ありのままのキミに夢中 ~イケメンはずんどうぽっちゃりに恋をする!~

中村 心響

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6章 幼なじみ

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そぅ、仮にも悟は由緒ある殿様家系の後継ぎ‥

小さい頃から着物を着せられ、沢山の人前で堅苦しい挨拶文なども自分で手掛け読み上げるなど厳しい教育を受けている‥
そして、剣道部の主将をしているため礼儀もきちんとわきまえていた。



苗より年下に見えない程しっかりとした少年だった‥

ただ、この堂々とした態度が後から晴樹の感に触ってくることになるのに晴樹もまだ、気づいていない‥




晴樹は悟の差し出した手を握り自分も自己紹介をした


「あぁ、コチラこそ。

結城 晴樹です‥

ちょっとこっちに用があったから‥」


晴樹は語尾を濁しながら語った


そんな晴樹を見て悟は苗にボソッと話しかけた‥


「モデルかなんかやってんのか!?

めちゃめちゃイケメンじゃん!!」


「うぅん‥

ただのハレンチ兄さんだょ」


「ハレンチ兄さんっ!?」


晴樹も一緒に聞き返していた💧


「だって、兄さん意味もなく襲っ‥ぶっ…」


晴樹は慌てて苗の口を手で塞ぐッ


「ナニ、イッテンダヨ!?オマエハっ‥//」

晴樹は赤くなりながら小声で苗を叱りつける


「‥?」


悟はそんな二人を不思議な顔で眺めていた💧



「コホっ…//

まぁ、取りあえず食事でもしながら話すかっ…」


晴樹は場を取り繕うように咳払いをひとつする


「あ‥俺は遠慮します

ちょっと挨拶だけしておきたかっただけなんで!」


「‥え‥そうか。」


「はい!‥じゃあ苗、

ご馳走だからって食べ過ぎて腹壊すなよっ

それじゃ、結城サンももしよかったら今度、家に来て下さい!!」


悟はそれだけ言うとあっさりと元来た道を自転車に乗って走りさって行った



‥なんだ…




めちゃくちゃイイ奴じゃん幼なじみってっ──




晴樹は礼儀正しい上に気の利く奴だと、悟を大いに気に入っていた



そして、その場に残った苗を見つめる‥


「兄さん!!
食事行こ!」


「‥‥‥あぁ‥//


どうでもいいけど‥


なんで、お前そんなにめかし込んでんだ?」


「‥ん、コレ?

おかしい‥?
叔母ちゃんがさ、ここのホテルの食事行くなら短パンは駄目だってぇからさっ

叔母ちゃんの娘っ子の時ワンピ借りたんだよ‥
やっぱ白は似合わないかね?」


苗は白いワンピに赤いサンダルを履いて来ていた。



ただ、デザインも今、流行りで何気にお洒落‥

「──……//」

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