243 / 255
1章 危険な幼馴染み
2
しおりを挟む
・
「おばさんに買い物も頼まれてただろ? 早く行かなきゃ。タイムセール」
「──…あっ…そうだった! 忘れてただよっ」
悟に言われ、苗はハッとして鞄を手にしていた。
慌てて椅子から立ち上がり、苗は前の入り口にいた晴樹の手を掴む。
「ロールペーパー98円、御一人様一個限りだっただよっ兄さんも来て! 悟ちゃんも急いでっ」
「……ちょ…」
苗は晴樹を引っ張りながら悟も急かす。
いいところの奥さんになったにも関わらず、苗の節約家は直らない。
「兄さん、途中で陸達も拾って!」
「陸達って…」
「御一人様一個限りなんだからっ」
「………」
言いたいことも何がしたいかもわかるにはわかる。
「三つ子を乗せたら定員オーバーになるぞ…」
「てやんでぃ! 暴走族だった男が何言ってんだかっ! 捕まらないように運転するのが兄さんの務めってえやつだよっ」
「………」
そうか?
反論したくても江戸っ子になった苗に話しは伝わらない。
たんに威勢がいいだけのべらんめいオヤジと化した苗は助手席で一人、意気込んでいる。
苗の勢いに何も言えぬまま、晴樹は車に苗と悟を乗せて小学校で陸達を拾うとスーパー「丸一」に向かうしかなかった……。
・
帰国した早々、新妻は人使いが荒い。
旦那様を労る気持ちも何もない苗はスーパー丸一で三つ子と晴樹達を相手に指揮をとる。
「陸はペーパー取りに行って! 兄さんはこっちっ…レジに並んで順番待つ! 海は玉子っ、空は醤油! 悟ちゃんはカートを持ってここに居て!」
狙うはペーパーばかりじゃない。
広い店内でお買得品を効率よく手に入れる為に、手際よく購入品の担当が振り分けられる。
お一人様一品の品を6人分。
カートに集めた品物を各自が手にしてレジを通過する。
「いや~大量購入完了っ」
「やったな姉ちゃん!」
田中家姉弟は車に乗り込むと満足な言葉を口々に発していた。
晴樹は車を運転しながら目をしらーっとさせる。
結局、全部の支払いを済ませたのは晴樹だった──
まあ、今更だけどな…
満作に苗との結婚の許しをもらう際、田中一家皆を養うつもりで頭を下げている。
何故か一人余計な人数が加わってはいるけど仕方ない。
結婚するってことはその家族の親戚とも付き合っていかなきゃならないのだから──
晴樹は定員オーバーで微かに寿司詰め状態の後部席をチラリとミラーで確認すると、悟の様子を盗み見ていた。
・
田中家に到着すると買い物した荷物を家に運ぶ。
田中家に仕舞い切らない食料品は、自分達のマンションの一室に一時保管となる。
三つ子と別れると苗と晴樹、悟の三人はマンションのエレベーターに乗り込んだ。
買い物に満足したほくほく顔の苗を挟み、晴樹と悟は終始無言のままだ。
着いてくるなと言いたくても部屋が隣じゃそう言う訳にもいかない。
晴樹は微かに苛立ちを募らせていた。
「じゃね、悟ちゃん。また後で」
「──……」
部屋の前で悟に手を振る苗の言葉に晴樹は目を見開いた。
「また後でってなんだよっ?」
ドアを閉めて中に入った早々、晴樹は苗を玄関で問い詰める。
「なにって…夕食は悟ちゃんも向こうで一緒に食べるだよ…」
「一緒に!?…」
聞き返す晴樹に苗は悟の親から食事の面倒を田中家で見てくれるよう頼まれていることを説明した。
「………」
中学終えてすぐの一人暮し。まわりで面倒見るのは当然といえば当然。
理解はできてもそれでも晴樹は納得がいかなかった──
やっと帰国が叶ってこれからの生活を苗と──
そう思い描いていた夢のライフが何だか危ぶまれている気がする。
晴樹は何気に小さく舌を打って苗を見つめた。
・
甘い時間をとそればかりを想像していたのに……
晴樹はきゅっと下唇を噛み締める。
「苗…」
「な、なに…?」
覗き込んで近付く晴樹の表情に苗はつい逃げ腰で答えていた。
「なんで逃げてんだよ」
「いや…だ、だって…兄さん、“ちゅう”しそうだからっ…」
「……っ…」
晴樹は怯えたように身構える苗に思いきりムッとして吠えていた。
「──…っ…帰ってきて久し振りに逢ったんだからキスぐらいするだろ普通っ」
やっぱり相変わらずな苗に怒れてしまう。
やっと二人きりになれたって言うのにほんとに毎回毎回コイツはっ…
「苗──…」
玄関で壁に手を付き苗を囲う。
苗は表情を変えた晴樹にヒッと怯えた声を漏らして目を強く瞑った。
「顔上げろ…」
「…う……」
「なえ…」
「……っ…」
囁いた晴樹の息が頬に掛かる。
晴樹の唇の体温がゆっくりと近付いてくると、それは強く口を結んでいた苗の唇をゆっくりと柔らかく食んでいた──
チュッと軽い音が鳴る。
顔を交差しながら甘く吸い付いては離れ、覗き込む晴樹の優しい触れ方に、苗は晴樹と肌を重ねた時のことを思い出し、強く閉じていた目をうっすらと開いていた。
「なえ…ただいま」
晴樹のその声に苗は照れたように小さく頷く。
微かに頬を染めて目を逸らした苗を見つめると晴樹は安心した溜め息を漏らす。
そして、今度は深く苗に口付けていた。
・
気を許した苗の唇から力が抜けていく──
熱い溜め息を溢し、深くを探る晴樹の舌が受け入れた苗の口腔で濡れた音を響かせていた。
「……っ…」
久し振りの苗の柔らかさを味わいながら胸が締め付けられる。
NYにいる間、何度夢見たか知れないこの瞬間──
「なえ……」
「んんっ…」
キスに慣れない苗のもどかしい舌の動きを晴樹はゆっくり誘導しては絡め取る。
