Heroic〜龍の力を宿す者〜

Ruto

文字の大きさ
7 / 122
1章

7:サバイバルだー!

しおりを挟む

えー、ただいま俺とソウマは広大な森に来ています。いえ、来たというよりは、飛ばされました。うん、師匠は馬鹿だと思います。いきなりすぎでしょうよこれは。

「はー、ウダウダしててもしょうがねぇぞ、クウガ」

「そうだな、じゃあまずはどうする?水と火は魔術でどうにかなるけど食料と寝床を確保しないと」

「そうなんだよな~、木を切ってそれで小屋でも作るか?いや、無理か。あ!洞窟って良いんじゃね?」

「洞窟か~、あるかな?」

「わかんねぇけど探してみようぜ!食料は魔物とか動物狩って食べれば大丈夫だろ。解体とかやったことねぇけど」

「まあ、なんとかなると思うよ。そこら辺も師匠に教えてもらったし」

「だな!よし、じゃあ探索開始だな!」

師匠に渡された装備をつけて探索を始める

探索を開始して、俺達は魔物に遭遇した

豚の頭に肥え太った脂肪の塊、手にはそこら辺の木を引っこ抜いたような棍棒を下げている。オークだ

「ブモォォォ」

「おい、クウガ、俺に譲れ」

「え?やだよ、俺がやる」

「は?いいじゃんかよ。俺にまずは譲れよっ!」

敵の目の前で余裕ぶっこいているようだが、オークは今の2人なは格下であるし、警戒は怠ってはいない。 なによりも彼らは戦闘狂だ、初の実戦だ我先にとなるのは当然と言えるだろう

「いやだよ!もう、ジャンケンで決めよう」

「ああ!いいぜ!」

「「最初はグー!ジャンケン!」」

ブモォォォォォォォ!

「「うるせー!」」

ボグッ!

「「あ」」

オークが待ち切れなかったのかオークが迫ってきた。そして、イライラしていた2人は2人同時に拳を突き出してオークの胸から上を吹き飛ばしてしまった。

「あー!折角の初戦闘が」

ソウマが地面に手と膝をつきうなだれる。

「まあ、残念だったけど本当に残念だったけど次があるよ。今は解体を先に済ませよう」

「はあ~、そうだな」

短剣を取り出してオークを解体していく肉を時空魔法のアイテムボックスに収納する。骨や棍棒は捨てていく

解体し終わった頃にまた魔物が現れた。オークの血の匂いを嗅いで寄ってきたのだろう。結構な数だ

「いいねいいね~、おい、クウガ!どっちが多く殺せるか勝負しようぜ!」

「乗った!負けた方はこの後の戦闘で1回休みね!」

それぞれ反対に駆け出す。
師匠も言っていたことだし、この機会にスキルを試そう。【変化:龍】と念じる。
すると、肩甲骨辺りから翼が、尾てい骨の辺りから尻尾が生え、籠手の下の肘から先が変化する。所々に鱗が出ているみたいだ。
うーん、鱗と腕の変化はいらないかな~。そう思うとそこの部分は元に戻っていく。おー、変えたいところだけ変えれるのか。

「クウガ~、俺、今3体だけどお前は~?
って何だその姿!?角とか翼とかカッケェ~な!」

「これはスキルの変化使ったんだよ。てか、角も変わってるのか。確かに伸びてるな~。てか、ソウマはもう3体!?負けらんないな!」

僕は【縮地】を使い、俺と同じくらいの大きさのゴブリンの前に一瞬で移動し【魔纏】で火を拳に纏い中段突きを繰り出す。当たったゴブリンは爆発四散する。
後ろから迫ってきたフォレストウルフを尻尾に石の礫を纏わせ叩き落とす。
今度は前方からオーガが現れたので風を纏わせた右脚を前に振り上げ風の刃を飛ばして縦に両断する。
まだいっぱいいるな~

「ソウマ!今何体?」

「5!」

やべー、負けてんじゃん。ペース上げてくか!

