手を取り、そっと掌を上に向かせた。
「目を閉じて。君が今、この場所で一番『好きだ』と思うものを思い浮かべてみて」
私はゆっくりと目を閉じた。
浮かんでくるのは、あの冷たい地下室の匂いではない。
ゼノ様が初めて私を抱き上げてくれた時の、太陽のような匂い。タルトを一緒に食べた時の、あの甘くて幸せな時間。
「……そう。その温かな感情を、指先に集めるイメージで」
アポロ様の囁くような声が耳元で響く。彼の手が私の背中に添えられ、魔力の流れを整えようとした、その時だった。
「――おい。アポロ、離れろ。指導にそこまで密着する必要があるのか?」
部屋の隅で腕を組んで監視していたゼノ様が、我慢の限界といった様子でズカズカと割り込んできた。
「やれやれ。魔術の伝達には身体的な接触が一番効率的なんだよ、王子様。そんなに怖い顔をしていては、ミアちゃんの集中が乱れてしまうじゃないか」
「……っ、そんなことは分かっている! だが、お前は距離が近すぎる。……ミア、僕の隣に来い。アポロ、お前は三歩……いや、五歩下がれ」
「無茶を言わないでくれ。それじゃ特訓じゃなくて、ただの君の『嫉妬鑑賞会』だよ」
アポロ様は肩をすくめて笑っているが、ゼノ様は本気で顔を赤くして、私の腰を引き寄せて離さない。
「ゼノ様……私は大丈夫ですよ? アポロ様は、ただ教えてくださっているだけですから」
私がそっと袖を引くと、ゼノ様は「うっ」と言葉を詰まらせ、決まり悪そうに視線を逸らした。
「……わ、分かっている。……だが、君は無防備すぎるんだ、ミア。いいか、あいつはああ見えて手が早い。僕以外の男がそんなに近くに寄るのを、許せるはずがないだろう」
ぼそりと呟かれたその言葉に、今度は私の顔が熱くなる。
その様子を眺めていたアポロ様が、ニヤリと意地悪く口角を上げた。
「へぇ……『僕以外の男』、ね。……じゃあ、ゼノ。君がミアちゃんの反対側の手を取って、魔力が暴走しないように支えてあげればいい。そうすれば、僕も安心して指導ができる」
「……! それなら、文句はない」
結局、私の右手はアポロ様が、左手はゼノ様が握るという、なんとも奇妙な体制で特訓が再開された。
右からはアポロ様の涼やかで洗練された魔力が。左からはゼノ様の、熱いくらいに情熱的な魔力が流れ込んでくる。
「……ミア。君が、あの森で黒龍を救った時の光を思い出して。あれは君の『生きてほしい』という願いが形になったものだ」
アポロ様の言葉に導かれ、私は二人の手の熱を感じながら、自分の内側にある力を解き放った。
次の瞬間、訓練室全体が、透き通った黄金色の光に包まれた。
それはかつて私を苦しめた「不吉な影」などではない。闇を払い、愛する人を守るための、気高く美しい聖なる光。
「……すごい。ミア、君は……」
光の中で、ゼノ様が呆然と私を見つめていた。その瞳には、驚きを通り越した、深い、深い愛おしさが溢れている。
「見たかい、ゼノ。これが君が見つけた、世界で一番綺麗な『奇跡』の正体だ。……これなら、どんな刺客が来ても返り討ちにできるね」
アポロ様が満足そうに手を離すと、私はそのまま、力が抜けてゼノ様の胸の中へ倒れ込んだ。
「……お疲れ様、ミア。君のこの力は……絶対に、あの汚い連中には触れさせない」
ゼノ様の腕の力が強まる。
私を捨てた過去が、どれほど醜い手を伸ばしてこようとも。この二人がいてくれる限り、私はもう、あの地下室に引きずり戻されることはないのだと。
黄金の光の残滓の中で、私は強く、自分に誓った。
食べ終える頃には、昨夜の「視線」への恐怖よりも、目の前で賑やかに、けれど確かに私の居場所を守ってくれる二人への信頼が、私の胸を占めていた。
「ふぅ……。ごちそうさまでした。アポロ様、本当に美味しかったです」
私が微笑むと、アポロ様は銀髪を揺らして優雅にティーカップを置いた。その涼やかな瞳が、ふっと真面目な色を帯びる。
「それはよかった。……さて、ゼノ。朝食も食べたことだし、そろそろ本題に入ろうか。君が彼女を守っているだけでは、根本的な解決にならないという話だ」
ゼノ様は、私の隣で少し居心地が悪そうに背筋を伸ばした。眩しい金髪が朝日に透け、その赤い瞳が、真剣な光を帯びてアポロ様を射抜く。
「……分かっている。あの伯爵家の犬どもが動き出した以上、いつまでもこの家の中に閉じ込めておくわけにはいかない。だが、今のミアに無理をさせるのは――」
「ゼノ、君の心配性はもはや病気だよ。……ミア、君に提案があるんだ」
アポロ様が机越しに私を真っ直ぐに見つめた。
「特訓……ですか?」
私が首を傾げて問い返すと、アポロ様は静かに頷いた。
「そう。昨日の刺客は僕が追い払ったけれど、連中も必死だ。いつか僕やゼノの目が届かない一瞬を突いてくるかもしれない。その時のために、君自身の『力』の使い方を覚えてもらう」
アポロ様の言葉は、静かだけれど確かな重みがあった。あの家の、冷たい地下室。石造りの厚い壁。幾重にもかけられた重い鍵。
私を閉じ込めていたのは、外の世界を拒絶するあの家そのものだった。