「……逢いたかった…」
伝えたいのはただその一言だけだ──
晴樹は唇を離しては苗を見つめる。
柔らかく押し当てていた唇はいつの間にか体の熱の高まりを伝えるように強く擦り付けられ、晴樹は鼓動を早まらせた。
「なえ…っ…」
「ぬぁっ…ちょ…兄さんっここ玄関っ…」
「だから何だよ…家の中だから構わないだろ…っ」
それどころじゃない。
離れてどれだけ我慢してたか──
興奮して盛り上った下半身に苗の手を添えさせた晴樹に苗は大慌てだった。
うっああぁぁっ…
モリモリやぁ…っ
硬い異物の感触が制服の軟かな綿生地を通してしっかりと苗の手のひらに伝わってくる。
「す、…3D…っ」
「何言ってんだよバカッ…っ」
呆れて怒りながらも変わらぬ苗に何故かホッとして晴樹は思わず笑っていた。
「おばさんに買い物も頼まれてただろ? 早く行かなきゃ。タイムセール」
「──…あっ…そうだった! 忘れてただよっ」
悟に言われ、苗はハッとして鞄を手にしていた。
慌てて椅子から立ち上がり、苗は前の入り口にいた晴樹の手を掴む。
「ロールペーパー98円、御一人様一個限りだっただよっ兄さんも来て! 悟ちゃんも急いでっ」
「……ちょ…」
苗は晴樹を引っ張りながら悟も急かす。
いいところの奥さんになったにも関わらず、苗の節約家は直らない。
「兄さん、途中で陸達も拾って!」
「陸達って…」
「御一人様一個限りなんだからっ」
「………」
言いたいことも何がしたいかもわかるにはわかる。
「三つ子を乗せたら定員オーバーになるぞ…」
「てやんでぃ! 暴走族だった男が何言ってんだかっ! 捕まらないように運転するのが兄さんの務めってえやつだよっ」
「………」
そうか?
反論したくても江戸っ子になった苗に話しは伝わらない。
たんに威勢がいいだけのべらんめいオヤジと化した苗は助手席で一人、意気込んでいる。
苗の勢いに何も言えぬまま、晴樹は車に苗と悟を乗せて小学校で陸達を拾うとスーパー「丸一」に向かうしかなかった……。
・
帰国した早々、新妻は人使いが荒い。
旦那様を労る気持ちも何もない苗はスーパー丸一で三つ子と晴樹達を相手に指揮をとる。
「陸はペーパー取りに行って! 兄さんはこっちっ…レジに並んで順番待つ! 海は玉子っ、空は醤油! 悟ちゃんはカートを持ってここに居て!」
狙うはペーパーばかりじゃない。
広い店内でお買得品を効率よく手に入れる為に、手際よく購入品の担当が振り分けられる。
お一人様一品の品を6人分。
カートに集めた品物を各自が手にしてレジを通過する。
「いや~大量購入完了っ」
「やったな姉ちゃん!」
田中家姉弟は車に乗り込むと満足な言葉を口々に発していた。
晴樹は車を運転しながら目をしらーっとさせる。
結局、全部の支払いを済ませたのは晴樹だった──
まあ、今更だけどな…
満作に苗との結婚の許しをもらう際、田中一家皆を養うつもりで頭を下げている。
何故か一人余計な人数が加わってはいるけど仕方ない。
結婚するってことはその家族の親戚とも付き合っていかなきゃならないのだから──
晴樹は定員オーバーで微かに寿司詰め状態の後部席をチラリとミラーで確認すると、悟の様子を盗み見ていた。
・
田中家に到着すると買い物した荷物を家に運ぶ。
田中家に仕舞い切らない食料品は、自分達のマンションの一室に一時保管となる。
三つ子と別れると苗と晴樹、悟の三人はマンションのエレベーターに乗り込んだ。
買い物に満足したほくほく顔の苗を挟み、晴樹と悟は終始無言のままだ。
着いてくるなと言いたくても部屋が隣じゃそう言う訳にもいかない。
晴樹は微かに苛立ちを募らせていた。
「じゃね、悟ちゃん。また後で」
「──……」
部屋の前で悟に手を振る苗の言葉に晴樹は目を見開いた。
「また後でってなんだよっ?」
ドアを閉めて中に入った早々、晴樹は苗を玄関で問い詰める。
「なにって…夕食は悟ちゃんも向こうで一緒に食べるだよ…」
「一緒に!?…」
聞き返す晴樹に苗は悟の親から食事の面倒を田中家で見てくれるよう頼まれていることを説明した。
「………」
中学終えてすぐの一人暮し。まわりで面倒見るのは当然といえば当然。
理解はできてもそれでも晴樹は納得がいかなかった──
やっと帰国が叶ってこれからの生活を苗と──
そう思い描いていた夢のライフが何だか危ぶまれている気がする。
晴樹は何気に小さく舌を打って苗を見つめた。
・
甘い時間をとそればかりを想像していたのに……
晴樹はきゅっと下唇を噛み締める。
「苗…」
「な、なに…?」
覗き込んで近付く晴樹の表情に苗はつい逃げ腰で答えていた。
「なんで逃げてんだよ」
「いや…だ、だって…兄さん、“ちゅう”しそうだからっ…」
「……っ…」
晴樹は怯えたように身構える苗に思いきりムッとして吠えていた。
「──…っ…帰ってきて久し振りに逢ったんだからキスぐらいするだろ普通っ」
やっぱり相変わらずな苗に怒れてしまう。
やっと二人きりになれたって言うのにほんとに毎回毎回コイツはっ…
「苗──…」
玄関で壁に手を付き苗を囲う。
苗は表情を変えた晴樹にヒッと怯えた声を漏らして目を強く瞑った。
「顔上げろ…」
「…う……」
「なえ…」
「……っ…」
囁いた晴樹の息が頬に掛かる。
晴樹の唇の体温がゆっくりと近付いてくると、それは強く口を結んでいた苗の唇をゆっくりと柔らかく食んでいた──
チュッと軽い音が鳴る。
