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1章 危険な幼馴染み
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・
穏やかな風薫る四月──
真新しいブレザーに袖を通した新入生をここ、結城学園は迎えていた。
「新入生代表の挨拶──」
促されて一人の男子生徒がスクッと立ち上がる。
一年生のわりにしっかりとした顔立ちだ。その生徒はマンモス校となるこの結城学園に首席で合格しさっそく代表を任されていた。
「では、一年A組。東郷 悟君お願いします」
壇上に上がり、悟はカンペも開かずに前を向く。
その堂々とした表情はとても田舎から出てきたとは思えない。
「あの子、なえちんの幼馴染みってほんと?」
「うん」
二列に並んだ後ろから、由美はこっそり苗に聞いていた。
「披露宴にも来てただよ、見かけなかった?」
「ごめん、夏目君に気を取られちゃってあまり回りは見れてない…」
由美は申し訳無さげに舌を出した。
あの日はあまりのショックに泣きわめく夏目の世話で、由美も克也も参列者の顔を意識するどころではなかったのだ。
「お殿様家系ってほんと?」
「うん、世が世なら悟ちゃんは若様なんだっておばちゃんが言ってた」
「へえ…」
コソコソとした話し声に見回りの教師の目が苗達を向く。二人はさっと顔を前に上げて悟の演説に耳を傾けていた。
・
婚約披露宴に新居への引越し。短い春休みを慌ただしく終えて苗達は今日、二年に進級し、新学期を迎えた。
気持ちも新たにと苗も二宮高校のお古の制服ではなく、ちゃんと結城の可愛い制服を新調して式に参加している。
「結城先輩はやっぱり間に合いそうもないね?」
周りを見渡してもあの目立つ素材が目につかない。由美は目の保養が出来ないことに少々肩を落として前を向き直った。
──────────
「もう始まってますね──」
「ああ、しょうがない。取り合えず顔だけ出せればいいよ」
高級車のタイヤが滑らかな走りを見せる。車体のしっかりとした車のシートに深く身を預け、運転席から話し掛けてくる村井に晴樹は答えた。
もう少し早目に帰国するはずが結局、新学期当日になってしまった。
空港からマンションに帰り着き、制服に着替えだけ済ませると晴樹は直ぐに学園へと足を向けていた。
正直なところ新学期はどうでもいい。
早く見たいのは自分の奥さんである苗の笑顔だ。
「苗さんは元気にしてますかね」
「電話の声は元気だったけどな」
口にしながら外を眺め、晴樹は頬を緩めていた。
車は学園の裏門に停まり、始業式が行われている体育館を前に、晴樹は中から滑るように身を乗り出す。丁度、式が終わったところに出くわして出口から出てきた生徒の群れが車から降り立った晴樹の姿に注目していた。
・
「うわ、あの人……」
新入生達は晴樹を目にして色めきたった──
モデル顔負けのスタイルに加え、ヘーゼルブラウンの髪色は春の光陽に溶けるように目映い輝きを放つ。
うちの制服を着ているが何年生なのだろうか──…
「王子様みたい…」
誰ともなく皆がそう口にする。長い足で歩くその姿を赤い顔で見つめ、一年生達は声を潜めて晴樹が何者なのかを探っていた。
「苗!」
「あ、兄さんいつの間にっ?」
周りが直ぐに晴樹の存在に気付く中、苗はやっぱり晴樹に疎い。
そんな苗の後ろ姿をいち早く見つけて声を掛けた晴樹を振り返り、苗はその手元を確認した。
「あれ、お土産は?」
「家に置いてきた。…てか、真っ先に逢って他に言うことはないのかお前はっ」
白い目を向けて苗を見る。
相変わらずな苗に晴樹は呆れながら少し悲しかった。
周りはそんな苗と晴樹を不思議そうに眺めていた。
二人が婚約した事実は披露宴に招待された由美達と、悟しかまだ知らない。
よって、相変わらず苗を猫っ可愛がりする晴樹を周りは未だに理解不可能な顔で見守っている…
三年に進級し、卒業したお嬢軍団の束縛から解放されて幾分か自由になった晴樹。
そして二年に上がった二ノ宮の女豹──女生徒達。N校舎は進級しても女子校のまま、男日照りが続いていた。
・
N校舎の一年は今年から一般生徒の男女を受け入れ共学となっている。
新しい教室に配られたばかりの新しい教科書──
そして顔馴染みのクラスメート達……。
クラス替えもないまま苗達は二年に進級していた為に、自己紹介も何もない。
「まあ、女子だけだからね…クラス替えあったって楽しみも何もないっしょ?」
口にしながら椅子で立て膝付くと机に肘を掛けて頭を掻く。
N校舎二年の女子の振る舞いはまるで何処かのオヤジと変わらない。
「せっかく近くにお坊っちゃん達が居るってのに校舎がこんなに離れてるんじゃ…あたしら、卒業まで隔離されたも同然よね~…」
相づち打つと愚痴りながら眉毛を毛抜きで抜いて顔をしかめた。
隔離か捕獲か──
ある意味校舎が離れているのは飢えた女豹に咬まれぬよう保護されているようなものだ。
そんな空気が一瞬にして乙女の世界に塗り替えられる。
「苗、帰るぞ!」
教室の前のドアと後ろのドアから全く同じ言葉で呼び掛ける。
教室を覗いた二人の男子学生に、脚を開いて座っていた女豹達は咄嗟にしなをつくって膝を組んだ。
中島達は久し振りに現れた晴樹を遠目に見つめる。
そして晴樹は目を見開いて後ろのドアに顔を向けていた──
「……っ…」
なんでお前が迎えに来る!?
