ありのままのキミに夢中 ~イケメンはずんどうぽっちゃりに恋をする!~

中村 心響

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4章 恋慕

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晴樹は仕方なしにその民宿の近くの宿泊施設を検索した‥



夏休みとあって、大抵のところは満員御礼だったが晴樹は知っている…


こう行ったところでは大体ⅤⅠΡ待遇というものがあることを‥



満員の文字が出ているホテルのひとつ――


シーサイドブルックスなるホテルに晴樹は連絡を入れた‥

一部屋一泊〇万円‥


5つ星の高級ホテル―――


結城の名前を使うなら、ネットよりも直接電話をする方が手っ取り早い‥



晴樹はフロントに出た受け付けがかりに直接支配人に連絡を取れるよう持ちかけた‥













「もしもし、結城です

満員みたいだけど‥
実は16日まで部屋を取りたくて…できるかな?」


『はぃ!
どういったお部屋がご希望でしょうか?』


「泊まれればどんな部屋でもいいよ」


『かしこまりました!』



支配人は快く返し部屋をとってくれた‥








「マネージャー!

3018号室のスイートルームを押さえといてくれ!
お客様が16日まで連泊されるそうだ!」


「スイートを連泊ですか?」
‥どんな富豪が来るんだ💧?


そんなマネージャーは泊まりに来た客に驚くことになるのだった



泊まる場所が確保できた晴樹は飛行機の予約を入れる、こちらももちろん国内線のビジネスクラス。
夏休み中、満員になるのは一般のエコノミーだけ。

飛行機は簡単に席を取ることができた。
晴樹は早速、旅行の準備を始める。

ネットで調べた地域情報には3万発の大花火大会と大きく宣伝されていた。


そのせいもあってか普段閑静な田舎町はこの時期になると県外からの観光客でごった返す。

晴樹は苗と二人きりでの花火を楽しみにしながらトランクに荷物を詰め始めた💧



正直、花火ごときでこんなに胸が浮かれるのも初めてだった―――

早く会いたい―――

今日でもう5日…



苗と会えない日をついついカウントする癖がついてしまった。


会いたくて胸が疼く‥


会えなくて……
胸が痛んだ…



抱きしめたい‥



キスしたい‥‥‥‥



会えない日々が続く程に、そんな想いだけが募っていく―――





ほっとけば苗は簡単に俺から離れて行く‥



だから、ほっておけない‥


結局は俺が追うしかないんだよな‥




いつになったら俺の方を振り向いてくれるんだ?




‥‥愚問だな💧…

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