顔を交差しながら甘く吸い付いては離れ、覗き込む晴樹の優しい触れ方に、苗は晴樹と肌を重ねた時のことを思い出し、強く閉じていた目をうっすらと開いていた。
「なえ…ただいま」
晴樹のその声に苗は照れたように小さく頷く。
微かに頬を染めて目を逸らした苗を見つめると晴樹は安心した溜め息を漏らす。
そして、今度は深く苗に口付けていた。
・
気を許した苗の唇から力が抜けていく──
熱い溜め息を溢し、深くを探る晴樹の舌が受け入れた苗の口腔で濡れた音を響かせていた。
「……っ…」
久し振りの苗の柔らかさを味わいながら胸が締め付けられる。
NYにいる間、何度夢見たか知れないこの瞬間──
「なえ……」
「んんっ…」
キスに慣れない苗のもどかしい舌の動きを晴樹はゆっくり誘導しては絡め取る。
「……逢いたかった…」
伝えたいのはただその一言だけだ──
晴樹は唇を離しては苗を見つめる。
柔らかく押し当てていた唇はいつの間にか体の熱の高まりを伝えるように強く擦り付けられ、晴樹は鼓動を早まらせた。
「なえ…っ…」
「ぬぁっ…ちょ…兄さんっここ玄関っ…」
「だから何だよ…家の中だから構わないだろ…っ」
それどころじゃない。
離れてどれだけ我慢してたか──
興奮して盛り上った下半身に苗の手を添えさせた晴樹に苗は大慌てだった。
うっああぁぁっ…
モリモリやぁ…っ
硬い異物の感触が制服の軟かな綿生地を通してしっかりと苗の手のひらに伝わってくる。
「す、…3D…っ」
「何言ってんだよバカッ…っ」
呆れて怒りながらも変わらぬ苗に何故かホッとして晴樹は思わず笑っていた。
0
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
クラスで一番人気者の女子が構ってくるのだが、そろそろ僕がコミュ障だとわかってもらいたい
みずがめ
恋愛
学生にとって、席替えはいつだって大イベントである。
それはカースト最下位のぼっちである鈴本克巳も同じことであった。せめて穏やかな学生生活をを求める克巳は陽キャグループに囲まれないようにと願っていた。
願いが届いたのか、克巳は窓際の後ろから二番目の席を獲得する。しかし喜んでいたのも束の間、彼の後ろの席にはクラスで一番の人気者の女子、篠原渚が座っていた。
スクールカーストでの格差がありすぎる二人。席が近いとはいえ、関わることはあまりないのだろうと思われていたのだが、渚の方から克巳にしょっちゅう話しかけてくるのであった。
ぼっち男子×のほほん女子のほのぼのラブコメです。
※あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。
東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」
──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。
購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。
それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、
いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!?
否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。
気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。
ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ!
最後は笑って、ちょっと泣ける。
#誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。
S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…
senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。
地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。
クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。
彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。
しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。
悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。
――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。
謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。
ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。
この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。
陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる