ありのままのキミに夢中 ~イケメンはずんどうぽっちゃりに恋をする!~

中村 心響

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4章 恋慕

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晴樹は自身の問いかけに、苦笑いしていた…




「おや、晴樹サン‥


遠出ですか?」



仕事用のPCを簡単に処理してバックに詰め込む晴樹に村井が声をかけた




「ん‥
ちょっと真夏のバカンスにでもってね‥」


「…苗サンとですか?」


「‥‥‥‥


何でそう思うんだ?///」


意表をつく村井の問いかけに晴樹は顔を赤らめた

そして村井は言う―――

「晴樹サンは苗サンが絡むと表情が変わりますから。

さっきから嬉しそうに旅行の準備されていますし‥」



「‥///‥‥苗は……一緒じゃないよ‥。


あいつは里帰りしてるし‥」


晴樹は誤魔化しながら言う


「あ、そうなんですか?

何日に帰ってらっしゃるんですかね、それによって潮干狩りの日程とかも組まなきゃならないし‥」


「あぁ、それなら大丈夫。16日には帰るらしいから」

「そうですか。

‥で、晴樹サンはいつお戻りに?」





「‥‥‥


じゅ‥

じゅうろくにち‥//‥」



「💧‥そうですか…





楽しんできて下さい。」


「―――‥///‥」


晴樹は村井の顔を見れぬままま、自室に戻っていった‥






「あぁー合宿もとうとう終わったなぁ‥
なんか、終わるとあっという間って感じだな?」


「あぁ、明日っから思いっきり遊ぶぜ!」


「まぁ、どのみち、休み中も部活漬けだけどな」




合宿から帰りのバスの中、水泳部員達は夏休みの予定話しで盛り上がっていた



「夏目はなんか予定あんのか?なんか合宿中もえらい電話やメールしてたみたいだけど‥」



「いゃ、別に‥」


仲間がさりげなく夏目に探りを入れてくる‥
だが夏目はあっさり否定した‥


アキからはしきりに“会いたい”メールが送られてくる


だが夏目は中々その気になれなかった―――






‥家に帰ったら苗に電話しよう‥‥


あの時は自分自身がいっぱいいっぱいで‥
一方的に送ってしまった別れのメール‥

時間が経つにつれバカなことをしたと悔やんでしょうがなかった‥



別れた後から尚更好きになった‥


尚更に‥‥会いたいって…


そう想う自分がいる――


ただ‥
連絡するにも勇気がいる…


もし、苗がそっけなかったら‥‥


そう思うと怖くて掛けられない――



夏目はため息をつくと自分を抱きしめるようにバスの窓際に寄りかかり目を閉じていた

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