子爵令嬢マーゴットは学園で無双する〜喋るミノカサゴ、最強商人の男爵令嬢キャスリーヌ、時々神様とお兄様も一緒

かざみはら まなか

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第8章 魔法使いのいる世界で、魔力を持たないまま生きていく君へ。

344.シグル・ドレマンを働かせよう。

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マーゴット、キャスリーヌ、バネッサ、レベッカ・ショアは、シグル・ドレマンから報告を受けている。

4人が、寮に帰るタイミングで、帰ってきたので、報告を聞いてから、帰ることにしたのだ。

「周りをよく観察して、自分の思い込みで動かなかった点は、評価する。
次回の報告からは、スラッルス・トークンを交えて聞く。」
とマーゴット。

「スラッルス・トークンは、シグル・ドレマンの患者だから、医者として、患者の環境を確認にいく(という建前)。

スラッルス・トークンの住まいがある建物が、患者の住まいとして問題がないか、主治医が調べておけば、寮に入ってから、スラッルス・トークンの容態が悪化した場合に対応できるよね。(という大義名分)」
とキャスリーヌ。

「使用人を帯同しない貴族の男子寮の職員と、床のバッテン、立入禁止区域、人通りのない廊下。静まり返っている寮の部屋。」
レベッカ・ショアは、今日の報告をメモに残した。

レベッカ・ショアは、明日の分も、メモに残す予定だ。

「シグル・ドレマン。明日は、学生の登校後、寮に入りなさい。

時間帯は、昼頃。
止められない限りは止まらない条件は同じ。
今日は終わり。
明日、放課後、わたし達はここに来る。
ベリーベリー・イニーの親子の話と、どちらが先になるか、状況次第だが、夕方はいるように。」
とマーゴット。

キリルは、シグル・ドレマンが、マーゴットの命令通りに仕事をしてきたことを喜んでいる。

明日も、うまくいくといいのだが。

今回、シグル・ドレマンが、勝手をしなかったのは、医者としての判断が、ブレーキになったからだ。

男子寮の職員を追い詰めるようなことをしてはならない、という医者としての判断が働かなかったら?

キリルは知る由もない。

シグル・ドレマンは、次の日の昼頃、使用人を帯同しない貴族の男子寮に出かけていった。
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