悟を見る晴樹の目がそう訴える。
思いきり表情の険しくなった晴樹を無視すると悟はもう一度苗に声を掛けていた。
穏やかな風薫る四月──
真新しいブレザーに袖を通した新入生をここ、結城学園は迎えていた。
「新入生代表の挨拶──」
促されて一人の男子生徒がスクッと立ち上がる。
一年生のわりにしっかりとした顔立ちだ。その生徒はマンモス校となるこの結城学園に首席で合格しさっそく代表を任されていた。
「では、一年A組。東郷 悟君お願いします」
壇上に上がり、悟はカンペも開かずに前を向く。
その堂々とした表情はとても田舎から出てきたとは思えない。
「あの子、なえちんの幼馴染みってほんと?」
「うん」
二列に並んだ後ろから、由美はこっそり苗に聞いていた。
「披露宴にも来てただよ、見かけなかった?」
「ごめん、夏目君に気を取られちゃってあまり回りは見れてない…」
由美は申し訳無さげに舌を出した。
あの日はあまりのショックに泣きわめく夏目の世話で、由美も克也も参列者の顔を意識するどころではなかったのだ。
「お殿様家系ってほんと?」
「うん、世が世なら悟ちゃんは若様なんだっておばちゃんが言ってた」
「へえ…」
コソコソとした話し声に見回りの教師の目が苗達を向く。二人はさっと顔を前に上げて悟の演説に耳を傾けていた。
・
婚約披露宴に新居への引越し。短い春休みを慌ただしく終えて苗達は今日、二年に進級し、新学期を迎えた。
気持ちも新たにと苗も二宮高校のお古の制服ではなく、ちゃんと結城の可愛い制服を新調して式に参加している。
「結城先輩はやっぱり間に合いそうもないね?」
周りを見渡してもあの目立つ素材が目につかない。由美は目の保養が出来ないことに少々肩を落として前を向き直った。
──────────
「もう始まってますね──」
「ああ、しょうがない。取り合えず顔だけ出せればいいよ」
高級車のタイヤが滑らかな走りを見せる。車体のしっかりとした車のシートに深く身を預け、運転席から話し掛けてくる村井に晴樹は答えた。
もう少し早目に帰国するはずが結局、新学期当日になってしまった。
空港からマンションに帰り着き、制服に着替えだけ済ませると晴樹は直ぐに学園へと足を向けていた。
正直なところ新学期はどうでもいい。
早く見たいのは自分の奥さんである苗の笑顔だ。
「苗さんは元気にしてますかね」
「電話の声は元気だったけどな」
口にしながら外を眺め、晴樹は頬を緩めていた。
車は学園の裏門に停まり、始業式が行われている体育館を前に、晴樹は中から滑るように身を乗り出す。丁度、式が終わったところに出くわして出口から出てきた生徒の群れが車から降り立った晴樹の姿に注目していた。
・
「うわ、あの人……」
新入生達は晴樹を目にして色めきたった──
モデル顔負けのスタイルに加え、ヘーゼルブラウンの髪色は春の光陽に溶けるように目映い輝きを放つ。
うちの制服を着ているが何年生なのだろうか──…
「王子様みたい…」
誰ともなく皆がそう口にする。長い足で歩くその姿を赤い顔で見つめ、一年生達は声を潜めて晴樹が何者なのかを探っていた。
「苗!」
「あ、兄さんいつの間にっ?」
周りが直ぐに晴樹の存在に気付く中、苗はやっぱり晴樹に疎い。
そんな苗の後ろ姿をいち早く見つけて声を掛けた晴樹を振り返り、苗はその手元を確認した。
「あれ、お土産は?」
「家に置いてきた。…てか、真っ先に逢って他に言うことはないのかお前はっ」
白い目を向けて苗を見る。
相変わらずな苗に晴樹は呆れながら少し悲しかった。
周りはそんな苗と晴樹を不思議そうに眺めていた。
二人が婚約した事実は披露宴に招待された由美達と、悟しかまだ知らない。
よって、相変わらず苗を猫っ可愛がりする晴樹を周りは未だに理解不可能な顔で見守っている…
三年に進級し、卒業したお嬢軍団の束縛から解放されて幾分か自由になった晴樹。
そして二年に上がった二ノ宮の女豹──女生徒達。N校舎は進級しても女子校のまま、男日照りが続いていた。
・
N校舎の一年は今年から一般生徒の男女を受け入れ共学となっている。
新しい教室に配られたばかりの新しい教科書──
そして顔馴染みのクラスメート達……。
クラス替えもないまま苗達は二年に進級していた為に、自己紹介も何もない。
「まあ、女子だけだからね…クラス替えあったって楽しみも何もないっしょ?」
口にしながら椅子で立て膝付くと机に肘を掛けて頭を掻く。
N校舎二年の女子の振る舞いはまるで何処かのオヤジと変わらない。
「せっかく近くにお坊っちゃん達が居るってのに校舎がこんなに離れてるんじゃ…あたしら、卒業まで隔離されたも同然よね~…」
相づち打つと愚痴りながら眉毛を毛抜きで抜いて顔をしかめた。
隔離か捕獲か──
ある意味校舎が離れているのは飢えた女豹に咬まれぬよう保護されているようなものだ。
そんな空気が一瞬にして乙女の世界に塗り替えられる。
「苗、帰るぞ!」
教室の前のドアと後ろのドアから全く同じ言葉で呼び掛ける。
教室を覗いた二人の男子学生に、脚を開いて座っていた女豹達は咄嗟にしなをつくって膝を組んだ。
中島達は久し振りに現れた晴樹を遠目に見つめる。
そして晴樹は目を見開いて後ろのドアに顔を向けていた──
「……っ…」
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悟を見る晴樹の目がそう訴える。
思いきり表情の険しくなった晴樹を無視すると悟はもう一度苗に声を掛けていた。
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