その後も血を嗅ぎつけて寄ってきた魔物を屠り続けていき、2人合わせて100体は越える魔物を屠ったら一旦落ち着いた。

「52対49で俺の勝ちだな!クウガは次、休憩な!解体せずにお前のアイテムボックスにいれて解体後でやろうぜ、取り敢えずは寝床見つけねぇと」

「はあ~、変化が余計だったか。わかった!そうしようか」

ゴブリンとか一部の食べても美味しくない魔物を除いて、アイテムボックスに入れていく。

「おし、全部入れたよ。移動しよう」

「りょーかい」

寝床を探しながら移動して行く。その間も襲ってきた魔物を返り討ちにし、スキルの習熟などを行っていく。

日が沈み、空が暗くなって、漸く寝床になる所を発見した。地面がその部分から隆起し地面が盛り上がっている所に穴が開いていた。中には熊型の魔物がいたが、サクッと屠り、寝床を確保した。

そこら辺の木の枝を拾い集めて火魔術で火をつける。土魔術で皿やコップを作る。アイテムボックスから魔物の死体を取り出し解体し、食べる分を残して後は仕舞っておく。

お肉は何の味付けもなく、焼いただけだったが普通に美味しかった。ゴブリンの肉をソウマが紛れ込ませて食ってしまったが、もの凄く不味かった。あいつ、ご丁寧に香草とってきて匂い消してたからな~全く気付かなかった。仕返しはきっちりしたが。そのせいで今のびている。

俺はというと今はステータスを確認している。レベルは魔物を倒すと上がり、レベルが上がると魔力などが上がるのだ。上がり方は個人差があるらしい。魔力以外は訓練や修行などでも普通に上がる。魔力だけは特別な方法かレベルを上げるしかないらしい。スキルにもレベルがある物が存在し、本人の習熟度によって補正がかかるものや、何回も使用してレベルが上がり、出来ることが増えるものなどがある。スキルレベルの最大は10だ。ステータスは強さの指標の1つだ、これが全てということではないというのは師匠からさんざんと言われ分かっているが、自分が強くなっていると簡単にわかる。

******

<名前>クウガ

<種族> 龍人(エルフ)

<称号> 先祖返り 転身を持つ者

[レベル]7

〔生命力〕340026/340026

〔魔力〕1256000/1256000

〔筋力〕3526

〔瞬発力〕4211

〔器用〕3927

[スキル]

【龍転身】【変化:龍】【龍の眼】【頑強】

【豪腕】【豪脚】【再生lv4】【魔素吸収lv4】

【身体制御lv6】【体術lv5】【拳術lv6】

【脚術lv6】【高速思考】【並列思考】

【気配察知】【魔力操作lv4】【無魔術lv4】

【無詠唱】【火魔術lv4】【水魔術lv1】

【風魔術lv3】【土魔術lv3】【雷魔法lv4】

【氷魔法lv2】【闇魔法lv1】【光魔法lv3】

【時空魔法lv3】【元素魔法lv2】【精霊魔法lv1】

【魔纏】【縮地】【空歩】


〔適正属性〕無 火 水 風 土 雷 氷 闇 光 時空  元素
                      龍 精霊 

******

うん、俺は確実に強くなれている!
これからも頑張っていこう。
ご飯も食べてゆっくりできたからそろそろ寝よう
火を消して、のびているソウマを引きずって洞窟に入って警戒はしたまま寝た。

翌日は起きて朝食を食べて食糧は充分あるので焦らなくてもよくなったのでソウマといつもの主義メニューをこなし、適当に魔物を狩って寝た

問題が起きたのはその次の日だった。

昨日と一昨日の探索で分かったのはこの森はかなり広く、俺達がいる辺りは俺達より強い魔物はいないということが分かっていた。
だが、その日、ソウマとの模擬戦を行っているとき、強い気配を感じたのだ。

安全を考え、ソウマと共に洞窟へ引っ込む。俺が気配のした方を【龍の眼】を使い確認すると、そこにはワイバーンに乗った俺の母さんを殺したヤツと同じ雰囲気を持ったやつが載っていたんだ。
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした

月神世一
ファンタジー
​「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」 ​ ​ブラック企業で過労死した日本人、カイト。 彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。 ​女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。 ​孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった! ​しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。 ​ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!? ​ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!? ​世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる! ​「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。 これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~

月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』 恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。 戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。 だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】 導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。 「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」 「誰も本当の私なんて見てくれない」 「私の力は……人を傷つけるだけ」 「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」 傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。 しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。 ――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。 「君たちを、大陸最強にプロデュースする」 「「「「……はぁ!?」」」」 落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。 俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。 ◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!

異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー

黒木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。 その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。 人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。 異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ

処理中です...