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38話
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先導していたクリフ殿下が、しゃがんだ。
「おい、乗れ」
皇子におんぶされて怪我でもされたら……ひぃー恐ろしい。
「大丈夫」
「俺が大丈夫じゃない。遅いんだよ」
「置いてってくれていい。殿下の身を一番に考えてください」
「うるせぇ」
クリフ殿下は私を担いだ。
もう何時間歩いたんだろう。辺りは暗くなってきた。
「あっ!ねぇあっち」
私は街の灯りを見つけて、指を指した。
そこは割と大きいな街で、目鼻立ちがはっきりとした生粋のカタトルキア人より、目も腫れぼったく少し平坦な顔が多い印象を受けた。
思わず私はクリフ殿下と顔を見合わせる。
「ここはカタトルキア帝国なの?」
「多分、東の国との国境付近のペギーという街で、グラウディン伯が治めている」
帝都の南方にあるノヴァ領と違って、街の規模の割に笑っている人が少なくて活気がないし、服装が……貧相な人が多い気がする。
どうしよう、こんな目立つ格好で居たらすぐに見つかるし、お金もない。そもそもなんで此処に連れて来られたのか。
「グラウディン辺境伯様は信頼出来るお方なのかしら?」
「わからない。今の誰が敵かわからない状況を考えると、信用しないほうがいいかもしれない。万が一誘拐の主犯で助けを求めたら、詰むだろう」
「クリフ殿下はここで待っていてください」
「どこ行くんだ?危ないだろ!」
「その金髪が目立つんで、此処で大人しくしててください!」
「だったらエリカもだろ?」
アンタに何かあったら村八分だよ!
「ご自分の身を大事に何かあったらすぐ逃げてください!」
「俺一人で逃げるなどできるか」
知らね!私は街に向かって裸足で走った。
戻るとちゃんと大人しくしてたみたいで、別れた場所で待っていた。
良かった、無事で。
クリフ殿下は私を見て目を見開いた。
「おいっ!髪は?」
私のお尻が隠れるぐらい長かった髪は、今は肩につくぐらいの長さになった。
「あぁ、売っちゃいました。高値で売れたので良かったです」
私の髪の毛は珍しいので、信じられないくらい高額で買い取って貰い、嬉しくて顔がニヤけた。これで旅費もなんとか大丈夫だろう。
「済まない、女性にとっては髪の毛は大事なものだろう」
申し訳なさそうに顔を歪めたクリフ殿下。
まぁこの国では髪の長さは女性らしさの象徴で、ケラシー教のフロース様もロングヘアな事から貴族も平民も、殆どの女性は髪の毛を伸ばしている。ましてや貴族の女性で、ここまで髪が短い者など見た事がない。
「クリフ殿下を守る為なら、大したことではありません」
髪の毛ぐらいなんてことない、また生えるし。殿下が万が一死んだりでもしたら、私も殺されるから。
「おまえ、かっこいいな……」
私は髪の毛と辛うじて残っていた髪留めを売ったお金で買った、黒髪の鬘とマントと平民の服と剣をクリフ殿下渡した。
彼はお礼を言って着替えたが全く似合っていない。なんだろうオーラ?イケメンなだけ?が隠しきれていない。無駄に長い脚のせいでズボンも短いし。
茶色の襟付きワンピースにエプロンを付けた町娘の格好だけど、私も髪の色とか顔立ちが目立つのでマントを被って隠した。
「今日はもう馬車は出ませんから、今夜は宿に泊まって明日の朝、帝都に向かう馬車に乗せてもらいましょう」
再び街戻った私は宿を探すが……そんな経験のない私達には宿が直ぐに見つからない。近くを歩いていた少年に宿を尋ねると案内してくれた。痩せ細った少年はツギハギだらけの服を着て、ボロボロ過ぎて爪先がはみ出ている靴を履いていた。そんなに貧しそうな服装の少年を、今まで見た事の無かった私は不憫に思って、私達の事の口止め料と含め多めにチップを渡した。少年はしきりにお礼を言って帰っていった。