もし、またあそこに連れ戻されてしまったら。
ゼノ様のいない、あの暗闇に引き戻されることだけは、何があっても避けなければならない。
「……ゼノ様。私、やってみたいです」
私がゼノ様の服の袖をぎゅっと掴むと、彼は驚いたように目を見開いた。
「ミア……? 怖い思いをさせるかもしれないんだぞ。無理に自分を追い込む必要はない」
「はい。でも……私、ただ守られるだけの存在ではいたくないんです。ゼノ様を守れるくらい、強くなれるのなら………」
私の拙い言葉に、ゼノ様は感極まったように絶句し、顔を赤くして俯いてしまった。アポロ様が「おやおや、騎士様が守られる側になっちゃったね」と楽しげに肩を叩く。
そんな穏やかな空気のまま、私たちは連れ立って邸内の回廊を歩き、ゼノ様個人が使用している鍛錬室へと向かった。
鍛錬室は、高い天井から柔らかな陽光が差し込む、無骨ながらもどこか落ち着く空間だった。壁にはゼノ様が日頃から愛用しているであろう、いくつもの魔槍や竜騎士用の分厚い防具が整然と並んでいる。ここは、彼がただ一人の騎士として己を磨き続けてきた聖域なのだ。
「さて。特訓と言っても、重い槍を振り回すわけじゃないから安心して」
「ミア、君があの家で強いられていたのは、いわば『存在の否定』だ。魔力は感情と直結している。……今までは実家の人間への恐怖と一緒に、力も心の奥底に沈めていたんだろう? でも、ここではもう扉を閉ざす必要はない」
アポロ様は優しく私の手を取り、そっと掌を上に向かせた。
「目を閉じて。君が今、この場所で一番『好きだ』と思うものを思い浮かべてみて」
私はゆっくりと目を閉じた。
浮かんでくるのは、あの冷たい地下室の匂いではない。
ゼノ様が初めて私を抱き上げてくれた時の、太陽のような匂い。タルトを一緒に食べた時の、あの甘くて幸せな時間。
「……そう。その温かな感情を、指先に集めるイメージで」
アポロ様の囁くような声が耳元で響く。彼の手が私の背中に添えられ、魔力の流れを整えようとした、その時だった。
「――おい。アポロ、離れろ。指導にそこまで密着する必要があるのか?」
部屋の隅で腕を組んで監視していたゼノ様が、我慢の限界といった様子でズカズカと割り込んできた。
「やれやれ。魔術の伝達には身体的な接触が一番効率的なんだよ、王子様。そんなに怖い顔をしていては、ミアちゃんの集中が乱れてしまうじゃないか」
「……っ、そんなことは分かっている! だが、お前は距離が近すぎる。……ミア、僕の隣に来い。アポロ、お前は三歩……いや、五歩下がれ」
「無茶を言わないでくれ。それじゃ特訓じゃなくて、ただの君の『嫉妬鑑賞会』だよ」
アポロ様は肩をすくめて笑っているが、ゼノ様は本気で顔を赤くして、私の腰を引き寄せて離さない。
「ゼノ様……私は大丈夫ですよ? アポロ様は、ただ教えてくださっているだけですから」
私がそっと袖を引くと、ゼノ様は「うっ」と言葉を詰まらせ、決まり悪そうに視線を逸らした。
「……わ、分かっている。……だが、君は無防備すぎるんだ、ミア。いいか、あいつはああ見えて手が早い。僕以外の男がそんなに近くに寄るのを、許せるはずがないだろう」
ぼそりと呟かれたその言葉に、今度は私の顔が熱くなる。
その様子を眺めていたアポロ様が、ニヤリと意地悪く口角を上げた。
「へぇ……『僕以外の男』、ね。……じゃあ、ゼノ。君がミアちゃんの反対側の手を取って、魔力が暴走しないように支えてあげればいい。そうすれば、僕も安心して指導ができる」
「……! それなら、文句はない」
結局、私の右手はアポロ様が、左手はゼノ様が握るという、なんとも奇妙な体制で特訓が再開された。
右からはアポロ様の涼やかで洗練された魔力が。左からはゼノ様の、熱いくらいに情熱的な魔力が流れ込んでくる。
「……ミア。君が、あの森で黒龍を救った時の光を思い出して。あれは君の『生きてほしい』という願いが形になったものだ」
アポロ様の言葉に導かれ、私は二人の手の熱を感じながら、自分の内側にある力を解き放った。
次の瞬間、訓練室全体が、透き通った黄金色の光に包まれた。
それはかつて私を苦しめた「不吉な影」などではない。闇を払い、愛する人を守るための、気高く美しい聖なる光。
「……すごい。ミア、君は……」
光の中で、ゼノ様が呆然と私を見つめていた。その瞳には、驚きを通り越した、深い、深い愛おしさが溢れている。
「見たかい、ゼノ。これが君が見つけた、世界で一番綺麗な『奇跡』の正体だ。……これなら、どんな刺客が来ても返り討ちにできるね」
アポロ様が満足そうに手を離すと、私はそのまま、力が抜けてゼノ様の胸の中へ倒れ込んだ。
「……お疲れ様、ミア。君のこの力は……絶対に、あの汚い連中には触れさせない」
ゼノ様の腕の力が強まる。
私を捨てた過去が、どれほど醜い手を伸ばしてこようとも。この二人がいてくれる限り、私はもう、あの地下室に引きずり戻されることはないのだと。
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