「此処は本当にカタトルキア帝国なのかしら?あんな貧しそうな人間見た事ないわ。生活が苦しいのなら孤児院に入ればいいのに……」
私は小さくなっていく少年の背中を見ながら、呟いた。
「この国は地域格差がひどいんだ。帝都とノヴァ領のある南側や西側は豊かで裕福だが、物価が高く移り住みたくても貧民は旅費すら貯める事が出来ない。北側や東側は冬は寒く雪が降り作物も育ちにくく、東の国に隣接してるから治安も悪い。更に国防にお金が掛かるため税金も高い。更に東の国とは休戦中だが、貿易は殆ど行われておらず交易で利益を得る事も出来ないんだ」
東の国はかつてこの国を支配していた覇者だからと、この大陸からカタトルキア人を含む異民族を排除しようとしている。因みにそんな史実はない。現在この大陸で一番の国土を持つカタトルキア帝国に、過去に何度も戦争を挑んできていて100年前の戦争もそうだった。
「どうにか出来るといいのに……」
「俺が必ずどうにかする」
「期待してるわ」
離れると危険なので、ツインルームを一部屋とって、一緒に寝る事にした。交代に見張りながら休養をとり、無事に朝を迎える事が出来た。
宿の1階の食堂兼酒場で朝食を取った。メニューは豆のスープにパンだ。特別に美味しくも不味くもないそのスープを、無言で口に運ぶクリフ殿下が物珍しく思わず横目で眺めてしまう。
背筋を伸ばして優雅にスープを口に運ぶ動作は、とても平民には見えず、私は彼に脛を爪先で軽く小突いた。
こちらを不機嫌な顔で睨むクリフ殿下。
「行儀が良すぎて目立ちます。もっと乱暴に召し上がって下さい」
小声でそう言うとこっそり周りを見渡して、他の客と同じ様に豪快に食べ始めた。
あっスープ、零した!
彼は眉間に皺を寄せながら、胸元に零したスープを拭いていた。私はその違和感が可笑しくて、豆のスープを吹き出しそうなのを必死で堪えながら嚥下した。
外に出ると、昨日の少年が居て手を振って声を掛けた。
「お~い!」
私を見ると少年は笑った。その表情が別人のように明るく違和感を感じた。
あれ?あんなふうに笑う子だったかな。
そう思った瞬間、剣を持った7人のならず者達に囲まれた。少年は何かが入った袋を受け取って、走って帰っていた。私と殿下は、剣を抜いて構えた。それを見たクリフ殿下は驚いたように片眉を上げた。それでも一歩前に出て、私を背にかばう様にしてならず者と対峙した。
先に動き出したのは相手で、一斉にクリフ殿下に向かってきた。全ての剣を余裕で受け止めるが、私を背に庇っては攻めきれず防戦一方だった。このままじゃジリ貧だし、馬車に乗り遅れる。
「私は大丈夫だから。多少心得はある。だからやっつけて」
クリフ殿下は前方の敵に素早い動きで突っ込んでいった。敵の一人が私に斬りかかるが、それを両手で握った手で受け止めた。
重い。でも、動きは鈍い。大丈夫、敵より格上のお祖父様の剣技を見ていたお陰で、相手の動きは追えてる。
横から力一杯の剣を受けて、剣が弾かれた。とどめを刺さんばかりの相手の剣を躱して、いると横からのクリフ殿下の一撃で無効化された。
「大丈夫か?」
私は礼を言えず、歯を食いしばって頷いた。怖かったんじゃない、悔しかった。涙が滲みそうな目を拭った。泣くのは今じゃない。やるべき事をやって無事に帝都までクリフ殿下と帰るんだから。
私は敵の懐を漁った。
「なっ何してる?」
「乗り合い馬車で帝都に行くつもりだったけど、追手に捕まったら逃げる手段が無くなるわ。王城に侵入出来るのが、こんな雑魚なんて事はないと思うの。バックにもっと大きい組織があるはずよ。馬を買うため、お金が必要なの」
「悪い。こんな事はエリカにやらせる訳にいかない。俺がやる」
「それこそ殿下にでしょ?」
何か言いかけてた殿下を遮って、言った。
「時間がが惜しいわ。さっさとやりましょう」
一人の男の懐から、金50枚はあろうお金を発見した。それを持って一番速く走る馬を2頭買った。
「おい、乗れ」
皇子におんぶされて怪我でもされたら……ひぃー恐ろしい。
「大丈夫」
「俺が大丈夫じゃない。遅いんだよ」
「置いてってくれていい。殿下の身を一番に考えてください」
「うるせぇ」
クリフ殿下は私を担いだ。
もう何時間歩いたんだろう。辺りは暗くなってきた。
「あっ!ねぇあっち」
私は街の灯りを見つけて、指を指した。
そこは割と大きいな街で、目鼻立ちがはっきりとした生粋のカタトルキア人より、目も腫れぼったく少し平坦な顔が多い印象を受けた。
思わず私はクリフ殿下と顔を見合わせる。
「ここはカタトルキア帝国なの?」
「多分、東の国との国境付近のペギーという街で、グラウディン伯が治めている」
帝都の南方にあるノヴァ領と違って、街の規模の割に笑っている人が少なくて活気がないし、服装が……貧相な人が多い気がする。
どうしよう、こんな目立つ格好で居たらすぐに見つかるし、お金もない。そもそもなんで此処に連れて来られたのか。
「グラウディン辺境伯様は信頼出来るお方なのかしら?」
「わからない。今の誰が敵かわからない状況を考えると、信用しないほうがいいかもしれない。万が一誘拐の主犯で助けを求めたら、詰むだろう」
「クリフ殿下はここで待っていてください」
「どこ行くんだ?危ないだろ!」
「その金髪が目立つんで、此処で大人しくしててください!」
「だったらエリカもだろ?」
アンタに何かあったら村八分だよ!
「ご自分の身を大事に何かあったらすぐ逃げてください!」
「俺一人で逃げるなどできるか」
知らね!私は街に向かって裸足で走った。
戻るとちゃんと大人しくしてたみたいで、別れた場所で待っていた。
良かった、無事で。
クリフ殿下は私を見て目を見開いた。
「おいっ!髪は?」
私のお尻が隠れるぐらい長かった髪は、今は肩につくぐらいの長さになった。
「あぁ、売っちゃいました。高値で売れたので良かったです」
私の髪の毛は珍しいので、信じられないくらい高額で買い取って貰い、嬉しくて顔がニヤけた。これで旅費もなんとか大丈夫だろう。
「済まない、女性にとっては髪の毛は大事なものだろう」
申し訳なさそうに顔を歪めたクリフ殿下。
まぁこの国では髪の長さは女性らしさの象徴で、ケラシー教のフロース様もロングヘアな事から貴族も平民も、殆どの女性は髪の毛を伸ばしている。ましてや貴族の女性で、ここまで髪が短い者など見た事がない。
「クリフ殿下を守る為なら、大したことではありません」
髪の毛ぐらいなんてことない、また生えるし。殿下が万が一死んだりでもしたら、私も殺されるから。
「おまえ、かっこいいな……」
私は髪の毛と辛うじて残っていた髪留めを売ったお金で買った、黒髪の鬘とマントと平民の服と剣をクリフ殿下渡した。
彼はお礼を言って着替えたが全く似合っていない。なんだろうオーラ?イケメンなだけ?が隠しきれていない。無駄に長い脚のせいでズボンも短いし。
茶色の襟付きワンピースにエプロンを付けた町娘の格好だけど、私も髪の色とか顔立ちが目立つのでマントを被って隠した。
「今日はもう馬車は出ませんから、今夜は宿に泊まって明日の朝、帝都に向かう馬車に乗せてもらいましょう」
再び街戻った私は宿を探すが……そんな経験のない私達には宿が直ぐに見つからない。近くを歩いていた少年に宿を尋ねると案内してくれた。痩せ細った少年はツギハギだらけの服を着て、ボロボロ過ぎて爪先がはみ出ている靴を履いていた。そんなに貧しそうな服装の少年を、今まで見た事の無かった私は不憫に思って、私達の事の口止め料と含め多めにチップを渡した。少年はしきりにお礼を言って帰っていった。
「此処は本当にカタトルキア帝国なのかしら?あんな貧しそうな人間見た事ないわ。生活が苦しいのなら孤児院に入ればいいのに……」
私は小さくなっていく少年の背中を見ながら、呟いた。
「この国は地域格差がひどいんだ。帝都とノヴァ領のある南側や西側は豊かで裕福だが、物価が高く移り住みたくても貧民は旅費すら貯める事が出来ない。北側や東側は冬は寒く雪が降り作物も育ちにくく、東の国に隣接してるから治安も悪い。更に国防にお金が掛かるため税金も高い。更に東の国とは休戦中だが、貿易は殆ど行われておらず交易で利益を得る事も出来ないんだ」
東の国はかつてこの国を支配していた覇者だからと、この大陸からカタトルキア人を含む異民族を排除しようとしている。因みにそんな史実はない。現在この大陸で一番の国土を持つカタトルキア帝国に、過去に何度も戦争を挑んできていて100年前の戦争もそうだった。
「どうにか出来るといいのに……」
「俺が必ずどうにかする」
「期待してるわ」
離れると危険なので、ツインルームを一部屋とって、一緒に寝る事にした。交代に見張りながら休養をとり、無事に朝を迎える事が出来た。
宿の1階の食堂兼酒場で朝食を取った。メニューは豆のスープにパンだ。特別に美味しくも不味くもないそのスープを、無言で口に運ぶクリフ殿下が物珍しく思わず横目で眺めてしまう。
背筋を伸ばして優雅にスープを口に運ぶ動作は、とても平民には見えず、私は彼に脛を爪先で軽く小突いた。
こちらを不機嫌な顔で睨むクリフ殿下。
「行儀が良すぎて目立ちます。もっと乱暴に召し上がって下さい」
小声でそう言うとこっそり周りを見渡して、他の客と同じ様に豪快に食べ始めた。
あっスープ、零した!
彼は眉間に皺を寄せながら、胸元に零したスープを拭いていた。私はその違和感が可笑しくて、豆のスープを吹き出しそうなのを必死で堪えながら嚥下した。
外に出ると、昨日の少年が居て手を振って声を掛けた。
「お~い!」
私を見ると少年は笑った。その表情が別人のように明るく違和感を感じた。
あれ?あんなふうに笑う子だったかな。
そう思った瞬間、剣を持った7人のならず者達に囲まれた。少年は何かが入った袋を受け取って、走って帰っていた。私と殿下は、剣を抜いて構えた。それを見たクリフ殿下は驚いたように片眉を上げた。それでも一歩前に出て、私を背にかばう様にしてならず者と対峙した。
先に動き出したのは相手で、一斉にクリフ殿下に向かってきた。全ての剣を余裕で受け止めるが、私を背に庇っては攻めきれず防戦一方だった。このままじゃジリ貧だし、馬車に乗り遅れる。
「私は大丈夫だから。多少心得はある。だからやっつけて」
クリフ殿下は前方の敵に素早い動きで突っ込んでいった。敵の一人が私に斬りかかるが、それを両手で握った手で受け止めた。
重い。でも、動きは鈍い。大丈夫、敵より格上のお祖父様の剣技を見ていたお陰で、相手の動きは追えてる。
横から力一杯の剣を受けて、剣が弾かれた。とどめを刺さんばかりの相手の剣を躱して、いると横からのクリフ殿下の一撃で無効化された。
「大丈夫か?」
私は礼を言えず、歯を食いしばって頷いた。怖かったんじゃない、悔しかった。涙が滲みそうな目を拭った。泣くのは今じゃない。やるべき事をやって無事に帝都までクリフ殿下と帰るんだから。
私は敵の懐を漁った。
「なっ何してる?」
「乗り合い馬車で帝都に行くつもりだったけど、追手に捕まったら逃げる手段が無くなるわ。王城に侵入出来るのが、こんな雑魚なんて事はないと思うの。バックにもっと大きい組織があるはずよ。馬を買うため、お金が必要なの」
「悪い。こんな事はエリカにやらせる訳にいかない。俺がやる」
「それこそ殿下にでしょ?」
何か言いかけてた殿下を遮って、言った。
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